ワノ国編の大ボスとしてルフィ達の前に立ち塞がっているのが四皇のカイドウ。
世界最強の生物という名に相応しい強さを見せてくれていますよね。
ルフィも既に二度完敗している程の実力者ではあるのですが、その反面カイドウには気になる部分も結構あります。
かつて明かされていた経歴の部分や過去の描写などによって、実はそんなに強くもないのではとも思われているんですよね。
今回はカイドウが弱いと思われている部分について考えてみたいと思います!
Contents
最強生物のカイドウは実は弱いのかを考察!!
世界最強の生物という肩書きの割には結構弱々しい部分も見せているカイドウ。
情緒不安定気味な部分もあるせいか、実はそこまで強くもないのではと思われがちになっています。
まずはこれまでのカイドウの描写の中で気になる部分をまとめてみたいと思います!
海軍に捕まっていた経歴
カイドウが本格的に登場となった際には、カイドウがこれまで海軍に18回も捕まった事があるのだと語られていました。
世界最強の生物と呼ばれているのに、何故そんなに捕まってしまったのかと疑問に感じてしまいますよね。
たった一人で他の四皇や海軍に挑んだ末に捕まったという話ではありますが、捕まった以上はちょっと情けない印象を持ってしまいます。
もちろん捕まったからと言ってそのままというはずもなく、1000度の拷問にも耐えたり40回もの死刑宣告で様々な刑を経験するもカイドウの肉体には通じず。
その結果として巨大な監獄船を9度も沈めてきたとの事。
エピソードだけを聞けばカイドウの凄さを示している事は間違いないのですが、やはり何度も捕まってしまったという部分は気になりますよね。
まだ若い頃にロジャーや白ひげ、ガープなんかに挑んでの敗北だったりしたならば納得出来そうではありますが。
過去のおでんとの戦いでの失態
最強の生物という肩書きもあってその強さに期待されていたカイドウ。
しかしそんなカイドウの株もおでんの過去編で少し落ちる事になりました。
黒炭オロチと手を組んだカイドウは、光月おでんという最強の侍がワノ国にいない間に準備を進めていました。
そしてそのおでんが帰ってきたタイミングでは、人質を使っておでんと戦う事を避けて5年も時間を稼ぐという汚いやり方をしていて印象が悪いですよね。
しかも5年前であれば自分が分が悪いと感じていたのもちょっとがっかりな部分で、それでいて自分達が圧倒的に有利な状況を作った上でおでんに負けそうになったのも格好悪い部分です。
マネマネの実の力を使った黒炭ひぐらしによって助けられた割にはそのやり方を良しとせずに殺してしまうなど、汚いのか正々堂々としたいのかも微妙な所です。
鬼ヶ島の戦い
遂に始まった討ち入りの際には、赤鞘九人男やルフィ達最悪の世代の面々と連戦していたカイドウ。
圧倒的な強さを見せてはいるのですが、精神的に不安定な部分を感じる場面がありました。
突然の赤鞘九人男の襲撃に驚き、彼らの刃が自分に通じる事に驚いて悲鳴を上げたりした姿はちょっと格好悪かったですね。
その後もダメージが少ない割には結構叫ぶ事も多く、最強の存在としては器が小さい部分も感じます。
おでんに負けそうになったという過去があるせいか、おでんに対して誰よりも複雑な感情を抱いていて、そのせいかメンタルが安定していないようにも感じます。
同じ四皇のビッグマムはネタキャラっぽい部分もありますが四皇としての威厳は保っている印象があり、それに比べるとカイドウは少し格が下がっているようにも思えるんですよね。
そういう要素の積み重ねによってカイドウが少しだけ弱いのではと感じてしまうのではないでしょうか。
強すぎる肉体を持つが故の慢心??
強大な力を持ったキャラクターが数多くいる『ワンピース』
悪魔の実による強さや覇気による強さなど、強さにも色々な種類がありますよね。
しかしシンプルに肉体の強さという点においてはカイドウは間違いなく世界トップと言えるでしょう。
肉体の強さで彼に並び立つ事が出来るのは同じく四皇の一人であるビッグマムくらいだと思われます。
とはいえあまりにも強すぎる肉体を持つが故に攻撃を食らってしまっている描写も多いんですよね。
相手の攻撃は避けない!?
自分の肉体の強さには絶対の自信を持っているカイドウ。
しかしそれ故に敵の攻撃を防ごうだとか回避しようとかは全く思っていない様子。
ルフィとの最初のバトルの際には、ルフィの力を見極めるかのように延々と攻撃を食らい続けていました。
その上でルフィを一発KOしたりとその凄さは間違いがありません。
とはいえ見極めを誤る事も多いようで、赤鞘の侍達の攻撃が自分に通じる際には結構驚く様子が描かれていました。
油断としか言いようがない事ではありますが、全ての攻撃を食らう事前提のスタンスで戦っている割にはちょっと情けないようにも思えますよね。
殴られたり斬られたりしてダメージを感じて驚く辺り、最近はそこまで本気の戦いなんかしていなかったとも考えられるでしょう。
まさかの事態に動揺する姿が情けない!?
なんだかんだカイドウが作中でも屈指の実力者である事は間違いありません。
しかしメンタル的な部分で考えると、カイドウはかなり弱いというか安定していないとしか言いようがありません。
普段からお酒ばかり飲んでいて情緒不安定な一面ばかりを見せていましたしね。
ビッグマムがワノ国に上陸する際には、それを阻止するようにと率先して指示を出していました。
国を防衛する立場とすれば普通なのですが、世界最強の生物と言われている割には必死さを感じてしまい少しガッカリではありましたね。
討ち入りの際に赤鞘の侍達から攻撃を受けた時にも驚いていたり、ルフィから突如として強烈な攻撃を受けた際にも驚きを隠しきれていませんでした。
強さの割にはダメージ慣れしていないせいか、行動と発言にチグハグさを感じてしまうのもカイドウを弱いのではと感じてしまうポイントなのかもしれません。
カイドウの弱い部分の考察まとめ
物語的にも作中での評価的にも間違いなくこれまでで最強の相手であるはずのカイドウ。
実際にルフィ達もカイドウに苦しめられていて強いのは間違いないんですよね。
しかし言動の面でガッカリさせられる場面もあり、少なくとも器が大きいとはそれほど感じません。
弱いはずもないカイドウですが、この先の展開ではもっと強くて格好良い一面を見せてくれる事を期待したいですね!