週刊ヤングジャンプの人気漫画『キングダム』最新話693話のネタバレと感想、展開考察です!
扈輒の本陣は桓騎軍の逆襲に遭遇し混乱、扈輒自身ははこれが孫臏の故事に倣ったものだと看破します。
扈輒は桓騎軍が脱走兵、残存兵、隠れた兵の3つ分かれ、万単位の脱走兵を隠れ蓑にして、隠れた兵が逆襲に出たのだと見抜きました。
扈輒本陣の兵達は右翼方面への退避が無難と考えますが、扈輒は逆に左翼を選択、しかしそこには桓騎自身が待ち構えており・・・!
退路を断たれた扈輒本陣の名中で、扈輒本人は桓騎の戦術の見事さを称賛し桓騎の言葉を待つのではないでしょうか?
それでは、気になる『キングダム』最新話693話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
キングダム693話ネタバレ
『キングダム』693話
「浅い話」のネタバレが下記となります!
キングダム693話ネタバレ:桓騎軍の猛攻
桓騎軍8万に対し総数24万と3倍もの兵力を投入し、戦いを優位に進めていたように見えていた趙軍総大将の扈輒。
しかし実際に敗北を喫する兵達を隠れ蓑にして一部を伏兵とし、急遽扈輒の本陣を急襲する事こそが桓騎の狙いでした!
扈輒を護る本陣の兵達も趙軍選りすぐりの精兵100騎ではありましたが、これを包囲する桓騎軍もゼノウ一家に比肩し得る戦闘力を誇る朱摩一家の200騎です。
総大将の扈輒を護ろうと趙軍も必死の抵抗を試みますが、個の武は同等レベルでも2倍の兵力差は大きく、桓騎軍は扈輒を追い詰めていきました。
やがて扈輒軍の夏満将軍が乱戦の中から桓騎本人を見つけ出し、逆襲を加えようと猛烈な勢いで突進します!
しかし桓騎はこの攻撃をいとも簡単に自らの剣の斬撃で躱すと、一突きで夏満将軍の胸部を貫きました。
キングダム693話ネタバレ:夏満将軍の最期と扈輒の余裕
あっさりと桓騎に敗れたかに見えた夏満将軍でしたが、その目を見て単なる負け惜しみとも言えない台詞を吐きます!?
それは桓騎は本当の痛みを知っているとは言えないとの言葉であり、自分たちの総大将である扈輒こそ、それを知る人物だと断言するものでした。
しかし桓騎はこうした夏満将軍の指摘にも僅かな動揺すら見せず、貫いた剣をそのまま上方に切り上げてその言葉を遮り一気に屠ります!
朱摩一家の兵達も既に扈輒を完全に包囲しており、逆転勝利を確信する桓騎の言葉に呼応するようににじり寄って行きました。
ただこの状況に陥っても扈輒は落ちき払っており、朱摩一家の兵達はその余裕と扈輒の顔に施された奇妙な装飾に今更ながら気付かされます。
キングダム693話ネタバレ:敗北を認めた扈輒
朱摩一家の兵達、桓騎、扈輒の配下の兵達の視線が注がれる中、扈輒はゆっくりと口を開き、自身の敗北は認めつつも、友軍すら犠牲にした桓騎にその真意を問いました。
扈輒はまっすぐに桓騎本人を睨みつけ、正当な戦で敵兵を多数倒すのは英雄だが、敵味方の区別すらない大量殺戮は異常者の所業であると指摘します!?
そしてそうした所業の行きつく先は自らへの災いだと続ける扈輒に対し、桓騎はこれを単なる浅い話だと一言で片づけました!
それでも扈輒は自らは幾多の戦場の経験から人の底の闇、痛みの底を知るに至ったと続けますが、桓騎はまるで聞く耳を持たず、扈輒を夏満将軍同様に雑魚扱いします。
桓騎のこの態度にも、扈輒は寧ろ自身の考えと近いのでは呟きました。
しかし桓騎は全く違うと扈輒の言葉を全否定し、これを聞いた扈輒は自身の剣を徐に抜刀、その矛先を自らの喉元に向け、雷土と共にあの世で待つと述べ自害を匂わせ・・・?
キングダム693話ネタバレの感想考察
今回のエピソードでは、3倍もの戦力差を奇策によって覆し、趙軍総大将の扈輒と桓騎とが直接対峙する様子が描写されました!
数多の戦場でのこれまでの経験から人の底の闇を知ると自負している扈輒が、桓騎の非情な戦術を一見非難しながらも自身との親近感を語る問答が中心と言えました。
敗北を悟りつつも桓騎の今回戦いでの味方すら本当に犠牲にする手法に、扈輒は趙軍総大将らしい落ち着きと威厳を見せたとも言えますが、桓騎は相手にすらしてませんでしたね。
これまでも桓騎の数々の非道な行いは、主人公である李信らも到底受け入れられないものとして描かれてきたように感じます!?
今回の戦いでは見事な逆転勝利を桓騎軍が収める展開だと思われますが、史実では今後の趙軍との戦いで李牧率いる軍に敗れる事になる筈です。
今回の扈輒の言葉・指摘がその時の桓騎軍敗北の伏線となるのか否か興味は尽きませんが、まだまだ本作の連載は続いて行くのだろうと改めて実感させられました。
キングダム693話ネタバレ展開考察
ここからは、『キングダム』最新話693話、そして次回694話以降で起こりえる展開を考察したものを載せていきます!
キングダム693話ネタバレ展開考察:扈輒と桓騎
桓騎軍の襲撃から逃れるべく、敢えて虎白軍5千人を移動させた反対方向に歩を進めた扈輒本陣の一行。
しかしその行動すら予測していた桓騎軍が行く手を遮り、遂にそこには桓騎本人も姿を見せました。
取り巻きの兵達を違い、窮地ながらも趙軍総大将の地位にある扈輒は流石に落ち着いた様子でしたが、二人のこの戦いについての認識の違いが語られると予想します。
キングダム693話ネタバレ展開考察:雷土の救出
扈輒ら本陣の一団は桓騎本人が陣頭に立ち、見事包囲しましたが、本陣跡地ではゼノウ一家が残る守備兵を更になぎ倒していくと予想します。
その中で囚われていた雷土をゼノウ一家が発見し、これまでも息の合った動きを戦場で見せていた両者がめでたく再会を果たすと考えます。
但しゼノウはあんな感じで、長い言葉を発する事はないと思われるので、雷土が一方的に謝辞を伝えるのではないでしょうか?
キングダム693話ネタバレ展開考察:河了貂の戦況解説
影丘の戦場を制したとは言え、少なくないダメージを追っている飛信隊。
しかし河了貂は更なる進撃を指示しており、この戦のカギを握ろうと戦局を分析する中で、桓騎の起死回生の奇策に気付くと予想します。
そしてその後の展開を李信らに伝え、今後の方針を総大将たる王翦に伺いを出すべきだと唱えて実行に移すのではないでしょうか?
キングダム693話ネタバレまとめ
扈輒の3千人程の本陣は1千人の桓騎軍の逆襲に遭遇、どこからこれだけの数の桓騎軍が湧いてきたのか苦悩し、扈輒はこれが孫臏の故事に倣ったものだと看破します。
扈輒は桓騎軍が脱走兵、残存兵、隠れた兵の3つ分かれ、万単位の脱走兵に目を奪われ、隠れた兵を見落とした結果だと指摘しました。
これに納得のいかない部下が、桓騎は脱走兵すらも意図していたのか尋ねると、扈輒は桓騎は想定しており、自分の首のみを狙ってたのだと答えます。
扈輒本陣の兵達は虎白軍5千人を指し向けた右翼方面への退避が無難と考えますが、扈輒は真逆の左翼を選択、しかし扈輒らの一団の前に桓騎自身が姿を現し・・・!
退路を断たれた扈輒本陣の兵達が動揺を隠せない中、扈輒本人は桓騎を見据えてここまでの戦術の見事さを称賛、桓騎の次の言葉を待つのではないでしょうか?
次回の『キングダム』第694話を楽しみに待ちましょう!