週刊ヤングジャンプの人気漫画『キングダム』最新話606話のネタバレと感想考察、展開予想です!
探りを入れるため、糸凌が一千騎を連れて突撃するも、盾兵の虚脱で進軍が止められます。
李牧の戦術の謎がわからない田里弥は、戦術が通用せず、悪い結果に出るため、兵を失わないために全軍を一度退かせる指示を出します。
すると、王翦が先頭に立ち一万の歩兵を連れ、雷伯軍にそのまま前進して行きます!
王翦の進軍には、一体どんな狙いがあり、李牧の戦術を破ることができるのでしょうか?
前回の話はこちら!
Contents
キングダム606話ネタバレ:前回605話感想考察
今回の最新話では、いくつか驚かされることがありましたね〜。
まずは、倉央軍副官の糸凌が女性だったということ!
そして、倉央と恋仲だということです。
あんなに強い糸凌が女性って凄すぎますよね(笑)。
さらに驚いたのが、糸凌の強烈な一撃を虚脱で凌ぐ盾兵です。
虚脱するだけで何とかなるものなのでしょうか?(笑)
そして、最後は李牧の戦術の謎が解けた、王翦の進軍ですよね。
何の陣形も敷かずに、ただ前進しているだけですから!
ここから一体どんな展開になるのでしょうか?
キングダム606話ネタバレ
『キングダム』606話
「起こり」のネタバレが下記となります!
互角の戦況
王翦軍は陣形を敷かないまま、雷伯軍に向かって行きます。
それを見ていた部下達は、そのまま前進することに疑問を覚えます。
もう敵は目前に迫っています。
すると倉央がそのことを指摘します。
そんな中、敵の直前で歩兵が足を止めたため、田里弥が気づいたことを言います。
そして、そのまま前進してぶつかる王翦軍。
それを見ていた両軍の兵士達が驚きます。
バカな、本当にそのままぶつかったことに驚きを隠せない倉央。
王翦を見つめていた李牧も同じです。
正面からぶつかった王翦軍と雷伯軍。
それを見ていた田里弥は、声をあげます。
李牧軍は、乱戦の中で謎の戦術を使い圧倒してくるため、まともにやり合っては、王翦軍でも勝ち目はありません。
普通に考えたら、陣形を敷いている雷伯軍の方が、圧倒的に有利なはずなのに、田里弥の予想は外れます。
王翦軍は、雷伯軍に対して互角に戦っています。
王翦軍の戦い方は、前がやられたら次が出るという単純なもので、普通の軍にすら敗れるような戦術だと田里弥が考えます。
そして、この戦況を見ていた田里弥と倉央も考えます。
本能型の武将
王翦が李牧の戦術の謎を解いたことに、李牧軍も気付きます。
そして、王翦軍と直接対峙している雷伯は、戦術を見抜いたことに驚きます。
倉央も李牧の戦術の謎に気付き始めます。
李牧軍は、今までこちらの動きに対して、返しをやっていたと。
倉央が五十騎の援軍を送った時に、すぐに同じ五十騎を送り出したのは、偶然ではなかったと考えるも、それにしてはあまりにも判断が早すぎる!と自らの考えをすぐに否定します。
すると、李牧の戦術の謎について王翦が言います。
この戦術の謎…つまり起こりと呼ばれるものは、体の構造だけでなく軍にもあるのです。
起こりを察し、相手の動きを先読みすることで、敵の技を防ぎ返し技を放つことが可能となるのです。
王翦の説明に、信じられないという表情を浮かべる部下達。
ただ、軍の起こりは理屈ではわかりません。
そして、それができる連中が本能型の武将なのです。
そんな王翦の言葉を聞いた部下達は、李牧は知略型の武将だと認識します。
それに対し、李牧は本能型の極みとも言える麃公と一度戦っているのです。
それを聞いた部下達は、それだけでまさか…と驚愕します。
そして、李牧は自分と同じレベルの怪物だと認めないといけないことに気づくのです。
勝てる戦況
王翦軍と対峙する雷伯は、戦況が五分五分というところに違和感を感じるも、そのまま前進してくるなら、戦術で叩き潰せばいい!と考えます。
そして、組まれていた陣形を動かし、両翼の兵士達に横から攻めるように指示します。
一気に王翦軍を崩そうとする雷伯将軍の狙いに対して、劣勢となっているという戦況の報告を受けた王翦言います。
そして、敵左翼の脇の中間を狙うように指示をし、百騎を送り込み敵を分断しようと狙います。
さらに、敵右翼の突撃に対しては内側に押し込まれるよう支持を出しました。
そうなったら、そこに第一隊を戻して討つつもりなのです。
王翦は、挟撃で雷伯軍の攻撃を抑えつつ、王翦軍が勝てる戦況を作り出していきます。
それを見ていた李牧は、王翦は読んで対応してきていると感じます。
キングダム606話ネタバレ展開予想
ここからは、『キングダム』最新話606話、そして607話以降で起こりうる展開を予想したものを載せていきます!
王翦の狙い
次回の最新話で、一番最初に描かれるのは王翦の進軍の狙いでしょう!
探りを入れるため倉央軍に突撃させ、それを見ていた王翦は李牧の戦術の謎に気付いたようです。
そして、それに対して陣形を敷かず、ただ前進するというシンプルな行動に出ました。
陣形も敷かずに、一万の兵をただ前進させている王翦の狙いに注目が集まるでしょう。
そして、李牧だけは王翦の狙いに気付いているような反応を示していました。
気になったのが、ただ前進しているだけという点と、一万の歩兵部隊を王翦が引き連れているという点です。
騎馬隊がいるようには見えなかったので、歩兵で進軍しているというのに何か意味があると考えています。
おそらく、李牧の戦術は虚脱で相手の攻撃を防くことで足を止め、そこに攻撃に特化した部隊を投入し、相手を分断しながら殲滅しているのだと思います。
それを大々的にやると、すぐに相手に気付かれてしまうため、一部分だけで行っていると考えています。
そのため、王翦も同じような作戦を取り、まずは攻撃に特化した部隊を狙いに行こうという作戦なのではないかと思います。
虚脱を使う盾兵は、防御には特化していますが、攻撃には特化していないはずです。
そこで、まずは攻撃に特化した部隊を殲滅してしまえば、王翦軍が戦力を失うことはなくなります。
そして、戦力を分断されることがなければ、いくら虚脱を使う盾兵でも王翦軍の力なら倒すことが可能だと思います。
李牧の対応
王翦の狙いはまだはっきりと描かれていませんが、王翦の前進に対して李牧は何か感じたような素振りを見せていました。
おそらく、李牧だけは王翦の狙いに気付いたのではないでしょうか?
そうなると、王翦の狙いに対して李牧がどんな対応をしてくるかが、次回の最新話では注目となるはずです。
戦術が王翦にバレてしまった以上、盾兵を失わないために李牧は全力の力技で対応するのではないかと予想しています!
李牧直属の他の軍をはじめ、傅抵なども一斉に攻撃を開始するのではないかと考えています。
王翦が前に出てきた以上、王翦を討ち取ってしまえば、戦況は一気にひっくり返るでしょうからね。
李牧の戦術が破られることは、李牧軍にとってはピンチではありますが、王翦としても自分が先頭に立って進軍するほどなので、それだけ重要な局面だと考えているのだと思います。
その重要な局面を、李牧の対応次第で大きく変わるのではないかと考えています!
飛信隊の動き
王翦が先頭に立ち進軍したことで、この戦況は大きく動くことになると考えています。
そして、王翦が自ら進軍したということは、李牧の戦術を破る以外にも意味があると思っています。
その意味というのが、飛信隊の動きにかかってくるのではないでしょうか?
飛信隊は、尭雲軍と趙峩龍軍と対峙していますが、信と羌瘣が負傷と疲弊で予想以上の進軍は出来ていません。
そんな信を尭雲は狙っていますが、そこに王賁率いる玉鳳隊も現れています。
尭雲軍にはまだ十槍が数名いますし、雷雲もあります。
普通に考えたら、信と王賁が手を取り合って対抗するべきでしょう。
ただ、ここに時間をかけていては、李牧を討ち取ることを任されている飛信隊は、足止めをくらってしまうことになります。
そのため、尭雲は王賁率いる玉鳳隊に任せて、飛信隊は一気に李牧本陣を目指すと予想しています。
ただ、簡単に李牧本陣に近づかせないために、馬南慈率いる馬南慈軍が飛信隊の前に現れるでしょう。
ここで、馬南慈を討ち取ることができれば、あとは李牧本陣に向かうことができます!
そのため、まずは馬南慈を討ち取り、進軍した王翦の動きに合わせて、飛信隊が李牧本陣に突撃するのではないでしょうか?
王翦は、李牧の戦術を破ると同時に、自分の方に李牧の戦力を向けさせ、手薄になった李牧本陣を飛信隊に狙わせようという意味が込められていると考えています。
キングダム606話ネタバレまとめ
探りを入れるため、糸凌が一千騎を連れて共伯軍に突撃するも、盾兵の虚脱で進軍が止められ、分断されてしまいます。
李牧の戦術の謎がわからない田里弥は、戦術が通用せず、悪い結果に出るため、兵を失わないために倉央軍を含め、全軍に一度退かせる指示を出します。
すると、王翦が先頭に立ち一万の歩兵を連れ、陣形も敷かず雷伯軍にそのまま前進して行きます!
王翦の進軍には、一体どんな狙いがあるのでしょうか?
次回の『キングダム』第607話を楽しみに待ちましょう!