週刊少年マガジンの人気漫画『七つの大罪』最新話320話のネタバレと感想考察、展開予想です。
3000年前の思い出を思い浮かべ、それを後悔するメリオダスは、魔神王に取り込まれていくゼルドリスの奪還をあきらめず、必死に声をかけます。
精神世界で同じ夢を見るも、恋人に抱かれ再び夢のなかへ落ちていくゼルドリス。
それに呼応して魔神王の魔力はいっそう増幅していきます。
メリオダスの叫ぶ声はこのまま届かず、ゼルドリスの存在は消えていくのか?
弟奪還を試みるメリオダスに再び苦難の扉が立ちはだかりました。
それでは、気になる『七つの大罪』最新話320話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください。
前回の『七つの大罪』はこちら!
Contents
七つの大罪320話ネタバレ:前回319話感想考察
『七つの大罪』319話を読んでみての感想考察です!
兄弟
メリオダスとゼルドリスの兄弟としてのやり取りを読んでみたいと思いました。
本編では殺伐としたやり取りしかしてこなかったと思うので、今回ゼルドリスが望んだようななんでもない話をして笑いあうような、そんな仲睦まじい兄弟の姿をみたいです。
今回の扉絵は、その望みを叶えるかのような二人が描かれていて、とても微笑ましいものでした。
ゼルドリスとゲルダ
その身長差と見た目から、ゼルドリスに対してゲルダが「お姉さん」であると感じてしまうのですが、二人が話しているシーンを読んでいるとそうではないのだと改めて思いました。
ゲルダの口調がいわゆる「お姉さんキャラ」をイメージするものではなく、ゼルドリスと対等口調で、そのギャップに魅力を感じてしまいました。
またゼルドリスもゲルダを「こんな娘なんだ」と兄に紹介したいと話していることから、「お姉さんと年下の男の子」という組み合わせに見せかけて、内面は対等であるのだと感じました。
今回のゲルダは魔神王が作り出した幻影ですが、本来のゲルダとゼルドリスも見てみたいです。
魔神王の変化
魔力を取り戻していくごとに身体が大きくなっていく魔神王ですが、最初乗り移った頃よりもいっそう大人になってしまったように見えます。
魔力の回復が見た目にも影響しているのでしょうか。
最後メリオダスが消えていくゼルドリスを感じながら見つめていた魔神王ゼルドリスは、見上げる程の大きさになっていました。
全回復したらあの巨躯になってメリオダスの前に立ちはだかるのでしょうか。
キャラクター紹介で今回出てこない「最高神」の紹介があったことが気になりました。
七つの大罪320話ネタバレ
『七つの大罪』320話
「絶望の兄弟」のネタバレが下記となります!
救出への思い
メリオダスの必死な呼びかけも空しく、ゼルドリスの気配は消失し、それにより魔神王は若き日の肉体と力を手に入れてしまいました。
魔神王に、ゼルドリスを必ず助け出すことを告げるメリオダス。
その思いのもと魔神王へ立ち向かっていくメリオダスに、魔神王は問いました。
メリオダスは魔神王と戦闘をくり広げるなか一人でゼルドリスを救出することを強く強く吐露していきます。
五つの光
魔神王に一人で立ち向かうことを思い上がりだと嘲笑されても、エリザベスに深追いをせず一度退いて立て直すことを提言されても、一人魔神王へと立ち向かっていくメリオダス。
そんなメリオダスの渾身の一撃、”神千斬り”が魔神王に放たれました。
しかし、その攻撃は斬撃以外の魔力を「支配者」に吸収され、魔神王にはダメージを与えることができません。
そのとき魔神王とメリオダスは何かに気づきました。
仲間の絆
それは凄まじい速度で二人に近づいてきました!
一つの光が魔神王にぶつかります。
続けて4つの光が魔神王にぶつかり跳ね飛ばしていくと、魔法湖に落ち、波柱を立てました。
波柱は豪雨のようにメリオダスに降りそそぎます。
その光景にメリオダスが呟くと、エリザベスがそっとメリオダスに言いました。
目の前には倒したインデュラの上に立つ、見知った仲間の姿がありました。
その中の一人が言いました。
その言葉にメリオダスの頬を伝って落ちる雫は、波柱から降りそそいだ湖水か、はたまた涙か…
七つの大罪320話ネタバレ展開予想
ここからは、『七つの大罪』最新話320話、そして321話以降で起こりうる展開を予想したものを載せていきます!
メリオダスの後悔
魔神王がゼルドリスを取り込み、復活を遂げようとしていました。
消えていくゼルドリスの存在を感じながら、それでも名前を呼び、魔神王の復活を阻止しようとするメリオダス。
また弟を護れないのかと苦悶するメリオダスに、「諦めないで」とエリザベスの声が届きました。
ですが、その声を発したエリザベスは不思議な表情を浮かべています。
その言葉は自分が発したものではないというように。
消えていくゼルドリス
魔神王の精神世界で意識を失っていくゼルドリス。
黒いだけの世界に自分を呼ぶ声が響きます。
その声に気づき、言われるままに彼を抱きしめるゲルダを見上げてみれば、その姿はもはや恋人ゲルダではなく、人の形をした黒いドロドロとした魔力でした。
敵か味方か
メリオダスに「諦めないで」と声が掛けられ、ゼルドリスが精神世界で恋人として自分を抱く者の本当の姿を目にした瞬間、魔神王の様子が変わりました。
みなぎっていく魔力の供給が止まり、それにともなって変化を進めていた身体の成長も止まったのです。
同時にうめき声をあげる魔神王。
その腹には空洞ができていました。
それは”聖櫃”の一矢がつくった痕。
この場で”聖櫃”を放つことができるのはエリザベスだけです。
そう思ったメリオダスがエリザベスを振り返ると、案の定エリザベスから”聖櫃”が放たれた余韻がありました。
ですが、その魔力はエリザベスのものとは思えません。
彼女のうしろには最高神の姿がありました。
七つの大罪320話ネタバレまとめ
メリオダスとゼルドリスの3000年前の思い出は、兄弟として絆を紡いだ幸せなものではありませんでした。
それを後悔し、叶うならいつか腹を割って話をしたいと思うメリオダスは、魔神王に取り込まれていくゼルドリスの奪還をあきらめず、必死に声をかけます。
魔神王の精神世界でゼルドリスもまた兄とのことを夢に見ます。
ゼルドリスの夢の話を「くだらない」と一蹴するのは幻影のゲルダ。
そんな偽りの恋人に抱かれ再び夢のなかへ落ちていくゼルドリス。
それに呼応して魔神王の魔力はいっそう増幅していきます。
メリオダスの叫ぶ声は届かず、ゼルドリスの存在は消えていくのでした。
次回の『七つの大罪』第321話を楽しみに待ちましょう!