週刊少年ジャンプの人気漫画『呪術廻戦』最新話160話のネタバレと感想、展開考察です!
刑事裁判の有罪率は99.9%という状況の中で被疑者の為に弁護士として戦っていた日車寛見。
非常に疑わしい被疑者ながらもシロである可能性を考えて調査を続け、自らの精神を擦り減らしながらもなんとか裁判に勝利する事に。
しかし二審では理不尽な判決を下されて敗北し、被疑者からは憎しみの目で見つめられた日車は法廷で術式を発動させてしまうのでした。
悲しき弁護士日車と戦うのは誰!?
それでは、気になる『呪術廻戦』最新話160話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
なお呪術廻戦の次巻16巻は2021年6月4日発売予定です!
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Contents
呪術廻戦160話ネタバレ
『呪術廻戦』160話
「結界」のネタバレが下記となります!
呪術廻戦160話ネタバレ:羂索が誘う夢と現実の間の呪い
眠りについていた一人の女性の枕元に突如として現れた羂索。
いきなり現れた事に対してなのか女性にごめんねと語りかけます。
眠っていた女性は知らない人物が急に語りかけてきた事に困惑。
しかし羂索はそんな戸惑いを無視して、自分がここに結界を張った術師である事と女性が死滅回游(ころしあい)に選ばれた事を告げます。
女性の自宅から少し離れた所に刑場跡があり、そこが半径5.6キロという大きさの結界の中心。
そう説明する羂索は、はじめから結界の内側にいる人物は結界を出る権利が一度だけあるのだと続けます。
女性が望めば目が覚めたら結界の外にいられる。
そんな風に説明されても、そもそも今見ている光景が夢なのか現実なのかさえも女性には不明。
困惑する女性に羂索は、夢と現実の間の呪いなのだと語るのでした。
女性に優しく手を差し伸べその手を引いて歩き出した羂索。
外にはもう気の早い連中がいるから気をつけてと語る羂索に、女性は目を瞑ったままついていく事に。
目を閉じて真っ暗な世界を歩いていく女性。
しかし彼女が歩く世界では、既に始まった死滅回游による凄惨な戦いが繰り広げられていたのでした。
日車の過去が描かれていた前回から一転して、今回は冒頭から黒幕である羂索が登場してきました。
中々驚きの展開でしたが、この場面は渋谷事変の直後の時間軸での事みたいですね。
この時点では女性が何者かもよく分かっておらず、羂索が手を引いてくれるくらいなので結構な重要人物なのかと思ってしまいました。
呪術廻戦160話ネタバレ:閉ざされた仙台結界とオカ研の二人
女性の手を引きながらも、羂索は言い忘れる所だったと言葉を残していきます。
息子と仲良くしてくれてありがとう。
そんな言葉を伝えられた所で、女性は誰かから呼びかけられた事で眠りから目覚める事に。
羂索に連れてこられていた佐々木という女性を必死になって起こしたのは、学校の友達でありオカ研の仲間である井口。
見知った顔を発見出来た事で井口の方もホッとした表情を浮かべます。
自分がどこにいるのかもよく分かっていない佐々木に井口は自分達の居場所を説明。
しかし場所を説明したものの、それ以上におかしなものが二人の目の前に広がっていました。
まるで巨大な壁のように二人の前に広がっていたのは仙台の結界。
渋谷事変が終わりを迎えて間もない11月1日の朝6時には既に結界が生まれていたのでした。
戸惑いながらも羂索との夢の話をしようとする佐々木に対して、ロン毛で袈裟の男の話は皆がしていると語る井口。
周りには二人の他にも沢山の人の姿があり、彼らもまた夢の中で羂索と出会っていた様子。
それだけに佐々木は井口も息子がどうだという話をされたのかと問いかけるも、それについては井口も初耳だったとの事。
そんな状況で佐々木は何故か、仙台で同じオカ研の仲間だった虎杖の事を思い浮かべるのでした。
羂索が明らかに虎杖の事を息子として扱っているのがなんとも言えない気持ち悪さを感じさせますね。
そして冒頭から登場していた女性がまさか『呪術廻戦』の1話目に登場していたオカ研の佐々木だったとは驚きでした。
井口と共に死滅回游の泳者となってしまったようですし、なんだか不幸な未来しか想像出来ないのが辛い所です。
呪術廻戦160話ネタバレ:それぞれの役割でいざ死滅回游へ!!!
秤先輩を仲間に加え、今後やるべき事をハッキリさせていた虎杖達。
2つある目的の一つである天使についてもコガネを使って調べてみるも、天使というのが本名ではないせいか発見出来ず。
天元様によれば天使は東京の第2結界にいるとの事。
そしてその姿は見れば天使だと分かるような姿なのだそう。
そこまで話を聞いていた秤先輩は自分とパンダが東京第2、伏黒と虎杖が東京第1で綺羅羅は結界の外で待機だと決めてしまいます。
当然その根拠が気になるパンダでしたが、得点だけで言えば一番強いであろう鹿紫雲とは自分がやるのが順当だというのが秤先輩の考え。
更にパンダは鼻が利くから天使探しにも効率的だろうと。
既に仙台の結界に入っているはずの乙骨からの連絡もない事から、結界の中では携帯も使えないはず。
そうなれば外の状況を把握出来る奴がいた方がいいだろうと考えて綺羅羅は結界の外が良いと判断していました。
そんな振り分けに対して、虎杖は自分と伏黒は宿儺の件があるから別の方が良いかと提案するも伏黒がそれを一蹴します。
先輩達3人の役割は動かせないのだから我儘言うな・・・と。
虎杖としても伏黒を心配しての事だっただけに、二人はちょっとだけ揉めるもすぐに止められるのでした。
時刻は11月12日の12時。
津美紀の死滅回游参加の宣誓期限まで残り7日と12時間。
そんな状況でそれぞれのコガネから結界に入るのかと問われた4人。
虎杖、伏黒、パンダ、秤先輩の4人はそれに対して問題ないと力強く答え回遊をスタートさせるのでした。
なんだかちょっとおバカキャラっぽさもあった秤先輩でしたが、しっかりと役割分担が出来ていたりと有能な部分も感じさせますね。
とはいえ鹿紫雲は相当な強敵でしょうし、天使の方も一筋縄ではいかなそうなキャラなだけに、いくら秤先輩とはいえ生きて帰れるのかは微妙な気もしちゃいますが。
渋谷事変後に色々ありましたが、ようやく死滅回游もスタートとなった事で更に盛り上がっていきそうですね!
呪術廻戦160話ネタバレの感想考察
懐かしのキャラの登場に驚かされた今回。
渋谷事変後の各地の状況が少しだけ分かったような回でしたね。
羂索に導かれて
今回の冒頭で久しぶりに登場してきた羂索。
自らが死滅回游に誘った人物達をわざわざ導いてあげていましたね。
かなり無理して作ったという結界だという事もあり、わざわざ最初から結界内にいた人は外に出してあげていたようです。
とはいえそれも、自発的に結界の中に入らせる事でより死滅回游を活性化させるという意味合いがあった訳ですが。
眠っていた佐々木とは意外なくらい楽しげに喋っていて、羂索もちょっと楽しんでいるようにも見えました。
なんだかんだ自分が厳選した者の一人という事もあって大事に扱っているんでしょうか?
羂索が佐々木の手を引いて暗闇の中を歩いていくシーンはある意味素敵に見えるのですが、続いて描かれた血まみれの世界はちょっと怖すぎました。
渋谷事変が終わってたった数時間程度で惨劇が繰り広げられているのだから、各地の結界ではそれぞれ地獄のような状況になっているのかもしれません。
まさかの佐々木と井口再登場!!!
冒頭でいきなり羂索に語りかけられていたのは誰なのか分からずに読んでいただけに、突然「佐々木」という名前が出てきた事でかなり驚かされました。
彼女と「井口」の二人は『呪術廻戦』の1話目に登場していたオカルト研究会のメンバーでしたからね。
二人は虎杖と共にオカルト研究会として活動していて、だからこそ虎杖と宿儺の指が自然と結びつく形になったとも言えるでしょう。
そう考えるとこの二人も実は『呪術廻戦』という物語において重要な役割を果たしていたとも考えられます。
ある意味では羂索の計画を早めたようでもあるでしょうし、だからこそ羂索は息子である虎杖と仲良くしてくれた事にありがとうと佐々木に伝えていた訳ですね。
羂索はどうやら死滅回游に参加させた人物それぞれに語りかけていたようです。
しかし息子というワードを出していたのは佐々木に対してだけだった様子。
佐々木は何故か自然と息子=虎杖だと感じていたようで、それが逆にちょっと不穏な感じでもあります。
結界の中に虎杖がいると思って死滅回游に参戦してしまうなんて可能性もありそうで怖いです。
まぁ自発的に参加しなくとも自然と期限は近づいてくる訳ですし、不幸な未来が待っているのは間違いない気もしちゃいますが。
遂に死滅回游が本格的にスタート!!
虎杖達はやはり二手に分かれての行動となりました。
秤先輩とパンダが組んで虎杖と伏黒が組むというのは自然な組み合わせでしたね。
鹿紫雲という一番危険な相手とは自分がやるべきだと考えていた秤先輩はなんだかんだ男らしいです。
虎杖は宿儺が伏黒を使って何かやろうとしている事から、伏黒とは別の方が良いかもと考えていました。
しかし伏黒はそれよりも先輩達の役割を重視してそれを却下していましたね。
とはいえ実際には虎杖の近くに自分がいた方が良いと伏黒は思っているのだと思いますが。
とりあえずこの組み合わせで死滅回游の戦いが始まっていくようです。
秤先輩を加えたとはいえ相変わらず戦力も少ないですし、ここから先も辛い戦いが続きそうですね。
呪術廻戦160話ネタバレ展開考察
ここからは、『呪術廻戦』最新話160話、そして161話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
日車の術式とは!?
弁護士として必死に自分の理念を曲げずに戦い続けたものの、その果てに術式に目覚めてしまった様子の日車。
式神のようなものが日車の背後に現れていて、これが日車の術式という事になるのでしょう。
気になるのは日車の術式がどういうものなのかという部分です。
特徴としては式神自体がまるで天秤のようになっている事と目が縫い付けられた状態になっている事でしょう。
目が縫い付けられているという部分は、目を開けていたいという日車の本心とは全く逆です。
しかしこれはある意味、日車は目を開いても式神は目を閉じるという事を意味しているようでもあります。
日車は許しても式神は許しはしないという表れだとすれば、相当恐ろしい事を平気でやれてしまう可能性も考えられるでしょう。
更に天秤も何かしらの意味を持っているはずで、術式自体が裁判であったり司法なんかと関係しているのかもしれません。
対象の罪の意識を見抜いたり、罪の意識によって何かが変わったりなど、弁護士としての日車の思想が大きく関わっている術式になりそうですね。
東京の結界で日車と戦うのは誰!?
自分がおかしいと思った事を放ってはおけないという非常に純粋な弁護士だった日車。
元々は物凄く良い人だったはずなだけに、今後虎杖や伏黒の敵となるなんて考えたくもありません。
とはいえ彼は東京の結界にいるようですし今後必ず激突する事になるのでしょう。
気になるのはこんな日車と誰がマッチアップするのかという部分です。
現在の所では、虎杖でも伏黒でも秤でもどれでもありそうな気がしますね。
虎杖は渋谷事変において大きな罪を犯したと思っていて、そんな罪を抱えた虎杖を日車が裁くという構図は辛そうですが面白そうでもあります。
伏黒は比較的日車に似ている部分があるように感じますし、自分の正義を貫くという点においては共通しているように思えるだけに戦っても面白くなりそうな気がします。
日車の式神が天秤になっていただけに、秤と激突するという可能性も十分ありそうです。
秤は名前である「秤」に関わる術式を持っている可能性がありますし、二人の天秤対決となるのも面白いかもしれません。
いずれにしても日車には救いのある結末を用意しておいて欲しいですけどね。
鹿紫雲と戦うのは誰!?
日車が誰と戦うのかという部分は当然気になりますが、もう一人のターゲットである鹿紫雲の方も誰と戦うのか気になる所です。
鹿紫雲は日車とは違い根っからの術師のようですし、宿儺を狙っていた事からその実力は相当高いのだと思われますからね。
宿儺を狙っているという点で考えれば、やはり宿儺の器となっている虎杖と激突するパターンでしょうか。
もしもそうなったら宿儺の登場も考えられるものの、虎杖は宿儺と次に代わったら乙骨に自分を殺すようお願いしていただけにそう簡単には代わる事もなさそうではありますが。
その一方で伏黒と激突するという展開もありそうな気がします。
鹿紫雲は400年前にも生きていたようで、400年前と言えば丁度五条家と禪院家が御前試合で殺り合ったというイベントがあったんですよね。
この事件に直接鹿紫雲が関わっている可能性もあるかもしれませんし、直接ではなかったとしても知っているという可能性はあるでしょう。
だとすればその時の禪院家の当主が使っていた「十種影法術」を使える伏黒に興味を示すなんて展開もありそうですからね。
どちらが戦う事になっても面白そうですし、虎杖でも伏黒でもないというパターンも面白くはなりそうです。
呪術廻戦160話への読者の声
『呪術廻戦』最新話160話へ向けての感想や考察を集めました!
本格的に死滅回游が始まったこともだけど、個人的には渋谷事変とか順平編の「来週には誰がどうなってるかわからない」ヒリヒリ感が好きだったからそれが復活したのも嬉しい。
秤も綺羅羅も魅力的なんだけど、やっぱり「仲間になるんだろうな」と結論が分かってる感じがしてたので。#呪術本誌 #wj42
— 女医とタラ売り (@TARAsaler) September 18, 2021
ただの(と言う言い方はおかしいけど)「法廷ドラマ」に引き込ませるだけ引き込ませておいて、最後のコマで一気に呪術世界に引き戻すのにはほんとにゾクッとした。
ここで「法廷ドラマ」の世界に引き込ませるだけのうまさというか力があるよなあ。#呪術本誌 #wj42
— 女医とタラ売り (@TARAsaler) September 18, 2021
なんか、正しくて優しくて優しすぎて変えたくても変わらないクソみたいな世界に目を背けられなくて闇落ちしてしまった的な感じなのは傑と似てるよな…
#呪術本誌 #wj42— のあ。 (@Ri_str1207) September 18, 2021
あれ?「99.9」始まった?と思ったけど呪術でした。
ほぼほぼ呪術の話してないけど面白いのは、キャラクター、会話、演出、展開が秀逸だからなのかなと思う。
どんな漫画にも通じる地力(呪術でいうゴリラ力)が高いんだろうなあ。#呪術本誌 #wj42— 女医とタラ売り (@TARAsaler) September 18, 2021
日車さん先週からは考えられないぐらい自分の中で株が上がりまくったんだけど、何よりガベル連打からの『やり直しだ』までの流れが弁護士の復讐が始まる感じがして好き(語彙力)#呪術本誌
— 爽健 (@mogura_nanoda) September 18, 2021
今週の呪術廻戦が面白すぎる問題。
めちゃくちゃ呪術廻戦っぽい闇の描き方で、たった1話にして日車さんのキャラ立てが上手すぎる。
ワクワクが止まらねぇ……!#呪術廻戦 #呪術本誌 #wj42— 😈ジューーン😈 (@ChainSaw_JuuuN) September 18, 2021
呪術本誌、メインキャラ出てなかったけど話としてはすごく面白い。
こういう過去があって、人から術師になった時どうなるのか…生まれつき術師じゃない人の方が術師の倫理に縛られないのかもなって思った。— aster@い1 (@aster03104829) September 18, 2021
というか死滅回遊中でも一般社会?でお仕事していいんだね??
お仕事だよね……??
日車さんめちゃくちゃ善人なので
なんとかならんだろうか……#呪術本誌— saaapo (@saaapo1006_) September 18, 2021
呪術廻戦161話ネタバレまとめ
死滅回游の泳者の一人である日車が主役となった今回。
法廷を舞台にした物語が描かれていて、非常に重たく苦しくなるような回でした。
日車は自分の身を削ってでも被告人に向き合い続ける善良な弁護士でした。
そんな善良な人間が絶望してしまうまでの展開が生々しく描かれていて、辛く悲しいながらも非常に面白い1話となりました。
悲しいのはこれだけ良い弁護士だった日車が死滅回游においては既に大量の人を殺している事です。
そしてそんな日車と戦わなければならない訳で、ここからの展開が楽しみでもあり怖くもありますね!
次回の『呪術廻戦』第162話を楽しみに待ちましょう!