週刊少年ジャンプの人気漫画『逃げ上手の若君』最新話19話のネタバレと感想、展開考察です!
吹雪から偵察に来た村の重要性を聞かされた時行。
重要拠点ではあるものの戦力的に厳しいという雫の進言に対し、時行は子供達の故郷を守る為にも戦う道を選ぶ事に。
残虐なやり方で迫り来る征蟻党の悪党達に対して、時行は吹雪から新たな技を習得して戦いに臨むのでした。
時行はこの戦いに勝利出来るのか!?
それでは、気になる『逃げ上手の若君』最新話19話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
逃げ上手の若君19話ネタバレ
『逃げ上手の若君』19話
「防衛戦1334」のネタバレが下記となります!
逃げ上手の若君19話ネタバレ:順調に進む戦いと圧倒的な実力者達
襲い来る悪党達を迎え討つ時行一行。
悪党達は背後からの弓兵を無視して斜面を突き進み村の手前までやって来ていました。
しかしそこで悪党達を待っていたのは辺り一面の氷。
敵が氷でバランスを崩したタイミングで隠れていた諏訪神党の兵士達が弓で狙い撃ちます。
水路を堰き止めて村の外周を水浸しにした事で、吹雪は辺りに氷の罠を完成させていたのでした。
夜という事もあり足元が見えずに戸惑う敵兵達を前後の弓兵がどんどん削っていきます。
しかしそんな状況で征蟻党のお頭は、くたばった仲間達の死体を使って氷の地面に死体の道を作って仲間達を進めさせる事に。
しかしそうやって氷地帯を乗り越えた敵を待ち構えていたのは落とし穴地帯。
子供達の協力によって大量の落とし穴を用意していた吹雪は、落ちていく敵を見ながら戦況を確認していました。
雫が集めてきた諏訪神党の浅田庄領主の浅田忠広が現場を指揮し、兵は少数ながらも的確に敵の動きに対応していきます。
作戦は完全に成功していて、このまま行けば殲滅する事も不可能ではないと考える吹雪。
しかしそれはあくまでも敵が並の兵だけだったらとも理解していました。
そんな吹雪の心配の通り、一部では屈強な敵の兵士が防衛線を突破してしまいます。
後ろにいる味方は助ける必要はないと防具を装備するお頭は、屋根の上で全体を指揮する弓兵を狙いにかかります。
統率を失えば守備全体が総崩れになるだろうと。
そうはさせないと諏訪神党の兵士がお頭を止めにかかるも、お頭はそんな兵士達を軽く蹴散らしてしまいます。
そんなお頭に続いて征蟻党の幹部である死蝋、白骨、腐乱の3人も守備兵達を一蹴してしまうのでした。
割と余裕な雰囲気を出していた吹雪ですが、しっかりと戦に向けて準備をしていてくれましたね。
地の利を活かしてきっちり準備していて普通の相手だったら完封出来ていたのでしょう。
とはいえ今回は敵のお頭や屈強な幹部も来ていて、彼らをどうにかしないと厳しい状況になりそうです。
逃げ上手の若君19話ネタバレ:全身を固めた鎧武者との戦い
数々の罠にも全く動じず、守備兵も一蹴するお頭と幹部の4人が圧倒的に強い事を確認していた吹雪。
特に戦の全体像が見えている男こそが大将だと気づいていました。
あまりにも強すぎる4人なだけに、人を割いて止めなければと焦る浅田。
しかし人を割けば防衛線が崩壊するという事で、吹雪は狐次郎と亜也子に指示を出します。
二人で動きを合わせて背後から一撃で白骨を仕留めた狐次郎と亜也子。
そのまま死蝋と腐乱には目潰しを食らわせると、そのまま大将を狙っていきます。
まずは亜也子が刀を弾き、その隙に狐次郎がトドメを刺すのが狙い。
しかし敵のお頭は冷静に構えを取り、それを見ていた吹雪もその攻め方はマズイと感じます。
思い切り振りかぶっての亜也子の一撃を、刀では受けずに鎧で受けたお頭。
防御に使わなかった刀を攻撃後の隙だらけの亜也子へと真っ直ぐ振り下ろします。
そんな亜也子のピンチをなんとか狐次郎が防ぎ、そのまま鎧でカバー出来ていない喉元へと突きを繰り出す狐次郎。
しかしそれにもお頭は冷静に鎧で受けると、逆に狐次郎へと突き返してきます。
狐次郎と亜也子に狙われても全く動じないお頭は、二人が全身を固めた鎧武者と戦うのは初めてかと煽ってくるのでした。
相当な実力者だった吹雪と二人がかりとはいえ良い勝負をしていた狐次郎と亜也子。
しかしそれでもまだまだ歴戦の猛者といったお頭相手では歯が立たないのですね。
こういう部分では実戦経験の少なさが出てしまうと感じますが、まあ彼らはまだ10歳にも満たない子供なんだからそりゃそうなんですけども。
逃げ上手の若君19話ネタバレ:待ち構えていた時行と幹部達の白兵戦
鎧武者の剣術は現代の常識とは全く異なり、その理由は面は兜で、胴は鎧で、小手は籠手で防ぐ事が出来るから。
警戒すべきは鎧の間の隙間だけで、それ以外は避けない前提で刀を使える。
それだけに鎧武者同士が刀で戦えば6.7割は決着がつかないと言われていたのでした。
そんな戦い方を知り尽くしていたが故に、狐次郎と亜也子を全く寄せ付けないお頭。
小さな子どもに語りかけるように自分は子供を殺さないのだと言い放ちます。
あくまでも歯と舌を優しく抜いて右足の腱を切って奴隷にするだけで、他には何もしないのだと。
そんな残酷な事を堂々と語るお頭を救いようのない外道だとドン引きしながらも逃げ出す二人。
お頭は二人なら合計三貫文(十五万円)の値がつくと笑いながら追いかけてくる事に。
しかし逃げた二人はあくまでもお頭の太刀筋を確認するのが狙い。
躱せると感じた二人はお頭を予定していた家の中へと誘い込みます。
その家の中で一人待ち構えていたのは時行。
ここに誘い込めば逃げ上手な時行が必ず討ち取ってくれると吹雪は考えていたのでした。
その一方で吹雪もそろそろ参戦するのだと、死蝋と腐乱の前へと姿を現します。
2本の刀を構えながらどちらから殺そうとつぶやく吹雪に、二人の幹部も怒りの表情を浮かべるのでした。
これまでの描写で十分危ない奴だと思っていたお頭ですが、戦場で子供達に十五万円になると語りかけたりと想像以上のクズっぷりを見せてくれました。
そんな危なすぎるお頭を時行と1対1の状況にしてしまいましたが、この状況で果たしてどう戦っていくのか心配ですよね。
吹雪も屈強な幹部二人を同時に相手しようとしていて相当余裕があるように見えます。
逃げ上手の若君19話ネタバレの感想考察
征蟻党の幹部達との直接対決が描かれていた今回。
この時代の鎧武者の戦い方なんかの説明もあったりと非常に面白かったですね。
まずは吹雪が用意していた作戦ですが、これが非常にしっかりしていました。
地の利を活かして氷の罠を作っていたり、その地帯を乗り越えたらすぐに落とし穴が待っていたり。
それに苦戦する敵を弓兵が狙い撃ったりと万全の態勢で待ち構えていましたね。
普通の相手であればこれで完封出来そうなものでしたが、相手は仲間の被害も特に気にしないような残虐集団。
しかもお頭と幹部の実力は別格という事で、やはり作戦だけでなんとかなる程楽な相手ではありませんでした。
そんな別格の実力を持つお頭と戦う事になった狐次郎と亜也子。
しかしこの場面では実戦経験の違いを見せつけられた形となりました。
鎧を装備した上での戦い方を知り尽くしていて、まるで赤子をあしらうかのようでもありましたね。
相当強くなった狐次郎と亜也子でもまだまだ歴戦の相手には歯が立たないようで、二人ももっと成長していかないと厳しそうでもあります。
とはいえ今回の役割はあくまでもお頭の実力を確かめる為だった様子。
強敵ではあるものの、時行の逃げ上手っぷりがあれば何とかなると判断出来たのでしょう。
とはいえ密室で1対1の状況になっていますし、ますます吹雪が時行に仕込んだ技がどんなものなのか気になります。
一方の吹雪は幹部二人を相手にしても余裕そうで、どんな戦いを見せてくれるのか注目ですね!
逃げ上手の若君19話ネタバレ展開考察
ここからは、『逃げ上手の若君』最新話19話、そして20話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
逃げ上手の若君19話ネタバレ展開考察:吹雪と悪党の頭脳戦に!?
本格的に征蟻党が攻めてきたというのにまだまだ余裕そうな吹雪。
戦力的には間違いなく負けているはずで、個々の戦闘力だって負けているはず。
しかしそれでも余裕を見せているという事は、やはり吹雪には確実に勝てるという自信があるという事なのでしょう。
そもそも吹雪は敵の大将の首を時行に仕留めてもらおうとまでしています。
もしかすると吹雪には時行が敵を仕留めるまでの展開が描けているのかもしれませんね。
とはいえ今回の敵のお頭は脳筋に見えてもしっかりと作戦を立てて戦えるタイプ。
それだけに戦いの序盤では吹雪とお頭がお互いに戦略的な面で勝負していく展開なのかもしれません。
逃げ上手の若君19話ネタバレ展開考察:時行の必殺技はどんな技!?
今回でやはり気になったのは、吹雪が時行に授けようとした謎の必殺技。
「鬼心仏刀」という名前の技のようですが、名前からはどんな技なのか想像も出来ません。
吹雪はこの技について、この世で最も優しく慈悲深くそれでいてこの世で最も残酷な剣だと語っていました。
優しさと残酷さを併せ持つという不可解な特徴のようですが、そもそもどんな技だとしても時行にあまり派手な事は出来ないはず。
時行は逃げる必要がない状態になれば一応は普通に剣も振れるはず。
とはいえこの場合は普通に剣を振るよりも、相手が気づく間もなく斬るようなイメージの方が考えられそうな気もします。
相手から完全に逃げ切ったかと思わせておいて、後ろからこっそり仕留めるような暗殺タイプの技なんて可能性もありそうですね。
逃げ上手の若君19話への読者の声
『逃げ上手の若君』最新話19話へ向けての感想や考察を集めました!
【逃げ上手の若君】征蟻党のお頭がちゃんとした策略家しててかっこいいです。こういう敵は応援したくなる。バカ正直に入口から攻めるのもな、何チームかに分けての奇襲がベストですからね。結果山頂に伏兵がいてハメられてることに悔しくなれるのはスゴイ!敵役なのに!#WJ26
— 空目ハルヒコ Haruhiko Utsume (@el_psy_congroo) May 31, 2021
逃げ上手
敵軍のフランス顔がバカなおかげで
お頭がすげぇ強そうに見えるし
説明にもなってるのすごく読み易い
若君の必殺技も気になります。
#wj26— ツクネ (@theworld0315) May 30, 2021
『逃げ上手の若君』18話読んだ。今週も面白かった。あと、吹雪の正体が気になる。彼はこの共闘の後も仲間になって、逃若党に加わる事になるのかな?
— ナット (@brug25t) June 1, 2021
〇逃げ上手の若君18話。(漫画)(週刊少年ジャンプ)
賊の奔放さと武士の戦闘力を兼ね備えた集団が悪党で、
そんなのが蔓延ってたこの時代はやばいな。— 処払 (@syohutu) May 31, 2021
#WJ26 逃げ上手の若君。悪党。賊の奔放さと武士の戦闘力を兼ね備えた敵。今週も悪党のお頭は終始「本気の悪意」を前面に出してる。蟻の衣装も不気味。それでいて、「きちんと戦略を考える知能」もある。最悪の人格でも敵としての格は備えてるのが嫌らしい。今までもこのマンガはずっとそうだったな。
— yosi (@yosifumu) May 31, 2021
まずはジャンプ。『逃げ上手の若君』。なんか必殺技が出そう。逃げ上手という逆転設定だけど、やっぱり主人公には決め技が欲しいところなので、どんなのだろうと期待感。
— かわせひろし@6/6コミティアM25b (@kawasehiroshi) May 31, 2021
逃げ上手の若君19話ネタバレまとめ
新キャラの吹雪の意外な一面が見られた今回。
戦闘力や戦術面の能力も高く、しかも大食いという謎の個性まで持つ凄いキャラクターでしたね。
そんな吹雪から新技を学ぼうとしていた時行。
逃げ上手の時行にとって敵を倒す技がどのくらい必要になってくるのかも気になる所で、戦いの最後がどうなっていくのかも気になります。
今回の戦いは子供達が参加しているだけに、少しでも被害を出してはならない戦い。
時行が選んだこの戦いをどう乗り切っていくのか注目ですね!
次回の『逃げ上手の若君』第20話を楽しみに待ちましょう!