『ワンピース』957話でついに判明したロックス!
ワノ国編開始前に40年も前の話…とはぐらかしていたガープでしたが、センゴクの口からロックスが何なのかが明らかに!
四皇すら従える怪物のような海賊こそ、ロックスであり、その本名は『ロックス・D・ジーベック』であった事実。
かなりの核心に触れる事実が判明し、震えた読者の方も多いはず!
今回はこの『ロックス・D・ジーベック』と黒ひげの関係に着目して考察します!
Contents
ジーベックは黒ひげティーチの父親!?:ついに正体判明
『ワンピース』957話で、あの噂が噂を呼び、一体どんな存在なんだと思われていた謎の名将『ロックス』の正体が明らかになりました!
ロックスとは、海賊『ロックス・D・ジーベック』!!
このジーベックが従えていた海賊団が、「ロックス海賊団」であり、ロジャーの前はロックス海賊団が海を支配していた時代だったのです。
ジーベックは黒ひげティーチの父親!?:目指すは世界の王
40年前、ロジャー以前に最強だったと言われていた『ロックス』の正体は、『ロックス海賊団』だったわけです。
そして、その船長こそが『ロックス』であり、本名が「ロックス・D・ジーベック」。
いやぁ、これだけでも何か震えるものがあるというか、、ついに判明したな!!という爽快感も感じれるというか、何というかもう素晴らしいですね!!
ジーベックの容貌
ジーベックのシルエットは、ツンツンヘアーでいかにもファンキーそうなビジュアル。
おまけに本名ですでにお気づきの通り、『D』を名前に持つ人物でした!
更に、若き日のカイドウ、ビッグ・マム、そして白ひげすらもジーベックの海賊団のクルーだと!
加えて映画「STRONG WORLD」のボス「金獅子のシキ」、バギーが求めていた財宝の主キャプテン・ジョン、他にも“銀斧”や“王直”と言った新顔までも揃えているという、なんだかもうお祭り状態の海賊団です。
ジーベックが目指すは世界の王
ジーベックは海賊王ではありませんでしたが、「世界の王」になるために活動をしていたようです。
その目的が全てを支配するためであるなら完全にルフィとは真逆。
どちらかと言えば、黒ひげティーチに近いような感じがしますね。
しかし、38年前に起きたゴッドバレー事件。
これがゴッドバレーという島で、それまで誰も止めることすらできなかった最強の海賊団「ロックス海賊団」が遂に壊滅するという事件でした。
ガープがジーベックを倒した?
無論、ロックス海賊団壊滅に最大の武功を上げたのが、これを機に「海軍の英雄」として呼ばれるようになった海軍中将モンキー・D・ガープ!
ただ、ガープがロックスを討ち取ったという表現はなく、ロックス自身も既にこの世にはいないと言われています。
ガープが逮捕し、その後はこれまでの経歴を見て極刑に処せられた可能性もありますが、若いガープが今まで見たことないような形相で血だらけになっているところ、そして世界の王になることを望んでいたというところから…。
もしかしたらガープの手によって殺められてしまったのでは、とも考えられます。
ジーベックは黒ひげティーチの父親!?:歴史から消された灯
ジーベックについて語るセンゴクに対し、将校たちはそんな大物中の大物が何故歴史に埋もれたのかと口にします。
センゴクが言うには、語り継ぐ者がいれば良かったが、そうならないような人間関係だったとのこと。
良好な仲間関係ではなかったということですね。
また、世界政府を真っ向から敵に回していたことで、起こした事件が握りつぶされることが多かったからだとセンゴクは言います。
イム様によって消された?
しかし、こうも考えられます。
完全に世界政府にとって邪魔な存在であるならば、今回のレヴェリー前にイム様が歴史から消す灯を選んでいたように、ジーベックもまたイム様に消されてしまったのではないでしょうか。
ジーベックは後の四皇を従え、本当に世界の王になるべくした運命を持っていた可能性もあります。
ただ、イム様という存在にとっては、この世界の王はイム様のみで、その立場を言葉上でも狙っているジーベックは邪魔です。
ジーベックはイム様によって運命を書き換えられ、世界の王にはなれずに海賊として生涯を閉じるように操作されたのかもしれません。
あるいは、ガープがその運命を止める役割を担い、ジーベックはやられてしまったとか…。
現代の若き海兵たちがジーベックの存在やゴッドバレー事件について何も知らされていないのはおかしな話ですよね。
ゴッドバレー事件に関わっている人物が人物なだけに、逆に今まで語り継がれない方がおかしい。
なのに、誰も今まで知らなかったということは、誰かが裏で操作しているに違いない、ですよね。
ジーベックは黒ひげティーチの父親!?:「ジーベック」繋がり
さて、もう一つ、ロックス・D・ジーベックについては興味深い内容が。
今までずっと『ロックス』とばかり呼ばれていたので本名が分からない存在でしたが、957話で判明したその名は「ジーベック」でした。
ただこの名前、実はすでに原作中にある形で登場しているのです。
原作に、というよりは「ビブルカード」なんですが。
誰のビブルカードかというと、「黒ひげ海賊団」の面々です。
黒ひげマーシャル・D・ティーチを始め、彼らの乗っている船のデータを見てみると…
なんと、「サーベルオブジーベック号」と出ているのです!
そもそも「ジーベック」というのは、16世紀から19世紀にかけて使用された帆船のことを指します。
何だ、じゃあ別に何が関係するの…ともなるのですが、逆に帆船の一般的な名称であるなら、黒ひげがわざわざ船の名前に付ける意味がありませんよね。
計画を密に作り上げることで有名な黒ひげですから、船の名前も何らかの意味があるはず。
ジーベックは黒ひげティーチの父親!?:親子関係か
ではもう一度、ロックス・D・ジーベックについて振り返っていきましょう。
ジーベックのロックス海賊団が壊滅することになったのは、現在から38年前のゴッドバレー事件でしたね。
そして、マーシャル・D・ティーチですが、現在40歳です。
何となくこれ、親子関係っぽくないですか…?
生まれてすぐの子供は妻に預け、ジーベックは海賊として世界を取るために生きていた。
しかしティーチが2歳の時に、ゴッドバレー事件で死んでしまう…。
幼少期の黒ひげは、泣いているところの絵でしたよね。
あれはもしかして、会えない父親を想って泣いていたのでは?
え、「マーシャル」と「ロックス」で名字が違うって?
これはやはりエースの時と同じくで、母親性をティーチも名乗っているのではないでしょうか。
「ロックス」なんて名乗ってしまったら、すぐに歴史から消されてしまうでしょうから成り上がることなんて無理ですよね。
黒ひげは父の仇としてどうしても世界を取りたいと願っている。
そのための今の行動、だとしたら??
ジーベックは黒ひげティーチの父親!?:黒ひげにジーベックが憑依?
そしてまた推測ですが…ジーベックが悪魔の実を食べていたとして、その悪魔の実の能力が「他人に自らの魂を移す」というものなら?
ジーベックは亡くなった後、その魂を受け継ぐ先に向かうのです。
それは既に決めていた矛先、ティーチの元。
ティーチの身体の中にジーベックの魂が入り、現在のティーチの身体はむしろジーベックの精神が支配しているのでは?
そうして、元々のティーチの魂と、ジーベックの魂と二つ存在することになっているため、体すら異形となり、さらに悪魔の実も2つ食べることができた。
エースが言っていた、人の倍の人生を歩んでいる、というのもこれならつじつまが合います。
ジーベックとしての人生と、ティーチとしての人生、二人分の人生を歩んでいるということなのではないでしょうか?
つまり、ルフィが相手にする黒ひげティーチは、ジーベックの魂を持つ二重人格者!!
…あり得るかも、しれません。
ジーベックは黒ひげティーチの父親!?四皇を従えるヤバすぎる海賊の正体まとめ
ジーベックと黒ひげティーチが繋がりを持っているとしたらという可能性の考察でした。
ただ、魂を受け継いでいるかどうかは抜きにしても、ジーベックがやりたかったことを黒ひげティーチも実現しようとしているのはあり得そうです。
『ワンピース』という世界を支配し、世界の王になる!
そのために必要なことは全て計画立てて順序良く実行してきた頭脳派の黒ひげなので、もしかしたらこの先、海賊王=世界の王に君臨してしまうことになるのかも…!?
>>>銀斧の正体はバッキン!?