『ワンピース』冒頭から登場しているキャラクターにも関わらず、その正体も強さも、何もかもが謎めいているのがシャンクス。
戦闘描写自体も少ないですが、四皇である以上、その実力を持っていることは確か。
一番新しい所では五老星と密会を行ったりしてますます不気味さばかりが増していきますが、やはり気になるのは懸賞金額!
それが遂に、『957話』で判明します!!
今回は現在判明している情報を元に、シャンクスの強さや懸賞金について考察します!
Contents
シャンクスの四皇としての強さを考察!
まずは、四皇シャンクスの強さを見ていきましょう!
強さを測るには、これまでの戦闘シーンを振り返っていくのが一番。
シャンクスは本当に戦闘描写が少ないのですが、そのわずかなシーンの中でも「四皇に値する強さ」を如何なく発揮しています!!
シャンクスの四皇としての強さ:VSミホーク
実は、『ワンピース』の時間軸上、判明している部分でシャンクスと一番最初に戦ったのは、ミホークだと思われます。
これは、シャンクスが白ひげと面会した第434話にて判明していますが、白ひげが言うには、シャンクスと“鷹の目”ミホークとの決闘の日々は伝説と語り継ぐ者も少なくないのだとか。
白ひげは「おれの耳にはまだ新しい」と言っているので、そこまで最近の話ではなく結構昔の出来事なのでしょう。
そして、ミホークがシャンクスの元を訪れた96話にて、このような会話が。
ミホークとシャンクスの会話
この2人の会話から2人の決着はまだついていないのですが、シャンクスが片腕になってからは決闘をしていないこと、そして2人は確かにライバル関係であったことが分かります。
シャンクスが左腕を失ったのは「12年前」。
つまり、シャンクスとミホークは12年よりも前から、「世界一の剣士」の座を争っていて、その実力は互角だったことが分かります!
さらに、ミホークが「世界最強の剣士」と呼ばれるようになったのは、シャンクスが片腕を失い、勝負する機会が無くなったことからでしょう。
つまり、シャンクスは現状、世界第2位の剣士と言えるほどの実力があるのではないでしょうか!
シャンクスの四皇としての強さ:VS黒ひげ
『ワンピース』の時間軸上、判明している部分でミホークの次にシャンクスと戦ったのは、“黒ひげ”ティーチだと思われます。
まず、シャンクスと黒ひげが戦ったのが分かったのが、シャンクスが白ひげと面会した第434話。
シャンクスの「左目の傷」が黒ひげによってつけられたものだとわかったのです!
冒険のことやミホークとのことを先に挙げつつ、それらではないとしていることから、おそらくはミホーク戦のどこかのタイミングの後であり、ルフィと出会うフーシャ村に寄る前、なのではないでしょうか。
黒ひげの強さ
さらにシャンクスは油断もしていなかったと言及しています。
つまり黒ひげ自身が、ルフィがまだフーシャ村でシャンクスと出会う以前の頃から、相当な実力を隠し持っていることが分かります。
そして、そんな黒ひげと戦ったことのあるシャンクス。
シャンクス自身もまた非常に強いということがいえますね!
シャンクスの四皇としての強さ:VS近海の主
『ワンピース』を知る人なら誰もが印象に残っているシーンだと言えるでしょう。
ここで第1話でルフィとシャンクスが出会った、近海の主とのシーンになります。
シャンクスはこの近海の主からルフィを助けるのですが、代償として「左腕」を近海の主に噛みちぎられてしまいます。
しかし、シャンクスが「失せろ」とただ一言、そして睨んだだけで、近海の主は震え出して逃げてしまうのでした!
VS近海の主戦を振り返って
今読み返してみると「失せろ」のところは完全に覇王色の覇気、ですよね。
そして、噛みちぎられてしまわないように武装色の覇気で防御しておけば逆に近海の主の歯がかけてしまうことになるのでは…なんて想像もしましたが、連載当初ですから仕方ない部分もあるのでしょう…。
でも、噛みちぎられてしまった、というのが非常に強いインパクトでしたから、これは必要な出来事だったんですよね。
ただ、このVS近海の主のシーンから、シャンクスはすでに四皇だったことがビブルカードで判明しています!
やはりとっさの出来事だったので、武装色の覇気を纏うのを忘れてしまった、のでしょうね…。
シャンクスの四皇としての強さ:VS白ひげ
そしてここから物語はかなり進み、第434話。
シャンクスはたった一人で、白ひげの船に乗り込んでいきます。
このときのシャンクスの要望は、黒ひげを追うエースを止めること。
しかし交渉は決裂してしまい、シャンクスと白ひげはお互いの武器を交えることに!
VS白ひげ戦を振り返って
白ひげの武器は薙刀なので、両腕での攻撃。
しかしシャンクスは左腕を無くしているので、右腕だけでの攻撃。
それでも白ひげの一撃を受け止めるほどの実力!
この時点で白ひげは「世界最強の男」と呼ばれていたので、そんな白ひげに渡り合うほどの実力を持つシャンクスはヤバすぎますね!!
シャンクスの四皇としての強さ:VSカイドウ
第533話で、シャンクスと同じく四皇のカイドウが小競り合いを起こしたという情報がありましたね。
海軍の見解では、白ひげを討ち取ろうと動き出したカイドウをシャンクスが止めた、というものでした。
小競り合い、ということなので「赤髪海賊団」VS「百獣海賊団」の軽い喧嘩=ちょっとした戦いがあったのかもしれません。
また、もしかしたらこの時戦ったのは赤髪海賊団全員ではなく、シャンクスが自身のクローンで戦った、という考察もあります。
いずれにしても、SMILE能力者を始め、幻獣種と思われるものや古代種など、非常に強いゾオン系能力者を率いる「百獣海賊団」を止めるほどの実力がシャンクスにはあるということです。
シャンクスの四皇としての強さ:VS赤犬
第579話にて、マリンフォード頂上戦争の終盤、現れたシャンクスは大将“赤犬”がコビーに繰り出した攻撃を剣一本で受け止めました!
マグマグの実による、マグマの玉を噴射する攻撃など異常に強い赤犬。
下位に当たるメラメラの実だったエースは破れ、ルフィも赤犬の攻撃には成す術がありませんでした。
さらに赤犬は青キジを倒すほどの実力があり、2年後の現在は「海軍本部元帥」の地位についているので、現海軍最強の男に君臨しています。
そんな赤犬のマグマの拳を、たったの剣一本で受け止めたのがシャンクス!
あのシーンにも非常にシビれましたね!!
以上が、シャンクスの強さが垣間見える描写のまとめとなります!
『ワンピース』の世界で最強クラスの「カイドウ」「赤犬」「白ひげ」「黒ひげ」「ミホーク」などと渡り合っていることから、シャンクスが相当強いことが分かりますね!
シャンクスの四皇としての強さ:その危険度
『ワンピース』の世界の懸賞金は、キャラクターの強さだけでなく「危険度」も考慮したうえで決められているので、シャンクスには「危険度」があるのかを見ていきましょう。
一見すると非常に仲間想いで陽気な男であるシャンクス。
何か良い知らせがあるとすぐ宴を開きたくなっちゃう男だし、大事な仲間や友達が傷つけられた時には身の危険を顧みずに行動することもあります。
何よりもいい笑顔でよく笑う!
そんなシャンクスは、カイドウなどのように侵略して国を滅ぼしたり乗っ取ったりすることはありません。
非常に「非好戦的」なキャラクターですよね!
シャンクスが望むのは世界平和?
シャンクスはかなり世界情勢を読み、自らが動くことでその場の乱れが収まるのであればその時は積極的に動いている印象があります。
黒ひげを追うエースを止めるように白ひげに面会したり、マリンフォード頂上戦争を終結させたりと、その行動は世界平和を望んでいるようにも思えますね。
更に、白ひげのように自身のナワバリには海賊旗を立て、守ったりと、守るべきもののことも非常に考えているようにも思えます。
そんなシャンクスに危険はほとんど感じられないのですが、唯一、特定の人物のみが危険視される項目にシャンクスも当てはまっているのです。
それが、シャンクスがラフテルに辿り着いていて、歴史の全てを知ってしまっていること。
歴史の全てを知っているシャンクスは危険
第507話にて、レイリーはロビンが質問している問いに応えました。
その問いは、「900年前に始まる“空白の100年”に世界に何が起きたのかを知っているのか」ですが、レイリーの答えは「知っている」と。
その理由は、「我々は、歴史の全てを知った」からなのだそうです。
このときの「我々」というのは、「ロジャー海賊団」を示します。
つまり、「ロジャー海賊団」の船に乗って見習いをしていたシャンクスも、“歴史の全て”を知ってしまったことになるのです。
ということでシャンクスは「空白の100年」に何が起きたのかを知っている。
これは、「空白の100年」を隠したい側の世界政府にとっては、シャンクスは非常に危険人物だという捉え方になるのは明白。
シャンクスは世界政府によって消されていない
しかし、シャンクスは世界政府に処刑などされずに今も四皇です。
ロジャー海賊団の船長ロジャーは処刑されましたし、海賊船を作ったことで関りのあるトムさんも、「空白の100年」について研究をしていたオハラも、世界政府の指示で消されてしまっています。
普通に考えると、赤髪海賊団VS世界政府、という構図が出来上がってもおかしくはない事態なのですが…。
シャンクスは四皇の地位に君臨し、フーシャ村など色々寄りながら楽しんで航海をしている。
これには疑問が残ります。
おそらく、シャンクスは世界政府に何らかの協力をすることによって、自らの命を守り、世界の行く末を見守ろうと決めたのではないでしょうか。
そのために、シャンクスは五老星に面会できる権利を持っている可能性もあるのでは…。
第233話でも、五老星はシャンクスの捉え方について「暴れさせればこそ手に負えなくなるも、自分から世界をどうこうしようという男ではない」としています。
このことからシャンクスは、五老星との関係性をしっかりと築いているので、危険視はそこまで高くないことがわかります!
シャンクスの四皇としての強さ:懸賞金額は40億4890万ベリー
ここまでの情報、そして『ワンピース』最新話957話にて、シャンクスの懸賞金が判明しました!
シャンクスの強さは、白ひげ、赤犬、カイドウと渡り合えるほどの実力。
シャンクスの危険度は、世界政府からは危険視されていない。
以上も踏まえた金額は…
40億4890万ベリー!!!!
手配書の写真も、流し目で撮られ慣れているという感じ(笑)
さすがの風格ですが、4890という端数は何故?
シャンクス
4890
なのかも?
黒ひげは22億4760万ベリーで、これは強さと危険度の総合点。
シャンクスがどれほど強くても、現時点の黒ひげレベルか、もう少し上、となっていくのではと。
そして、カイドウやビッグマムについては、危険度も強さもめちゃめちゃ高いので、その分懸賞金額もシャンクス以上のものとなりますね。
シャンクスの強さを考察!ワンピース四皇としての懸賞金は40億と判明!のまとめ
戦闘描写自体少ないですが、四皇シャンクスの実力、現『ワンピース』の世界の最強キャラにも全然劣らない実力であることが分かりました!
懸賞金額も妥当なところではないかなと…。
今後ワノ国編が終わればシャンクスの描写もまた増えてくると思われるので、きっと大きな活躍をするであろうシャンクスを楽しみに待ちましょう!