人気作品『ワンピース』はただ戦うだけでなく時にはユーモア溢れる場面もあります。
そして時には思わずキュンキュンするような恋愛の描写もあります。
今回は『ワンピース』の中の「恋愛」にスポットを当て、「この2人はなかなかお似合いなのではないか」と言うカップルについて考察していきます。
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『ワンピース』ベストカップル2019
それではベストカップルを発表します。
ただ発表するだけでは面白くないので、熱愛度が高いであろう順にランキング形式で発表しようと思います。
また今回は「ハッキリとした色恋沙汰の描写は無くとも恋愛関係にある可能性がある」カップルも一部含ませて頂きました。
そして当記事は私個人の見解です。
各ランキングの説明も私個人の見方ですので、もしかしたら皆様の見解と異なるかもしれません。
あらかじめご了承ください。
第10位:ミルキー&トニートニー・チョッパー
それまで一切恋してこなかったチョッパーが唯一惚れた女性こそ幻の島『ゾウ』の住人、トナカイのミンクのミルキーです。
同じ「トナカイ」惚れるところはどこかチョッパーらしさを感じます。
また一目惚れであるところにはチョッパーの初々しさが見えて、よりチョッパーが可愛く見えます。
「ワノ国」編がヒートアップしていく中、果たしてチョッパーの恋はどの様な結末を迎えるのでしょうか。
ちょっと気になるサイドストーリーですね。
第9位:コアラ&サボ
友達(仲間)以上恋人未満の関係の二人。
「用件人間」のサボに手を焼くコアラは、まるでサボの世話係ですね。
しかしその反面、かつて一度意識を失ったサボが寝込んだ頃、付きっきりで看病するなど健気な一面も見せます。
距離が近すぎるからこそ意識しないだけなのか、それとも本当に革命軍の仲間としてのみ見ているのか。
もしかしたら私個人の妄想で終わるかもしれませんが、こういう関係の二人だからこそ今後にも期待です。
第8位:マンシェリー&レオ
「一方的な片想いの小さな姫」と「その想いに気が付かない鈍感な頼もしい戦士」です。
『ドレスローザ』で救出されて直ぐにおんぶを求めるあたり、マンシェリーのレオに対する想いは相当なものであるに違いありません。
それに対してレオはその要求を「ワガママ」と言い、彼女を救った直後には「少し太ったのでは?」と言ったデリカシーの欠片もない発言をしています。
恐らく本当に彼女の想いに気付いていないのでしょう。
まるで思春期の学生のような感じですが、レオがその想いに気付く日は来るのでしょうか。
第7位:サディ&サルデス
「いやいや。こんなのどこにも描写なかったじゃん。」
そう思う人が、サディとサルデスの関係に関しては殆どでしょう。
それが実は1ページだけあるんです。
『ワンピース』663話「CC」の扉絵に、インペルダウン副署長に就任したサルデスにサディちゃんが恋心を寄せる絵が映っています。
サルデスの身長も大幅に伸び、クールさも増しています。
やはり、女性はサルデスのような寡黙でクールなスタイルのいい男性に惚れるのでしょうか。
地獄に芽生えた甘酸っぱい恋。
もしかしたら、またどこかで彼らの関係の進展も見られるかもしれません。
第6位:カヤ&ウソップ
ウソップの故郷に住むお嬢様と、かつて両親を亡くして精神的に落ち込んでいたカヤを元気付けるために嘘をつき続けた心優しい青年こそウソップで、そんな二人の関係です。
ウソップは旅立ちの際に目的を「勇敢なる海の戦士になるため」と言う一方で、「今度会うときは嘘のような面白い話(実話)を沢山する」とカヤに約束しています。
一方、そんな彼を本音は引き留めたかったけど、昔からのウソップの夢であるから引き留めなかったカヤは、「ウソップがボロボロで帰ってきても大丈夫なように」と医者を目指しています。
幼馴染みの彼らですが、そうした互いの想いにはどこか「幼馴染み」以上の想いを感じます。
第5位:シャッキー&シルバーズ・レイリー
『シャボンディ諸島』にあるぼったくりバー店主と、海賊王の仲間です。
ただの腐れ縁の様な関係に見える両者ですが、海賊王が生きていた時代やその歴史を知る者同士、どこか気の合うところがあるのでしょう。
互いに異性として見るような描写はありません。
しかし隠居暮らしのレイリーの下宿先がシャッキーの店だったり、「一度外出したら長らく帰らない。またどこかで他の女と一緒なのでは」と言ったような「熟年夫婦」の様なやり取りが時折見れます。
結婚して互いに年を取ったら彼らのような互いに干渉しない、持ちつ持たれつの関係が丁度良いのかもしれません。
第4位:ポートガス・D・ルージュ&ゴール・D・ロジャー
伝説の海賊王の妻と、『ワンピース』の世界で大海賊時代を始めた伝説の海賊王その人です。
ルージュは海賊王に関するものを根絶やしにしようとする海軍の目を掻い潜るために、20ヶ月に渡り息子『火拳のエース』を身籠り出産後死んでしまいます。
またロジャーも獄中で海兵のガープに対して、「自分が罪人だとしても産まれてくる子供に罪はない」として出産後エースを守るよう頼んでいます。
この2人に共通するのは間違いなく「我が子を想う親心」でしょう。
エースが産まれた時には両親は居ませんでしたが、もし生きていたら『ワンピース』の中でも随一の幸せな家庭を築いていたことでしょう。
第3位:シャーロット・プリン&サンジ
元々は四皇『ビッグ・マム』こと海賊『シャーロット・リンリン』が、自身の勢力拡大を目的に『ジェルマ66』に対して互いの子供を政略結婚させる為に会わせた2人です。
実母のビッグ・マムにも気味悪がられた第三の眼をコンプレックスに感じていたプリンに対して、サンジはその眼を初めて目の当たりにした時「美しい瞳」と褒めました。
コンプレックスに感じていた所を嫌な顔一つせずに受け入れたサンジに、その優しさに次第に惚れ込んでいくプリン。
しかし島を抜けて『麦わらの一味』に戻ろうとするサンジを見て、プリンは別れ際にサンジの中の彼女自身との思い出を消し、自身の手元にまさに「宝物」のように残します。
何とも切ない乙女の想いが上手く描かれた瞬間です。
その時間はあっという間に過ぎましたが、プリンにとっては何物にも替え難い幸せな時間だったでしょう。
第2位:ルシアン&セニョール・ピンク
大雨の中偶然同じ軒下で雨宿りをすることになった2人。
まるでドラマのような出会いですね。
セニョールは、海賊嫌いのルシアンに嫌われたくない一心で自らの身分を銀行員と偽ります。
そんな愛のためについた嘘もルシアンに程なくバレてしまい、彼女は嵐の中家を飛び出し、不慮の事故で植物状態になってしまったのです。
それでももう1度彼女の笑顔が見たいセニョールは試行錯誤の末、息子ギムレットのボンネットを被っていれば僅かにルシアンが笑顔になることに気づきます。
それが今現在の彼の姿です。
周りから変態と言われようと、ドンキホーテファミリーに嗤われようと、彼は一切動じません。
「その格好をしている間はルシアンが微笑んでくれるから」です。
愛する者を失っても、なお貫かれるそのハードボイルドなポリシーには感服ですね。
第1位:ベビー5&ドン・サイ
彼ら以上の熱愛は『ワンピース』史上無いのではないでしょうか?
また、これから先も彼らほどの恋愛はまず無いと言っても過言ではないでしょう。
元々は『ドレスローザ』で敵同士でしたが、戦いの最中ベビー5を「便利な物」扱いするラオGに怒ったサイの「勝ったら嫁に迎える」宣言が全ての決め手でした。
その時のサイの気迫、ベビー5本人を前に言い切る度胸がサイの彼女に対する気持ちの強さを物語っています。
ベビー5は素直過ぎて健気なので、本当に幸せになってほしい!
これからの二人がまた『ワンピース』で描かれる時がもしあれば…と思うと楽しみですね!
ワンピースベストカップル考察2019!のまとめ
ここまでの発表如何だったでしょうか?
派手な戦闘が多い『ワンピース』ですが、そうした中で芽生える恋愛もまた一段と甘酸っぱく見えるのかもしれません。
『恋はいつでもハリケーン』の『ワンピース』。
今後も、もしかしたら思わぬところで思わぬ二人がお互いを意識し始めるかもしれません。