『ワンピース』950話で河松が単独行動に出ていた。
「拙者急ぎ行きたい場所がある」と。
ルフィたちがやってきて、ビッグ・マムにクイーンが吹っ飛ばされて牢獄が壊れるまでの13年間、河松はひたすらに牢獄の中で耐えて過ごしてきた。
そんな河松が「急ぎ行きたい場所」とはどこなのか?
13年間もの間、想い焦がれていた場所?忘れたくても忘れられないような、河松自身を呼んでいる場所があるのだろうか?
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鈴後のおいはぎ橋に登場した河松
河松が次に登場したのは、『ワンピース』952話にて、鈴後のおいはぎ橋だった。
兎丼を出て急いで行きたい「場所」は、「鈴後」だったのだろう。
では、鈴後のどこに向かう予定なのか。
鈴後にあると思われる場所は…
- 「刀神」として祀られている「剣豪リューマの墓」
- 北の墓場
- 牛鬼丸に会いに
決戦前に大事な人の墓参りだろうか?
それとも、『ワンピース』952話で泣きながら去ってしまった牛鬼丸に会いに?
河松と牛鬼丸との関係
そのおいはぎ橋で河松の姿を見た牛鬼丸は、河松の生存を願い、その無事を祈っていたと言えるだろう。
しかし、相手の河松自身は牛鬼丸の事を知らない様子。
その姿を見てもピンと来ていなかったように思う。
――という事は、その牛鬼丸の背後に「誰か」がいるという事だろうか。
もしくは一方的に牛鬼丸が河松を知っていた?
この場所を離れどこかへ駆けて行った牛鬼丸は、この事をその「誰か」に伝えに行った?
もしかすると、河松が行きたい場所とは牛鬼丸が向かった場所と同じなのかもしれない。
牛鬼丸が向かった場所には誰が?
では、牛鬼丸が向かった場所には誰がいるのだろうか。
一番に思い浮かぶのは、河松と同じ赤鞘九人男で、未だ登場がない「傳ジロー」。
あとは、鈴後にも霜月康イエ同様に大名だった人がいるはず。
既にカイドウ・オロチとの戦で亡くなっているだろうが、河松が生きていたとその墓に伝えに行ったのかもしれない。
日和と会ったのは河松には想定外
ちなみに、日和とこの場所で会ったのは全くの想定外という感じだった。
河松は日和の事は探していなかったようだ…。
日和に関しては、河松自身の失態もあったようだが、日和がやつれていく河松を見て自分のせいで死なせてはいけないと、逃げてしまったという過去があった。
そのため、河松はまさか日和が生きているとは思っていなかったのかもしれない。
河松が行きたかったのは刀を集めていた場所!
ここまで考察してきたが、『ワンピース』953話にて、河松が行きたかったのは自身がおいはぎ橋で盗賊たちから奪った刀が置いてある場所が無事かどうか確認しに、ということだと判明した!
もともと「牛鬼丸」であったのも河松であり、今現在の牛鬼丸は、ここ鈴後の元大名「霜月牛マル」の側にいた狐「オニ丸」が変化したものだったのだ。
13年前に河松とはぐれて以降、オニ丸もまた河松のためを思い、13年もの間、おいはぎ橋で河松の代わりに武器を集めていたらしい。
なんて素晴らしい想い合う関係…。
しかしこれで、錦えもんたち反乱軍に足りなかった武器はやや確保できた!
ゾロたちには今の事情は伝わっていないものの、あと1週間あればこの武器を集合場所に運ぶこともできるのでは?
あ、運び方が問題か…。
兎丼を出た河松が急ぎ行きたい場所のまとめ
河松の急ぎ行きたい場所、は鈴後だと判明した。
ここからまた反乱軍の集合場所へどうやって武器を届けるかなどの問題はあるものの、ひとまずは行きたい場所に行けてOKといったところだろう。
河松もかなり有能すぎるキャラクター!
アシュラ童子も意外と知略を進めているし、ワノ国に残った赤鞘九人男はさすが20年を現場で生きているだけあって非常に優秀だ。
河松をはじめ、これからの赤鞘九人男たちの動きに期待!