週刊少年ジャンプの人気漫画『Dr.STONE-ドクターストーン-』最新話206話のネタバレと感想、展開考察です!
計算能力は高いもののあくまでもプログラムを作っていたいだけだと語るSAI。
しかし目の前に広がっていたのは石の世界であり、SAIはコンピューターもない世界で自分が復活させられた事に絶望してしまいます。
それでも自分にはプログラムしかないと思い直したSAIはマシン語でドラゴンクエストを書き、千空もコンピューターを作る決断をするのでした。
史上最大のクラフトの行方とは!?
それでは、気になる『Dr.STONE-ドクターストーン-』最新話206話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
ドクターストーン206話ネタバレ
『Dr.STONE-ドクターストーン-』206話
「コンピューターの夜明け」のネタバレが下記となります!
ドクターストーン206話ネタバレ:北米組復活で最大のクラフトへ挑め!!!
再びの石化から8年。
それだけの時間が経過していながらも杠はまだ意識を保っていました。
千空のように秒数を数える事は出来なくても起きていたい。
何故なら千空や大樹、そして沢山の仲間達が絶対に復活させに来てくれると信じているから。
そんな杠の想いに応えるかのように北米へと向けて船を走らせていた大樹達。
アメリカチームと勇敢に戦い続けた仲間達を石化から復活させる事となり、大樹は杠と抱き合う事に。
一方で羽京は敵だったアメリカチームのメンバーも復活させ、ルーナと共に現在の状況を説明。
ゼノと千空が協力関係になっていた事やホワイマンという謎の敵の存在もあり、問題なく和解していく事に。
技師同士で祝杯を上げたい所だとジョエルはつぶやくも、カセキは千空達と共にインドへ。
そこで改めてインドに行った意味を確認する北米のメンバー達。
それに対して千空は当たり前のようにコンピューターを作るのだと堂々と言ってのけるのでした。
北米のメンバーの復活は流石にもう少し先になるかと思いきや、驚くくらいにあっさりでしたね。
復活の場面もさほど感動的に描く訳ではないですが、それのおかげで非常にテンポよく進んでいます。
コンピューターを作るという目的がハッキリしたからこそ北米の仲間たちの復活を急いだという事なんでしょうかね。
ドクターストーン206話ネタバレ:ドーナツ型コンピューターのパラメトロン
コンピューターを作るという途方も無い千空の言葉に一番驚いていたのは、コンピューターを一番欲しがっていたSAIでした。
そもそもコンピューターとは何をどうやって何で作るのかも分かっていないゲン達。
しかし千空はそんなゲンに対して、スイッチONとOFF、つまり1と0だけの世界なのだといとも簡単そうに説明をします。
1か0かが処理出来るものであればなんだってコンピューターは作れる。
そう語る千空はゲンとクロムに白旗、コハクとスイカに赤旗を持たせて実験を開始。
男たちが担当する白旗が数字を表していて、白旗を上げたら1で下げたら0。
スイカは白旗が互い違いになっていたら赤旗を上げるだけであり、コハクは二人共白旗を上げたら赤旗を上げる。
これがコンピューターの基礎原理であり、4人はそれぞれの役割に従って旗を上げ下げする事に。
それぞれの役割に従うだけで自動で足し算が出来るという事にスイカは感動するも、クロムとしては当たり前にも思える状態。
しかし千空によればその当たり前を確実にやるのが回路との事。
そこまでやってみせた上でSAIは少し呆れ気味。
これを電動でかつ超高速で出来なければ意味がないのだと。
半導体は10年先だと聞かされていただけに何で作ろうと言うのかと不安げなSAIに対して、千空はドーナツで作るのだと宣言します。
安くて速くと丈夫なのが売りであり、技で戦う日本が作り上げたドーナツ型コンピューターこそがパラメトロン。
それは銅と亜鉛を混ぜて焼いた金属ドーナツに電線をぐるぐる巻きつけるというだけで完成となる非常にシンプルなもの。
仕組みは簡単に説明すれば電気のブランコとの事。
電気のスイングによってブランコを揺らし、前にこぐ奴と後ろにこぐ奴を同時に乗せるとブランコの動きは多数決で決まるというのがパラメトロンの特性。
そんな説明にスイカはついていけないものの、クロムはとりあえず足し算くらいは出来そうだと希望を見出すのでした。
現代人が当たり前のように使っているコンピューターですが、それがどう作られているのかなんて中々想像さえもしませんよね。
そんな未知のものに対して出来る限りわかりやすく説明してくれるのが本作の非常に良い所であり科学って楽しいって思わせてくれる所です。
ドクターストーン206話ネタバレ:コンピューターの第一歩と20万個のドーナツ作り
SAIが呆気にとられる中でパラメトロンを使った回路を組立ていく千空達。
そのやり方はすぐさま北米のメンバーへも伝えられ、そちらでも同じように作るよう指示されます。
完成したのはSAIが思わず子供の頃の遊びを思い出すような計算回路。
千空はコンピューターいじりはSAIがリーダーだと計算回路を試してもらう事に。
2つのスイッチを切り替える事で0と1と2が分かるという仕組みの計算回路。
それを見たSAIはこのパラメトロン計算回路を沢山作ってどんどん繋ぐのだと語ります。
そうすれば少しずつ扱える数字が大きくなりやがて人智を超えていくのだと。
これこそがSAIの大好きなコンピューターの第一歩目。
この計算回路を進めていく事により電卓、ファミコン、そしてパラメトロンスーパーコンピューターへと繋がっていくのでした。
沢山作って沢山繋ぐという言葉を聞いて嫌な予感を覚えていたのは北米チームの杠。
800個とかそのくらい無茶苦茶な数字を出してくるのではとゲンが心配するも、千空の口から飛び出してきたのは20万個という途方もなさすぎる数字でした。
まずは金属ドーナツの自動生成機を作り、それによってオートメーションの時代に突入。
しかし電線を巻くという根気作業は杠をリーダーとする手芸組頼みであり、ここからは人類もガンガン復活させての人海戦術が必要。
人類の最大のクラフトであるコンピューターを作る為には機械とマンパワー全員が力を合わせなければならない。
それだけ脅した上で出来るのかと問いかける千空に対して、杠は何の躊躇もなくもちろんと答えるのでした。
計算回路というコンピューターの第一歩目が完成し、想像も出来なかったコンピューターが少しだけ近づいてきたような気になってしまいました。
本当に科学の歴史って積み重ねでありトライアンドエラーを繰り返してのものなんだよなぁと改めて驚かされます。
20万個という途方もなさすぎる数字にも自信満々な杠も流石でしたね。
ドクターストーン206話ネタバレの感想考察
遂にコンピューター作りの第一歩目を踏み出す事になった今回。
科学を全く知らない人が読んでもコンピューターに興味を持ってしまうような回でしたね。
今回特に本作らしい部分だったのが、感動的な北米メンバーの復活と再会を非常にあっさりと描いていた所です。
石化前には殺し合いをしていたアメリカチームともあっさりと和解出来ていて、こういう部分で遺恨を残さないのも上手いですよね。
それほど活躍の機会のない杠にスポットが当てられる展開だったのも良かったです。
そんな感じで北米のメンバーを復活させた上で始まったコンピューター作り。
とはいえ読者の大半は作中のゲンと同じでコンピューターなんてどうやって作るのかなんてさっぱりでしょう。
それに対してわかりやすく噛み砕いて説明してくれるのがありがたいです。
旗の上げ下げでコンピューターの基礎原理を説明するというのは非常にアナログながらもわかりやすかったです。
基本となる計算回路を作り上げた事でSAIが希望を感じる作りも素敵でした。
こうやって沢山の計算回路を繋げていったその先に電卓があったりファミコンがあったりするというのも夢がありますよね。
しかし希望が見えてきたとはいえ非常に現実的なのが本作であり、実際に必要になってくる計算回路の数はなんと20万個。
これまでとはレベルが違う作業量となりそうですが、それでも全く怯まず期待に応えようとする杠も流石でした。
しばらく登場もなかった杠ですし、ここから地味ながらも活躍してくれるのを期待したいですね。
ドクターストーン206話ネタバレ展開考察
ここからは、『Dr.STONE-ドクターストーン-』最新話206話、そして207話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
ドクターストーン206話ネタバレ展開考察:コンピューター作りに必要なものとは!?
天才プログラマーであるSAIの実力を目の当たりにした事で、遂にコンピューター作りの決断をした千空。
パソコンを作る訳ではなくファミコンを作るというイメージなのでしょうが、当然その難易度はこれまでで最大なのだと思われます。
ではコンピューターを作る上で何が必要になってくるのかというのが問題になってきますが、正直科学に詳しくないと全く想像も出来ません。
今回千空は半導体の作成がかなりの鬼門であるような事を言っていて、それを作るのには5年から10年もの時間が必要との事。
漫画的にも流石にここでそれだけの時間をかける訳にはいきませんし、ファミコンレベルのコンピューターであればそれほど時間はかからないのかもしれませんね。
まずはそれに必要な素材を集めていく展開なのだと思われます。
ドクターストーン206話ネタバレ展開考察:素材集めと必要になる技術力!?
ファミコンを作るとなれば、即座に千空がロードマップを作ってくれるはず。
とはいえきっとそのロードマップはこれまででも最大級のものになってくるのでしょうね。
当然必要になってくる素材も沢山あるでしょうし、インドだけで手に入るのかもわかりません。
それだけにインドでの滞在はそこそこにしておいて、すぐに次の国へと移動していく展開になりそうです。
そして素材集めと共に重要になってきそうなのが精密部品を扱う技術力。
カセキだけでは大変そうですし、まだ北米で石化したままのジョエルの力も必要になってくるでしょう。
彼の復活が必須となれば、北米へと帰還するチームの動向も描かれていくのかもしれません。
ドクターストーン206話への読者の声
『Dr.STONE-ドクターストーン-』最新話206話へ向けての感想や考察を集めました!
#wj33#ドクターストーン#DrSTONE
月に行った時のNASAのコンピューター、ファミコンの100分の1くらいだもんなあ性能
今回の話はAA職人としては非常に思う所があり色々思わされた
その上でパソコンが無くともと動くことのできるSAIが羨ましく思えて良かった
ただドラゴンクエストの時の絵、あれなんぼ— うえびれ 健全 (@lRqTp5VaQxTyblu) July 19, 2021
ドクターストーン。千空、鍛冶のたとえでバイキルト使ったり、ドラクエ好きだからね。あのシーンで目を輝かせてたの、単にSAIの力に惹かれただけじゃなくて、自分に見えない形であの狭い船室に愛したものが展開されているってことも込みよね #wj33 #wj33・34
— 松原剛@連載準備中 (@matubarap) July 19, 2021
今週のジャンプ、ドクターストーンの超画力でドラクエ(ダイの大冒険)の見開きという謎すぎる2ページが面白い。
ゴメちゃん恐すぎるよ…— くろがねハモエ🌲🍅🍷ゲーム下手の横好き系Vtuber (@kuroganehamoe) July 19, 2021
ドクターストーン相変わらず見開きでの画力の暴力
絵のあまりの迫力と厳つさに俺の知ってるドラクエじゃないって笑ってから、翼の生えたスライムを見つけてもう一度じっくり見開き見ると(これ…俺のよく知ってるドラクエだ…)ってうるっときた。最高のオマージュ
#DrSTONE #wj33・34— 神林拓真/ナレーター (@takumakamba) July 19, 2021
【ドクターストーン】初代ドラクエはフロッピー以下の容量とは聞いてるけど、それを記憶してるのはヤバすぎる
初登場キャラの格上げが憎いほどうまい #wj33
— りんご好き (@oisiiapple) July 18, 2021
ドクターストーン206話ネタバレまとめ
復活した龍水の兄であるSAIが主役となった今回。
石の世界に絶望しながらも、すぐさま自分に出来る事を探す姿は非常に格好良かったですね。
龍水との関係は色々と問題がありそうですが、本作の場合は意外とあっさり何とかなりそうな気もしたり。
マシン語というプログラム言語を壁一面に書き連ねる姿はインパクト大でしたが、その数列が意味していたのがドラゴンクエストだったというのも驚きでした。
そういった数列の組み合わせによって国民的ゲームの1作目が作られているなんて考えたら感動しちゃいますし。
ラストではコンピューターを作る決断をしていましたが、どこから取り掛かるのか全く想像出来ないだけに非常に楽しみな展開です!
次回の『Dr.STONE-ドクターストーン-』第207話を楽しみに待ちましょう!