スリラーバーク編で登場した剣豪リューマ。
現在のワノ国編では、やはりリューマの故郷だけあってかなり物語に深くかかわる役割となっている。
そんなリューマの名字が「霜月」だと判明した!
このことから、関連性が今までも噂されていたゾロとの縁がますます深くなったと言える。
リューマはもしかしたら、ゾロの遠い先祖に当たるのだろうか?
この辺りを考察していきます!
Contents
リューマの名字は「霜月」と確定
リューマの名字が「霜月」であると確定になったのは、2019年7月発売のVIVRE CARD「悪夢!スリラーバークの怪人達!!」だ。
ブルックやモリアを始め、スリラーバークで登場したキャラクターのビブルカードが揃っているパッケージだが、この中で、ワノ国の伝説の侍「リューマ」の本名と生まれた郷が明らかになった。
生まれた郷はワノ国「鈴後」
そして本名は「霜月リューマ」
ここから様々なことが判明している!
リューマの故郷はワノ国鈴後
リューマの生まれた里は、ワノ国「鈴後」。
これは、これまでの作中の描写から納得だ。
というのも、牛鬼丸(オニ丸)のこの発言から。
秋水はもうあるべき場所に返し申した
アレなるはワノ国の伝説の侍
リューマの墓より盗まれた逸品!!
このあるべき場所とは、リューマを刀神様として祀っているお堂だろう。
そしてその後、鈴後の「おいはぎ橋」でゾロを待っていた事を考えると、その御堂の場所は「鈴後」にあるのだろうし、そこにお堂を立てた理由はリューマの出身の郷だからだろう、と。
そしてまた遺体がそこまで損傷していなかったのも、鈴後の埋葬方法「常世の墓」によるものだからだろう。
本名は霜月リューマ
次に、この「霜月」という名字について。
これはかつての白舞の大名「霜月康イエ」、そして鈴後の大名「霜月牛マル」と同じ名字だ。
そして「霜月」といえばもう一つ、東の海にその名を冠した村がある。
ゾロの出身の村である「シモツキ村」だ。
コミックス92巻のSBSにて、数十年前にワノ国の船が東の海に到達したという事実が明らかになった。
このエピソードは本編ではあまり深く描かれないかもしれない、とのことだったが…ここまで霜月姓が多いと、やはりワノ国と関連していると思わざるを得ない。
それに加え、ワノ国九里の「スナッチ」という方言をシモツキ村出身のゾロが知っていた事を考えると、ワノ国から来た一団が興した村こそがシモツキ村と考えるのが妥当だろう。
ワノ国から来た者達が東の海で一から作った村の名前に「シモツキ(霜月)」の名を使った理由は、当時のその一団の中の有力者の名字が「霜月」だったのだろうか。
それはやはり、霜月一族が屈強で名高い、ということからも、代々長く続いている家系だとわかる。
また、他の可能性としては、数百年前に存在したワノ国の伝説の侍を、ワノ国を出ても廃れさせてはならないという意識から?
このことからも、ゾロはリューマの血をわずかながらも継いでいる可能性が非常に高まった!
リューマのビブルカード
他にもリューマのビブルカードには深い情報が沢山載っている。
ワノ国が「黄金の国」と世界に認識されていた数百年前に存在した人物こそ霜月リューマ。
その黄金を欲する外敵に歴々たる強さを見せつけ、「ワノ国に侍あり」と言わしめ、今なお語り継がせているのは、リューマのおかげだ。
ワノ国の都の空に現れた竜を切り捨てるという伝説を持ち、生涯無敗を誇った大剣豪となったリューマ。
死後はその人生から「刀神様」として名刀「秋水」と共に祀られることとなった。
モリアによって盗まれる
しかし23年前にワノ国に侵入したモリアによって遺体と「秋水」は盗まれてしまう。
将軍ゾンビとなったリューマは、2年前にスリラーバークにやってきた麦わらの一味の中のゾロと交戦し、初めての敗北。
ゾロの強さを認め、「秋水」を託す、という形となった。
そのためにゾロはもともとワノ国で刀神様だったことや、その刀がワノ国の宝だったことは知らず、ワノ国の動乱に巻き込まれていくことに…。
ただ、こうした関りがあったからこそ、今またおでんの刀である「閻魔」を手にすることができるかもしれない、というゾロは、やはり強運、悪運が強いのだろう。
リューマの名字は霜月と確定まとめ
リューマとゾロはやはり血のつながりがあるような、ないような…いや、あると思いたい!
それがロマン!!
ちなみにリューマの設定画には、「秋水」の他にも「和道一文字」「三代鬼徹」という文字も。
これはやはり、ゾロとつながりを持たせるための伏線か?
もしかしたら「和道一文字」も「三代鬼徹」も、リューマが使ったことがある刀なのかも…。
それが数百年を経てゾロの元へ届き、その刀で将軍ゾンビとしてのリューマと相まみえる形となったのかと思うと、感動だ!!