キングダム609話で尭雲と対峙した王賁。
尭雲に関しては王賁が討つだろうと言う予想が多くなっているが、実際に勝利出来る程の強さが今も王賁にあるのだろうか。
以前は尭雲に相対し、右腕を粉砕する事に成功している王賁。
その後、尭雲に討たれたが1日休んで復活した王賁の力はどれだけ回復しているのか。
満身創痍、心臓も止まりかけていると言われているが…果たして勝機は。
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王賁は羌瘣の秘薬で回復した
王賁の回復は当然自分自身の力によるところも大きいとは思うが、それ以上に力になったのは羌瘣の秘薬だろう。
この羌瘣の秘薬というのは以前にも登場している。
信の回復力は羌瘣から異常と言われたが、使われた羌瘣の秘薬によるところも大きいに違いない。
山陽の戦で輪虎との戦いを経た信は指を切り落とすも勝利は出来なかった。
更に傷ついた度合いは尋常なものではなく、骨まで届いた腕の傷は羌瘣が見ても動かなくなる可能性を秘めたものだったはず。
それでも回復を見せた信。
自身の治癒力に加え、羌瘣の力が確実に影響している。
今回の王賁は尭雲から更に深手をくらったと考えられるが、それでもこの秘薬による回復は馬鹿に出来ない。
山陽の戦いにおける最終戦となった輪虎と信の戦の時と同じ程度の回復は見えるのか。
速度では王賁に軍配
藺相如という元三大天の武をそのまま受け持っていた尭雲の強さは計り知れない。
それは亜光の副官であった虞寧が見て感じ取ったもの。
一方王賁は。
まず、信については、王騎の矛が手に馴染む前に凌ぎきったその強さもまた際立ったものがある。
そして王賁の槍は魏火龍七師の紫伯を破った事で極まったものだと証明された。
槍の速度と矛の速度で互いに極めていると考えるなら、やはり槍に軍配があがると言える。
一瞬の隙きを突けば尭雲を貫く事も可能ではあるので、この攻撃を狙っているのかもしれない。
しかし、尭雲も歴戦の戦いに挑んできた者。
瞬間の絶命が難しい突き攻撃は最期の一撃を尭雲に振り下ろされるかもしれない。
敵である尭雲と輪虎の対比
朱海平原と山陽の戦は対比として見られている。
輪虎と尭雲はその対比の一部であるが、信が一度指を落として次の戦いでギリギリ勝利している。
今回の輪虎の役割が尭雲であるなら、王賁は右腕を粉砕して次なる戦いで尭雲を討つことになるはず。
しかし、その時のダメージは次の戦で役立つレベルに至らない。
討てたとしても李牧の中央軍に向かって進撃出来る余力は残っていないと考えていい。
また信は輪虎を討ったが、後方で残っていた羌瘣も瀕死の重症を負う事となった。
玉鳳隊の中にも尭雲と王賁が戦っている間に大きなダメージを受ける人物がいるかもしれない。
可能性としては番陽、もしくは関常が有力か。
キングダム王賁は尭雲を討てるかのまとめ
趙峩龍が討たれたのは信によって。
尭雲はその後を任された形だが、最初に見た時の二人のオーラから危険だと判断していた。
尭雲は一度は討ったと思った人物を目の前にしていつもの通り戦うことができるのか。
腕を負傷しているとはいっても、左手でもなんとかなると話す、まるで主人公補正。
しかし、戦いながら尭雲が押され始める事があるのなら、王賁の進化の早さに驚くに違いない。
討たれる直前になり、王賁が六大将軍級である認識が高まった段階で藺相如のもう一つの言葉の真実を伝えることになりそうだ。
もし本気の尭雲や趙峩龍が敗れる事があれば、時代が中華統一を望んでいるとでも言いたかったのか。
王賁の尭雲討ち。
『キングダム』610話で成るとしてもかなりの苦戦が予想されるが…果たして!