週刊少年ジャンプの人気漫画『逃げ上手の若君』最新話24話のネタバレと感想、展開考察です!
瘴奸を倒して戦いにも勝利となりそうな所でやって来たのが小笠原貞宗。
増援の登場で窮地に陥るも時行の元にも頼重達が駆けつけた事で戦いは終わりとなり、小笠原はギリギリ生きていた瘴奸を回収し時行は吹雪に自らの正体を明かして郎党に加える事に。
戦いを終えた時行は頼重から未来が視えなくなる時期がある事を知らされ、その力の源泉について語られる事になるのでした。
果たして頼重の力の秘密とは!?
それでは、気になる『逃げ上手の若君』最新話24話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
逃げ上手の若君24話ネタバレ
『逃げ上手の若君』24話
「不可思議1334」のネタバレが下記となります!
逃げ上手の若君24話ネタバレ:頼重復活の為の極秘ミッション!!!
うなぎがどこにいるかを亜也子と狐次郎に尋ねていた時行。
二人には突然食べたくなったと説明していたものの、本当は頼重から神の力を取り戻す為に必要だと言われていたのでした。
神の力を取り戻すのに何故うなぎが必要なのかと時行は疑問に感じるも、以前もうなぎを食べたら治ったとの事。
失われた神力が戻るきっかけは様々であり、過去を参考にして一つ一つ試すしかないという頼重。
自ら調理したうなぎを美味しく頂くものの結局神力は戻らず、時行には次の物を持ってくるよう指示するのでした。
頼重にうなぎに続いて頼まれたのは行者にんにくで、時行は巫女達に自分が食べたくなったと嘘をついて採ってきてもらうことに。
行者にんにくは山で修行する山伏が好む山菜であり、刺激的な香りが魔を払う力を呼び起こすと言われている代物。
しかしそれを食べても頼重の力はやはり戻らず。
続いて時行は縄を頼まれ、頼重はその縄を注連縄として神の力を高める空間を作り出す事に。
更に時行は巫女装束も頼まれ、適当な理由をつけて巫女装束をゲット。
神道では巫女の役割は重要ながら、頼重の事は巫女達には秘密。
それだけに巫女の代わりに巫女の形の人形を使って儀式を行うという事で、時行は等身大の巫女人形を作り出すのでした。
が、そんな時行の行動を怪しんで全て見ていたのが時行の郎党達。
精のつく食べ物を一杯食べて、巫女人形を作ったり縄を用意していたり。
一同は時行の性癖がエグいのだと勘違いしてしまうのでした。
頼重の力を取り戻す為に奮闘していたものの、それが激しい誤解を招いてしまう事に。
というか頼重は普通に食べたいものをリクエストしていただけなんでしょうね。
まだ8歳なのに性癖がエグいと思われてしまった時行が哀れです・・・。
逃げ上手の若君24話ネタバレ:雫の舞と不可思議な力の秘密
流石にまだ8歳なのだからまさかと考える諏訪盛高と、坊々ほど変態に育つのだと楽しげに語る玄蕃。
一方の吹雪は主君が例え変態だろうと皆の忠義には変わりはないだろうと冷静に言い放ち、狐次郎や亜也子も時行が変態だろうと変わらないと妙に決意を固める事に。
その様子を死んだ瞳で見ていた時行は、郎党達にとんでもない誤解をされていると頼重の元に乗り込みます。
しかしのんきにうなぎをおかわりしていた頼重は、少し不可解な君主の方が謎の威厳が出るだろうと開き直る事に。
時行としては神力の秘密なんかよりも皆に誤解されたままの方が辛い状態。
それだけに一緒に来るよう背中を押すも、頼重は諏訪大社のご神体でもある守屋山に流れる聖なる沢の水を飲めば一発なのだとお願いしてきます。
最初にそれを言えとツッコミながらも、結局は水を汲みに向かった時行。
結局はいつもの様に頼重の気まぐれな遊びに付き合わされているだけだと呆れる事に。
そもそも神力なんて存在しているのかも怪しく、今まで見せた力も全て偶然かもしれない。
精強な軍勢を率いる事だって出来るだけに、あやふやな力に頼る必要もないはず。
そんな想いで沢へとやって来た時行が見たのは神に奉納する神楽舞を舞う雫の姿。
時行はその姿が、まるで無数の光と戯れているようにさえ見えていました。
時行は雫に水を汲みに来た事を説明し、逆に雫が何をしていたのかを問いかけます。
雫は何故か「彼ら」と一緒に祈っていたのだと語り、時行はその言葉の意味がわからず戸惑う事に。
頼重が時行をここに来させたという事は頼重が見せたいと思ったのだろうと悟る雫。
時行に眼をつぶらせると雫は何故か時行の眼に口づけをします。
そのまま眼を開けた時行は、目の前に今まで見えなかった無数の神獣達を目撃してしまうのでした。
相変わらず時行をオモチャにして遊んでいる様子の頼重でしたが、最後はちゃんと目的地へと誘導してくるんですよね。
頼重ばかりが謎の存在とされていましたが、実は雫の方も謎が多いキャラクターとなっています。
しかしここへ来て神獣のようなものが見えてきてしまい、若干のファンタジーっぽさが出てきましたね。
逃げ上手の若君24話ネタバレ:人と不思議が共存した最後の時代
時行の目に映っていたのは諏訪の神域に住まう沢山の神獣達。
雫によれば彼らは何ら力を貸してくれはしないものの、ここで祈ると見守ってくれるのだそう。
その神獣達の中には以前時行が仕留めた牡丹の姿もあり、時行はまるで幻でも見ているのかと自分の目を疑う事に。
この時代は人と不思議が共存していた最後の時代。
妖怪を見たら大地震が起きたであるとか、天狗が街中を飛び回っただとか、そんな話が公的な文書に事実として記されていたのだそう。
この当時の国にとって祈る事は現実的な公共事業であり、そこには莫大な予算が注ぎ込まれていたのでした。
目の前に広がる光景に困惑していた時行に対して、時行が頼重から頼まれてやって来たのだと気づいていた雫。
きっと神力が弱っているのだと、水を汲んだ竹筒に口づけをして時行にそれを渡します。
これで治るはずだと。
不可思議過ぎるものを垣間見てしまったものの、そのどれもが朧げでありこの世に影響は与えそうもないと感じていた時行。
何故頼重がこんなものを自分に見せたのかと困惑しながらも、時行は雫の事もよく知らないのだと実感するのでした。
その一方で暗がりで一人絵を描いていたのは足利尊氏。
天下を描く話を始めようと尊氏は直義を呼び、彼が描いた絵は何故かボワッと光を放つのでした。
時行が不可思議の力を目撃した訳ですが、どうやら足利尊氏の方は自力でそれが見えてしまっているようです。
どういう意味があるのか謎ではありますが、本作においてはこういう謎の力が重要になってくるのでしょうか?
そうだとすれば本作は単なる歴史モノではなく、もっと超常的な力が関係してくる作品になるのかもしれませんね。
逃げ上手の若君24話ネタバレの感想考察
時行が不可思議な力に触れる事となった今回。
地味ながらも本作にとって非常に重要な回となったのかもしれませんね。
前回の流れ的に、頼重が色々と説明してくれるのかと思いきや全くそんな事はありませんでした。
時行を使って色々と集めさせて食べたいものを食べただけではなく、時行が酷く誤解されてしまう展開に。
時行が変態であったとしても忠義には変わりないとしている郎党達は良い奴ら・・・・と言っていいんでしょうか?
毎度の事ながら頼重に遊ばれていた時行でしたが、最後にやってきた場所では雫と会う事に。
彼女も謎の光と戯れていたりと、時行には見えないものが普段から見えているという事のようです。
そんな雫の力を少しだけ分けてもらった時行が見たのは無数の神獣達。
ここへ来て急にファンタジー感が溢れる展開となりましたが、この時代はそんな不思議をギリギリで受け入れているという時代だった訳ですね。
一歩間違えると世界観がおかしくなってしまいそうな所ですが、その辺りのバランス調整はきっと上手くやってくれるのでしょう。
頼重の謎に加えて雫の謎も増えてしまいましたが、この力について頼重が説明してくれるのでしょうか?
しかも敵である尊氏も当たり前のように不思議な力を持っていそうですし、ここからこの力がどう物語に影響していくのか注目ですね!
逃げ上手の若君24話ネタバレ展開考察
ここからは、『逃げ上手の若君』最新話24話、そして25話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
逃げ上手の若君24話ネタバレ展開考察:頼重の力の源泉とは!?
今回のラストで語られていた頼重の未来視の力。
正直この力は漫画的でいわゆるメタ的な能力という印象でしたが、ここまで描いている以上は作中でこの力にきちんとした説明がされるのだと思います。
諏訪家だけが持つ神力でありこの力を代々受け継いでいる・・・みたいな。
力の源泉という言い方をしているだけに、この力は古くからずっとあるものだと考えられます。
しかし一時的に失ったこの力を取り戻す為には時行の助けがいるようで、そんなに便利過ぎる訳でもないようですね。
とりあえず次回はこの謎の力について時行に説明してくれるのでしょう。
逃げ上手の若君24話ネタバレ展開考察:小笠原の疑いが強まる展開に!?
今回も有能な上司っぷりを見せつけてくれた小笠原貞宗。
死んだかに思えた瘴奸をも救い出し、今後の希望まで与えてあげたりと本当に頼れる上司って感じでしたね。
そもそも小屋の中で力尽きそうになっていた瘴奸に気づいたのも貞宗の眼力があってこそのものですし、単純に眼が良いというだけではなく色々な意味で視野も圧倒的に広いのでしょう。
しかし瘴奸を救ったという事は、彼が誰に敗れたのかも貞宗には伝わってしまう可能性が高いです。
貞宗は時行を怪しんでいますし、瘴奸を1対1で倒したとしれば余計に疑いを深めてしまうでしょう。
今まで以上に貞宗は時行をマークしてくるのではないでしょうか。
逃げ上手の若君24話への読者の声
『逃げ上手の若君』最新話24話へ向けての感想や考察を集めました!
#WJ31
【逃げ上手の若君】カラー絵、松井先生の巻末コメントからしてもう性癖隠す気ないな!?
瘴奸まさかの生存か、良いキャラだったからこれは嬉しい。そしてやっぱり小笠原殿良い上司ですね— サダール (@Sata4290) July 5, 2021
逃げ上手の若君
吹雪が仲間の加わったけど、相手も生き延びてしまったと さて今後どう繋がってくるのか
松井先生にはしっかりと全てを繋げてくるという信頼があるからこそ気になる
次回はバトルから一転説明回かな#wj31
— さびぬき (@JQqsEq936daIfcj) July 4, 2021
逃げ上手の若君23話。先週完全に追悼モードだったのに生きてたのか…残念なような良かったような。
吹雪があっさり郎等入りしたのも意外と言えば意外だったかな。
次回からはしばらく諏訪信仰の話を深掘りするのかもしれない。— (so)@闇に蠢くもの (@so98396853) July 5, 2021
逃げ上手の若君は、鎌倉から室町にかけての時代の移り変わり、その変化の描写にも気を使って描いてるのが良きですね。
— 🤪🪓😉三 (@shukujitsu) July 5, 2021
魅力的な敵キャラ、逃げ上手の若君の小笠原がまさにそれ
松井優征にしか描けんよあんな敵キャラ— イーグルスの連敗が止まるまで名無しのままです (@krhsnm) July 5, 2021
『逃げ上手の若君』23話読んだ。瘴奸殿!そして頼重殿!此れにて、悪党編は完結。今回の小笠原貞宗との戦いは引き分けと言った所。時行様は新技と新たな郎党を得て、貞宗は未だ足利陣営故に戦力で有利に立ち、撤退した物の、時行様が隠し持って居た「牙」に此の戦いを通したお陰で気付く事が出来た。
— ナット (@brug25t) July 5, 2021
逃げ上手の若君、ここで貞宗殿の株をきっちり上げてくるあたり本当に漫画が上手い
— 富士伸太とかふれんだとか◆ハンクラ発売中 (@U87dUIT4yo) July 5, 2021
逃げ上手の若君24話ネタバレまとめ
村を守る戦いに完全に決着がついた今回。
瘴奸が生き残る展開にも驚かされましたし、彼を救った貞宗の有能さが印象に残りましたね。
悪党としての残虐さは許しはしないものの、戦略の面はきちんと評価して再びチャンスを与えている辺りは本当に頼れる上司といった感じでした。
生きていたからこそチャンスがやって来た訳で、瘴奸としては改めて仏の存在を信じる事になったでしょうね。
一方の頼重は時行の身を心から案じていた様子。
未来が視えるという彼の神力がどういうものなのか明かされるのが楽しみですね。
次回の『逃げ上手の若君』第25話を楽しみに待ちましょう!