『キングダム』に登場する武力行使キャラの「龐煖(ほうけん)」。
原作の中でも最強と言われる武将の一人で、自分でも「武神」と言ってしまうほどの実力が確かにある人物です。
龐煖は神出鬼没でいつ戦場に姿を現わすか分からず、登場するなら戦況がひっくり返るほどで敵からしてみたら非常に厄介。
そんな龐煖ですが、実は死亡フラグが立っていると噂されているのを知っていましたか?
ここでは、龐煖の特徴や性格、その強さや今後の予想などについて考察します!
Contents
龐煖という人物の特徴
好き嫌いが結構分かれている『キングダム』のキャラクターの龐煖…。
そんな龐煖は、「求道者」という特徴を持っています。
相手を導く側ではなく、自らが求める側ですね。
龐煖は武術だけじゃなく、「心」と「頭」の鍛錬も欠かさず行い、文武に優れた才人。
戦わずして勝つことが、一番強い者という信念を持ち、それに見合うだけの人物になることを目標にしていました。
それでも、まだまだ己が求める完璧な強さを手に入れておらず、深山で孤独な修行を行い続けているのです。
求道者という表現がぴったりな、深みのある人物が龐煖の特徴です。
龐煖の意外な性格
次に龐煖の性格を、これまでの『キングダム』から読み解いてみると…
- 自分勝手
- カリスマ性がある
- 執着心が強い
- 寂しがり屋
- 冷酷
- 冷静沈着
龐煖は自分の道のみを追求するタイプで、戦場に未練がある訳でも快楽で人を殺すことを求めていません。
自分よりも強い敵を殺す、ただその為だけに活動し、強敵がいると聞くや突然戦場に現れます。
自分勝手、その上執着心が非常に強い性格をしているのは、誰の目からも明らかでしょう。
例えば修行の最中、頭の中にあったのは王騎を超えるという一点のみ。
逆を言えば王騎だけが龐煖の生き甲斐になっていたのです。
そして執着心が強い、ということは反面、寂しがり屋の要素も少し含まれていると分かりますね。
常に誰か、目標とする人物がいないと自身の生きる意味さえも無くなってしまうということ。
それでも戦場では、冷静沈着で周囲の状況を瞬時に把握し戦況をより早く理解でき、また冷酷な性格が合わさり判断に迷いがありません。
実力が十分であるという点が、性格からも理解できるでしょう。
王騎を討ち取るほどの龐煖の強さ
『キングダム』を愛するファンが3人ほど集まれば、どの武将が一番強いのかで議論が勃発するのだとか。
最強というキャラも揃ってきたので、やはりそんな話題にもなってしまいますよね。
それだけ魅力的で実力十分なキャラクターが多く登場している『キングダム』の中で、龐煖は常にトップクラスに名を連ねています。
ファンからも最強に近い人物と認められている龐煖ですが、どれほどの実力があるのでしょうか?
王騎に致命傷を負わせた龐煖
龐煖は歴代最強の武将として知られていた王騎を、横やりが入ったとはいえ致命傷を負わせることに成功しました。
王騎と横並びできる武将はほとんどいない点を考えるなら、龐煖が最強クラスの武将だとの認識は間違いではないでしょう。
龐煖は、自らに並ぶ強者の存在を絶対に許さず、強者がいると分かるや戦場に赴きその者を殺害するという行動を取っています。
強者を倒せるだけの実力が無ければ実現不可能なので、有言実行できている所を見ても最強に近い実力があると理解できますね。
自分を武神と称するだけの実力を、龐煖は手に入れていると考えられます。
龐煖VS王騎の詳細
そもそも、龐煖は物語においていつ登場するか分からず、いきなり現れては戦場をぐちゃぐちゃにするという特徴的なシーンを演出します。
王騎を討った秦との戦いでも、最初は戦場に姿を現わさず趙軍は一方的にやられていました。
しかし単独で秦の夜営地を単独で襲い、相手の戦力を激減させる貢献をしたことで立場は大きく変わります。
とどめを刺されそうになったところ、「魏加」の狙撃により王騎に一瞬の隙が生じ、龐煖が渾身の一撃をお見舞いして致命傷を負わせます。
結果的に王騎を倒しましたが、王騎を超えたとの実感は得られず戦後も再び山の中にこもり修行を続ける毎日を送りました。
蕞の戦いの終盤では、信との一騎打ちで重傷を負ってしまい、彼との決着を付けずに名前だけ憶えておくようにと姿を消します。
王騎を超えるどころか、信にすら重傷を負わされるというまさかの展開で、彼の今後にとある不安がよぎることとなるのです…。
龐煖の今後は死亡フラグが!?
では冒頭でお伝えしたように、最強と言われている龐煖に何故死亡フラグが出ているのか!?についてです。
登場した当初は最強を名乗るに相応しい活躍を見せていた龐煖ですが、物語が進むにつれて武神と呼ぶには相応しくない展開が起こっていくのです…。
王騎に負けそうになったり、信との戦いで決着をつけるどころか重傷を負う羽目になりました。
これらの戦いから、「自分勝手で想いを背負わず、攻撃が軽い」という弱点を見抜かれ始めているのです。
そのため龐煖は、「王騎の仇として信に討たれる」という予想が現実味を帯びてきていると。
元々、王騎を討った相手として憎しみの的にされる可能性はありましたが、それでも強さとしては申し分ないので戦場で死ぬような展開は考えにくいものがありました。
しかし、朱海平原の戦いにおいても死ぬ間際の蒙恬じィから一撃を負わされたこともあり、「信によって龐煖は討たれる」という予想はますます実現してしまうのでは…と予想できます。
龐煖は秦国に寝返る!?
龐煖は死亡フラグが立ち、今後は死ぬ可能性が高いという予想がある一方で、もう一つ、龐煖は信にやられることなく、逆に秦国に寝返ってしまうのでは!?という予想もあります。
龐煖がいよいよやられてしまう、というのは物語の流れを考えてみるなら妥当な展開ですが、「それでは読者はありきたりなストーリーで飽きてしまう」のではと。
その逆で、龐煖が趙を裏切り秦国に寝返るという流れになれば全く予想できない展開となるので盛り上がるのではと言われているのです。
そもそも龐煖が王騎を討伐しようと考えていたのは、趙国のためではなく、あくまでも自分の欲求を満たすため。
大将軍という地位であると言っても、自分中心で動いていますからね。
つまり国に思い入れがある訳ではなく、彼は強者を倒せればそれで構いません。
ところが、信との相対により大きな刺激を受け、逆に狙うのではなく、「信がいる国になら全てを差し出せる」と考えると予想されています。
可能性としてはかなり低いですが、そうなれば秦国にとっても戦力増強になり物語はより面白くなるに違いないでしょう。
キングダム龐煖についてのまとめ
今回は『キングダム』の武将最強と言われている龐煖の特徴や性格、その強さや今後の予想などについて考察しました!
龐煖は自らを武神と称し、自分と並ぶ強者の存在を決して許さず常に自分が頂点になることだけを目指しています。
王騎から受けた攻撃を忘れられず、彼を討伐する事が人生の目標になっていた龐煖は、結果的に王騎を討つものの満足していません。
その上、弱点を見透かされ死亡フラグが立っている龐煖。
611話現在で朱海平原の戦いの最終日、龐煖が登場するのではと言われています。
龐煖が今後どのような活躍をするのか楽しみですね!