週刊少年ジャンプの人気漫画『アクタージュact-age』最新話105話のネタバレと感想、展開考察です!
千世子は天使と悪魔、二つの顔を自在に使い分けました。
さらに和歌月も黒山によって、能力を引き出されていたのです。
サイド乙の舞台を見た夜凪は、自分たちには明日からも舞台があるのだと、負けたくない気持ちを露わにしました。
夜凪たちの次の回の舞台はどうなるのでしょうか!?
それでは、気になる『アクタージュact-age』最新話105話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
アクタージュact-age105話ネタバレ展開考察
ここからは、『アクタージュact-age』最新話105話、そして106話以降で起こりうる展開考察をしたものを載せていきます!
アクタージュact-age105話ネタバレ展開考察:サイド乙はこのまま終わるのか!?
今週の一話で、サイド乙の舞台は一気に進みました。
ほぼ終盤のシーンまで進んだのでしょう。
確かにストーリーそのものは同じなわけですから、サイド甲と同じ尺で進めるわけにはいけませんね。
それでも、もう少し千世子の美しい姿や、阿良也の孫悟空、そして他のキャストたちの芝居も見てみたいですね。
一番早くて、次回にはサイド乙の初回公演は幕を下ろすのかもしれません。
次の公演に自信がなかった夜凪が、再びやる気になったという目的は果たしたのですから。
それでも、黒山のことです。
ここですんなり終わるとは思えません。
まだ何か隠していると考えてもいいのかもしれませんね。
アクタージュact-age105話ネタバレ展開考察:千世子の見つけた道
今回のお話の中でよりはっきりしたのが、千世子の見つけた自分のやり方です。
天使としての美しい姿と、悪魔としての禍々しい姿。
この緩急をつけることで、観客たちは千世子に釘付けとなりました。
さらに千世子はこれまでの経験や努力から、カメラアングルは完璧です。
自分が今どう写っているかが把握できた上で芝居をする。
それはかなり重要な能力なのではないでしょうか。
前夜までの千世子は、夜凪に勝てないと自信を失ってさえいました。
しかし舞台上の彼女は、そんな素振りは一切見せません。
短時間で千世子を持ち直させた黒山がいかに凄いかわかりますね!
今回のこの舞台により、千世子の世界は広がるでしょう。
千世子は天使としての消費期限が近いことを知っていました。
しかしその期限は再び延長され、これからも千世子は色々な場で活躍するのでは、と思えてきますね。
アクタージュact-age105話ネタバレ展開考察:夜凪の舞台はどうなる!?
初回公演を終えた時、夜凪の怒りも消えました。
そのため、次からの公演でどう演じればいいか分からなくなってしまったのです。
勝敗だけを見た山野上のやり方のせいで、夜凪の役者としての未来が危ぶまれることになりました。
だから黒山は山野上に警告したのです。
しかし夜凪は、千世子の舞台を見ることで気持ちが変わったようですね。
まだ次や、その次の舞台もある。
自分はまだ演じることができる。
初回とはまた違った羅刹女を、夜凪は演じることになるのでしょう。
千世子が天使と悪魔を使いこなしたように、夜凪も怒りを使いこなせるようになるといいですね!
アクタージュact-age105話への読者の声
『アクタージュact-age』最新話105話に向けての感想や考察を集めました!
アクタージュ、かなり才能の話というか夜凪の天性の物がどう変化するか、どう変化を及ばすか、をクローズアップした作りでやってきていたけどここに来て本来に立ち返るというか、積み重ねがそんな簡単に消えるものでも負けるものでもないというのを打ち出すので強い #wj15
— ビート君が大好き (@enonoki003) March 8, 2020
今週のアクタージュ良すぎる……山野上花子の怒りの感情によって演出された舞台に対して、完全に理詰め、でもその理は演じる人間の人生をも組み込んだ演出……黒山……強い…… #wj15
— ビート君が大好き (@enonoki003) March 8, 2020
今週のアクタージュで黒山さんのセリフに頭もげる程頷いたわ。
「稽古でキャストを変えろ」
ホント、マジ、これ。こちとら高い金払って“稽古”観に行ってんじゃないの!“舞台”を観に行ってんの!!!本番で舞台が完成するのは分かるけど初日に完成させて!— ケイ (@keisanbluee) March 8, 2020
今週のアクタージュ、めっちゃ良い。今の物語の締めとしても良いし、今後の物語の展開を期待させてくれる。ますます黒山墨字と夜凪さんの映画が観たい。
— AK, R. (@ak_ryo) March 8, 2020
アクタージュ本誌、黒山墨字の格が上がり続ける。
— 少女空想中 (@serimei0) March 8, 2020
アクタージュact-age105話ネタバレ
では、『アクタージュact-age』の最新話105話
「サイド乙」のネタバレが下記となります!
アクタージュact-age105話ネタバレ:牛魔王への羅刹女の想い
阿良也の異常な演技分けを見て、王賀美はあることに気づきました。
それは何故千世子が天使と悪魔という、二つの顔を使い分けていたのかということです。
千世子の羅刹女は、牛魔王の前では常に美しかったのです。
怒りのみであった夜凪と反対に、千世子は牛魔王を愛している羅刹女を演じていました。
いくら裏切られようとも、恨みたくても恨み切れないでいるのです。
そしてその想いを、孫悟空たちとの殺し合いに身を委ねることで忘れようとしていました。
サイド乙の方が話の筋が通っていました。
自分たちよりよっぽど向こうのほうが羅刹女と向き合っていると王賀美は感じます。
千世子たちの姿を真剣に見つめる夜凪を見て、王賀美は微笑みました。
結局人を成長させるのは、怒りでも憎悪でもないのです。
そして黒山を見上げ、あの男の下で芝居をする機会は自分にはなさそうだと王賀美は残念に思いました。
そんな王賀美を見て、最後に羅刹女の手を取るのは自分がやるべきだったと白石は後悔します。
王賀美は元々黒山と仕事をするために来日したのです。
それを知っているからこそ、今のこの状況に悔いが残るのでした。
千世子は牛魔王を愛する羅刹女を演じていました。
阿良也の演技力をうまく使った、黒山らしいやり方ですね。
王賀美が黒山の下で芝居をする姿も見てみたかったです。
アクタージュact-age105話ネタバレ:同じラストシーン
舞台はいよいよクライマックス。
孫悟空が羅刹女へ、炎を消してくれと頼みます。
その場面では、殺し合いに溺れることに救いを覚えた羅刹女が、孫悟空の話に乗ることになります。
炎を鎮めて舞台は終わり。
その瞬間、サイド甲の敗北と王賀美への非難が決定的なものとなってしまうのです。
自分はまた救えなかった。
白石の後悔と共に、羅刹女の芭蕉扇が振り下ろされます。
その時。
阿良也の孫悟空が、羅刹女の手を掴んだのです。
夜凪たちだけでなく、観客たちも驚きました。
羅刹女が見上げると、それは孫悟空ではなく愛しい牛魔王の表情。
それを見た羅刹女は、その場に泣き崩れます。
サイド甲と全く同じ流れ。
しかしこれは、トラブルではなく黒山の演出でした。
孫悟空の暴走に解釈の余地があるのです。
サイド乙のラストが、サイド甲と同じものでした。
しかしそれは、演出によって牛魔王への想いを忘れられない羅刹女の涙へと変わったのです。
アクタージュact-age105話ネタバレ:羅刹女への救いの物語
前夜の稽古で、黒山は最後の芝居を変えたいのだと、キャストたちへ頭を下げました。
サイド甲と帳尻を合わせるためかと阿良也は問いかけます。
しかし黒山は、単に孫悟空ならそうすると思ったのだと答えました。
それなら仕方ない、とみんなは受け入れます。
阿良也は納得し、ならば頭を下げるのはずるい、案外人たらしだねと黒山へ答えました。
山野上は観客席で、黒山の演出した羅刹女を見ていました。
山野上が向き合うべきだったのは、無理矢理作った敵でも、自分の中の炎でもなかったのです。
どうしてもそれを愛してしまう、そういう自分を許すことだったと黒山は気付いていました。
舞台の上で泣き崩れた羅刹女に、山野上は過去の自分を重ねます。
顔を上げた羅刹女は微笑んでいて、山野上は目を丸くしました。
羅刹女は怒りの物語ではない。
自分の気持ちを認められない女が、孫悟空に背中を押される救いの物語。
これこそが、黒山の描いた羅刹女でした。
羅刹女が芭蕉扇を振り、風が巻き起こりました。
観客たちは席を立ち、一斉に拍手をします。
黒山は王賀美たちのアクシデントを羅刹女の人物描写に昇華させました。
さらに台本の変更を観客に認めさせ、これによって王賀美への非難の声も封殺したのです。
嫌な男に借りが出来た、とアリサは溜息をつきました。
その頃夜凪はまっすぐ舞台を見つめていました。
その瞳には、新たな光が灯っています。
サイド乙の羅刹女が終わりました。
サイド甲のアクシデントをうまくプラスに変え、この舞台は大成功ですね!
夜凪は今、どんな気持ちなのでしょうか!?
アクタージュact-age105話ネタバレの感想考察
さすが黒山!と鳥肌の立った回でしたね。
ラストを夜凪たちと同じようにすることで、観客たちはそうすることが正しかったのかと思うようになります。
さらに、王賀美のことも守ることができたのでした。
たった一晩で、この演出に変えた黒山が凄いですね。
王賀美が黒山に演出をしてほしがった理由も納得です。
サイド甲とサイド乙では、舞台としての完成度が違ったと思います。
それが演出家の腕というわけですね。
サイド乙の初回公演も終わりました。
いよいよ対決の結果が出るのでしょうか!?
読者や関係者から見るのと、純粋な観客から見るこれらの舞台は違うものに映ることでしょう。
結果がどうなるのか、楽しみですね!
そしてこの羅刹女編が終われば、黒山が映画を撮る話となるのでしょうか。
夜凪主演で助演に千世子や王賀美。
なんとも豪華な映画となりそうですね!
早く見てみたいです。
アクタージュact-age105話ネタバレまとめ
千世子は天使と悪魔の顔を切り替え、使い分けていました。
その緩急の芝居に、観客たちも目が離せません。
そして変わったのは千世子だけではありませんでした。
和歌月も大きく変わり、千世子をより際立たせています。
そんな千世子を目の当たりにした夜凪は、自分たちにも明日や明後日があるのだと叫びます。
夜凪は次からの舞台も、羅刹女を演じ続けることはできるのでしょうか!?
次回の『アクタージュact-age』第106話を楽しみに待ちましょう!