『ワンピース』956話でついに王下七武海制度が撤廃されることが決定しました!
藤虎が待ち望んでいた結果ですし、この制度はいらないということに賛同する王がレヴェリーでは多かったのでしょう。
では実際王下七武海制度が無くなったら、現七武海の海賊たちはどうするのか?
この辺りを妄想含め考察していきます!
また、Dr.ベガパンクが完成させたという、王下七武海の代わりになる新兵器の正体についても言及していきます!
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王下七武海制度完全撤廃!:望んでいた藤虎
藤虎がこの制度撤廃を望んでいるのが判明したのが、735話のことでした。
そもそも「王下七武海」というのは、世界政府に公認された海賊のこと。
略奪品の一部を納めることを条件に海賊行為が認められているのですが、その立場を利用して悪事を働く者も多いのが現状でした。
クロコダイルとドフラミンゴは、王国の乗っ取りを画策。
バギーは政府公認ではありますが海賊派遣組織を作り上げます。
そして黒ひげはインペルダウンへの侵入に成功していましたね。
ローも、王下七武海という立場になったことで海軍の目をかいくぐり自由に動くことができたわけです。
藤虎自身、七武海撤廃に対して強い意志があるので、もしかしたら七武海制度の被害者だったのかもしれません。
王下七武海制度完全撤廃後のメンバーの動向
それでは、現王下七武海メンバーが制度撤廃後にどう動いていくかを見ていきましょう。
- ボア・ハンコック
- バギー
- ジュラキュール・ミホーク
- エドワード・ウィーブル
- バーソロミュー・くま
王下七武海制度完全撤廃後のメンバーの動向:ボア・ハンコック
ハンコックにとってはアマゾン・リリーを守るために必要でもありますが、王下七武海が崩壊したら堂々とルフィを助けることができるので、まずはルフィの方を優先する可能性もあります。
それこそワノ国編での対カイドウ戦や対ビッグ・マム戦、更には今後の対海軍、対世界政府などにも参戦してきそうですね。
勿論、アマゾン・リリーそのものが世界政府や他の海賊に狙われる危険性がありますが、ルフィのためを優先しつつアマゾン・リリーも当然のごとく守る。
もしかしたら、アマゾン・リリーも守り、ルフィのことも助けるために、アマゾン・リリーごと麦わらの一味の傘下になる可能性もありますね!
王下七武海制度完全撤廃後のメンバーの動向:バギー
バギーはせっかく王下七武海になったというのにこんな短期間でなくなってしまうとはやはり不憫さが残ります。
せっかく作ったバギーズデリバリーをそのままにはしないでしょうが、自分だけでは何ともならないことも、身の程を知っている。
おそらくはバギーズデリバリーごとどこかの海賊団の傘下に入る可能性がありますね。
なんだかんだ腐れ縁ということで、シャンクスの赤髪海賊団の傘下とか?
王下七武海制度完全撤廃後のメンバーの動向:ジュラキュール・ミホーク
四皇シャンクスと互角の戦いを繰り広げた実力者であるにもかかわらず、最近は城の中で新聞を読むか畑仕事をするか、みたいな、どこかの家のお父さんみたいな雰囲気だったミホーク。
ミホークは勝手に付いてきているペローナがいるものの、基本的には一人。
元々参加や海賊団を持たないので、王下七武海が撤廃したら一人で小舟に乗ってまた航海に出るかもしれません。
普段から退屈しているミホークですが、それはもしかしたら「王下七武海」という防御壁があったから攻め込まれなかった。
これからはいち海賊として海軍などに追われることも多くなりそうですから、逆に隊靴ではなくスリリングな生活となりそうですよね。
その方がミホークとしては生き甲斐があるのかもしれません。
また今後頂上戦争など大きな舞台があれば、ふらっと登場して猛威を振るって帰っていく、そんな役割になりそうです。
王下七武海制度完全撤廃後のメンバーの動向:エドワード・ウィーブル
ウィーブルも参加や海賊団を持たずに、母のミス・バッキンとだけ行動していて、基本的には王下七武海が無くなってもその行動スタンスは変わらないでしょう。
変わらずに白ひげの残党たちを刈っていく側として生きていくのでは。
そして黒ひげに恨みがあるようなので、例えば黒ひげVS他の四皇とか、黒ひげVS海軍本部、などの戦争があるとしたら、黒ひげを相手取って戦うかもしれません。
王下七武海制度完全撤廃後のメンバーの動向:バーソロミュー・くま
王下七武海とはいっても現在のくまは完全に自我のない、政府所有の人間兵器且つ無敵奴隷となっています。
王下七武海制度が無くなっても、政府に操られるがままとなるでしょう。
革命軍がくまを奪還しようとマリージョアに潜入し、レヴェリー4日目にして藤虎と緑牛と戦うという事件を起こしましたが、956話で判明しているのはサボが死亡したというニュースが…。
これは情報操作されている可能性が高いので、サボは生きているはず。ですが他の軍隊長は分かりませんし、おそらく非常に危険な状況です。
ここからはサボたちがどうやって戻れるかもこれからの伏線となりますが、目的だったくまもまた、どうすれば元の姿に戻れるのか…。
やはり、サイボーグを施したDr.ベガパンク本人の手によるしかないのでしょうか。
王下七武海制度完全撤廃!:Dr.ベガパンクの新兵器とは
905話でDr.ベガパンクに会ってきた藤虎が、興奮しながら言っていましたよね。
すげェモンが完成していたと。
この「すげェモン」があることによって王下七武海制度がいらないと確信した藤虎。
おそらくは七武海以上の強さを兼ね備えた人間兵器“パシフィスタ”の完成版なのでしょう。
2年前は、バーソロミュー・くまの完全コピー人間。
くまの悪魔の実の「ニキュニキュの実」は使用できなくとも、レーザービームや強靭な肉体は本物のくまと同等で、試作品であっても当時の最悪の世代が苦戦するほどでした。
王下七武海制度完全撤廃:完成形パシフィスタの強さは
もしまたくまの身体がベースになっているのだとしたら、一つ気になるのは、908話のチャルロス聖の「無敵奴隷」という言葉。
バーソロミュー・くま自身が強靭な肉体であるからこそ、殴ってよし、刺してよしと非常にいたたまれない仕打ちをされていたのですが…
もしこの「無敵」というのが、完成形パシフィスタにとって備わっている能力として、「自己再生能力」というのがあるとしたら!?
フランキーが形状記憶合金「ワポメタル」によって夢の合体ロボを作ることができましたが、もしもDr.ベガパンクもまたパシフィスタにワポメタルを導入し、勝手に傷の修復ができるパシフィスタが出来上がる…!
そんな可能性も!
王下七武海制度完全撤廃:完成形パシフィスタは悪魔の実を食べている?
さらに、Dr.ベガパンクはパシフィスタに「人造悪魔の実」を食べさせている可能性もあります。
シーザーが作っていた「SMILE」は形態変化ができず、人間のどこかの部分に動物の一部分が出てくるという非常にへんてこな変形で、失敗作でした。
しかしDr.ベガパンクの「人造悪魔の実」を食べたモモの助は、ちゃんと龍への形態変化ができましたよね!
つまり、Dr.ベガパンクはSMILE以上の人造悪魔の実を作ることが可能であり、それをパシフィスタに食べさせていてもおかしくはないのです…。
もしゾオン系の悪魔の実以外も作れるとしたら、「ニキュニキュの実」を再現したり、ロギア系のパシフィスタを作ったりと、強さとしては非常に危険度が増すことになります!
王下七武海制度完全撤廃!:くま以上のクローン発明
もしかしたら現在は、くま以上のベースとなるサイボーグの研究が既に行われており、それでくまは役目を終えて奴隷に送られたという可能性もあります。
ここで登場するのが、シャンクスです。
シャンクスは世界政府の最高峰である五老星と面会ができるほどの人物。
仮に敵対しているとしたら、直接の対談なんかできるわけありません。
おそらくはシャンクスは、世界政府に協力的な立場を取っているのでしょう。
そしてその協力こそが、Dr.ベガパンクにシャンクスのクローンを作らせることだとしたら…
傷のないシャンクスや、カイドウ戦を行っていた翌日に離れたマリンフォードに現れるなどのつじつまが合いますね!
王下七武海制度完全撤廃!各メンバー動向考察と藤虎喜ぶDr.ベガパンクの新兵器の強さとはのまとめ
レヴェリーにて王下七武海制度撤廃が可決!
非常に重要な議会となりましたが、政府としては言うことを聞かない七武海よりも、従順なパシフィスタがいれば問題ないという見解なのでしょう。
四皇と海軍、そしてパシフィスタという三大勢力の均衡が崩れるといったことはなさそうですし、新型であり完成形パシフィスタの脅威を世界中の海賊に知らしめることができるかもしれません…。
いずれはルフィたちも立ち向かうことになるのでしょうが、その時はどういう戦いになるのか、今から楽しみですね!!