逃げ上手の若君

逃げ上手の若君25話ネタバレ感想!尊氏と直義が本格的に動き出す!?

逃げ上手の若君25話ネタバレ最新確定!尊氏と直義が本格的に動き出す!?

週刊少年ジャンプの人気漫画『逃げ上手の若君』最新話25話のネタバレと感想、展開考察です!

 

神力の弱まった頼重が必要とするものを秘密裏に集める事になった時行。

そんな謎の行動は郎党達に不審がられてしまい時行はブチギレたものの、これが最後だと聖なる沢の水汲みを任される事に。

聖なる沢で出会った雫の力によって時行は神域に住まう神獣達を目撃し、改めて頼重と雫の力を何も知らないと思い知る事になる一方で足利尊氏もその力を持ち合わせていたのでした。

不可思議な力の秘密とは!?

 

、それでは、気になる『逃げ上手の若君』最新話25話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!

 

 

Contents

逃げ上手の若君25話ネタバレ

逃げ上手の若君最新話25話ネタバレ

 

『逃げ上手の若君』25話

「神力1334」のネタバレが下記となります!

 

逃げ上手の若君25話ネタバレ:尊氏の右腕の足利直義現る!!!

足利尊氏が笑顔で迎え入れていたのは自らの実弟である足利直義

朝廷での激務で疲労はないかと心配する尊氏に対して、直義は体調管理は完璧だと力強く答えます。

そんな直義に尊氏がしてきたのは、鎌倉へ赴いて守りを固めて欲しいというお願い

 

そのお願いで尊氏のいつもの勘なのかとすぐに察する直義

北条の残党がそろそろ乱を起こしそうな予感がするという尊氏の言葉に、直義は昔から尊氏の勘は良く当たるのだと昔を思い出す事に。

 

子供の頃に直義は宝の隠し場所を三日三晩かけて暗号にし、これなら尊氏でも解けないだろうと考えていました。

しかし尊氏は暗号を受け取りもせずに直感だけでその場所を探し当ててしまうのでした。

 

家中の誰一人として解けない暗号を作っただけにショックを受けて未だに根に持っていた直義。

尊氏はそれを謝りながらも、直義に勘では勝てても頭脳では敵わないと認めていました。

 

既に鎌倉の防衛策を100通りほど試作中だと語り、京と鎌倉を兄弟で盤石にすれば国内の武家は全て足利に従うだろうと拳を合わせる二人。

武とカリスマと直感の尊氏と知と冷徹と理論の直義

二人は正反対の俊才だったものの、兄弟仲はすごぶる良かったのでした。

 

 

前回のラストで名前が登場していた足利直義が本格的に登場してきましたね。

尊氏も認める頭脳の持ち主という事で、時行にとっては相当な強敵になってくるのでしょう。

怪物としか思えない尊氏と並び立つ兄弟でもある訳で尊氏も人間らしい姿を見せてくれましたね

 

逃げ上手の若君25話ネタバレ:天下に立つ兄弟と激突までの残り時間

直義に対しては気さくに肩を組んでくるような尊氏。

しかし尊氏が自分が描いた御仏の絵を見せたいと言い出すと、直義はその瞬間に少し顔色が変わります

 

御仏は見ているだけで心が満ちるのだと、笑顔で自分の描いた絵を見つめる尊氏。

しかし直義は極上の杉板が手に入ったからその部屋の板壁にどうかと提案してきます

 

直義の言葉の意味がよく分からずにポカンとした尊氏に、直義は杉板をタダで差し上げるから代わりに御仏の絵を自分がもらえないかと続けます。

その言葉に満足したのか直義の提案を受け入れ、鎌倉の事を頼んだと笑顔でその場を去っていく尊氏

 

残された直義は尊氏の絵を見つめながら冷や汗を流していました。

最近の尊氏は勘が鋭いという域を超えていて、最早人間なのかとさえ疑ってしまうレベルなのだと

 

自らの部下に対して、御仏だけ保存して後は焼くようにと指示する直義。

兄の信者にこんな絵は見せられないのだと。

そこに描かれていたのは、御仏を飲み込もうとしている巨大な怪物の絵でした。

 

御仏さえも餌としか認識していない事に尊氏は気づいているのかと不安になっていた直義。

鎌倉を奪った尊氏とその鎌倉を防衛する直義。

天下に立った兄弟と北条時行が激突するまで既に1年半を切っていたのでした。

 

 

なんてことのない御仏の絵かと思いきや、実はとんでもないものを描いていたというのが恐ろしいですね。

直義という超有能な人物でさえも今の尊氏は人間に見えないという事ですし、尊氏は何らかのきっかけがあって人間を超えてしまった・・・という感じなのでしょうか?

歴史モノという事で既に時行が尊氏達と戦う日が決まっていて、残された時間の短さに驚かされますね

 

逃げ上手の若君25話ネタバレ:人の目が届かない所に存在できる力

雫の元で手にした水を頼重の元へと持ってきていた時行。

やはり雫は自分の不調をお見通しだったかと、頼重は笑いながらその水を受け取る事に

 

時行は雫が一体何者なのかという疑問や見てしまった奇怪な光景は何なのかと問いかけるも、頼重はそれをスルーして水を飲み干していきます。

ただの水かと思いきや、その水によってみるみる神力を蘇ってきた気がするのだと改めて光を纏いはじめる事に

 

時行が見た神獣達は神力が像(かたち)を成したものであり、神力とは人の目が届かない所に存在出来る力なのだと語る頼重。

その言葉の意味がわからない時行に対し、頼重は時行と同じなのだと説明します。

 

この世界にもっと人の目が多く社会の監視が発達していれば、時行ほど影響力の大きなお尋ね者は存在さえも出来ない

そしてそれは先日戦った悪党達も同じことであり、人の目に見えない場所があるからこそ初めて存在出来る力なのだそう。

 

しかしそんな力も今や枯渇しようとしている段階。

御恩と奉公によって土地を持つ権利が保証され、人は土地への執着も強くなり人が住む範囲も広がる。

そうやって人の世が広がれば目に見えない場所も力も減っていく

 

そうなればこんな不可思議も不可思議ではなくなっていく

頼重はそう語りながらも凍った諏訪湖に手をかざすと、諏訪湖の氷が一瞬で真っ二つに割れてしまうのでした。

 

 

前回はいきなりファンタジー要素が強めな展開になっていましたが、それらはあくまでも人の目が届かない場所にだけあった力という訳ですね

人の目が広がっていく事によって見えない場所は減っていき、そうなれば神力も消え去ってしまう。

不可思議とされている事が段々と不可思議ではなくなっていくというのが時代の変化のポイントのようでもあり面白い解釈ですよね。

 

逃げ上手の若君25話ネタバレ:見えない力が活躍出来る最後の時代

湖の氷を真っ二つにした頼重に思い切り驚かされる時行。

諏訪湖名物の御神渡りは、今は皆が諏訪明神が神力で起こすと信じられているもの

しかしそれもより多くの人の目に触れれば、いつかは自然現象として説明される日もくるだろうと頼重は冷静に語ります。

 

人の力が増える分だけ神の力は消えていく。

人が現実だけを見るようになれば神も神力も全て消えて無くなっていくのが時代の流れなのだと。

 

寂しげにそう語る頼重に対して、頼重もいつか消えてなくなるのかと思わず問いかけてしまう時行。

しかし頼重はそこでいつもの後光を強烈に光らせて、自らの神力が不滅なのだとアピールしてきます

 

困惑する時行に対して、自分が言いたいのは今が見えない力が活躍出来る最後の時代なのだと説明する頼重。

そして時行の能力はこの時代にぴったりの力なのだと

 

時行は神ではなく人なのだから今を目一杯生きるべき

今いる遊び場所はいずれ無くなっていくのだから、時代の変革期を心置きなく遊び倒すのだと。

氷の上で滑って遊びだす二人でしたが、時行は大事な事を思い出して頼重に後始末をするよう言い放つのでした。

 

その後、狐次郎や亜也子などの郎党達が目撃したのは、時行が集めた巫女人形を縛って抱きかかえる頼重の姿。

時行に自分の趣味道具を揃えさせていたのだと気づいた一行は頼重を見損なうも、高度過ぎるプレイという事で逆に神々しくさえ見えていたのでした。

 

 

御神渡りという現象は実際に見られる現象のようで、確かに昔はそれらも神の力で引き起こされるものだと考えられてそうな現象です。

そういった不可思議が人の手によって段々と解明されていく事で、人の心からは神の存在や不可思議な事も消え去っていく訳ですね。

まさに時代が大きく変わろうとしているタイミングという事で、やはり本作は時代の切り取り方として絶妙だったのかもしれません

 

―――次回26話に続く!

 

逃げ上手の若君25話ネタバレの感想考察

逃げ上手の若君25話ネタバレ

 

尊氏側の動きとこの時代の不可思議な力について描かれていた今回。

人間を越えようとしている尊氏と人として立ち向かっていく時行という構図になっていくのかもしれませんね。

 

まずはやはり尊氏の実弟でありかなり有能そうな直義の登場でしょう。

尊氏を超える頭脳の持ち主であり、尊氏と才能を分け合っているような人物ですね。

兄弟仲も良かったようで、尊氏が少しだけ人間らしい姿を見せていたのも印象的でした。

 

しかしそんな直義であっても、やはり最近の尊氏は人外だと疑いたくなるレベルのようです。

御仏を描いていたのかと思いきや、その御仏を食らい尽くすかのような怪物を描いていたのはちょっと恐ろしすぎますよね。

歴史モノという事でこの兄弟との戦いも既に目の前まで迫っていて、10歳になるかどうかの時行がどう戦っていくのか心配になってきます。

 

一方で神力を取り戻した頼重からは不可思議な力について詳しく解説される事となりました。

神力とはあくまでも人の目に届かない場所にある力であり、人の目に触れていけば消えていく力でもある訳ですね。

 

科学が発達するまでは奇跡のような力だとされていた事が、段々と自然現象だと判明していく。

これらは非常に現実的な部分で、なんだか少し寂しさを感じさせますよね

 

とはいえ頼重は見えない力が活躍出来る最後の時代だと語っていますし、不可思議な力が時行を救ってくれるような展開も考えられるのかもしれません。

その辺りのバランスがどう描かれていくのかも注目ですね。

 

逃げ上手の若君25話ネタバレ展開考察

逃げ上手の若君最新話25話ネタバレ

 

ここからは、『逃げ上手の若君』最新話25話、そして26話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!

 

逃げ上手の若君25話ネタバレ展開考察:足利尊氏と直義が動き出す!?

今回ラストで意味深な形で登場していた足利尊氏。

彼もまた不可思議な力を理解しているようで、頼重や雫と同じく特別な存在なのだと言えそうですね。

 

直義という人物を呼んでいましたが、尊氏にとっての弟である足利直義の事だと思われます。

足利直義はこの時代ではかなりの重要人物のようで、今後時行達とも大きく関わってくるはずの人物。

 

そんな直義と天下を画く話を始めるという事は、これから大きく動き出していくという事で間違いないのでしょう。

尊氏ほどの怪物ではないにせよ、この時代におけるトップクラスの重要人物が動き出すともなれば只事ではないはずですからね。

時行達にとっての本格的な戦いも徐々に迫ってきているのかもしれません。

 

逃げ上手の若君25話ネタバレ展開考察:頼重と雫の力の秘密とは!?

やはり今回で印象的だったのは時行が見た神秘的過ぎる光景でしょう。

人と不思議が共存していた最後の時代との事で、まだこの時代はそういった特殊な力や不可思議な出来事を人々が受け入れていたという事なのですね。

 

ある意味ではファンタジーのような展開ではありましたが、時行が考えていたようにそれらは実に朧気であり微かな存在。

これが見えたからと言って別に時行がパワーアップする訳でもありませんし、頼重がわざわざこれを見せてきた理由が良くわかりませんよね。

 

そして今回の描写を見るからに、頼重の力とはまた違った力を雫は持っているようにも思えました。

諏訪頼重の一族に受け継がれた力という事だとは思いますが、どうやらそれに似た力を足利尊氏も持っている様子。

それだけに血筋がどうだという問題ではなく、この世界でこういった力を持っている人物は選ばれた人物なのだと言えるのかもしれません。

 

逃げ上手の若君25話への読者の声

逃げ上手の若君最新話25話ネタバレ

 

『逃げ上手の若君』最新話25話へ向けての感想や考察を集めました!

 

 

逃げ上手の若君25話ネタバレまとめ

逃げ上手の若君最新話25話ネタバレ

 

時行が不可思議な力に触れる事となった今回。

ファンタジー的な展開ながらも、それを時代設定と合わせている辺りが漫画として上手い所でしたね。

 

例え神獣のようなものが見えたとしても、それらが時行に何らかの力を与えるような感じではないのでしょう。

しかしだとしたら何故そんな不可思議な事を物語に入れてきたのかが気になりますし、今後の展開にどう関わっていくのかが今後の注目ポイントとなりそうです。

 

頼重や雫の力の謎もありながら、今回のラストでは宿敵である足利尊氏もそれらの力の片鱗を見せていました。

ただ強いだけではなく不可思議な力さえも併せ持つ尊氏とどう戦っていくのか注目ですね!

 

次回の『逃げ上手の若君』第26話を楽しみに待ちましょう!

 

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まんがライフハック管理者/SHOT
漫画歴25年以上、読破した漫画は1000タイトル以上(だいたい) 。日夜まんがを独自視点で解説・考察。30代男性、日系大手→外資系戦略コンサル→起業構想中(←今ココ)。家族超ラブ(妻・長男・長女)!特に好きな連載中作品はワンピース・呪術廻戦・アンデッドアンラック・キングダム・ヒストリエ・ヴィンランドサガ・アオアシ・喧嘩稼業・ハンターハンター(一応連載中扱い)
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