週刊少年ジャンプの人気漫画『夜桜さんちの大作戦』最新話38話のネタバレと感想、展開考察です!
六美とゴリアテと一緒に散歩をしていた太陽。
本当の姿を見せたゴリアテの散歩という事でリードを握る事になるも、凄まじすぎる運動量のゴリアテに振り回されて大変な事に。
そんな中で六美が殺し屋に狙われる事になり太陽は怪我してしまいますが、それに怒った六美とゴリアテはそれぞれが犯人にたどり着きあっさりと撃退するのでした。
ゴリアテにも認められた太陽の次の任務とは!?
それでは、気になる『夜桜さんちの大作戦』最新話38話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
夜桜さんちの大作戦38話ネタバレ
『夜桜さんちの大作戦』38話
「勝ち組と負け組」のネタバレが下記となります!
夜桜さんちの大作戦38話ネタバレ:負け組スパイの苦悩
スパイには2種類あるのだと考えていた一人の男。
夜桜家というチート環境で鍛えられて可愛い嫁さんとイチャイチャ出来て、しかも次に来る新人スパイランキング1位に選ばれてしまう勝ち組スパイ。
そして大した生い立ちも才能もなく告白にも成功せずに、すぐ消えそうな新人スパイランキングで1位を獲るような負け組スパイ。
スパイをそんな2種類に分けていた男は道端草助。
卑屈そうな顔をしたその男は、太陽と同じ学校の教室で太陽の事を憎々しげに見つめていました。
彼の特徴はあまりにも影が薄い事であり、周りの生徒達から認識さえされずにいました。
無意識の内にクラスメイトに寄りかかられていたり、道端の机に座られたりしているものの、それはイジメとかではなく認識されていないから。
昔から影が薄かったせいもあり、その影の薄さは潜入や諜報にはぴったりのもの。
その力でヘタレながらも何とか裏社会で生き延びてこられたという道端。
しかしそんなヤバい業界で一生やっていく自信もないという事で、堅気を目指して学校に通っていたのでした。
そんな道端にとってのささやかな楽しみは、太陽が読んでいた本を少しHな本にすり替えたりするという姑息な事。
筆記音でカンニングしたり、好きな子の鍵アカをハッキングしたり、ぶつかって謝らなかった奴に後でトラップを仕掛けたりと、スパイとしての能力を表社会でバリバリに使って生きていました。
新たな登場人物は影の薄いスパイ。
相変わらず兄妹のエピソードではなく学校で新キャラを出してくる方針みたいですね。
使い捨てのキャラクターにならなければよいのですが。
夜桜さんちの大作戦38話ネタバレ:負け組スパイのプライド
ささやかな日常に潤いを。
それが道端が辿り着いた負け組スパイの処世術。
スパイとしての身のこなしによって大混雑する売店のパンも華麗にゲット。
同級生の綺麗な女の子がパンを買えなかったと嘆いていた事で、そのパンをあげると言ってしまう道端。
しかしその瞬間道端のパンを嬉しそうに受け取ったのはその女の子の彼氏。
わざわざパンをあげたのにイチャイチャを見せつけられただけの道端は、屋上で一人暴れまわると、スパイ技術を駆使して盗撮していたその女の子の写真を削除するのでした。
そんな道端が憧れていたのは学校のアイドルでもある六美で、道端のスマホには六美の盗撮写真が大量に保存されていました。
六美とは一度しか喋った事がないというのに、夫婦になったらどういう感じになるのかと一人で妄想する道端。
そんな道端の後ろに現れたのは六美の夫である太陽。
突然現れた太陽に慌てて誤魔化そうとする道端でしたが、太陽は元々学校の教頭をしている凶一郎から指令を受けていました。
そんな訳で道端の事を初めて認識したという太陽はしみじみとつぶやきます。
完全に憐れみの目を向けられて益々惨めになる道端。
とはいえ太陽は別に道端をどうするつもりもなく、六美の隠し撮りだけを消してくれればそれで良いという程度。
しかし道端にとってはそれが生きがいのようなもので、負け組スパイに人権なんて無いんだと泣き叫びます。
盗撮してる時点アウトだと言いたい気持ちを堪えて、太陽は優しく道端へと語りかけます。
優しい太陽の言葉でしたがその言葉は道端には響かず、むしろ彼の中の何かに火を付けてしまっていました。
卑屈すぎる道端ですが、ある意味では物凄く普通の奴とも言えますよね。
もちろんスパイ技術を悪用しなければの話ではありますが。
もうちょっとまともな使い方をしていれば普通に人気者にはなれそうな気もしますけどね。
夜桜さんちの大作戦38話ネタバレ:道端の技術と女神の鉄槌
太陽の言葉に脇役としてのプライドに火がついた道端は、太陽の目の前から一瞬の内に消えてしまいます。
目で追う事も出来ない速さで消えた事に太陽は驚くも、実際には道端は動いてすらおらず、影が薄すぎて目の前にいるのに認識出来なくなっている状態。
「陽炎」というその技は道端の気が緩まない限り絶対に気付かれないという自慢の技。
そのまま「陽炎」を使って屋上から逃げていく道端でしたが、気が緩んだのか少しだけ笑い声をあげてしまいます。
それに反応して容赦なく電気銃の引き金を引いた太陽。
道端は思い切り電気を浴びてまっ黒焦げに。
しかしそれによって余計にブチギレてしまった道端はダッシュして逃げていきますが、屋上のドアに自分で仕掛けた罠に引っかかって階段の下へと真っ逆さま。
階段下でボロボロになっている道端を太陽が助けるも、道端は大号泣してしまいます。
身も心もボロボロになっている道端と太陽の所に、お弁当を持った六美がやってきます。
愛しの六美から自分の名前が出てくるとは思わなかっただけに、一気に飛び起きる道端。
自分の名前をどうして覚えているのかと問いかけるも、六美は当然のように笑顔で答えます。
普通はそのくらいでは覚えてもらえないだけに、道端からすれば六美は完全に女神のような存在。
もしかしたら自分に気があるのではとまで妄想してしまう道端でしたが、そこで六美の視線は落ちていた道端のスマホに向けられます。
そこに写っていたのは大量の六美の写真。
一気にドン引きした六美は太陽に電気銃の出力を最大まで上げさせると、容赦なくその引き金を引かせて、データをしっかりと消させるのでした。
周りから認識されないというある意味では結構な大技を披露した道端。
しかし使い手が使い手だけに、特に有効活用はされなさそうというのが辛い所ですね。
最初から最後まで惨めでどうしようもないキャラでしたが、再登場するような場面があるのか不安でもあります。
夜桜さんちの大作戦38話ネタバレの感想考察
学校にいる負け組スパイの道端を描いていた今回。
タンポポ関連の進展もありませんでしたし箸休め的な回となりましたね。
つい最近スパイになったばかりという感じの太陽。
とはいえ夜桜家というチートな環境で育ち、あっという間に優秀なスパイになった太陽は確かに勝ち組と言えるでしょう。
特に大した能力も持たない道端からすればシンプルにムカつくだけの存在かもしれません。
しかし道端は至って普通に内面もクズで、めちゃめちゃ頑張ってもダメだったとかそういうキャラでもありません。
何か特別応援したくなるような部分もありませんし、だからと言って愛すべきバカという感じでもないんですよね。
せめてもうちょっと何かしら魅力があっても良かった気がします。
特に今後に繋がる要素もなかったですが、唯一あるとすれば道端が使った「陽炎」という技でしょうか。
潜入向けの能力ですし覚えればスパイとしては使い所も多そうですが、これは道端の影の薄さがあってこそっぽいんですよね。
なので道端との出会いでも特に何か今後に活かされるような事もないかなぁと。
正直あんまり語るべきこともないエピソードでしたが、箸休めとしてはこんな感じでも良いのかもしれません。
とはいえだったら新しいキャラとかではなく、兄妹とのエピソードとかの方が需要がありそうですけどね。
夜桜さんちの大作戦38話ネタバレ展開考察
ここからは、『夜桜さんちの大作戦』最新話38話、そして39話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
タンポポの情報を探す事に!?
今回のエピソードでも分かる通り、六美は色々な人達に狙われている状況。
それが当然の環境ではあると分かっていても、太陽としてはどうにか助けてあげたい気持ちは変わらないでしょう。
なによりも大切なのはやはりタンポポを見つけて排除する事になってくるはず。
なので太陽としてはとりあえず兄妹達と共にタンポポの情報を探る事になるのではないでしょうか。
これまでとは違い、太陽自身が「ソメイヨシノ計画」という情報をゲットしているので、今までは辿り着けなかった情報を知る事が出来るかもしれません。
新たな情報を兄妹達と一緒に見つけ出すみたいな展開だと面白そうですね。
太陽とゴリアテで任務に挑む!?
今回まさかの真の姿を見せてくれたゴリアテ。
まさに番犬という感じでしたが、そのスペックは新幹線並のスピードで走れたりと非常にヤバいものでした。
そんなゴリアテに太陽は今回認められましたし、折角だから一緒の任務に臨んだりしても良さそうですよね。
基本的には太陽がゴリアテに振り回されて大変な目に遭うものの、最終的には二人が力を合わせて解決する・・・みたいな。
ゴリアテの足の速さがあれば、色々な展開が自然と可能になってくるでしょう。
車で逃げる相手をゴリアテに乗って追いかけるみたいな場面も作りやすそうですね。
夜桜さんちの大作戦38話への読者の声
『夜桜さんちの大作戦』最新話38話へ向けての感想や考察を集めました!
週刊少年ジャンプ26号感想、「夜桜さんちの大作戦」夫婦が普通にいちゃついて犬のゴリアテさんのお散歩をしている……! 1000kmくらい……! ええ、普通に。六美さんが狙われてる現状に怒る太陽さんは愛ですね。好意を勝ち取るきっかけに自己犠牲がよく使われる事が段々気になってきました。 #WJ26
— 八崎節子 (@SetsukoY) June 2, 2020
夜桜さんちの大作戦
今回も六美ちゃん成分が濃くて良かった。キレたところもいい。流石当主。
ゴリアテの紹介済んだしこれで夜桜家全員一通りメイン回やったか?結構かかったような気がするけどここまでじっくり時間かけられたのは本当良かったね。— わゆ (@YYNF500V) June 1, 2020
『夜桜さんちの大作戦』、今週も大変良かった。夜桜家の番犬・ゴリアテが中心となって盛り上がった今回の話。しかし六美を狙う奴が多すぎて太陽が疑心暗鬼になってるのが逆に笑うよね。風評被害半端なさすぎ(笑)。フリーの殺し屋・はっぴーなる謎の敵を見事追い払う事ができたね、ゴリアテご立派!
— アニメの精(?)青春キミ侵ダビデ神緒ロス (@asanshun) June 1, 2020
夜桜さんちの大作戦38話ネタバレまとめ
ゴリアテが主役となった今回のエピソード。
思いがけない程に高いスペックを持った頼れる番犬でしたね。
単独で犯人を探し当てられる圧倒的な嗅覚、新幹線並の驚異的なスピードなど、太陽が霞むくらいのレベルとなってます。
一方で六美も夜桜家の当主としての覚悟のようなものを見せてくれていた気がしますね。
頼れるゴリアテにも認められた太陽。
物語が次にどんな展開を迎えるのか楽しみですね。
次回の『夜桜さんちの大作戦』第39話を楽しみに待ちましょう!