ワノ国編が盛り上がっている『ワンピース』
四皇との本格的な直接対決という事でこれまでにないくらいに大きな規模での戦いになっていますよね!
そしてワノ国の大ボスが四皇の一人であり最強の生物とまで呼ばれるカイドウ!
ロジャーや白ひげといった過去の人物を除けば、現状では最高額の賞金首でもあり最強の海賊の一人と言って間違いないでしょう。
あまりにも強すぎるが故にどうやって倒すかというイメージすら湧かない訳ですが、果たしてルフィはこんな怪物にどうやって勝利していくのか?
今回はカイドウの倒し方について考えていきたいと思います!
Contents
最強生物カイドウのこれまで
あまりにも強すぎる存在として描かれているカイドウ。
尾田先生自身もカイドウをどうやって倒したら良いのかわからないと語っていた程ですし、ここまで物語が進んでも全く勝てるイメージが湧いて来ません。
ワノ国編の大ボスのカイドウですがこれまでに結構戦闘している姿は描かれています。
まずはここまでのワノ国でのカイドウの様子を振り返ってみましょう!
博羅町での戦い
ワノ国にやって来たばかりのルフィと博羅町で戦ったカイドウ。
お玉を傷つけられた事でブチギレたルフィと戦う事になっていました。
ギア3でのラッシュに加え、ギア4「弾む男」状態での猛攻という事で、この時点のルフィの全力での攻撃がカイドウに叩き込まれたと思われます。
攻撃しているルフィが息切れするくらいでしたし、本気を出していたのは間違いないでしょう。
しかしルフィの最大級の攻撃を延々と食らい続けても一切ノーダメージだったカイドウ。
起き上がったカイドウは一撃でルフィを沈めてしまい、結局ルフィの攻撃はカイドウの酔いを覚ます程度の効果しかありませんでした。
カイドウからすればこの程度の攻撃ではダメージを感じもしないのでしょうね。
ビッグマムとの交戦
ワノ国へと突如襲撃してきたビッグマムと喧嘩する事になったカイドウ。
古くからの知り合いとはいえ現在はお互いが四皇という立場。
そんな二人が本気で戦ったらどうなってしまうんだと心配になりました。
喧嘩は一晩中続いていたものの、結局は何故か最終的には和解する事に。
お互いが割と本気を出していたように見えますが、両者ともにほとんどダメージはなさそうでしたね。
過去の光月おでんとの戦い
カイドウにとって大きな意味を持つ戦いとなったのが20年前の光月おでんとの戦い。
この戦いでカイドウは肉体的にも精神的にも大きなダメージを負う事となりました。
戦力的にも百獣海賊団が圧倒的に有利という状況で始まったこの戦い。
しかし光月おでんと赤鞘九人男はそれでも怒涛の勢いでカイドウに迫り、おでんはカイドウに大きな傷を与える事に。
カイドウとしても1対1の戦いだったら負けていたと自覚しているはずで、ここでの敗北が更にカイドウを成長させたと言えそうです。
赤鞘九人男との戦い
遂に討ち入りとなり口火を切る形で赤鞘九人男と戦う事になったカイドウ。
突然の襲撃に驚き、しかも赤鞘の侍達の攻撃が自分に通じている事にカイドウ自身が驚かされていましたね。
圧倒的な肉体を誇るカイドウにとって、これまで自分に傷をつけたのは光月おでんだけだったはず。
しかしそんなカイドウに赤鞘の侍達の攻撃は次々と傷をつけていき、カイドウとしてもかなり焦ってしまった事でしょう。
おでんがかつてカイドウに傷をつけた桃源十拳を赤鞘の侍達が使い再び傷をつけたものの、かつてのおでん程の威力はありませんでした。
そこからは攻守交代となり、カイドウが赤鞘の侍達を圧倒してしまいましたね。
屋上での大決戦
敗れた赤鞘の侍達に代わって登場となったのがルフィ達最悪の世代のメンバー達。
ここでの戦いでは皆の攻撃がしっかりとカイドウに通じるようになっていました。
ルフィはワノ国編で習得した流桜による攻撃で、ゾロは新たに手にした刀である閻魔を主力とした攻撃。
キッドは物量でカイドウを押しつぶし、キラーやローはカイドウの体内に攻撃を響かせるようなやり方となりました。
これらの攻撃はどれもカイドウにダメージを与えていたようですが、やはり致命傷とまではなっていません。
どれだけ戦い続けてもカイドウはピンピンしていますし、戦いながらも自己再生しているという印象が強いですね。
カイドウの倒し方について
討ち入りが始まってからも沢山のキャラクターの攻撃を真っ向から受け続けていたカイドウ。
しかしどれだけの攻撃を食らってもあまり消耗したという印象もありません。
防御力の高さはもちろん生命力も高く、更には自己再生能力も高いというのが厄介な所なのでしょう。
それだけにカイドウを倒す為には、回復が追いつかない程の大きなダメージを与える必要があるはず。
ここからはどうやればカイドウを倒せるのかという部分を考えていきたいと思います。
カイドウへのダメージの与え方
非常に屈強な肉体を持っているカイドウ。
基本的にカイドウは攻撃を躱すという事はしておらず、どんな攻撃も真っ向から受けて立つというスタンスです。
そして実際に大抵の攻撃ではカイドウの肉体に傷一つつける事も出来ませんでした。
しかし討ち入りが始まってからは割と普通にダメージも食らっています。
ルフィの打撃はもちろん、ゾロや侍達の斬撃、ローの内部への攻撃など、ダメージを与える方法は様々。
とはいえどれもカイドウを倒せる所までは来ておらず、やはりもう一段階上の力が必要になってくるのでしょう。
ルフィ自身の成長
ここまで討ち入りメンバーが次々と入れ替わる形でカイドウと戦ってきました。
しかし赤鞘の侍達がリタイアとなり、最悪の世代のメンバー達も戦場から外れてきただけに、ここからはやはりルフィがカイドウと決着をつける流れになるのでしょう。
そうなるとやはりルフィの成長こそが鍵を握っていそうですよね。
ワノ国の覇気「流桜」
カイドウと1対1の状況となったルフィ。
ワノ国編でヒョウ五郎に教えてもらったワノ国の覇気である「流桜」こそがカイドウ戦での大きな武器となっています。
「流桜」は体内に流していた武装色の覇気を体外にまで出して纏うようなやり方です。
そうやって使えば相手の内部に自分の覇気を流し込む事が可能で、敵を内部から破壊する事で威力が高まるというイメージですね。
ワノ国編序盤でルフィは通常の武装色の覇気でカイドウに攻撃を繰り返していましたが、その際は全くダメージを与える事が出来ませんでした。
その一方で討ち入りでの戦いの際にはギア3やギア4の攻撃でなくともダメージを与えられていて、覇気の使い方によって攻撃力が格段に上がったのだと言えるでしょう。
覇王色を纏った覇気
流桜という覇気の新たな可能性によって大きくレベルアップした様子のルフィ。
しかしあくまでもその状態ではようやく打倒カイドウのスタート地点に立てただけとも言えるでしょう。
ダメージが通るようになったとはいえ、火力が足りない事は変わりありませんからね。
重要な火力を上げるという部分において重要になってくるのが、1010話でルフィが言っていた纏う覇王色の覇気。
カイドウ曰く、一握りの強者だけが覇王色を纏うというやり方が出来るとの事。
流桜によって覇王色の覇気を纏った事により、相手に触れる事もないまま強力な打撃を可能にしていました。
元々は相手を威圧するという使い方をしていた覇王色の覇気。
しかしこうやって纏う事により、自らの攻撃力を遥かに上昇させるという効果もあるようです。
この段階まで来ればカイドウにもしっかりとダメージを与える事が可能で、攻撃を続ければ倒す事も不可能ではないでしょう。
しかし問題はカイドウの方もとっくにこのやり方をマスターしていた事です。
同じ能力の使い方をしたとすると、やはり圧倒的な肉体の強さを持ったカイドウの方が有利に思えてしまいますからね。
新たなギアの発動!?
流桜をマスターし、それによって覇王色の覇気をも纏う事が出来るようになったルフィ。
しかしそれでもまだカイドウを倒すには何かが足りないという印象です。
やはりカイドウを倒す為にはもう一段階レベルを上げなければならないのではないでしょうか。
そんな風に考えていくと、やはり思いつくのは新たなギアの発動でしょう。
ギア2、ギア3、そしてギア4と、強敵との戦いの中で新たな形態を披露してきたルフィ。
しかしそもそもギア4は時間制限もあり、ルフィにとってもかなりリスクのある技でもあります。
体への負担も大きい技であり、師匠であるレイリーからも別なやり方を考えるべきだと言われていました。
それだけにルフィにはカイドウという高い壁を乗り越える為にギア5を発動させて欲しいですね。
その力で四皇であり最強の生物であるカイドウに勝利して欲しい所ですし、ギア4が持つ欠点を無くしたゴム人間としてのルフィの最強形態こそがギア5となるような可能性も高そうな気がしますね。
仲間達の協力の可能性
ルフィとカイドウが1対1の状況になっただけに、このまま決着を迎えそうな雰囲気も感じます。
しかしまだ他にも色々な展開が予想出来る状態でもあるんですよね。
ヤマトとの共闘
カイドウと1対1の状況となっているルフィ。
このままタイマンバトルで勝利して欲しいという気持ちもありますが、話の流れ的にもここにヤマトが乱入してくる可能性は高いでしょう。
ヤマトは光月おでんに憧れを持っていて、父であるカイドウの事は憎んでいる状態。
親子対決となると色々と複雑な気もしますが、ヤマトにとってもカイドウは乗り越えなければならない相手なのでしょう。
その一方でカイドウは新鬼ヶ島という国を作り出し、その将軍をヤマトに任せようとしていました。
なんだかんだヤマトという自分の子供を大事に想っている可能性もありますし、その辺りの関係性の部分も描かれていきそうではありますよね。
いずれにしてもヤマトがルフィと共闘してカイドウにダメージを与えるような展開は考えられそうです。
ヤマトは飛び六胞のうるティを一発KO出来る程の強さを持っていますし、カイドウにも大きなダメージを与える事くらいは出来るのかもしれません。
桃太郎の物語が鍵を握る!?
今回のワノ国編は日本がモチーフになっている訳で、しかもボス敵であるカイドウとの決戦の舞台は鬼ヶ島。
そうなってくると日本人だったらどうしても「桃太郎」の物語を思い出してしまいますよね!
桃太郎が犬、猿、雉という3匹のお供を引き連れて鬼ヶ島の鬼をやっつけるという有名な奴です。
流石に桃太郎というキャラクターはいないものの、それに代わる立ち位置としてモモの助が存在しています。
そして主人公のルフィの本名は「モンキー・D・ルフィ」であり、お供の中の猿とも言えるでしょう。
犬に該当するキャラと言えばイヌアラシや狛犬の狛ちよ。
雉に該当するキャラはマルコ辺りでしょうか。
流石に青雉クザンがここから参戦してくるのは無理がありそうですからね。
鍵を握るアイテムのきびだんごはお玉が生み出せる訳ですし、彼らのサポートがあった上でルフィが最終的にカイドウを倒すとなれば、ある意味では「桃太郎」の再現と言えなくもないかもしれません。
まあ既に総力戦となっていますし、今更「桃太郎」っぽくなるのは無理かもしれませんが。
最強生物カイドウの倒し方まとめ
討ち入りも始まって結構経ちますが、まだまだ倒れる気配すらないカイドウ。
ダメージを与えている描写もかなり多くなってきましたが、その割に全く消耗している様子がないのが絶望的でもありますよね。
ストーリーの流れ的にも、ここから先は基本的にルフィが一人で相手をする事になるでしょう。
加勢するとすればヤマトですが、いずれにしても最終的にはルフィが決着をつけてくれるはず。
覇王色の覇気を纏うという戦い方で勝利するのか、それとも更なる奥の手を出して勝利するのか?
どんな結末になっていくのか本当に楽しみですね!