『ワンピース』は現在ワノ国編に突入し、958話目。
カリブーがワノ国でこれまでどんな行動をしてきたかのまとめと、これからの決戦に向けてどう動いていくのかを予想してみました!
ドレークに捕らえられてワノ国兎丼の囚人採掘場へと入れられていたカリブー。
彼は後から入ってきたルフィに協力してもらってなんとか脱獄しようと試みます。
囚人達にとっては希望の星となっていたルフィに気に入られるためにも、カリブーはその便利なヌマヌマの実の力を使って囚人採掘場を混乱させていく事に。
独特な立ち位置の彼は今後のワノ国にどんな影響を与えていくのでしょうか?
それではカリブーのワノ国編での活躍まとめと展開予想をご覧ください!
Contents
カリブーのワノ国編のこれまで
まず、カリブーがこれまでワノ国編で起こしてきた行動についてまとめてみました!
囚人採掘場にて
億超えのルーキーとして新世界入りした濡れ髪のカリブー。
ルフィの首を狙うなどアグレッシブな動きを見せていたものの、ドレークに捕まり囚人採掘場に入れられていました。
そんなカリブーは自らが脱獄するために、その強さをよく知るルフィに協力を申し出ます。
カリブーに特に良い感情を持っていないルフィは、そんなカリブーを面倒がって、先に収容されていたキッドと組むことを進めます。
しかしキッドの噂を聞いていたカリブーはキッドを対した奴ではないと判断していました。
噂に踊らされるカリブーに呆れるルフィでしたが、そこでカリブーの前に現れたキッド。
カリブーの話を全て否定すると、「カイドウを討つのは自分だ」とルフィと衝突。
そんな二人に挟まれたカリブーはガタガタ震えるしかありませんでした。
面白い妖術の力で
囚人採掘場では大看板のクイーンが考えた大相撲インフェルノというイベントが行われていました。
首輪をつけられて土俵の上で一日戦い続けていたルフィとヒョウ五郎。
夜になりルフィの強さに興味を持ったヒョウ五郎が、ルフィの戦う理由を尋ねます。
そこで説明ベタなルフィに変わって説明をすることになったのが雷ぞう。
雷ぞうはカリブーのヌマヌマの実の能力で身を隠していました。
雷ぞうがルフィの手錠の鍵だと思って入手していた鍵はなぜかカリブーのもので、カリブーは一足先に自由の身に。
とはいえ自由になっただけではワノ国から逃げ出す事など出来ません。
カリブーはルフィの子分になるから帰りの船に乗せて欲しいと懇願。
残虐非道な部分を抱えているカリブーでしたが、何かしら考えがあるのかルフィは受け入れます。
既にカリブーの能力の便利さを感じていた雷ぞうも、「中々に面白き妖術を使う」と太鼓判。
この戦いにはカリブーの能力が役に立つとルフィにオススメするのでした。
親分タニシを飲み込んで
ビッグマムが襲来した事で大混乱に陥った囚人採掘場。
そんな大混乱の中で、今度は檻の中の河松の鍵を探していた雷ぞう。
そんな雷ぞうを陰ながらサポートしていたのがカリブー。
カリブーはワノ国で電伝虫代わりに使われていたスマートタニシと親分タニシによる通信の弱点を知っていました。
スマートタニシだけでは念波が弱く、親分タニシが中継地点となる事で通信が成立していたのです。
つまり親分タニシが使えない状態になれば、一帯の通信が完全に途絶える事になる。
そしてその親分タニシを無効化する役目を背負ったのがカリブー。
ヌマヌマの実の力で親分タニシを飲み込んで念波を遮断し、囚人採掘場の通信を完全に無効化するのでした。
そんなカリブーの活躍もあって最終的に囚人採掘場をルフィ達が制圧。
通信を上手く使う事で囚人採掘場をより安全な状態へと導いたのでした。
採掘場制圧以降は描写がありませんが、おそらくはルフィたちと共に行動していると思われます。
カリブーのワノ国編での今後の展開予想
次に、カリブーがこれからワノ国でどんな行動をしていくのか、予想してみました!
- ヌマヌマの実の能力で侍達を運ぶ!?
- ドレークにリベンジする!?
- カリブーの言う「あの人」問題
- カリブーが敵側となる?
ヌマヌマの実の能力で侍達を運ぶ!?
ワノ国編では捕まっている上に自分の実力を自覚しているせいか、すっかりサポート役としての地位を作りつつあるカリブー。
自然系能力者の中では流石にかなりしょぼいようにも思えますが、キャラクター的には丁度いいポジションだと思います。
そんなカリブーは能力的には今回のワノ国での戦いに非常に向いていると思います。
色々なものをその体に飲み込んでいくようなヌマヌマの力は、大量の侍達を鬼ヶ島へと連れて行く際にその効果を最大限に発揮するのではないでしょうか。
この能力を使えば鬼ヶ島に連れていく人数も増やせるかもしれませんし、敵の思いも寄らない場所に戦力を集中させる事も出来るでしょう。
決戦の日まで目立つわけにもいかないですし、カポネ・ベッジのシロシロの実のような移動要塞的な使われ方をするのかもしれません。
ドレークにリベンジする!?
色々な因縁が飛び交うワノ国編においては、カリブーにも少なからず因縁のある相手がいます。
それは自らを捕まえ、今や百獣海賊団でも相当な地位を築いているドレーク。
実力的にはおそらく全く歯が立たないレベルの相手でしょう。
しかし今回の戦いは、単純な1対1の戦いというよりは、集団戦の意味合いも大きいです。
誰かがドレークと戦っている場面で、借りを返すべく戦いに参加するのではないでしょうか。
とはいえカリブーが勝利しているような姿も想像出来ませんし、出てきた所でまたしてもやられてしまう流れかもしれませんが。
カリブーの言う「あの人」問題
カリブーといえば未だに解決していない問題が一つあります。
それは彼が魚人島で言っていた「あの人」という言葉です。
カリブーが魚人島で手に入れたしらほし姫の秘密。
それを彼は「あの人」への手土産とする事で気に入られようとしていたのです。
果たして彼の言う「あの人」とは誰なのでしょうか?
かなり多数の海賊が集まる今回のワノ国編でならば明かされる事になるかもしれませんね。
カイドウの可能性や、まさかのオロチという可能性もあります。
オロチに情報を流しているのがカリブーであったり…とか?
まあワノ国に来ていない黒ひげや、古代兵器を求めていたクロコダイルなんて可能性もあるかもしれませんが。
カリブーが敵側となる?
もしカリブーがまたも敵側になるとしたら、親分タニシを飲み込み、今度は錦えもんたちの邪魔をする、ということも考えられます。
例えば、958話で錦えもんがルフィやヒョウ五郎に連絡を取ろうとするもつながらないのは、カリブーが電波を遮断しているからかもしれませんよね。
いくら嵐であっても錦えもんのスマシだけ繋がらないというのは少し不思議なので…。
カリブーはコロコロと立ち位置を変えるキャラクターで、すべては生き延びるため。
そのためならルフィたちを敵に回すなどなんとも思っていないはず。
オロチからの何らかのアプローチがあり、ヌマヌマの実の能力を使ってオロチに協力しているのかもしれません。
カリブーのワノ国編展開まとめ
カリブーのワノ国編でのこれまでとこれからの予想をまとめてみました。
自然系の能力者でありながらも、その小物っぷりから非常に残念なキャラだったカリブー。
しかし今回はその能力がワノ国での目的と非常にマッチングしているように思えます。
特に何故か雷ぞうなんかともかなり仲良くなっていますし、この先の戦いでも意外な活躍を見せる事になるかもしれません。
とは言っても小物は小物ですし、割とすぐに裏切ったりする可能性も残されているのが面白い所です。
ある意味では非常に先の読みづらいキャラクターと言えるだけに注目しておいた方がいいかもしれません。
これからの『ワンピース』ワノ国編も楽しみにしましょう!