『ワンピース』は現在ワノ国編に突入し、958話目。
狂死郎がワノ国でこれまでどんな行動をしてきたかのまとめと、これからの決戦に向けてどう動いていくのかを予想してみました!
黒炭家御用達の両替屋でありながらもオロチを批判しながら登場した狂死郎。
自分の部下がやられた際には、カイドウの飛六胞をも駆り出して過剰な程に対応します。
自らの遊郭から出た花魁の小紫が将軍オロチに逆らうと、狂死郎は躊躇せずに小紫を斬るのでした。
謎の行動が多い狂死郎がワノ国で迎える結末とは!?
それでは狂死郎のワノ国編での活躍まとめと展開予想をご覧ください!
Contents
狂死郎のワノ国編のこれまで
まず、狂死郎がこれまでワノ国編で起こしてきた行動についてまとめてみました!
オロチを笑う男
「オロチ様も小心でござる!!」
そう言って登場した黒炭家御用達の両替屋の居眠り狂死郎。
「月は夜明けを知らぬ君。叶わばその一念は、二十年を編む月夜に九つの影を落とし、まばゆき夜明けを知る君と成る」
それはおでんの奥方である光月トキが残した最後の言葉。
それをオロチは「20年後の月夜に恨みを晴らすべく九人の侍が化けて出て自分を殺してワノ国を開国する」と受け取っていたのです。
だからこそ20年後の今を恐れているオロチ。
狂死郎は、そんな世迷い言を本気にして恐れるオロチをバカバカしくて小心者だと笑うのでした。
小紫との関係
ワノ国一の美女でありスーパースターでもある小紫。
そんな小紫の遊郭のボスでもあったのが狂死郎。
そんな狂死郎は小紫と共に、将軍オロチのお座敷へと呼ばれます。
将軍オロチは小紫のあまりの美しさに首ったけ。
しかし楽しい宴の雰囲気はオロチが光月家の復活の伝説を語りだした事で一変。
皆が心の中でオロチをあざ笑う中で小紫の禿であるおトコは笑いをこらえきれない状態に。
怒るオロチはおトコを斬ろうとしますが、そこで割って入る小紫。
そしてあろうことか将軍に思い切りビンタを食らわせます。
怒りは限界を超え、オロチは悪魔の実の力で八岐大蛇の姿に変身して暴れまわりますが、そこに潜入していたナミやロビンも参戦。
城内は大混乱となる中で狂死郎も遂に動きます。
小紫の前に立ち、「覚悟は?」と尋ねる狂死郎。
あると答えた小紫を狂死郎は躊躇せずに斬り伏せるのでした。
羅刹町でのゾロとの戦い
ワノ国一のスーパースターであり、将軍オロチの想い人だった小紫を斬り殺した狂死郎。
流石にオロチも怒るものの、小紫がオロチに対して行った事に対する措置としては適切なもの。
狂死郎は変わることなくオロチの側近とも言えるポジションで動き続けます。
そして小紫の死にショックを受けていたオロチの元に、かつての大名霜月康イエが捕まったという報告が。
それに喜ぶオロチは小紫のお供として処刑し、殉葬にしようと考えます。
そして早速行われた霜月康イエの処刑。
オロチは自ら処刑の行われる羅刹町の牢屋敷へとやってきて、自らの手で銃を撃ち、康イエを処刑します。
さらにそこで自らを笑い、小紫が死ぬ原因を作ったおトコを発見。
当然すぐに銃で狙うオロチでしたが、それをかばうように登場してきたのがゾロとサンジ。
康イエを処刑された事で完全にゾロはブチ切れた状態。
作戦のことなどお構いなしに、オロチに向けて攻撃を仕掛けます。
しかしそこに割って入ったのが狂死郎。
自らを「将軍の犬」と語る狂死郎はゾロと互角に渡り合い、結局決着をつけられずにゾロは退く事になるのでした。
そしていよいよ討ち入りの日。
狂死郎は鬼ヶ島には行かず「留守番」とのことですが…。
狂死郎のワノ国編での今後の展開予想
次に、狂死郎がこれからワノ国でどんな行動をしていくのか、予想してみました!
- 狂死郎は敵か味方か!?
- 狂死郎とゾロの第2ラウンド!?
- オロチを裏切り仲間になる!?
狂死郎は敵か味方か!?
完全に敵の立場の狂死郎ですが、只の敵ではない感じの描かれ方をしています。
羅刹町での戦いにおいてもオロチを守ったりしているので、表面的にはオロチ側であるのは間違いないのですが、小紫関連の事を考えると一概にそうとも言えないはず。
問題になるのはオロチ城の騒動の際に小紫を斬ったことです。
皆の前で小紫を斬った狂死郎ですが、小紫はほぼ間違いなく日和と同一人物。
つまり彼は小紫を殺したフリをして逃した訳です。
何故逃したのかと言えば、それは彼女が日和だと知っていたからと考えるのが普通でしょう。
だとすればやはり狂死郎は味方なのでしょうか?
しかし前述の通り、彼はわざわざオロチの命を救っています。
日和の味方であるのならば、オロチは彼にとっても憎むべき敵と考えるのが普通ですよね。
なのでやはり簡単に仲間とも考えづらい所があります。
もしも狂死郎が味方だとすると狂死郎は、あの時点でオロチが死ぬ事が結果としてワノ国での戦いにおいてマイナスになると考えたのかもしれません。
あの時点でオロチがもし死んでいれば、間違いなくカイドウが本気で動いてくるはずです。
オロチは殺せてもカイドウを倒すための作戦は全て無駄になり、結局トータルでは勝利に繋がらないと考えたのではないでしょうか。
20年前のワノ国では狂死郎の名は知られていなかったというのも謎の部分ですし、その辺りにも何か秘密があるのかもしれません。
今の所の情報だと答えを出すのは難しいですが、ワノ国編で非常に重要なポジションの狂死郎だけに、彼が敵か味方なのかが明らかになっていく展開に期待したい所です。
>>>狂死郎の正体を徹底考察!
狂死郎とゾロの第2ラウンド!?
羅刹町でオロチを守った狂死郎は、ゾロとまともに戦ってなお余裕があり、相当な実力者である事を感じさせました。
もちろんゾロは2刀流の状態だったため、全力を出せた訳ではなかったと思いますが、それでも実力はワノ国の侍ではトップクラスなのだと思われます。
狂死郎が敵なのか味方なのかが分かりませんが、どんな形であれゾロと狂死郎はもう一度戦う事になるような気がします。
ゾロとしては2刀だったとはいえ負けた気がしているでしょうから、再戦したいと考えているのではないでしょうか。
狂死郎が現状ワノ国最強の侍であるのならば、ゾロにとっても勝っておかなければならない相手とも言えます。
百獣海賊団の怪物退治も良いですが、まともな非能力者との戦いも面白そうな気がしますね。
オロチを裏切り仲間になる!?
日和と何か繋がりがある狂死郎ですので、何処かのタイミングで寝返ってくれる可能性もあるでしょう。
ゾロと互角以上に渡り合う程の剣の使い手である狂死郎が味方となれば大きすぎる戦力となるはず。
彼が味方側として百獣海賊団と戦ってくれるのであれば、最低でも飛六胞以上の相手になるでしょう。
イメージ的には大看板と戦ってもおかしくない所ですが、流石にその辺りは戦う相手がある程度決まっているような気がします。
そうなるとカイドウと戦う可能性もありそうな気がします。
カイドウの怪物ぶりを見ていると、今回どれだけルフィが鍛えたとしても一人の力で勝てるとは思えません。
みんなの力でカイドウの力を削っていく流れの先鋒として狂死郎が戦うのかもしれませんね。
狂死郎のワノ国編展開まとめ
狂死郎のワノ国編でのこれまでとこれからの予想をまとめてみました。
敵側のキャラとしては結構登場シーンの多い狂死郎。
しかし彼がどういう立場で何を考えているのかはまだまだ分かっていません。
彼が敵であるのか、それとも味方なのか。
それが判明した時に物語は大きく動いていくような気がします。
これまでに登場した侍の中でも屈指の力を持っている狂死郎だけに、敵であっても味方であっても激しいバトルを見せてくれるでしょう。
火祭りの日に彼がどういう行動をとっていくのか大注目ですね!!
これからの『ワンピース』ワノ国編も楽しみにしましょう!