週刊少年ジャンプの人気漫画『アクタージュact-age』最新話97話の確定ネタバレです!
怒りを抑えられない夜凪。
すると白石は「許す」というセリフを怒りの表情で言ったのです。
そんな白石の表情を目の当たりにした夜凪に、変化がおとずれました。
サイド甲の羅刹女は、どのような結末をむかえるのでしょうか!?
それでは、気になる『アクタージュact-age』最新話97話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください。
Contents
アクタージュact-age97話ネタバレ
では、『アクタージュact-age』の最新話97話
「届け」のネタバレが下記となります!
まるでドーピングのような芝居
舞台を見ていたアリサは、自分の甘さに拳を握りました。
夜凪は確かに一瞬、芝居を乱したのです。
それは芝居をコントロールできなくなっているということでした。
夜凪から黒山を外したのが間違いだったのか、とアリサは考えます。
山野上は夜凪に何をしたのだろうか。
明日以降もこんな芝居を続けられるのか。
そんなアリサの考えを読み取ったかのように、天地は話しかけます。
視聴者投票のための配信映像は初日のものが使われる予定でした。
つまりこの今の芝居さえ優れていれば、明日以降の出来は勝敗に関係ないと、山野上も考えていたのです。
黒山もそのことに気付いていました。
演出家コントロールを放棄、限界突破を強制させているまるでドーピングのような芝居だ、と考えていました。
こんな状況でどうやって許すという芝居をするのか。
負けるんじゃねぇぞ、と黒山は舞台上の夜凪を応援しました。
山野上は全ては勝ち負けのために、夜凪を利用しました。
まるでドーピングのような芝居、という黒山の例えがぴったりですね。
この舞台はどうなってしまうのでしょうか!?
夜凪へ届けるための芝居
舞台上では、共演者たちが無意識に最善の芝居をしようとしていました。
まずは王賀美が仕掛けます。
王賀美は再び観客たちへ向かって語り掛けました。
しかし状況が悪すぎます。
夜凪の視線の先にいたのは、舞台袖の山野上でした。
するとその視界を遮るように、武光が強く足を踏み鳴らしました。
これは王賀美が使っていたテクニックです。
武光の迫力により、やっと夜凪が共演者たちの方を見ました。
王賀美は夜凪の肩に手を置き、最後のセリフを言い終えます。
この先にはもうセリフはありません。
頼む、演じてくれ。
そう願い、王賀美は夜凪と向かい合いました。
すると夜凪は、自分の目の前に共演者や観客たちがいることに気付いたのです。
これは自分一人の舞台ではない。
自分が炎を沈めるのを待っている。
夜凪は前へ歩み出しました。
そして芭蕉扇を掲げるとセリフを繋げます。
しかし、その様子がおかしいことに市子たちは気づきました。
夜凪がついに、怒りを鎮めるようです。
しかし、どうも様子がおかしい。
これは一体どういうことなのでしょうか!?
夜凪の芝居はどうなっていくのか!?
その夜凪の様子を見ていたサイド乙も、違和感を覚えます。
阿良也は画面越しでも、夜凪から急に臭いがしなくなったと気づきました。
今の夜凪は、完全に芝居が解けているのです。
夜凪は自分と役との境目を限りなくゼロにするという方法で演じていました。
しかし夜凪はそれを捨てて、台本通りに演じるつもりなのです。
そんな夜凪に、武光や市子もすぐに気づきました。
流れに乗ったまま、流れていくだけ。
かつての自分になろうとしている、と市子は感じます。
すると、これまで言葉少なく見ていた千世子が口を開きました。
ふざけんな。
その表情は怒りや悔しさを隠そうともしていません。
完璧な夜凪に勝たなければ意味がない、千世子の叫びが響きます。
しかしその言葉は夜凪には届きません。
許すということを演じられないのなら、例え嘘だとしても…
夜凪は舞台を終わろうとしました。
夜凪は芝居を諦めてしまったのでしょうか!?
サイド甲の羅刹女の終幕はいかに!?
アクタージュact-age97話ネタバレの感想考察
怒りで周りが見えなくなっていた夜凪。
仲間たちの必死な芝居を前に、やっと周りを冷静に見ることができました。
しかし、それがいい結果に繋がるわけではありません。
みんなが自分の芝居を、舞台を終わらせることを待っている。
そう感じた夜凪は、自分の気持ちに蓋をしようとしてしまったのです。
このままでは夜凪は、夜凪らしさを出した芝居ができなくなってしまう恐れがあります。
その恐怖を少し前に感じたばかりの武光や市子は、今の夜凪をなんとかしたいでしょうね。
そして夜凪が芝居を諦めた姿を見て、千世子は激怒します。
自分がどうして夜凪に勝ちたいと思ったのか、その気持ちさえ否定されかねないのです。
舞台は本当にあと少しで終わってしまいます。
共演者のためにも、千世子のためにも、そして何より自分のためにも。
夜凪がまだ頑張れるようにと、応援したくなりますね。
アクタージュact-age97話ネタバレ展開考察
まずは、『アクタージュact-age』最新話97話、そして98話以降で起こりうる展開考察をしたものを載せていきます!
夜凪の心境は!?
夜凪は舞台が始まる前から、激しい怒りの炎を燃やし続けていました。
そんな夜凪に、白石の怒りの表情を見たことにより変化があったようです。
白石の怒りの表情を見た夜凪は、自分がいかに醜く怒っていたかに気づいたでしょう。
そのことで怒りの全てがおさまるとは思えません。
それでも、自分の姿を客観的に見ることができたのではないでしょうか。
これまで夜凪は、自分の怒りにのまれていました。
そこへ白石たちが介入することで、違う見方ができると思います。
夜凪の怒りに対する考え方が変わっていくといいのですが。
山野上の心は変わるのか
今回の羅刹女は山野上そのものでした。
羅刹女のセリフは、山野上の気持ちだったのです。
このまま舞台が進めば、羅刹女が全てを許す展開となるでしょう。
その時、山野上の怒りにも変化があると思われます。
この舞台を終えた時、山野上は全てを許すことができるのでしょうか。
なかなか根深い怒りですが、少しは彼女も変わるのではないかと思います。
その証拠に、白石のアドリブに驚いていたようです。
この舞台は役者たちの手により、山野上の予想を遥かに超えていくでしょう。
その結末が楽しみですね!
サイド乙の結末は!?
舞台はいよいよラストシーンにむかっています。
白石の機転で、少し道が開けました。
しかしこれからどうすればいいのか、という明確な答えはありません。
では、どのような方法があるのでしょうか!?
夜凪の中の幼い夜凪は、怒っていないと母さんがかわいそうだと言っていました。
しかし、そうではないと気づくことができたらどうでしょうか。
母が願うのは、子の幸せでしょう。
母との幸せな記憶を思い出すことができれば、心も落ち着くのではないでしょうか。
そうなるためにも、共演者たちはそれぞれのやり方でアプローチするのかもしれません。
自分は敵だったけど、敵ではない。
羅刹女の気持ちをどうやって変えるのか、その工夫に注目です!
アクタージュact-age97話ネタバレまとめ
何のために許すのか。
そう考えた夜凪の中に、山野上に芭蕉扇を投げつけるシーンが浮かびます。
夜凪は一瞬、芝居を投げかけたのでした。
しかし夜凪はすぐに芝居を立て直します。
そんな夜凪のためにもと、白石は考えました。
その結果、許すというセリフを怒りの表情で言ったのです。
そんな白石に夜凪はたじろぎました。
ここからラストシーンに向け、他の三人も加わります。
サイド乙チームは、無事羅刹女の怒りをおさめることが出来るのでしょうか!?
次回の『アクタージュ act-age』第98話を楽しみに待ちましょう!