週刊少年マガジンの人気漫画『七つの大罪』最新話338話の確定ネタバレです。
幼子マーリンは都を脱出するも追手に追い詰められます。
救ってくれたメリオダスに愛情を抱くも報われることなく、心に空いた穴を埋めるように知識を貪り、「混沌」の存在を知ったマーリンは混沌を復活させれば心の飢えを満たしてくれると信じ、三千年間を生きてきました。
混沌復活のために〈七つの大罪〉を利用してきたマーリンに仲間はなにを思うのでしょうか。
湖の巫女は「真に理解し合うことはできない」と言うのでした。
それでは、気になる『七つの大罪』最新話338話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください。
Contents
七つの大罪338話ネタバレ
では、『七つの大罪』最新話338話のネタバレです!
338話「決別」
明かされるマーリンの過去…
混沌を求めたのは、叶わぬ恋が生んだ心の飢え…
メリオダスとマーリンが対峙する…
七つの大罪338話ネタバレ:マーリンに怒るメリオダス
マーリンに向かって怒るメリオダス。
マーリン、湖のやつが言ってることが本当だとしたら…七つの大罪は混沌を蘇らせるためにお前に利用されていたっていうことだな?
魔物を蘇らせるかもしれないのに…いや、もしかしたら存在すらしていなかったもののために!
心配そうに見つめる、アーサーと七つの大罪たち。
マーリンは目を伏せ、何かを考えている。
七つの大罪338話ネタバレ:気づく七つの大罪
マーリンが何も言わぬままに対し、湖の姫が話しかける
混沌は存在します。
事実、あなたたちはずっと混沌と対面し続けているのですから。
何のことかさっぱり分からない七つの大罪たちは不審がる。
そこへ、湖の姫が驚愕の一言。
混沌はずっと一緒に旅をしていたのですよ、ずっと、彼の目覚めを待ちながら…
「!!!!!」と驚く一行!
メリオダスを始め、その存在に気づいたみんなが何かを見るが、ホークは気づかない。
…誰のことなんだ?おい!メリオダスよう!とホークがメリオダスに向かって話しかける。
七つの大罪338話ネタバレ:ホークママに混沌が!
そう、彼らが見ていたのは、ホークママだった。
ホークは叫ぶ!
プギャアアア!母ちゃんが混沌だって?何言ってんだお前ら!
嘘だよな?な?母ちゃん?
湖の姫が再び話し出す
混沌は定まった肉体を持つことがありません、ニ柱の神とて、混沌を真に封印することはできなかった…
だんだんとホークママの足がベキベキと歪み始め…背負ってた店がそのままホークママを押しつぶしていく…!
心配して駆け寄るホーク!
母ちゃん!なんてこった…体が干からびちまってる…!
しかし…触って確かめているキングによると、ホークママではない様子。
これは…豚じゃない、きぐるみだ…苔を何層も重ねて作られてる…
中身の行方が気になるアーサーに対し、マーリンが驚きの一言
アーサー、お前と共に在る。
七つの大罪338話ネタバレ:アーサーに混沌が宿る
驚くアーサーに対し、話を続けるマーリン
お前は目覚めた時から、混沌の王となったのだ。
豚が入ったのではなく、正確には、豚の中にいた混沌がお前と融合したんだ。
そこへメリオダスが割り込む。
あの奇妙な魔力はアーサーが使ったものなんだな…マーリン、アーサーを元に戻せ、今すぐにだ!
しかしマーリンが言うには、不可能だと。
混沌はアーサーと共にいることを望み、アーサーの中に在ることでアーサーは混沌の王だという証明になっているという。
七つの大罪338話ネタバレ:アーサーの魔力?
アーサーがそんな事望んだというのか!?とマーリンのもとに詰め寄るメリオダスに対し、やめてください!と止めるアーサー。
両手でふたりを止めたが、マーリンを止めた手はちょうど胸のところに、メリオダスを止めた手はメリオダスを掴む感じになってしまった…。
あ、ごめん…とマーリンに謝るアーサー。
うつむきながら今の状況を整理していくアーサー。
七つの大罪は、僕が尊敬する英雄たちで、彼らが僕みたいなヒヨッコと戦う理由なんてないですしね…
そんな風に話し出すと、突然地面からひよこがニョキニョキ生えてくる??
七つの大罪338話ネタバレ:アーサーが生み出す混沌の世界!
小さい頃…僕は民を守れる男になることを夢見ていたんです…とアーサーは俯き、目を閉じながら話すも、周りは急に四角形の石が出現し始め、混乱していた!
どれだけ頑張ろうと、すべてを護ることなんて不可能で、そんな方法はなかった。
代わりに芽生えたのは僕の心を満たす絶望だけ…
団ちょ、こりゃさっきの…と混沌の世界を思い出すバン。
マズいよこれ!!とディアンヌは何とか四角形の石を押し返そうとするも力が及ばない!!
それでも目を閉じながら話すアーサーには今の状況は見えていない。
そんな時、マーリンと出会ったんだ。
彼女は僕に道を示してくれた。
“王となれば不可能を可能にできる。大切なものを守れる世界を作ろう”
彼女の言葉で、僕の道は見えたんだ。
マーリンに多くのことを教わり、彼女と約束したんだ…偉大な王となることを!
そしてマーリンが見たこともない素晴らしい世界を作ってみせると!
そう言いながらようやく目を開けると…周りはねじれ、空間が歪み、地面は白黒の四角形の模様が浮き出て、混沌の城のような空間になってしまった!
七つの大罪338話ネタバレ:キャスとの再会!
驚くアーサーに、声を掛ける者が。
「アーサー!」と店の方から話しかけたのは、キャスだった!
目覚めたんだね…!ポクは嬉しいよ…
キャスを知らないバンは怪しがるも、ドルイドの試練の洞窟からついてきたんだよ、とゴウセルが説明する。
しかし、ここで湖の姫がキャスが出てきたことに何故か驚き、奴に知られてはならない…と気になる発言を。。
ア~サ~~~~!!とジャンプして飛び掛かってくるキャス!
両手を広げてキャスを迎えようとするアーサー。
ここで湖の姫がマーリンに叫ぶ!
マーリン!!それをアーサーに近づけてはなりません!
!?と驚くマーリン!
七つの大罪338話ネタバレ:キャスが喰らう!
するとキャスは、大きく口を開けてとがった歯を見せ、アーサーを食べようとした!
急いでメリオダスがアーサーに身体ごとタックルするように突っ込み、その場から遠ざける!
大丈夫か、アーサー!
メリオダスが声を掛けるも、一歩遅く、アーサーの右腕がもげてしまっていた。
うああああああ!!!
七つの大罪338話ネタバレ:キャスの変貌
キャス…?お前なにやってんだ…?とホークがキャスの方を見ると、なんとコリコリパキっとアーサーから引きちぎった腕をキャスが食べていた!
お前ら!あの猫を捕まえるぞ!と七つの大罪に声を掛けるメリオダス!
湖の姫が必死に叫ぶ!
彼の腕を取り替えさなければなりません…!
すぐに変貌が始まる…!
奴は混沌の力の断片を取り込んだのだから!
顔部分しかなかったキャスから、腕や足が生えていき…!?
七つの大罪338話ネタバレの感想考察
『七つの大罪』338話を読んでみての感想考察です!
ホークは何者なのか
ホークママが「混沌」であることがわかりました。
中身の混沌がアーサーに宿ったことにより、丸々としていたその姿はこびりついた苔の抜け殻になり、ペラペラのガリガリになってしまいました。
ホークママがなにか特別なものだと思っていましたが、その答えがようやく出ました。
とするとホークやホークの兄は混沌から産み出された、また特別な存在ということでしょうか?
少年王
アーサーが吐露していく気持ちのままに魔力によって世界が生み出されていく場面での「誰も見たことない素晴らしい世界を作ると」と言う姿に希望を感じました。
アーサーならそういう世界を作ってくれそうな気がしました。
また自分が生み出した世界に驚く姿やヒヨッ子という発言に対してヒヨコが生み出されたこと、マーリンがアーサーの意志を無視して行動したことに怒りをあらわにするメリオダスのケンカを止めたときにうっかりマーリンの胸を触ってしまって照れるところなど、王とはいえどまだ若く、青年と少年の狭間なのだと思うと微笑ましいです。
キャスの変貌
キャスの本性も暴かれました。
まだ何者かはわかりませんが、アーサーを襲っただけでなく、その右腕を喰らい、自らに混沌の力を吸収していく姿は、あの可愛い姿からは想像もできないものでした。
こんなキャスは見たくなかったというのが本音であり、次のお話が楽しみでもあります。
七つの大罪338話ネタバレ展開考察
ここからは、『七つの大罪』最新話338話、そして339話以降で起こりうる展開考察したものを載せていきます!
理解できない関係
湖の巫女により語られていくマーリンの過去と本当の目的。
仲間の命を危険にさらすことになろうとも実行してきたマーリンの企てにメリオダスは激昂します。
マーリンの考えが理解できないと声をあげる者もでてきますが、彼女の裏切りともいえる行動を信じることができない仲間たちが大半です。
そんな彼らに湖の巫女はマーリンの人間として性を口にします。
「殺したいほど憎んでも愛することができる、それが人間」だと、マーリンと多種族であるメリオダスたちとでは真に理解し合うことはできないと言いました。
矛盾した思いを胸に抱き過ごしてきた三千年以上のときは、マーリンの飢えを満たすことなく、いっそう渇望させ、孤独を募らせていきました。
そして、うまることのない孤独にマーリンが決断をするのでした。
変えられない考え
湖の巫女が話すマーリンの信じられない行動に戸惑う仲間たち。
とくに長いつきあいのあるメリオダス、そしてエリザベスはかける言葉がなく、ただ黙っているだけでした。
しばらくの沈黙が続いたのち、マーリンが言葉を発しました。
それは仲間である〈七つの大罪〉との決別の言葉でした。
混沌の復活を考え直すことができないマーリンにメリオダスが今一度わけのわからぬ力への執着を諫めますが、マーリンの返事は変わりませんでした。
空中へと浮かぶとマーリンは不思議な言葉で呪文を唱え始めます。
それは混沌を復活させるための最後の呪文でした。
七つの大罪338話ネタバレまとめ
愛情に飢えた幼子マーリンに賢者の長である親が与えたのは書物の山と実験の日々。
嫌気がさし都を脱出、逃げ続けましたがついに追手に追い詰められたところをメリオダスに救われました。
メリオダスに抱いた想いは報われることなく、心に空いた穴を埋めるように世界の知識を貪り、遥かなる古に星々の間に誕生した力の意志「混沌」の存在を知ることになります。
そして混沌を復活させれば心の飢えを満たしてくれると信じ、三千年間を生きてきたというのです。
混沌の復活のためにマーリンは〈七つの大罪〉を利用してきました。
納得のいかない仲間たちに、「マーリンと多種族とでは真に理解し合うことはできない」と湖の巫女は言いました。
次回の『七つの大罪』第339話を楽しみに待ちましょう!