別冊少年マガジンの人気漫画『進撃の巨人』最新話132話のネタバレと感想、展開考察です!
9月7日(月)『進撃の巨人』132話の確定ネタバレが入りました!
初めてマーレにやってきた際にエレンが助けていたスリの少年。
エレンはその少年もいつか地鳴らしで殺すのだと分かった上で助け、そして今実際に自分が操る超大型巨人の群れによって少年達を踏み潰していくのでした。
地鳴らしを実行しながら自由を感じていたエレンに対して、座標でエレンと少しだけ繋がったアルミンは壁の向こう側にあるはずの可能性を考えていました。
アルミン達はエレンを止められるのか!?
それでは、気になる『進撃の巨人』最新話132話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
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Contents
進撃の巨人132話ネタバレ「自由の翼」
では、『進撃の巨人』最新話132話
「自由の翼」のネタバレです!
進撃の巨人132話ネタバレ:最後くらいは穏やかな時間を
飛行艇の整備をするべく船でやってきたマーレの都市オディハ。
既に住民達は地鳴らしから逃げたようで辺りは静寂に包まれていました。
地鳴らしが山を超えてこの場所までやってきてしまえば本当に終わりが待っているだけに、ハンジはアズマビトの皆に整備を託すのでした。
ライナーやジャン達も飛行艇を格納庫に入れるのを手伝いますが、そこで邪魔になったのが飛行艇につけてあった爆薬。
切り捨ててしまおうと皆は考えるも、アルミンだけは何かの時に使えるかもしれないと、飛行艇に積んでおく事を選ぶのでした。
一方ここでようやく目覚めたファルコは、既にマガトも死亡している事を知らされ絶叫します。
既にマーレ大陸のほとんどが飲み込まれているという状況に、ファルコは思わずどうすればいいのかと叫びますが、ピークでさえもその問いに答える事は出来ませんでした。
装備の確認をしていたミカサは、新型の立体機動装置に慣れていないアニに慣れる為に飛んでくるよう伝えますが、当のアニは全く乗り気ではありません。
飛行艇にも乗らないつもりだというアニは、人類を救うという目的の意味が理解出来ずにいました。
マーレのエルディア人であるアニは、その守るべき人類という者達から迫害を受け続けていた。
地鳴らしが止まったとしても、マーレが滅んだ後ではエルディア人を守る後ろ盾もない状況。
そんな絶望的な状況でも戦い続ける仲間達には悪いと感じながらも、アニの心は完全に折れていました。
これ以上自分は戦えないし、それならば最期の時間くらいは穏やかでいたい。
そう語るアニの視線は完全にアルミンに向けられていて、ミカサがそれに気づくと顔を真っ赤にしてしまいます。
まさかの事態に驚きながら、それでももちろん止まる訳にはいかないミカサ。
人類を救う為にエレンを殺すのではなく、あくまでも遠くに行ったエレンを連れ戻す。
そんな想いでどうにか前を向こうとするミカサに、今はマフラーを巻いていないのかと問いかけるアニ。
ミカサは持っているけど今は巻いていないと寂しげに答えるのでした。
凄まじい被害を出しながらもようやく飛行艇の整備場所に到着。
もちろんここに来るまでの間に甚大な被害が出ていますし、整備中も更にどんどん被害は増えていく状況。
どこまでも絶望的な状況は変わりませんが、そんな中でアニが自分の気持ちを自覚している感じはちょっとした救いになっていましたね。
進撃の巨人132話ネタバレ:エレンの目的と戦士の務め
傷だらけの状態ながらもどうにか起き上がっていたリヴァイ。
イェレナも目覚めたという事で、エレンの行き先を吐かせる為にピークと共に彼女の元へ向かいます。
エレンの第1の目的地となったのは世界連合艦隊が集結していたカリファ軍港。
そこで連合軍を叩き潰せば主要国の全てに充分な打撃を与えられると考えるイェレナ。
そしてもう一つ彼女が気にしていたのはマーレ大陸南の山脈にある飛行艇の研究基地でした。
エレンとその話をしていたイェレナは、エレンが次に攻撃目標にしてくるのが飛行艇の研究基地であるスラトア要塞だと考えていました。
少しでも始祖の巨人に攻撃できる可能性がある兵器があれば、間違いなくそれを潰しに来るだろうと。
これまでとは違い従順に全てを答えたイェレナ。
しかしジークが敗れた事は認めながらも、エルディア人を救う為には安楽死計画しかなかった事を一向に認めさせようとしてきます。
その言葉にハンジは、エレンに解決策も希望や未来を示せなかった自分の無力さを認めるのでした。
イェレナとの話を終え、ピークはファルコとガビの事をキヨミ様に託していました。
船で逃げれば安全という訳ではなくとも、飛行艇に乗せるよりはずっと良いだろうと。
二人を託したピークは死んだ仲間達に報いる為に戦士の務めを果たそうとするのでした。
何も出来ないままでどんどん時間だけが経過していき、ひたすら絶望感が増していく状況です。
これほどまでに希望が見えないままで物語が進んでいくというのは本当に凄いですよね。
進撃の巨人132話ネタバレ:仲間達との別れとフロックの執念
飛行艇の調整はなんとか順調に進み、離陸まではあと1時間程度。
遂に本当に最後の戦いが始まるという事で、一行は改めて装備の確認を行いますがその中には傷だらけのリヴァイの姿も。
一方でこの場に残る事を決めたアニに別れを告げていたのはライナーとピーク。
この状況になってライナーは改めてアニと既に亡くなったベルトルトに向けて謝罪します。
その上でファルコとガビの事をアニに託して抱き合うライナーとアニ。
そしてアニは同じ104期生の仲間達にも手を振ります。
少しだけ視線を交わし合うアニとアルミンを見て、これで良かったのかと問いかけるミカサ。
アルミンは悲しげな表情を浮かべながらもこれで良いのだと言い切るのでした。
一方で逆に共に戦う事を選択したライナーとピークに、改めてこちらで良いのかと確認するハンジ。
ピークはマガトの言葉を信じ、力を合わせて為すべきことを為そうとしていました。
そんなピークの言葉にハンジは少しだけテンションが上ってしまいます。
こんな状況で少しだけ距離を縮められたように感じたハンジは、リヴァイに対して今の自分が死んだ仲間達に誇れるかと問いかけます。
そんなハンジの言葉にリヴァイはエルヴィンを思い出すのでした。
あとは燃料の注入が済めば完全に準備が終わる。
どうにか地鳴らしが来る前に離陸が出来ると安心するオニャンコポン。
しかしその瞬間、格納庫に突如現れたのは生きていたフロックでした。
持っていた銃を乱射するフロックに皆が愕然とする中で、いち早く動き出していたのはミカサ。
立体機動装置のアンカーを射出すると、そのアンカーはフロックの首元を直撃するのでした。
生きているはずだと思っていたフロックでしたが、本当に最悪のタイミングで登場してくれましたね。
それだけ彼は必死だった訳であり、誰も彼を糾弾出来ないというのがまた辛い所。
何が正しいかもわからない状況になっていますし、本当にどこまでも追い詰められていくような展開ですね。
進撃の巨人132話ネタバレ:絶望の地鳴らしと最後の手段
フロックが船にしがみついてここまでやってきた事に驚く一行。
しかしそんなフロックが乱射した銃によって、飛行艇の燃料タンクには穴が空けられてしまっていました。
このままでは飛行が出来ないと焦る中で、技術者達は穴さえ塞げばなんとかなるとすぐに溶接の準備に入ります。
が、工具に手を伸ばした所で一行が感じたのは大地を揺るがす凄まじい振動。
まさかの事態に外に飛び出したライナーが見たのは土煙を上げてやってきた巨人の群れでした。
本当に全く時間が残されていないという状況に焦る一行。
そんな中で瀕死のフロックは、必死に声にならない叫びをあげていました。
行ってしまえば皆が殺されるから行かないでくれと。
最後まで島の事を想いながら息絶えたフロックに対し、それが間違いではないと認めながらも諦めきれないと語るハンジ。
その一方で巨人が近くまで来ている事に気づいて騒ぐファルコとガビ。
しかしその扉はアニがしっかりと抑えて二人を閉じ込めるのでした。
既に目の前まで迫っていた巨人の群れ。
このままでは完全に間に合わないという事で、自分が戦って足止めをすると言い出すアルミン。
しかし超大型巨人の力はエレンを止める上での唯一の切り札になり得るものだけに、ライナーは自分が行くと言い出します。
そんなライナーが行く事を止めたのはハンジ。
巨人の力は消耗させる訳にはいかないと、ハンジは自分が行くと言い出します。
大勢の仲間を殺して進んできたけじめを自分がつけるのだと。
ここまで来るのに物凄く大きな犠牲を払ってきたというのに、まだまだ簡単に進ませてくれない展開がキツすぎますよね。
あまりにも辛すぎる戦いですが、遂にハンジが犠牲になるターンがやってきてしまったのは非常にショッキングです。
なんだかんだ味方側の戦力の中ではエルヴィン亡き後は頼れる存在でしたし。
進撃の巨人132話ネタバレ:ハンジの巨人との最後の戦い
絶望的な状況でハンジは自らの調査兵団団長という役割をアルミンに託します。
理解する事を諦めない姿勢という、調査兵団に求められる資質をアルミン以上に持ち合わせている人物はいないだろうと。
リヴァイも下っ端になるからこき使ってやってくれと言い残し、あくまでも明るく皆の元を去っていくハンジ。
そんなハンジの前に立っていたのはリヴァイ。
一番付き合いの長いリヴァイがハンジを止めようとするも、既に覚悟を決めたハンジの考えは変わりません。
少しだけ目を閉じたリヴァイは、ハンジに対して心臓を捧げよという言葉だけを残すのでした。
リヴァイからその言葉を初めて聞いたハンジは、意気揚々と飛び出していきます。
圧倒的なサイズの巨人の群れに突っ込むと、改めて巨人は素晴らしいなと感じるのでした。
そして皆が見守る中で超大型巨人にも怯まずに雷槍を叩き込むハンジ。
勇敢にハンジが戦い続ける中で、ようやく飛行艇の修理も完了しようとしていました。
1体でも恐ろしすぎる化け物だった超大型巨人が群れで突っ込んでくる。
それを一人で足止めするなんてもう勇敢とかそういうレベルじゃないですよね。
本当に強い覚悟が出来ているからこそここまで戦えるんだろうなぁと感じてしまいます。
進撃の巨人132話ネタバレ:飛び立った飛行艇と役目を果たしたハンジ
巨人達が迫る中でどうにか修理を終え、燃料を入れてエンジンをかけれる状態までやってきた飛行艇。
皆で飛行艇を押して飛び立とうとする中で、全身を超大型巨人の放つ蒸気に焼かれながらも戦い続けるハンジ。
飛行艇の格納庫を踏み潰す直前の超大型巨人を続けざまに撃破していきます。
そんなハンジの頑張りによってなんとか海に飛び出した飛行艇は、そのまま離陸の体勢に入ります。
しかしそこで全ての力を使い切り燃えながら落ちていくハンジと、その姿に絶叫する仲間達。
リヴァイも小さくハンジにさよならを告げ、飛行艇はそのままハンジを残して飛び立っていくのでした。
その一方で全てを踏み潰した巨人の足跡の上で目覚めたハンジ。
飛行艇が無事に飛び立ったのかと飛び起きるハンジに声をかけたのはエルヴィン。
ハンジが役目を果たしたのだと告げるエルヴィンの周りにはモブリットやキースなど、既に亡くなってしまった仲間達の姿も。
懐かしい彼らの姿に全てを悟ったハンジ。
団長にされて大変だったと愚痴るハンジに対して、仲間達はその話をゆっくり聞くよと優しく答えるのでした。
最期まで勇敢に戦い続けたハンジのおかげでなんとか飛び立つ事が出来ました。
本作で死後の世界のような感じが描かれるのは珍しいと思いますが、その中でハンジが仲間達と会えたのは非常に良かったですね。
皆が命をかけて仲間達の為に繋いでいく悲しくも素晴らしい展開なだけに、どうにか良い結果に繋がって欲しいですよね。
―――次回133話に続く!
進撃の巨人132話ネタバレの感想
進撃の巨人 132話 感想
アニの照れ顔可愛い
ミカサの驚いた顔で爆笑
フロックに誰も殺されなくて良かった
15代調査兵団団長ジャンじゃなくてアルミンなんだそして
ハンジさんお疲れ様でした!
— 虎兎 (@shota_s712) September 8, 2020
てかリヴァイは初めて「心臓を捧げよ」って言ったのか。初めて言ったのはハンジさんであの場面なのか。最大限ハンジさんに寄り添って、今まで口にもしなかった言葉をあげたんだね。
— もりー (@givemea84194203) September 8, 2020
タイトルがね、「自由の翼」ってね、やっぱりハンジさんは誰よりも調査兵団だったんだなってね、あのね、無理です
— ブロンド (@LHburondo) September 8, 2020
リヴァイはずっと”心臓を捧げよ”とは言ってこなかったんだろな
“生きろ””生きて帰れ”の人だもんね…その人が、心臓を捧げよって言ったんだよね…自分の手の届く範囲の人全てを守りたいような人が、心臓を捧げよって言ったんだよね…それも、友人であるハンジさんに言わなきゃならなかったんだ…— んぱる@132話読みました……… (@nparunokakera) September 8, 2020
進撃の多分一番好きなシーンのひとつがハンジさんの「怖いなぁ…」なんだけど、今月の「やっぱり 素晴らしいな」はロングパスで対になってる。大好き
— 小野 (@ooooo0o00o00) September 8, 2020
最期まであんなにかっこいいハンジさんが、たとえ一瞬でも何もかも投げ出してリヴァイと二人で暮らそうと考えた事実でなんとか息を吸ってる もうずっとずっと苦しかったんだろうなあ
— あおい (@aoisan25) September 8, 2020
リヴァイがなんで心臓を捧げよ、っていったのかってまだまとまっていないんだけど、
彼にとってハンジさんは5年前組の最後の同志であって、彼自身は「心臓を捧げよ」を信じてなかったかもしれないけど、信じていたハンジさんへの手向けなのかなとおもうと優しすぎるよな……— 二個 (@izumi2co) September 8, 2020
ハンジさんは自分のマントが燃えているのに気付いてからもその『自由の翼』を最期の瞬間まで背負って戦い続けたんだね
— なぽり田らが子@最新話 (@AggeckOnNprtan) September 8, 2020
そして1人孤独に亡くなったフロック…
フロックには感情移入出来なさすぎてどんな思いなのかがまるで想像できない
充足感はあったのか、無念なのか…
どんな思いで最期を迎えたのか…
多くの読者がハンジさんにばかり目がいってしまうだろうし何というか結局物語の中心にはなれなかった男— ぴこ🦂🦅 (@shingeki_picco) September 8, 2020
濁流に抱えて飛び込んだ時からハンジさんはリヴァイの為なら死ねるっての一貫してる
ハンジさん意外にも愛が重い
それを汲んでハンジとはここで今生の別れだとわかっていながら鼓舞して見送ってやるリヴァイの優しさ、強さ
焼け爛れて踏み潰される姿は記憶に残したくないから見ない— Liri (@Liriponpon) September 8, 2020
最期まで「エレンのバカが」と言ってくれるの良かったな… ハンジさんにとってはかわいくてバカな部下のままなんだなって
— 一目散 (@1chi23) September 8, 2020
誰よりも人類の自由と平和を望んだ。
きっと104期生にとっても母のような存在だったのではないかと思う。ここまで導いてくれてありがとうございます。
最後の最後まで美しいハンジさんがきっと一生大好きです— na (@na797naruak) September 8, 2020
そうだ、あの時兵長が瀕死状態で現実世界のネットじゃとうとう死亡かって騒がれてた時、命懸けで兵長を救ってくれたのは紛れもないハンジさんだったんだよな
あぁもうなんか…大切なものは失ってから気づくってこういうことなんだな…— wakana@低浮上もしかしたら一時ログアウトするかもです (@Levi_Wakana1205) September 8, 2020
これまでも数多くの主要キャラが亡くなってきた『進撃の巨人』でしたが、ついにハンジさんまでもが死亡してしまいました…。
本当に数多く、『進撃の巨人』ファンの心に残る行動をしてきたハンジさん。
居なくなってから知る、どれだけその人が大切だったのかを、というのはまさに今回のことを言うのでしょう。
おそらくラストの描写は、ハンジがこれまでの仲間のことを夢にまで見るほど、幻影にまで見るほどに想っていたからこそ、最後に迎えに来てくれたのではないでしょうか。
よくやってくれたと。
全ては仲間のためだと生きることのできたハンジさんだからこそ、こうして描いてくれたのでしょうね。
『進撃の巨人』133話ももしかしたら誰かが無くなってしまうという衝撃展開が起こりそうですが、気を大事に待ちましょう!
進撃の巨人132話ネタバレまとめ
話が進めば進む程に地獄のような展開になっていく『進撃の巨人』
しかも描写がとにかくキツくて読んでいて本当に辛くなってしまいます。
この辛さの先にハッピーエンドが待っていればまだ良いのですが、そんなに甘いものでもなさそうなんですよね。
ここまできてバッドエンドというのだけは避けて欲しいものですが、むしろそっちの可能性の方が高いのかもしれません。
事態が悪くなり続けているので、そろそろ希望も感じたい所。
次回はそろそろ希望に向けて動き出す展開になってくれると良いですね!
>>>九つの巨人の特性まとめ!
次回の『進撃の巨人』第133話を楽しみに待ちましょう!