人気漫画『ONE PIECE』にて海賊王ゴール・D・ロジャーがグランドラインを制覇した理由について考察します!
主人公であるルフィが目指す海賊王であり、ワノ国の中心人物光月おでんとも深い縁を持っている男。
その海賊王ゴール・D・ロジャーがグランドラインを制覇したのは、次世代の海賊たちのためだったという説があります。
それはどういった理由からなのでしょうか!?
『ONE PIECE』にて海賊王ゴール・D・ロジャーがグランドラインを制覇した理由について考察します!
Contents
空島の古代文字は誰が書いたのか!?
空島には古代文字で書かれたロジャーの書き置きがありました。
それは誰が書いたものでしょうか!?
古代文字の書き置き
空島には、「我ここに至り この文を最果てへと導く 海賊ゴール・D・ロジャー」という書き置きがありました。
そしてそれは、古代文字で書かれていたのです。
この書き置きは20年以上前、ロジャーが空島に来たときに残したもののようですね。
これを見たとき、ロビンはロジャーがなぜこの古代文字を扱えるのか、と驚いていました。
しかし実際はロジャーは古代文字を使うことが出来たわけではないようです。
レイリーも、ロジャーは古代文字を読解出来たわけではないと語っています。
万物の声を聞くことが出来た、とだけ言っていました。
ということは、この文字は別の誰かが代わりに書いたのでは、と考えられます。
そしてその人物とは、今ワノ国編で注目が集まる、光月おでんの可能性がありますね。
おでんが古代文字を書いたのか!?
光月家といえば、ポーネグリフを作り出した一族なのです。
おでんが古代文字を使うことが出来てもおかしくありません。
光月家は石工としての能力が高いことで有名です。
おでんもまた、騒ぎを起こして投獄された時にその才能を開花させたようですね。
彼はポーネグリフにも興味を持っていたそうなので、可能性は高そうです。
そして光月おでんの過去編が現在白ひげとのかかわりが描かれていますが、白ひげの船に乗った後にロジャーにスカウトされるので、この辺りがどう描かれるのかも非常に楽しみですね!
ロジャーの能力とは!?
では、レイリーの言っていたロジャーの能力とはどのようなものでしょうか!?
見聞色の覇気
世界最高の懸賞金額であるロジャーは、万物の声が聞ける能力がありました。
おそらくは、見聞色の覇気のことではないかと考えられます。
同じような事例として、近いところならゾウ編でのモモの助やルフィにあたります。
ゾウ編では、ズニーシャの声が2人に届いていました。
さらにモモの助は、ズニーシャに命令することまでできたのです。
他にも、魚人島ではルフィとしらほしの2人だけが海王類の言葉を聞くことができました。
しらほしは会話も交わしています。
さらにアイサやコビーにも、周囲の声が聞こえた場面が描かれていました。
モモの助、しらほし、アイサ、コビーに共通するのが、見聞色の覇気です。
このことから、ロジャーやルフィも見聞色の覇気が使えたということが考えられますね。
見聞色の覇気で古代文字は書けるのか
ロジャーが見聞色を使うことができたと考えられます。
それでも、見聞色の覇気では相手と会話するところまでのような気もします。
古代文字はかなり特殊な形です。
まず読むことの出来る人物でさえ、とても少ないのです。
そしてそれを読むまでは出来たとしても、書き残すのは難しいのではないでしょうか。
そのため、やはりロジャーではなく別の人物が書いたと考える方が自然ですね。
ロジャーの最後の航海はルフィのため
もしおでんが空島の書き置きを書いたとしたら、ロジャーの航海について謎が出てきます。
その航海について考えていきたいと思います!
ロジャーの航海の順番
おでんは元々ワノ国にいて、そこで白ひげと出会って船に乗ることになりました。
そこからロジャーにスカウトされ、その船に乗ります。
そのためおでんが空島へ行くには、航路を逆行することになりますよね。
果ての地へ行くのに、わざわざ逆行するのは不自然です。
ということは、おでんを連れて空島へ行ったのは2週目以降の航海なのではないでしょうか。
ロジャーはログの終着点でポーネグリフと古代文字についての謎に気づきました。
そして大きく冒険をやり直した、とイヌアラシは語っています。
そのやり直した航海が、おでんを連れたものだったと考えるのが自然ですね。
この最中に、あの大きな卵が何らかの関係を持っているのかもしれません。
やり直した航海の目的はルフィに伝えるため
ロジャーは航海をやり直し、再び海を巡りました。
その目的とは、何だったのでしょうか!?
考えられるのは、まだ読んでいないポーネグリフを探していたということです。
その中でわざわざ書き置きを残したというのは、ポーネグリフを最果ての地に届けたという事実を、その後の世代へ残したかったのではないのでしょうか。
一度の航海で全てのポーネグリフを探し出すことは不可能です。
しかし、ロジャーの残した情報があれば、それも可能となってくるでしょう。
つまりロジャー最後の航海は、次世代の海賊たちのために、全てのポーネグリフの情報を集めることが目的だったのではないでしょうか!
そしてその20年後が、まさに今なのです。
そして現在中心となって世の中をかき回しているのはルフィ!
ロジャーがルフィになったという転生説もありますし、自分と同じ思想を持った人物に委ねたかったのかもしれませんね。
ロジャーはルフィのためにグランドラインを制覇した?!光月おでんを連れて行った理由まとめ
人気漫画『ONE PIECE』にて海賊王ゴール・D・ロジャーがグランドラインを制覇した理由について考察しました。
空島には古代文字で書かれた、ロジャーの書き置きがありました。
その古代文字をロジャーの代わりに書いたのは、光月おでんである可能性が高そうです。
ふたりの関係性が過去編でどう描かれるのかも非常に楽しみですね!
また、ロジャーが航海をやり直したということが判明しています。
その最後の航海の目的とは、全てのポーネグリフを探すことだったのかもしれません。
そしてその情報を、次世代の海賊たちへ残したのでしょう。
本誌のワノ国編ではおでんの過去編真っただ中ですが、ロジャーの登場も期待できるので非常に楽しみですね。
新たな情報を楽しみに待ちましょう!