週刊少年マガジンの人気漫画『七つの大罪』最新話328話前となるエスカノール外伝のネタバレと感想考察です。
前回327話までは、正午となり”天上天下唯我独尊”が発動したエスカノールと魔神王の交戦が始まり、確実にダメージを与えていくエスカノールでしたが時間だけが問題でした。
エスカノールの身体から発していた太陽の炎は、少しずつ小さくなり、最後には消えてしまいます。
「時間切れ」を告げられたエスカノールはこのまま魔神王に倒されてしまうのでしょうか…。
と、そのとき、エスカノールの全身から見たこともないほどの炎が沸き上がったのです。
というところまででしたが、今回は本編の前に外伝の掲載です!主役はエスカノール!
それでは、気になる『七つの大罪』最新話328話前のエスカノール外伝のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください。
Contents
七つの大罪外伝第5弾あらすじ
『七つの大罪』外伝第5弾
「王は孤独に歌う」のネタバレが下記となります!
罪人エスカノール
リオネス城で罪状が読み上げられます。
ザラトラス聖騎士長にまで重傷を負わせた罪人は、その細身を震わせながら弱々しく事情を発言するような人物でした。
その罪人、〈傲慢の罪〉エスカノールの身柄を引き受けると申し出た人物。
それが〈七つの大罪〉団長メリオダスだったのです。
エスカノールの正体
団員たちへ紹介されるエスカノール。
7人目の新しい仲間に興味津々で群がる面々。
その夜は宴会となり、メリオダス以外の団員はそこかしこで寝息を立てています。
呑みすぎたようだと席を立ち、外に出たエスカノールは、朝が来る前に城下町を出ようと考えていました。
突如現れたマーリンに出て行く理由を訊ねられたエスカノールは、自分は死ぬべきだったというのです。
そこへメリオダスがやってきます。
朝日が昇り始め、その場の空気が変わるとエスカノールの身体も言動も変化していました。
その変化はメリオダスを殴り飛ばし、山一つを消し飛ばすほどだったのです。
同じ事情を持つ者たち
再び夜が来て、消し飛ばした山の前で膝を抱えるエスカノールにマーリンが声をかけます。
呪われた力のせいで一人ぼっちだったというエスカノールに、メリオダスをはじめとする仲間たちが集まってきます。
エスカノールの力は役に立つから〈大罪〉に入ってくれというメリオダスに、欲しいならとあげますよとエスカノールは自分の気持ちを吐露します。
その命は誰のものか
メリオダスが勝ったら〈大罪〉に入る、エスカノールが勝てば好きにしていい。
そんなことから始まったメリオダスとエスカノールの勝負。
正午を迎えたエスカノールの魔力はすさまじいものでした。
エスカノールに魔神化したメリオダスが一撃入れ首元を踏みつけます。
そんなに死にたければと、メリオダスは自分が殺してやると血を吐くエスカノールに吐き捨てます。
自分の命は自分一人のものではなく、簡単に死にたい生きる価値がないと言うのはおこがましい。
と涙をこぼしながら生きることを望むエスカノールに、メリオダスは答えるのでした。
エスカノールの願い
メリオダスとの勝負のあとエスカノールは気を失いました。
そこは死者の都。
エスカノールに声をかける女性がいました。
振り返ったエスカノールは振り返ると、彼女へのお礼とこれからの人生を必死に生きることを告げました。
そしてその女性・ローザに誓うのです。
自ら手放そうとしていたその命を、大切な友のために賭けることを。
七つの大罪外伝第5弾感想考察
『七つの大罪』外伝第5弾を読んでみての感想考察です!
死にたいと願うエスカノール
やたらと「死にたい」「生きる価値がない」というエスカノール。
バンではないですが「いい加減にしろ」と言いたくなります。
ですが、呪われた力でつらい思いをして、ましてや自分でその力をおさえることもできないもどかしさからくる絶望感やあきらめなど、そういう人生をあの幼少期から一人で抱えて生きてきたのなら仕方ないとも思います。
〈大罪〉たちと出会い、死にたいという思いがなくなり口にしなくなってよかったと思いました。
死ねない者の思い
「死にたい」というエスカノールに対して、死ねないメリオダスのことを考えると切なかったです。
マーリンがエスカノールを「興味深い」と言っているのを見て、自分をかえりみて「死ぬべきだった」と言うエスカノールと逆の立場・考えだからなのでは?と思いました。
自分と対極にいるから興味がある…そんな感じなのでしょうか。
マーリンもメリオダスと同じく長く生きていますが、彼女は「死にたくない」と考えているのかと思いました。
七つの大罪外伝第5弾あらすじまとめ
正午となりエスカノールの”天上天下唯我独尊”が発動すると、その力に一目置く魔神王とエスカノールとの拳での殴り合いが始まりました。
その威力はすさまじく、交差してぶつかり合った腕の風圧だけで〈大罪〉たちは吹き飛ばされてしまいそうです。
交戦を続ける魔神王に確実にダメージを与えていくエスカノールでしたが、ただ時間だけが問題でした。
エスカノールの身体から発していた太陽の炎は、少しずつ小さくなり、最後には消えてしまいます。
「時間切れ」を告げた魔神王が打ち込んだ拳を腹に入れたまま、エスカノールの全身から見たこともないほどの炎が沸き上がったのです。
今回は外伝でしたが、次回はまた本編となるでしょう!
『七つの大罪』第328話を楽しみに待ちましょう!