『ワンピース』のドレスローザ編終了後、半ば強引に“麦わらの一味”の子分となった7つの海賊団。
麦わら大船団、とルフィが好むかどうかはさておいて呼ばれるようになってしまいました。
そして、ドレスローザ編のラストでは、今後の未来を示しているかのようなナレーションがありましたね。
極めて異例の子分盃――
引き寄せられてか図らずか
麦わらルフィの子分にと名乗り集った曲者7人
この先各個に成長を遂げ…
いずれ歴史に名を残す一大事件を引き起こすのだが…
今はまだ…誰も知らない物語
歴史に名を残す一大事件…
これは子分となった傘下が起こす事件なのでしょうか？
それとも親分である“麦わらの一味”も一緒になって起こす？
以前エースと黒ひげが戦った「バナロ島の決闘」後にも、似たような「未来の予言」風のナレーションがありましたが…
この二人の海賊の争いは
後に起こるあの極めて大きな事件の…
「引き鉄」として語られる事となる
これは後に、海軍本部vs白ひげ海賊団の「頂上戦争」へと繋がりました。
今回のナレーションは、これを超えるほどの大事件に繋がっていきそうな予感。
一体どんな事件となるのか、考察しました！
Contents
歴史に名を残す一大事件：麦わらの一味傘下含む「麦わら大船団」とは
まずは麦わら大船団を改めて紹介していきましょう。
ドレスローザでの共闘を経て、ルフィの元に集まった七つの海賊団。
バルトロメオの「バルトクラブ」
キャベンディッシュの「美しき海賊団」
レオの「トンタッタ海賊団」
サイの「八宝水軍」
ハイルディンの「新巨兵海賊団」
オオロンブスの「ヨンタマリア大船団」
イデオの「イデオ海賊団」
上記七つの海賊団です。
総勢約5600人、船数70隻、という大船団ですので、四皇にも引けを取らないレベルに一気になってしまいました。
この大船団が引き起こす事件が果たしていつ起こるのか…。
歴史に名を残す一大事件：フィッシャーズと尾田栄一郎先生の対談動画で時期判明
一大事件がいつ起こるのか、について、フィッシャーズさんが尾田栄一郎先生に質問していました！
尾田栄一郎先生の答えは、「もう…もうちょっとです。」と！
歴史に名を残す一大事件は、なんとあとちょっとで引き起こされるということなんです！
これはなんだか燃えますね！！
歴史に名を残す一大事件：ルフィ（麦わらの一味）は関わるのか
ここで一つ考えておきたいのは、「麦わら大船団が引き起こす、歴史に名を残す一大事件」に、ルフィをはじめ麦わらの一味は関わるのか、ということです。
シルクロードさんの聞き方では、「ルフィを含めた大船団が起こす事件はいつ？」というニュアンスでした。
しかし原作の方では、「“麦わら”ルフィの子分にと、名乗り集った曲者7人 この先各個に成長を遂げ、いずれ歴史に名を残す「一大事件」を引き起こす」とあり、ルフィを含めた、というよりも、ルフィ以外の7人が引き起こす、というニュアンスの方が近い気もします。
そのため、ルフィ含め麦わらの一味以外の、7つの海賊団が事件を引き起こすのではないかと考えますが、確定的ではないので、ルフィを含める視点と含めない視点どちらも持ちながらこの伏線を考察していきます。
歴史に名を残す一大事件：現在までの時系列
ワノ国編第二幕が始まる前、黒ひげの元に訪れたモリアに対し、黒ひげが「今朝の新聞を読んだか！」と聞いていました。
このセリフと共に、『ワンピース』の世界の現状が語られましたね！
レヴェリーの4日目に事件が起こったことをこの時点で伝えているので、モリアと黒ひげが会ったのはレヴェリーが開始して5日目の朝だったことがわかります。
そしておそらく同じ日に、ワノ国では火祭りまで残り一週間ということで祝宴が開催。
さらに『ワンピース』955話までで、ワノ国編第二幕が完結となり、火祭りまで残り一日となりました。
ワノ国編第二幕のスタート時点から一週間近く経過していることになります。
これに対応させるとレヴェリーは11日目、となりますが、レヴェリーの開催期間は7日間なので、ワノ国編とレヴェリーの描かれ方に時間差がなければ、既にレヴェリーは終了していることになります。
もし、レヴェリーで一大事件が起こる、という内容だとするなら、もうすでに起こっているということになりますね！
歴史に名を残す一大事件：麦わら大船団のそれぞれの行動
現時点ではバラバラに動いている麦わら大船団。
サイとレオはレヴェリーに参加していたので、レヴェリーが終了してしまえばまたバラバラとなります。
更に他の海賊団はどこにいるのかもわからない状況。
ちなみに、サイとレオはたまたまレヴェリーに参加したら会った、というだけで、お互いがレヴェリーに参加するなんてことは知りませんでした。
となると、一大事件と呼ばれるものを起こすためにレヴェリーに来た、という可能性は0となります！
さらに、お互いの行動を特に打ち合わせていない、把握していないのであれば、一大事件というのは計画的に麦わら大船団が引き起こすのではなく、突発的に起こしてしまった、と考えた方が自然です。
歴史に名を残す一大事件：ワノ国は鎖国国家で×
現在ルフィたちがいるのはワノ国で、鎖国国家として有名。
情報が外に非常に漏れにくいという特徴があります。
情報が外に出ないとなると、麦わら大船団が今のルフィの危機に対してワノ国に行く、なんていうことがあるかといえば無い可能性の方が高いです。
ワノ国に集まる理由が作れないのですね。
さらに、ワノ国への入国方法も機密情報なため、簡単には入れるような場所でもありません。
以上のことから、七つの海賊団が全く情報のないワノ国に行く、というのも現実的ではありません。
歴史に名を残す一大事件：マリージョアは厳重な警備で×
同様に、レヴェリーが行われていたマリージョアは非常に警備が固く、海賊団が集うというのは不可能なレベルだと思えるほど。
つまり、今ルフィたちがいるワノ国に集まるのも、レヴェリーが開催されていたマリージョアに集まるのも無理となると、他の場所に集まって事件を起こす？
「歴史に名を残す一大事件」はワノ国でもマリージョアでもない場所で起こる、というのは正しいと思うのですが、基本同じ行動をしていない以上、どこか特定の場所、ということでもないと思えるのです。
歴史に名を残す一大事件：麦わら大船団傘下それぞれが各地で事件を起こす
それぞれが生きたいように生き、やりたいようにやる。でも助けるべき時に助ける。
それが麦わら大船団の特徴です。
つまり、集まって行動することがないのなら、それぞれが各地で事件を起こしてしまって、その全てが繋がることで「歴史に名を残す一大事件」と呼べるものになるのではないでしょうか。
例えばバルトロメオは扉絵連載の中で、赤髪海賊団のナワバリでシャンクスの海賊旗を燃やしていました。
代わりに麦わらの一味のマークを掲げ、住民を驚愕させていましたね。
このバルトロメオの行動と同じような、今までの安定が崩れるようなことを世界各地で起こし、代わりに麦わらの旗を掲げたとしたら、麦わらの一味による全世界への挑戦状ということになるのでは？
つまり結論としては、麦わら大船団の傘下たちが、ルフィのためにと、赤髪海賊団・ビッグマム海賊団・百獣海賊団・黒ひげ海賊団・世界政府・海軍のそれぞれの旗を燃やしてしまうのです。
そして現存するすべての勢力に、同時に宣戦布告してしまう、という内容なのではないでしょうか！
現状、百獣海賊団とビッグマム海賊団とは戦う流れになっていますが、バルトロメオたちが良かれと思って各地で起こしていくうちに、赤髪、黒ひげ、世界政府との最後の戦いのきっかけを作るのではと思います！
レオとサイはレヴェリー期間中にマリージョアの奴隷解放を行ってしまうとか…。
尾田栄一郎先生の「もうちょっとで」を信じるなら、世界各地で同時多発的に起こすのが自然かと思うのです。
歴史に名を残す、同時多発的一大事件！となると予想します！
ワンピース歴史に名を残す一大事件とは？麦わらの一味傘下が世界中で起こす重大伏線考察のまとめ
「いずれ」歴史に名を残す、とあるのでずいぶん先のことになるのかと思っていましたが、案外もうちょっとで発生するとは！
現在ワノ国編真っ只中ですが、その間に麦わら大船団が何を想い、行動していくのかが楽しみですね！
そしてそれを知ったときのルフィのリアクションとか…
案外、エネル顔でお前ら何やってんだ～！！って驚いてしまうかも！？
麦わら大船団の再登場を楽しみに待ちましょう！
