今回は、【炭治郎が鬼になるも人間に戻る!カナヲの薬と藤の花に死亡した柱たちが炭治郎を生かす!】と題してお送りします!
ついに『鬼滅の刃』で希望が生まれました!
一時、鬼化して完全に敵となってしまったかに見えた炭治郎でしたが、『鬼滅の刃』202話で決死の想いでカナヲが珠世の薬を炭治郎に打ち込み、明らかな効果を!
これまでずっと無惨の細胞に侵食されて囚われていた炭治郎の意識が戻ったのです!
今回は、【炭治郎が鬼になるも人間に戻る!カナヲの薬と藤の花に死亡した柱たちが炭治郎を生かす!】としてその流れや炭治郎を救うための奇跡を紹介します!
Contents
炭治郎が鬼になる!人間に戻れるか?
『鬼滅の刃』の現在は202話。
無惨を陽の光によって焼き尽くしたのもつかの間、何と炭治郎の細胞内に無惨が憑りついてしまっていました!
そしてヒノカミ神楽を操り、縁壱にまで匹敵するような限界突破を見せつけ、無惨を死の淵にまで追いやり、さらには陽の光を克服する妹の禰豆子がいる血縁、いろいろな要素を無惨は考え抜き、炭治郎ならこの先完全なる鬼になってくれるに違いないと捉えたのです。
そして炭治郎に自身の力や血をすべて注ぎ、鬼へと変えたのでした!!
無惨との戦いで全ての力を使い果たしていた炭治郎は、その精神をあっけなく無惨に取り込まれてしまいます。
そして無惨の血が炭治郎を支配し、鬼へと変化!
そばにいた義勇、善逸、伊之助をも簡単に吹っ飛ばしてしまう衝撃波を放ち、万事休すかと思われていました。
しかしその前に兄である炭治郎のもとにようやくたどり着いた禰豆子が、しがみつきながら必死で炭治郎を説得するのです。
炭治郎に爪でひっかかれても、噛みつかれても、元に戻ってと、一緒に帰ろうと、どうしてお兄ちゃんだけがこんな目に遭うのかと、心の底から震えながらも兄を取り戻そうと必死で声をかけ続けたのでした。
そんな姿を見たカナヲ。
無惨による傷で満身創痍でしたが、炭治郎を必死に説得する禰豆子の姿を見て、大切な妹を兄が泣かせてはいけないと、そして何より仲間の炭治郎を取り戻したいという想いで、両目失明の危険性があるにもかかわらず花の呼吸終ノ型・彼岸朱眼を使用!
鬼化して間もない炭治郎に瞬時に近づき、まだ残っていた珠世の薬を炭治郎に注入させることに成功するのです。
カナヲ自身は炭治郎の攻撃で倒れながらも…。
そして炭治郎が意識を取り戻すか否かが注目されていました!
炭治郎が鬼になるも人間に戻る!カナヲの薬と藤の花に死亡した柱たちが炭治郎を生かす!
炭治郎が人間に戻れるかが描かれたのが『鬼滅の刃』203話!
ここで舞台は炭治郎の精神世界へと入ります。
炭治郎は眠ってはいますが、何とか意識を取り戻すことには成功していました。
もしかしたら無惨が血を注いでからも意識はあったのでしょうが、無惨の支配によってほぼ動けずにいたのでしょう。
しかしおそらくカナヲが注入した薬の効果によって、徐々に目覚めていく炭治郎。
禰豆子や善逸、伊之助が叫ぶ、帰ろう、戻ってこい、などをしっかりと感じ取り、戻りたいよ…と切ない思いを吐露するのです。
そんな炭治郎を絶対に逃さないと細胞で抑え込んでいるのが無惨。
つい数時間前まで死闘を繰り広げていた相手なのに捉え方が変わり、完全に我が物にしたいのか、炭治郎を鬼の王にすべく無惨は躍起になっていました。
しかし炭治郎も徐々に、帰りたいという想い、無惨の手から抜け出したいという想いが強くなり、絡みついていた無惨の細胞から少しずつ解き放たれ、まだ残っている右腕を上へと伸ばしていくのです。
その先に見えるは、藤の花が天井いっぱいに広がっている風景。
あしかがフラワーパークにありそうな藤の絶景。
そこに吸い寄せられるように手を伸ばすと…
死亡した仲間たちが炭治郎を上へと送る!
なんと鬼の手によって殺されてしまった仲間の玄弥、煉獄、悲鳴嶼、しのぶ、無一郎、伊黒、甘露寺、そして炭治郎の家族が、炭治郎の意識を取り戻すため、再び人間に戻すために炭治郎を天の藤の花の方へと送るべく押し出したのです!
こんな奇跡があるでしょうか…藤の花の薬の効果なのでしょうが、炭治郎が身をもって体感しているのでしょう。
これには無惨も、死者が何をする!とだんだん怒ってきますが、そんなことは関係なく炭治郎のために、既に死亡した仲間たちが力を注ぎこみます。
そして炭治郎が伸ばした右手の先にある藤の花の奥からは、現世で生きている禰豆子、善逸、伊之助、義勇、他の大勢の隊士たちの手が炭治郎を掴もうと待っていたのです!
炭治郎はこれらの手によってどんどん天の方へと…
これには無惨も焦りっぱなしで、炭治郎を逃がすまいと必死で炭治郎にしがみつきます!
その滑稽さが…無惨は本当に哀れに思えてしまうほど!
しかし、無惨の手を払いのけ、炭治郎はそのまま藤の花の中へと消えてしまうのでした…。
カナヲが持っていた藤の花が無惨を遮る
無惨は炭治郎を追っていけるなら、まだ炭治郎を鬼の王にすることは可能だったでしょう。
しかし、藤の花が広がっている中に入り込もうとしている炭治郎を、無惨は追うことができなかった。
藤の花は鬼の天敵ともいえる存在ではありますが、珠世の薬で抗体もできてはいなかったのか、たとえ無惨であっても藤の花の中へと手を進ませることはできず…。
そのまま、まるで親にわがままを言う駄々っ子のように、逃げていく炭治郎に向けて手を伸ばし、待ってくれ!!と叫ぶのでした…。
カナヲは相当ファインプレーでしたね!
いまだ薬を忍ばせておき、いざというときのために取っておいたのですから。
『鬼滅の刃』は完全に無惨戦は珠世の薬がなければ鬼殺隊の勝利はなかったでしょう…。
ここで炭治郎を取り逃がしてしまった無惨の表情があまりにも切ない…。
自分のすべてをかけて、血液も細胞もすべて注いで炭治郎を鬼の王にしようとしたのに、止められてしまう形に。
最終的に無惨は誰からも認められることなく、その存在を亡くならせていくのでした…。
炭治郎の生還にカナヲが涙!炭カナは公式カップル!?
そして、人間に戻り意識をも取り戻した炭治郎。
禰豆子が抱きしめ、傷ついた伊之助や善逸もホッとした表情。
義勇も、弟分ともいうべき存在の炭治郎を殺すことなく人間に戻すことができ、安堵しています。
隠によって治療されたカナヲは、体を動かす体力すらもうない状態でしたが、炭治郎が人間に戻ったのを見て静かに涙を流すのでした。
そんなカナヲを見て炭治郎も涙を――。
見つめ合う炭治郎とカナヲ。
完全に炭カナ成立で、この場面が見たかったからこその炭治郎の鬼化だったのかもしれませんね!
炭治郎が鬼になるも人間に戻る!カナヲの薬と藤の花に死亡した柱たちが炭治郎を生かす!のまとめ
炭治郎、無事に人間に戻れてよかった…。
『鬼滅の刃』も本当にクライマックスが近そうな雰囲気です!