週刊少年ジャンプの人気漫画『呪術廻戦』最新話152話のネタバレと感想、展開考察です!
幼少期に呪力ゼロの落ちこぼれとされていた禪院甚爾と出会ってしまっていた直哉。
甚爾の強さに気づいていた直哉は真希が手に入れた力を偽物だと否定しながら圧倒していきます。
亜音速を超える速度の直哉に対して真希は術式を見破る事で反撃の一撃を叩き込み勝利するのでした。
直哉を倒した真希が進む道とは!?
それでは、気になる『呪術廻戦』最新話152話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
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Contents
呪術廻戦152話ネタバレ
『呪術廻戦』152話
「葦を啣む-跋-」のネタバレが下記となります!
呪術廻戦152話ネタバレ:真希の問いかけに母の答えは!?
「炳」の筆頭だった直哉を苦戦しながらも仕留めていた真希。
禪院家の主力を次々と打ち破っていた彼女が向かったのは屋敷の台所でした。
迫ってくる真希に対して怯えた様子を見せていたのは真希の実の母親。
禪院家の全てを壊していく真希に完全に怯えて叫ぶも、真希は冷静に話を聞くよう語りかけていました。
自分が忌庫へと向かう際に何故戻れと言ったのか?
真希はその答えを聞こうとして母親に迫っていました。
しかしそんな真希に対する母親の反応は、何の話だかさえもわからないというもの。
真希は表情も変えずに無言だったものの母親はひたすらにいやだと叫び続けます。
そんな母親に対して真希は手にした刃を振るうのでした。
真希と母親のやり取りを最初に見た時、本当は母親は真希や真依の事を大事に想っているのかなぁとも感じていました。
ここへ来たら殺されてしまうだろうから戻れと言ったんじゃないか・・と。
きっと真希も母親がそんな風に思ってくれている事を期待していたと思いますが、残念ながらそんな事もなかったというのが非常に残酷ですよね。
呪術廻戦152話ネタバレ:直哉の最期と母親の最期の想い
真希によって全てが壊されていき、静寂さえ感じさせる禪院家。
しかしそんな中で息を切らして歩を進めていたのは禪院直哉でした。
顔の半分が真希の一撃によって潰れていたもののまだ辛うじて息があった直哉。
真希に対してツメが甘いのだと笑いながら屋敷へと這いつくばりながらやって来ていました。
そんな直哉の背後に現れたのは、首元を血で真っ赤に染め上げていた真希の母親。
その手には何故か包丁が握られていました。
真希の母親が自分を狙っていると気づいたのか、直哉は必死に立ち上がろうとするも体に力が入らず。
呪力も練れずに悔しさのあまりドブカスと怒りを吐き出すも、真希の母親は容赦なく直哉へと包丁を突き立てるのでした。
自らも瀕死ながら直哉へとトドメを刺した真希の母親。
その瞬間真希と真依がまだ幼かった頃を思い出し、産んで良かったと最期の言葉を口にするのでした。
最後の最後まで真希をクソ女扱いしていた直哉。
男尊女卑の極みのような彼が最期に自分のお付きのような存在だった真希の母親に刺されるというのが皮肉というかなんというか。
今までの全部が自分に返ってきたかのようで憐れでもあり、その一方で真希の母親が勝手に満足して最期を迎える辺りも気持ち悪いというか複雑な気持ちにさせられますね。
呪術廻戦152話ネタバレ:西宮の真依への想いと禪院家の幕切れ
禪院家の全てを壊し、真依の遺体と共に禪院家を出てきた真希。
そんな彼女を迎えたのは真依と同じ京都校の西宮桃でした。
真依ちゃんと必死に呼びかける西宮。
しかし真希の表情から、真依が既に死んでいるのだと悟ります。
西宮はいつも持っている箒を強く握りしめながら、だから自分は行くなと言ったのにと悔しさから涙する事に。
そんな西宮に真依の遺体を託した真希。
西宮からはこれからどうするのかと問いかけられるも、真希は無言でその場を去っていくのでした。
その日禪院家に不在だった「炳」6名と「躯倶留隊」21名。
禪院家の崩壊から間もなく彼らは非業の死を遂げる事に。
現場に残穢は確認されず、遺体の傷口からは凶器の呪具と思われる呪力が検出されただけ。
五条家と加茂家からは呪術総監部に対して禪院家の御三家除名が提議され、総監部はそれを保留する事となるのでした。
西宮は真依と仲が良かっただけに、こんな展開を予期してもいたのでしょうね。
行ったらきっと死んでしまうとさえ思っていたのかもしれません。
しかし真希はこの場にいなかった禪院家関係者まで徹底して殺害したようで、本当にもう戻れない場所まで来てしまった感がありますよね・・・。
呪術廻戦152話ネタバレの感想考察
禪院家のその最期が描かれた今回。
作者である芥見先生の体調不良もあって僅か9ページだったのですが、その中に色々な事が詰まっていた気がしますね。
真希の母親の真意とは!?
個人的に非常に『呪術廻戦』らしいと感じてしまったのが、今回冒頭での真希の母親の反応。
わざわざ自分に対して「戻れ」と言った事を気にしていた真希。
読者としても少しだけあの部分は気になっていて、もしかしたら母親も真希には死んで欲しくはないと思っていたのかなぁと感じさせるような演出だった気がします。
それだけにここで母娘が少しだけ分かり合う展開かと思いきや、母親は全くそんな発言さえも覚えていませんでした。
それもあって真希は自分の母親も手にかける事になったと言えそうですし、ちょっとキツすぎる展開ですよね。
とはいえこういう場面で安易にちょっとイイ話にはしない所がらしいと感じる部分で、この残酷さこそが『呪術廻戦』なんだよなぁとも思ったり。
そんな母親でしたが、最期は何故か少し満足気だったのも気になる所。
直哉を道連れにしながらも、そのタイミングで何故か真希と真依を産んだ事を良かったと感じていました。
読者としては「何を今更」感が半端じゃないのですが、少なくとも母娘で仲の良かった時間があったのは間違いないのでしょう。
こんなどうしようもない関係になってしまったのは間違いなく禪院家だったからこそではある訳で、禪院家がなくなればそんな風にも感じれるのでしょうね。
間違いなくこの人はどうしようもない人だと思いますが、彼女も禪院家の被害者である事は間違いないのかなぁとも思いました。
直哉の哀れな最期
前回の時点では死んでいるか微妙な所だった直哉。
結果としては生きていた訳ですが、正直真希に殺されていた方が良かった・・・と思える最期を迎えましたね。
これまで散々真希の事を馬鹿にしてきていた直哉。
そんな直哉が後ろからおそらく呪力も持たないただの女性に刺されて殺されるってちょっと皮肉が効きすぎてますよね。
三歩後ろを歩けない女は背中刺されて死んだらいい。
そんなどうしようもない発言をしていたのに、自分が背中を刺されて死んじゃう訳ですし。
前回の描写でここで死ぬのはもったいないと思ってしまいましたが、ある意味では直哉らしい最期だったのかなぁと感じましたね。
西宮桃の悲しみと禪院家の顛末
最後の西宮とのやり取りは非常に切なかったです。
西宮は後輩のメカ丸に続いて真依という親友を失った訳で、見ているのも辛いくらいの表情になっていました。
しかも呪霊との戦いで死ぬのではなく、あくまでも身内の争いで死ぬのだから余計に辛いですよね。
今回のラストではその後の禪院家も少しだけ描かれていました。
真希はこの日禪院家にいなかった「炳」や「躯倶留隊」のメンバーまで殺していたようで、どこまでも容赦なく真依の「全部壊す」という言葉を実践していて恐ろしいです。
これで御三家から禪院家も消えてしまいそうな感じですが、真希としてもこれを望んでいた訳ではないでしょう。
むしろこの先の真希がどんな道を進んでいくのか非常に不安になってしまいました。
呪術廻戦152話ネタバレ展開考察
ここからは、『呪術廻戦』最新話152話、そして153話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
戦いを終えた真希はどうする!?
禪院家最強の術師集団「炳」を完全に打ち破った真希。
自分にとっていつか超えなければならなかった禪院家を壊してしまったとも言えるでしょう。
ある意味では目的を達成してしまったとも言えそうな真希ですが、そもそも禪院家へやって来たのはあくまでも呪具の回収の為。
それだけに扇がどこかへ持ち去った呪具を回収しにいくのかもしれません。
とはいえ真依の刀という手放すはずのないものもありますし、新たに呪具が必要なのかは微妙な所ではありますね。
しかし五条の過去編なんかで登場した天逆鉾みたいな特級呪具なんかがあったら今後色々と便利そうにも思えます。
いくら肉体が甚爾のように強くなったとはいえ呪霊に対しては呪具がなければ戦えませんし、便利な呪具を色々とゲットしておいて欲しい気もします。
禪院家を崩壊させてしまった事で今後は真希に呪術総監部からの刺客が送られるなんて事もありそうですし、あんまりのんびりもしていられないかもしれませんけどね。
狗巻棘の物語が描かれる!?
パンダに続いて真希も悲しすぎる物語が描かれていました。
大切なものを失う事で強くなるというエピソードだった訳ですが、この調子だと同じ2年メンバーの狗巻棘にもそういうエピソードが用意されている可能性が高い気がします。
2年メンバーの中でも一番謎に包まれている棘ですが、どうやら彼は渋谷事変で腕を失っていた様子。
それが宿儺の領域展開と関係しているのかも気になりますし、腕を失った棘が今どんな状態なのかも気になりますよね。
呪言という強力な力を持っている棘ですが、今の所本編ではそれほど活躍もしていません。
能力的にも格上を相手にすると自身の消耗が激しく、この先の戦いで活躍するには更なるレベルアップが必要な気がします。
とはいえパンダや真希の事を考えると、新たな力を得る為には棘も何かを失うという展開になりそうで怖くもありますね。
虎杖と秤先輩が激突!?
高専の先輩で謹慎中の秤先輩の元へと向かう事になっていた虎杖と伏黒。
そもそもどこにいるのかも分かっていない秤先輩ですが、乙骨とも並び立つ可能性がある程に実力者との噂。
しかしそうなると謹慎中とはいえ渋谷事変の際にも駆り出される事がなかったというのが気になります。
もしも本当に乙骨並に実力があったのだとすれば、渋谷事変に参戦していれば被害を大きく減らせたり五条悟を奪還する事だって可能だったかもしれません。
それだけに秤先輩は全く自由に行動出来ない状態だった・・・という事も考えられそうですね。
いずれにしてもそんな秤先輩と虎杖が出会ったら、なんとなく二人は激突しそうな気がします。
秤先輩が虎杖の実力を試す為に食って掛かってきたりという展開も考えられそうです。
呪術廻戦152話への読者の声
『呪術廻戦』最新話152話へ向けての感想や考察を集めました!
呪術本誌、時間が経ってみるとクソの中でも甚一さんは人望とかありそうだし直哉はセンスと頭のキレもよかったし善戦しているし、その中で無意味な殺戮といたぶりにより禪院の滅びを招いた上に他責思考の扇さん、top ofクソじゃんね……
— そらたろう (@SA_isr) June 7, 2021
呪術本誌、真依の遺言通りに全てをぶち壊してて痛快爽快……ではあるんだけど、果たして本当にこれで真希さんは幸せになれるのかねぇ
— もね (@atsu_mone) June 7, 2021
呪術本誌
トウジが過去編で大きくピックアップされた理由がよくわかる。渋谷事変の特級潰しのピースかつ真希に究極系を見せるためだけの人物やったか〜と、少し寂しく思ってたけどまだ描かれそうで嬉しい。
もちろん恵の親父がどんな奴だったのかというのも理由の一つでしょう。— つくる@サブカル全般 (@tsukuru_10count) June 7, 2021
#wj27 #呪術本誌
強いのと当主の資質はまた別じゃないかと思うので、いくら直哉が強くても当主の器か?と言われると全然そんなことなさそうだし、
甚壱あたりがまとめた方が組織としては纏まるのでは。とは思うんだけど、それはそれとして直哉が見ていた世界がちょっとわかって、成る程な……となった— 河の童 (@kawawawara) June 7, 2021
直哉が真希を虐めていた理由、当初は「女のくせにイキってるから」だと思ってたけど、今週の甚爾に対する思いの丈を見るに、「”偽物”の真希を認めてしまえば自分の中にいる甚爾の”本物の強さ”を否定することになる」っていう理由の方が大きい気がしてきた。#呪術本誌 #wj27
— けろ🐸乙骨憂太と禪院直哉の女(26歳・男性) (@jinmen_kaeru) June 7, 2021
#wj27 #呪術本誌
「誰も甚爾君を理解してなかった」
いうて蘭太と甚壱は先週読んだ感じわかってたらしいし、あの扇も小馬鹿にしてたけど本能的に理解してたから別にじゃね?
まあみんな心のなかで思ってただけで直哉は割と口で言ってたんかな?— たからガチや (@gathiya111) June 7, 2021
直哉くん、幼少期からクズ全開な割に上昇志向はしっかり持ってたりと相対的な株はまだ上がってたりするので、もうこのまま退場させてやるのが情けに思えて来た…………#呪術本誌
— くろたか/らいだー (@horiuchi0624) June 7, 2021
今週の #呪術本誌
扇と直哉くんの「格」の違いがよく描かれてて面白かった。
「当主に選ばれた兄(直毘人)の凄さが死ぬまで理解できなかった扇」に対して、「家の価値観にどっぷり漬かりながら、直感的に甚爾の凄さを理解した直哉」。
あまりにも対照的……。
— キャップマン (@capandhat) June 7, 2021
直哉くんここに来て好感度あげてくるやん…
投射呪法もかっこよすぎる
すでに亡くなってるのに影響力の大きさを上げてくる伏黒パパよ…
てか五条悟、夏油傑、伏黒甚爾の重要度が回を増すごとに爆上がりしてる件
過去編ってただの過去編じゃなくてかなり重要な
エピソードになっていってる#呪術本誌— メープル🍯 (@maple190922) June 7, 2021
呪術廻戦152話ネタバレまとめ
真希と直哉の激しい戦いが描かれた今回。
今まで嫌な奴としか思えなかった直哉を見る目が変わってしまうような回となりましたね。
冒頭の直哉と甚爾の出会いのシーンだけでも、甚爾がどれだけ直哉に影響を与えていたのかも分かるのが上手い構成でした。
直哉が甚爾に強い思いを抱いていたとすると、真希をいじめていた事にも違う意味が生まれてきますからね。
こういう短い描写でしっかりと伝えてくるのが『呪術廻戦』の凄い所だなぁと改めて感じました。
戦いは真希の勝利となりましたが、ここからどんな展開を迎えていくのか気になります。
事変後にまだ描かれていない狗巻棘や生死不明の釘崎なんかについても描かれて欲しいですね!
次回の『呪術廻戦』第153話を楽しみに待ちましょう!