週刊少年ジャンプの人気漫画『アクタージュact-age』最新話76話のネタバレと感想考察、展開予想です。
稽古初日、山野上は自身の砂漠の絵に、それぞれの絵を描き足すように言いました。
各々描いた絵から、出演者たちの性格や性質を分析します。
一方阿良也は焦る千世子に、まだ利用してないものを探せと助言しました。
黒山は千世子にどのような変化を与えるのでしょうか!?
それでは、気になる『アクタージュact-age』最新話76話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください。
前回の『アクタージュ act-age』はこちら!
Contents
アクタージュact-age76話ネタバレ:前回75話感想考察
今回は絵を通してそれぞれのキャラクターを掴んでいく、というお話がメインでした。
人付き合いが苦手だから、絵でその人を知ろうとする。
山野上の独自のやり方がとても興味深いですね。
そしてその真意を知りながら、真っ先に協力してくれたのが王賀美です。
ここまでの流れを見てきた読者目線でも、武光と同じように感じました。
敵に回すと怖いが、仲間になると心強い男、それが王賀美ですね!
そして今回夜凪は不参加でした。
山野上の絵の金額を怖がる辺りが、日常的な夜凪の姿が出ていて微笑ましかったです。
展開的にも、山野上はこれまでで夜凪のキャラクターを掴んできていると思うので、不参加でも問題なかったのでしょう。
白石や市子という、これまであまり触れられてこなかった共演者の情報も増えました。
次回以降も少しずつ、この二人のキャラクターが生かされてくるのでしょう。
一方で、千世子たちにもまた新たな動きがありそうですね。
千世子が焦っているのも、とてもよくわかります。
阿良也が素直に助言しているのは、千世子と共に夜凪に勝ちたいからでしょう。
次回、黒山の腕の見せ所ですね!
千世子の出演作品をチェックしていることから、黒山も千世子がどんな人物かを分析していることでしょう。
両チームの今後の展開が楽しみですね。
アクタージュact-age76話ネタバレ
『アクタージュ act-age』76話
「勝機」のネタバレが下記となります!
千世子の演技
舞台「羅刹女」とは、夫である牛魔王への怒りの物語です。
稽古の中で、千世子は天使の面影もないほど激しい演技を見せました。
黒山も、そんな千世子を見ています。
元々千世子は演出家いらずと言われるほど、自分の魅せ方を熟知していました。
そんな彼女が感情的な芝居まで覚えたのです。
しかし、千世子は演技の途中で止まってしまいました。
夜凪の顔がちらついてしまったのです。
確かに千世子は上手い。
ただ、それだけでは今の夜凪には勝てない。
黒山はそう感じていました。
千世子の変化
稽古が終わった千世子と和歌月が外へ出ると、出待ちが集まっていました。
しかし千世子は彼らに目もくれず、そのまま車に乗ってしまいます。
これまでの千世子なら必ずみんなに手を振っていました。
突然のことに、和歌月や出待ちは動揺します。
去り際の千世子の言葉を和歌月は反芻します。
そんな千世子の様子を、黒山は建物の上から覗いていました。
今回のことで、千世子の芝居は確かに化けました。
しかしその芝居を選ぶということは、今まで彼女が培ってきたものを捨てるということなのです。
それは天使であることで得た地位の人気を、全て捨てるということでした。
向こうのチームには、夜凪だけでなく王賀美までいます。
これまでの芝居だと、とても勝てる見込みはありません。
千世子の選択は正しい、だが、だとしても、と黒山は考え込みました。
その時千世子からラインが入ります。
勝たせてやりたい
その日の夜、黒山は千世子の自宅を訪れました。
とても立派な部屋は、アリサが用意してくれたそうです。
二人は早速舞台について話し始めました。
千世子は黒山に話しかけます。
千世子は全て分かっていました。
全部分かった上で、それでもここにいるのです。
千世子は全て捨てて戦う気でいるのだと、黒山は感じました。
そしてそんな千世子を、勝たせてやりたいと思ったのです。
怒り
自分はずっと夜凪を見てきたのだと、千世子はテレビのスイッチを入れました。
そこに、これまでの夜凪の姿が映ります。
千世子が10年かけて築いたものを、夜凪はたった半年で追い抜こうとしていました。
最初は自分勝手だった夜凪の芝居。
それを成長させたのは自分だと、千世子は分かっていました。
一方で自分は天才ではないということも分かっていました。
でも、やっぱり負けるのは悔しい。
千世子は自分の中の激しい感情を露わにしました。
今回の舞台は、「怒り」の物語です。
それはまるで炎のように自分の内面を燃やす、嫉妬とも自己嫌悪ともつかぬ怒りの物語。
そのため、夜凪の方が圧倒的に有利だと黒山も感じていたのです。
しかし今、千世子の内面を見た黒山は確信します。
千世子のその感情だけは、誰にも負けないと。
天使を捨てる覚悟はいいな、と黒山は千世子に言葉をかけます。
夜凪を倒させてやる、と黒山は心に決めたのでした。
アクタージュact-age76話ネタバレ展開予想
ここからは、『アクタージュact-age』最新話76話、そして77話以降で起こりうる展開を予想したものを載せていきます!
白石の役割
これまでの話に加え、今回の絵による分析から、白石がどのような人物がわかってきました。
どうやら見た通りの、面倒見のいい真面目な人物のようです。
ただ、少し天然さも持ち合わせているのかもしれません。
白石は絵を描く時に、描き方をググって調べてきちんとポーズも取っていました。
しかし今回の絵にはモチーフはありません。
結局特に何かを測るわけでもなく、そのポーズの結果を絵に生かすことはありませんでした。
さすがの山野上も、心の中でそっと突っ込んでいたくらいです。
白石はこのチームのまとめ役なのかもしれません。
あの王賀美も、白石はさん付けで呼んでいます。
もちろん年上ということもあるのでしょうが、そこには尊敬する気持ちもあるのだと思います。
そんな白石が三蔵法師という配役は、まさにぴったりです。
白石がやんちゃな王賀美の悟空を率いる姿も楽しみですね。
市子と武光
山野上の分析では、市子と武光は二人とも感覚派のようです。
ただ、そのベクトルは全く別のものです。
砂漠にホットミルクを描いた市子。
ホットミルクという発想が、彼女の柔軟さを表していますね。
自由で無邪気、という山野上の分析がぴったり当てはまります。
そして武光は、砂漠にたくさんの木を描きました。
自分でも理由がわかっていないことから、完全に感覚派です。
そして無意識に全体のバランスを整える役割というのも、これまでの彼の動きや発言からよくわかりますね。
デスアイランド編でも、彼の明るさや面倒見の良さに夜凪も救われたのです。
彼もチームに欠かせない人物ですね。
この二人がそれぞれ猪八戒と沙悟浄を演じます。
白石の三蔵法師に続き、こちらも楽しみですね!
阿良也にバレている千世子
空港で夜凪と王賀美の芝居を目の当たりにし、千世子は焦っていました。
顔は相変わらずのポーカーフェイスでしたが、阿良也にはその心境がバレています。
今回最後に阿良也と千世子は二人で焼肉屋にいました。
おそらく阿良也もこのままではいけないと思い、牛丼屋の時のように千世子を誘ったのでしょう。
阿良也が共演者のことを気にかけている姿にも、彼自身の成長が感じられます。
そして千世子ですが、阿良也にビビってるのかと尋ねられ、返答までに少しだけ間が空きました。
千世子は勝つ方法を考えているだけだと答えましたが、その間が正直な答えな気もします。
プライドが高い千世子です。
阿良也に千世子が夜凪の後追いをしていると言われて良い気はしないはずです。
しかし言い返さないのも、こちらも心当たりがあるからかもしれません。
黒山の示す道とは!?
そんな千世子に、阿良也は黒山を利用してみたらどうかと助言しました。
これまで千世子は、自分の努力でなんとかして来たように思います。
ここで黒山という他者から、新たな道を示されることにより、大きく化ける可能性が高いですね。
では、黒山はどのような道を示すのでしょうか。
黒山は今、千世子の出演作品をチェックしています。
千世子がどんな芝居をするのか、癖はどうか、どのような方向で行けそうなのかを考えていることでしょう。
阿良也の指摘通り、千世子は今、夜凪の後を追うように走っているかもしれません。
しかし千世子は夜凪ではありません。
千世子も黒山の手により、夜凪とはまた違う道を見つけることができればいいと思います。
夜凪が感覚で演じるタイプなら、千世子は理論で演じるタイプになってみてはどうでしょうか。
阿良也は夜凪と同じタイプです。
そのため、それと真逆な演じ方を千世子がしたら、面白い舞台となりそうだと思います。
次回からの黒山や千世子の動きにも注目ですね!
黒山が見る千世子の武器は!?
完全に夜凪サイドに一歩先を行かれた感じのある千世子サイド。
ここからまた新たな力を身につけるような感じではきっと間に合わないでしょう。
ここは阿良也の言う通り、黒山の力を借りるのが一番間違いない選択だと思います。
自分の見せ方を知っていて、それを効果的に使えるのが千世子の強み。
しかしそれを本当に極めたのかはわかりません。
黒山から見れば、まだまだ成長出来る部分があるのではないでしょうか。
特に今回は舞台ですので、見せ方や見られ方など効果的な力の出し方がきっとあるはず。
そう言った所を伸ばしていけば、意外と今のままでも戦って行けるのかもしれません。
映像の力で
今回の作品は舞台である事が大きな話題にもなっていますが、当然映像作品としての方が沢山の人に観られる事になります。
つまり舞台用の芝居である必要はもちろんですが、映像用の芝居でもなければなりません。
もちろんその部分の違いを知っているのは黒山でしょう。
そしてこちらのチームは映像に特化したイメージの千世子と、舞台に特化したイメージの阿良也がいます。
それぞれの強みを出しやすいのではないでしょうか?
それぞれの役割で
夜凪サイドが一致団結している以上、千世子サイドも一つにまとまらないと駄目でしょう。
今の所千世子のスタンドプレーに阿良也が付き合ってあげているような印象が強いです。
まずは黒山と、そして他の役者ともしっかりとコミュニケーションを取る必要があります。
特にまだ千世子サイドのメンバーは和歌月以外には明らかにされていません。
夜凪サイドは実力者が脇を固めていますし、千世子サイドのメンバーも実力者のはず。
そういう仲間達と千世子が上手くやっていけるかという部分も順調にこの先進んでいくかの大事なポイントになっていくでしょう。
アクタージュact-age76話ネタバレまとめ
稽古初日となりました。
山野上は自身の砂漠の絵に、それぞれの絵を描き足すように言います。
その結果から、出演者たちの性格や性質を分析しました。
それぞれ役所がぴったりで、いいチームだと山野上は安心します。
すると王賀美は、山野上の絵が欲しいと申し出ました。
お代として、今日から自分たちが山野上の絵となると王賀美は言います。
その言葉に、嬉しそうに口の端を上げる山野上でした。
一方千世子は、夜凪たちの演技を見て焦っていました。
そんな千世子に、阿良也はまだ利用してないものを探せと助言します。
その頃黒山は、千世子の出演作品をチェックしていました。
黒山によって、千世子はさらに成長することができるのでしょうか!?
次回の『アクタージュact-age』第77話を楽しみに待ちましょう!