週刊少年ジャンプの人気漫画『ぼくらの血盟』最新話11話のネタバレと感想、展開考察です!
人間と吸血鬼の共存の気持ちを新たにしていたシンとコウ。
しかし学校を終えたコウの前には敵吸血鬼の一人である灰賀が突如として襲来。
さぶろーを巡ってトラックに轢かれるもののすぐに復活した灰賀は、運転手を人質にするとシンとコウに手合わせの挑んでくるのでした。
二人は強力な吸血鬼に勝利出来るのか!?
それでは、気になる『ぼくらの血盟』最新話11話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
ぼくらの血盟11話ネタバレ
『ぼくらの血盟』11話
「VS灰賀」のネタバレが下記となります!
ぼくらの血盟11話ネタバレ:吸血鬼灰賀にシンの力は通じるのか!?
一撃でトラックを消し去り運転手を人質にとってきた吸血鬼の灰賀。
血盟の兄弟であるシンとコウの実力を試そうと迫ってきますが、暴れてしまった事で周りには人が集まってきていました。
流石に目立ちすぎたという事で、抑止力と呼ばれるものに嗅ぎつけられてしまう事を心配し、どこか別に暴れられる場所がないかと尋ねてくる灰賀。
それに対してコウは暴れなければ良いと言うものの、それでは手合わせが出来ないのだと言い聞かせてきます。
良い場所を教えないのであれば運転手を殺してまた後日伺うことにする。
そんな灰賀の言葉と、必死に助けを求める運転手の声を聞いたシンは人気のない場所へと灰賀を連れていくのでした。
両手両足を拘束された運転手を連れて向かった先は静かな山奥。
そこで灰賀は改めて二人の力を試そうとするも、未だにその手には吸血獣のフタマタが。
灰賀がフタマタを離すと同時に動き出したシン。
アリスから渡された手套を装備して灰賀の胸に強烈な一撃を叩きこむも、逆に灰賀の硬さに驚かされる事に。
対吸血獣用の武器を使う事に僅かに反応を示した灰賀でしたが、シンに対して思い切り拳を振り下ろしてきます。
なんとか回避したものの、その一撃は地面を割ってしまう程圧倒的な威力。
普通の武器よりは効果はあっても、獣共のようにはいかないと灰賀は言い切るのでした。
問題だらけの前回でしたが、今回もいつの間にか運転手が拘束されていたりと、普通に読んでいるのにページを飛ばした感があるのが恐ろしいですね。
いくら灰賀が手合わせを望んでいるとはいえ、フタマタを抱えた灰賀にいきなりシンが攻撃を仕掛けたのは中々酷いです。
人間と吸血鬼の共存を掲げているのに、話し合いをする事もなくいきなり攻撃って、一体どっちが悪役なんだよと思ってしまったり。
ぼくらの血盟11話ネタバレ:灰賀の圧倒的な力と人質の救出
普通の攻撃は灰賀に通用せず、近接戦はシンにとってあまりにも危険。
とはいえ人質を救う為には近づかないとと考えていたシン。
打つ手がない状況に戸惑うシンに対して、もっと仕掛けてくるようにと煽ってくる灰賀。
自分達と関係のない人間はどうでも良いのかと。
灰賀からすれば運転手は猫を兵器で殺そうとしていたろくでもない人間。
それだけにどうでもいいのだろうかという言葉に反応したのが運転手。
自分はお前たちのケンカに巻き込まれているだけの被害者なんだからさっさと助けろ。
小さい猫なんてどうでもいいと叫びます。
拘束されている状態ながら助けられて当然といった様子の運転手に対して、やはり殺してしまおうとまで考える灰賀。
しかしそんな状況でも力強くやめろと言い切るシン。
灰賀はそんなシンを前に、自ら周りに血を撒き散らすと今度は自分から積極的に仕掛けてきます。
近接だけが自分の取り柄ではないと語る灰賀は、撒き散らした血を硬質化させる紅牙衝という技を放ちます。
地面から鋭い刃をいくつも生み出すその技から、コウを庇って大ダメージを食らってしまうシン。
大きなダメージを受けながらも、シンは自らの手套に血が反応していた事で、灰賀に届く攻撃を思いつくのでした。
そもそもこちらが2人いて敵が1人しかいないのに人質を救えないという時点でおかしな話です。
しかもその人質は完全にクズとして描かれていて、守る気もなくなるのはもちろん、人間との共存が余計に無理だと感じさせてくれる存在となっています。
それに加えてコウは戦いの最中だというのにフタマタを抱えたままというのがナメすぎですよね。
ぼくらの血盟11話ネタバレ:武器強化の力で灰賀を倒せるか!?
無明の血盟という事で戦いを楽しみにしていたものの、シンは単純な攻撃を繰り返すだけで全く楽しめない状況の灰賀。
それだけにそろそろ戦いを終わらせようとする灰賀でしたが、シンの攻撃に合わせて今度はコウも動き出していました。
いつも持ち歩いているシンの血液を飲む事により、白髪となり血の鎌を作り出して灰賀に攻撃を仕掛けるコウ。
しかし切り札とも言えるその攻撃でさえも灰賀には簡単に止められてしまいます。
が、兄弟の本当の狙いはここから。
血を吸わせて強化させた手套に力を込め、シンは紅穿裂掌という技で灰賀の胸を貫くのでした。
灰賀を倒した事とシンの新しい技を見れた事でテンションが上がるコウ。
シンは武器に血を吸わせて強化していて、通常であれば壊れてしまうもののアリスが改良してくれていたおかげで壊れずにすんでいたのでした。
そんな状態で運転手の拘束を解いてあげるシン。
しかし解放された運転手はシンの事も化け物扱いしてその場から逃げ出してしまいます。
そんなシンに対して、ダメージがありながらも再び立ち上がる灰賀。
助けた相手に化け物呼ばわりされたシンの事を報われないと煽るも、シンは改めて灰賀にハッキリと言い切ります。
ロクでもない人でも、罪のない何も知らない子供でも一方的に殺されていいはずがない。
だからこそ自分は灰賀を止めるのだと力強く言うのでした。
血を使っての強化が出来るなら最初からやっておけよとしか言いようがない展開となっていますね。
武器に関する説明もこれまで一切されていませんでしたし、緊迫した場面でシンの格好良い所が見れて喜ぶコウも酷かったですし。
最後のシンと灰賀の会話も正直ほとんど噛み合っていないですし、そもそもこの戦いって何なんだろうかと思ってしまいました。
ぼくらの血盟11話ネタバレの感想考察
兄弟と灰賀の本格的な戦いが描かれた今回。
しかし何から何まで突っ込みどころしかないような中々の展開になっていましたね。
過程をすっ飛ばして進む物語
前回運転手の乗っていたトラックだけを消し去るというとんでもない技を見せつけた灰賀。
もはやギャグなのではと思ってしまうような演出でしたが、やはり今回残骸の一つも残っていませんでした。
それでいてトラックが消え去ってから急に現れてくる人々も都合が良すぎます。
しかも警察を呼ぼうかという話になってから違う場所を探し始めたりと、テンポの悪さが物凄い事になっています。
明らかに運転手が大変な状況になっていますし、どう考えてもかなり大勢の人がこの映像を録画してそうな気がしますね。
それでいてそこからどこぞの山奥へと移動していますが、その過程に関しては全カット。
しかも到着した時点では何故か運転手の手足が拘束されていて、どういう流れでこうなったのかさっぱりわかりません。
そもそも敵が一人しかおらず、運転手を抱えて移動しているのであれば、2人いるシンとコウの方には助けるチャンスくらいありそうなものですよね。
これまでもそうでしたが、結果がありきでその過程を全く描かないのはちょっとキツイですね。
共存したい気持ちを感じさせないシン
拘束された人質と共に人気のない山奥までやってきた3人。
ここで灰賀の目的である手合わせが始まる訳ですが、この場面には驚かされてしまいました。
人質を連れていたはずなのに、未だにフタマタを大事に抱えていた灰賀。
その時点でもおかしい気しかしませんが、本当に驚くのはその後の灰賀がフタマタを手放した瞬間にシンが攻撃した場面でしょう。
仮にも人間と吸血鬼の共存という理想を掲げている主人公が、戦いの用意すらしておらず、コウが可愛がっているペットをその手に抱えた灰賀に奇襲を仕掛ける。
これはもう色々な意味で酷すぎるというか、主人公として相当酷いですよね。
話し合うつもりも全くない訳ですし、吸血獣というペットもどうでもいいというスタンスにしか思えませんし。
少なくてもシンはこれまで紳士的な部分ばかり描かれていた訳で、そういう部分とこの謎行動では一貫性が全くありません。
こういう時って少なくとも灰賀から攻撃してくるのを待つくらいが丁度良いんじゃないかなぁと思ってしまいました。
運転手が可哀想だけどクズすぎる
学校の玄関に面した道路を猛スピードで走っていたというマイナス点はありつつも、灰賀は事実を書き換えまくっていましたね。
フタマタの事を殺そうとしていた・・みたいな事を言ってますが、飛び出したのは灰賀の方ですから。
二度目に轢きなおそうとしたのも一応は灰賀が化け物のようでビビったから仕方ないと言えなくもありません。
が、それにしても今回の言動は酷すぎましたね。
自分はケンカに巻き込まれただけの被害者なんだからさっさと助けろ。
拘束された状態で普通のトラックの運転手がこんな事を言えるのは逆に凄いですよね。
こんな言葉を言わせるのであれば、むしろもっと高い地位とかを持っている社長とかじゃないと効果的じゃない気がします。
しかも取ってつけたように猫なんてどうでもいいとか言ってますし、完全にクズに見えるようにと描かれていたのでしょう。
こういう部分も物語として不自然でしかないというか、物語の犠牲にされているなぁという気がします。
空気の読めないコウと噛み合わない会話
灰賀との戦いが始まったというのに、終始フタマタを大事そうに抱きかかえていたコウ。
全く戦うつもりがないようで、灰賀の攻撃が来ても手放さずにシンに守られるだけ。
そんな適当な感じで偉そうに共存発言をしていたと考えると、もはやムカついてくるレベルですよね。
とはいえ一応今回はシンの血の力で戦闘には参加しました。
が、結局それは囮のようなもので、本命はシンの謎の武器強化の力となっていましたね。
しかしやはり空気が読めないのか、シンが格好良い所を見せた途端にはしゃいでいたのは酷すぎます。
こういう言動を見ていると、コウはシンの格好良い所を見られればそれだけでいいんじゃないかと思えてきます。
ってかこれで灰賀が死んでいたとしても、きっとコウはなんとも思わないのでしょうね。
最後は生きていた灰賀とシンの会話で終わりとなりますが、この会話も謎の会話でした。
助けた運転手に対して化け物呼ばわりされた事で、シン達に報われないなと声をかけた灰賀。
しかしそれに対して何故か急に語り始めたシン。
ロクでもない人も罪のない子供も一方的に殺されていいはずがない。
格好良く言ってますが、そもそも全くそんな内容の話じゃなかったですよね??
そもそもロクでもない人は何とか助けましたが、罪のない子供は既に一人犠牲が出ています。
しかも元を辿ればシンとコウの存在が生み出してしまった犠牲であり、その点を全く気にしていない状態では格好良い言葉も全く響きません。
それでいてシンは、止めると言いながらも思い切り殺そうとしてましたし、お互いの言い分とやってる事がぐちゃぐちゃすぎて訳がわからないですね。
ぼくらの血盟11話ネタバレ展開考察
ここからは、『ぼくらの血盟』最新話11話、そして12話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
灰賀との戦いでシンの手套の新たな力が発動!?
街中でトラックを破壊しているくらいなので、めちゃめちゃ目立っているはずですが、きっと次回は静かな場所から始まるはず。
まだ日中ではありますが、これまで何度も使われている廃墟辺りなら人目もなく安心でしょうし、再度使われる事になるのかもしれません。
灰賀はカワイイもの好きという感じでちょっとヤバい感じではありますが、基本的には正々堂々タイプ。
それだけにまずは二人の実力を見る為に攻撃を食らう感じになるのかもしれません。
トラックに轢かれても問題ないだけに、シンの攻撃ではまともに通じないはず。
しかし今回、アリスが手套を改造してくれたと言っていましたし、何かしら新たな攻撃方法はありそうです。
それを灰賀に叩き込む事で本気にさせるという可能性は考えられそうです。
コウの力の覚醒で完全勝利!?
一撃でトラックを粉々に出来たりと、明らかに規格外な力を持っている灰賀。
ようやくちゃんとやばい吸血鬼が登場してきたという感じで、まともに戦っていたらシンとコウでは相手にならなそうな気がしますよね。
色々と武器はあるのでしょうが、車に轢かれても大丈夫な灰賀には通用しないのではないでしょうか。
そうなるとやはり勝ち目があるとすれば、コウがシンの血を直接飲んで覚醒状態になる事くらいだと思われます。
あの力はシンでは歯が立たないレベルの吸血獣も瞬殺出来ていて、普通の吸血鬼も瞬殺出来てしまいそうな気がします。
灰賀を撃破し、それによって更に怒りを増した廻峯との戦いに突入していくような展開かもしれませんね。
ぼくらの血盟11話への読者の声
『ぼくらの血盟』最新話11話へ向けての感想や考察を集めました!
【ぼくらの血盟】
トラック衝突、思わず笑っちゃったよ。何なんだよ…笑わせてくる漫画だったっけ?
あと、既視感あるな〜と思ったら皆さんがロボコって言ってて納得。ギャグ漫画と既視感なんて、ギャグでは…?
大丈夫?久々に突き抜け漫画になっちゃう??#WJ50 #ぼくらの血盟— 紫鈴 (@shirinraka) November 16, 2020
#wj50 ぼくらの血盟
このトラック運転手も人を轢き殺したのを気に留めないどころかもう一度轢こうとするのでやっぱり人間はカスなんや……感がすごい。吸血鬼以前に人間の治安が悪い
— 真黒コスモス (@axelmagro) November 15, 2020
今週で『ぼくらの血盟』はギャグ作品なのかと
先週から描写が続いてないのはいつものことだけど不自然で、しかも普通に学校に通ってるし危機感0か?案の定襲撃受けてるし……せめて敵を捜索するとかさ
トラックのシーンは吸血鬼もひどいし人間もひどいしで笑ってしまった
失笑だけど#ぼくらの血盟— momen_dohu“Я” (@momen_dohu) November 17, 2020
ぼくらの血盟10話、トラックが消し飛ぶシーン今週のジャンプで1番笑った。人間も吸血鬼も等しく狂ってるので詰んでる。もう仲良く滅ぶしかねぇ。これ作者自身も仲直り?共存?できるわけねーじゃんwwwwwってゲラゲラゲラして描いてんじゃないか。
— 日生@ユナイトだ! (@hinase_hoshi) November 16, 2020
ぼくらの血盟、小学校前の道路でトラックが人を吹っ飛ばすレベルの速度出してるんじゃないよ。最徐行しろよ
— マテチャイ (@pjdwtgamt) November 16, 2020
ぼくらの血盟、2度轢きしてくるトラック運転手の倫理観が話題だけど、個人的には何か(猫)に気を取られてると簡単に車に轢かれてしまう程度の危機察知能力しかない敵吸血鬼もヤバいと思う。
今後、彼がどんなに強キャラムーブしても、(ここにトラックで突っ込めば勝てるのでは?)とか考えてしまう。— 相生生音 (@aioiion) November 16, 2020
ぼくらの血盟11話ネタバレまとめ
敵が過激な手段に出ているというのに、相変わらずゆっくりと物語が進んでいた今回。
流石にちょっと問題点が多すぎる感じとなっていますね。
シンとコウによって周りに被害が出てしまっているというのに、それを特に気にした様子もなく、それでいて共存という理想だけは持っている。
そんなキャラクター性の部分だけでも失敗している感じですし、これでは応援しようとさえ思えません。
それだけに留まらず、敵はもちろん一般人までやってる行動がおかしくて、全く物語に入り込めません。
ようやくバトル展開になりそうですし、どうにかここから盛り上げて欲しいですね。
次回の『ぼくらの血盟』第12話を楽しみに待ちましょう!