週刊少年ジャンプの人気漫画『アクタージュact-age』最新話103話のネタバレと感想、展開考察です!
ついにサイド乙の初回公演が始まりした。
千世子は顔を隠して客席を駆け抜けます。
舞台上にて芭蕉扇から覗かせた表情は、夜凪とはまた違った羅刹女でした。
千世子は羅刹女をどうやって演じるのでしょうか!?
それでは、気になる『アクタージュact-age』最新話103話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
アクタージュact-age103話ネタバレ展開考察
ここからは、『アクタージュact-age』最新話103話、そして104話以降で起こりうる展開考察をしたものを載せていきます!
アクタージュact-age103話ネタバレ展開考察:阿良也の孫悟空の芝居とは!?
夜凪の演じた羅刹女とはまるで違う雰囲気で登場してきた千世子。
最初の印象がこれだけ違ってくると、作品全体の印象もまるで違うものになったりしそうなものです。
この調子だと阿良也の孫悟空の芝居も王賀美のものとは全く違う感じかもしれません。
王賀美の孫悟空は羅刹女という悪役に対してのヒーローという役割で登場してきました。
しかし千世子の羅刹女が悪役っぽさがないだけに、ヒーローという見せ方は難しいはず。
そうなってくると阿良也の孫悟空はもっと最初からヒールな一面を出してきても良いのかもしれませんね。
アクタージュact-age103話ネタバレ展開考察:牛魔王の芝居が重要になる!?
やはり夜凪達のサイド甲の芝居があったからこそ、どうしても比べながら見ていく事になるサイド乙の舞台。
羅刹女の違いは見えてきましたし、次に問題となるのは孫悟空の方でしょう。
そしてポイントとなるのは孫悟空が変身した牛魔王になってくるのかなぁと思います。
サイド甲で孫悟空と牛魔王を演じた王賀美は、自分の強みを出すために演じ分けをほとんどしませんでした。
結局そこから孫悟空が主役ではなく羅刹女が主役なのだと気づかせる展開にしていったんですよね。
しかしサイド乙で孫悟空を演じる阿良也は演じ分けも達者なタイプ。
孫悟空の時点でヒールとして登場して、そこから優しく羅刹女を愛する牛魔王を演じる事になれば、メリハリがあって非常に効果的な演出になっていくのではないでしょうか?
アクタージュact-age103話ネタバレ展開考察:黒山の狙いは!?
今回の話の中で、黒山が計画している内容がほのめかされました。
それは、夜凪の助演として千世子と王賀美を使うということです。
黒山は夜凪主演の映画を撮るつもりなのでしょう。
今回の話を受けたのも、その映画へ繋げるためなのかもしれません。
この羅刹女の舞台が全て終わった時、黒山の計画する映画について発表があるのでしょうか。
今の夜凪を黒山がどう撮るのか楽しみですね!
アクタージュact-age103話ネタバレ展開考察:千世子の羅刹女に山野上は!?
観客席に山野上の姿がありました。
今度は観客として、舞台を外側から見るようです。
夜凪の演じた羅刹女は、まさに山野上の内面を表したかのような存在でした。
登場時、羅刹女の怒りは劇場内を支配し、緊張感を生み出しました。
しかし千世子は違いました。
顔を隠して軽やかに駆け抜けた彼女は、憧れの存在のような、まるで怒りとは対極な感じの存在のようでした。
夜凪の羅刹女と千世子の羅刹女。
この二人の羅刹女により、本当の羅刹女が完成するのではないでしょうか!?
そしてその時、本当の意味で山野上が前へ進むことができるのかもしれませんね。
アクタージュact-age103話ネタバレ展開考察:千世子は羅刹女をどう演じるのか!?
腹が立つ。
そう呟きながらも、千世子の表情はどこか余裕を感じるものでした。
全身から怒りを迸らせる夜凪とは正反対ですね。
今回の登場は、夜凪が千世子を初めて見た瞬間にも似ています。
彼女は自分の魅せ方をよくわかっていました。
まるで天使のように、軽やかに駆け抜ける。
しかし今回演じるのは天使ではなく悪魔。
もしかすると、小悪魔的な方向でいくのでしょうか!?
観客は千世子の美しさに魅了させることでしょう。
息をつく暇もないほど、千世子に注目することになるかもしれませんね。
夜凪とは全く違うアプローチのサイド乙の羅刹女、どんな舞台となるのか楽しみですね!
アクタージュact-age103話への読者の声
『アクタージュact-age』最新話103話に向けての感想や考察を集めました!
アクタージュ、千世子さん編が面白くなってきた。話の展開がいい。
— AK, R. (@ak_ryo) February 22, 2020
アクタージュ なんで2回も同じ舞台を描写するのにこんなに面白いんや? 本当に意味がわからない
— ٩( ‘o’ )۶プナイプナイ~っ! (@magenta_navy) February 22, 2020
アクタージュ 今週も良かったですね 何より腹を立てているのは、あなたが私を想いながら演じてくれなかったこと 凄く良いです
— rev (@rev39530) February 22, 2020
今週のアクタージュ、どうにか言語化しようと試みたけどどうしても難しくて、なんでかと考えたのだけど解釈の余地がないほど作中で全てが語られてた……大切なことは全て百城千世子が教えてくれた……
— 小野折雄 (@2361john) February 22, 2020
アクタージュact-age103話ネタバレ
では、『アクタージュact-age』の最新話103話
「武器」のネタバレが下記となります!
アクタージュact-age103話ネタバレ:不気味な天使の美しさ
大きな扉の前に立つ、千世子の羅刹女は相変わらず綺麗でした。
それなのに、怖いのです。
闇から現れ姿を隠し、美しい芝居に相反するセリフを吐き続けたことにより、見慣れたはずの天使の芝居が不気味に感じるのでした。
これが天使を天使のまま、悪魔のように演出する黒山の演出の力なのです。
流石だ、と王賀美は感心しました。
しかし稽古の千世子を思い出した夜凪は、これだけでは終わらないと感じていました。
大きな扉の奥から、孫悟空を演じる阿良也の声が聞こえてきます。
錆び付いた音を立て、扉が開きました。
そこには誰もいません。
いよいよ阿良也の登場かと思いきや。
扉が開いたのに誰もいません。
これはどんな演出でしょうか!?
アクタージュact-age103話ネタバレ:獣の演技と天使の演技
この舞台の前日、黒山は芝居の変更を言い渡しました。
たった半日で芝居を変えるのがリスクだという声も出ます。
しかし基本的に変えるのは千世子の芝居だけでした。
それ以外の共演者は、稽古通りの芝居でいくようです。
スモークが少しずつ晴れていきます。
すると千世子のすぐ側に阿良也がいました。
深く蹲み込んでいたため、観客からはここまで気づかなかったようです。
低い姿勢のまま阿良也は動き、セリフを言います。
それを見た王賀美は、気味の悪いと言い出しました。
阿良也の動きは、まるで獣の動きだったのです。
千世子は阿良也を見下ろし、芝居を続けます。
阿良也も下から千世子を睨みつけました。
これはまるで美女と野獣。
野生のリアリズム芝居と人工的な天使の芝居。
対象的な芝居をぶつけることで、より千世子の羅刹女は美しく見える効果がありました。
阿良也の孫悟空はまるで獣。
夜凪は本物の猿から動きを学んだのだろうと考えました。
阿良也のことです、おそらくそれは真実でしょう。
アクタージュact-age103話ネタバレ:天使の仮面と胎の中の悪魔
千世子は造花は生花に勝てないと言っていました。
それに対し、黒山はくだらないと言い捨てます。
自分で自分が築いてきた努力を否定しては世話がない、と舞台を見下ろしてつぶやきます。
負けるのは悔しいと、本音を漏らした千世子。
その時黒山は、千世子の感情が武器になると思いました。
しかしこれだけでは夜凪に及ばない、とも確信したのです。
自分で自分の武器の本当こ使い方に気付くまでは。
そう、今の千世子はその段階に達していました。
背を低くしたまま演じる阿良也。
すると千世子も同じように身をかがめます。
突然のことに観客は驚きました。
あの天使が、まるで獣のように孫悟空へ掴みかかっている。
「天使の仮面」「胎の中の悪魔」どちらも千世子なのです。
今の千世子を見たファンはこう思うでしょう。
「もう一度観たい天使のもう一つの顔を」
千世子は天使と悪魔、二つの顔を使い分けます。
まるで別人のようで、同じ千世子。
舞台の続きが気になりますね!
アクタージュact-age103話ネタバレの感想考察
前回、千世子たちサイド乙の舞台が始まりました。
千世子は天使のままでいて、中に潜んでいた獣も使って羅刹女を演じます。
孫悟空を演じる阿良也は、王賀美とはまた違った雰囲気でしたね!
ヒーローとして登場した王賀美に対し、阿良也はまるで獣そのもの。
どこか不気味さを感じました。
そんな阿良也と対峙した千世子もまた、獣のように素手で阿良也に掴みかかります。
サイド甲に比べ、初っ端から異質さが滲み出るような舞台。
ここに黒山の腕のよさが出ていると思います。
そうなればそうなるほど、より千世子は美しく輝く。
天使の違う顔をもっと見たい。
観客たちの心情をうまく揺れ動かしていました。
そしてそれは、読者もでしょう。
読者は観客たちと違い、千世子の本当の気持ちや葛藤をこれまで見てきたのです。
そんな千世子がどう演じるのか、とても気になりますね!
羅刹女という同じ話を、キャストを変えたとはいえ二回も描く。
最初は飽きないかな、とも思ったことがありました。
しかしそんなことは一切なく、同じ話でこうも違うのか、とても盛り上がりながら読むことができています!
他の共演者たちの登場も待ち遠しいですね。
アクタージュact-age103話ネタバレまとめ
サイド甲の初回公演のラストの行動により、王賀美が身勝手だと報じられました。
その結果、決まりかけていた仕事も白紙に戻ります。
それでも王賀美は、これが自分たちの全力だったと穏やかでした。
そんな中、サイド乙の初回公演が始まります。
始まってすぐに、観客席が暗闇に包まれました。
その中を千世子は進みます。
ライトアップされると、千世子は顔を隠したまま観客席を駆け抜けます。
舞台上にて芭蕉扇から覗かせたその顔は、とても美しく妖艶でした。
次回の『アクタージュact-age』第104話を楽しみに待ちましょう!