『ワンピース』は現在ワノ国編に突入し、958話目。
牛鬼丸がワノ国でこれまでどんな行動をしてきたかのまとめと、これからの決戦に向けてどう動いていくのかを予想してみました!
ゾロが手にしていた秋水を盗んで逃げたのはおいはぎ橋の牛鬼丸。
彼は背中に大量の武器を背負い、武器を持った者が橋を渡ろうとすると現れる謎の僧兵。
秋水をワノ国の宝であり伝説の剣豪リューマの刀だと語る彼は、秋水を取り戻そうとするゾロと衝突します。
謎の多い牛鬼丸の正体は意外な者でしたが、その目的とは!?
それでは牛鬼丸のワノ国編での活躍まとめと展開予想をご覧ください!
Contents
牛鬼丸のワノ国編のこれまで
まず、牛鬼丸がこれまでワノ国編で起こしてきた行動についてまとめてみました!
おいはぎ橋の牛鬼丸
愛刀の一つである「秋水」を盗まれたゾロ。
方向音痴のゾロが迷いながらも辿り着いたのは雪の降り積もる鈴後のとある橋の上。
ゾロが追いかけてきた巨大な僧兵の男の名は牛鬼丸。
牛鬼丸は背中に大量の武器を背負い、秋水を取り戻そうとするゾロに対して、残りの2本の刀も剥ぎ取ろうとしてきます。
しかしワノ国での決戦に向けて大量の武器が必要なゾロは、逆にその武器を奪い取ろうと牛鬼丸と衝突します。
ゾロと斬り合う中で、ワノ国の剣豪リューマの伝説を語り始める牛鬼丸。
そして秋水がリューマの歴戦の戦いによって黒刀に成ったのだと語ります。
隙のみを狙う男
牛鬼丸とぶつかりながらも、彼の語る刀の話を聞いていたゾロ。
しかしそこで助けを求める女性の声が響きます。
その声に反応するゾロでしたが、その隙をついて攻撃を仕掛けてくる牛鬼丸。
どうにかそれを避けて女性を助けに向かうゾロ。
女性を狙って振るわれた攻撃を何とか防ぎます。
しかしそこで出来た隙を再び狙ってくる牛鬼丸。
ゾロは結局牛鬼丸を警戒しながら、女性を狙う人斬り鎌ぞうと戦うことに。
その人斬り鎌ぞうの実力は確かなもので、ゾロといえども簡単な相手ではありません。
激しい戦いが続き膠着状態に。
しかしそこで三度ゾロの隙を狙う牛鬼丸。
その一撃も何とか躱すものの、それに合わせるように振るわれた人斬り鎌ぞうの攻撃は躱せず。
ゾロは深手を負うことになりますが、突き立てられた鎌を自らの3本目の刀として利用する事で何とか人斬り鎌ぞうを撃破。
そしてゾロは血を流しながらも牛鬼丸へと視線を向けます。
しかし牛鬼丸は不敵な笑みを残してゾロの元から去っていくのでした。
ゾロとの再戦と河松との関係
花の都での大騒動の後に、再びおいはぎ橋へとやってきたゾロ。
再戦となった今度は邪魔も入らず、ゾロが牛鬼丸を圧倒。
しかし秋水だけは返さないとしつこくゾロに戦いを挑みます。
しかしそんな二人の戦いを止めに入ったのが河松。
河松の登場に驚いた日和と名前を知られている事に驚く河松、そして魚人のような男の登場に驚くゾロ。
皆が驚く中で牛鬼丸も河松の登場に何故か驚きを隠せずにいるのでした。
日和との再会を喜ぶ河松の姿を遠目から眺めていた牛鬼丸。
しかしカイドウの手下が牛鬼丸から武器を取り戻しに来たことでその場は再度混乱状態に。
牛鬼丸はカイドウの部下から銃撃を受けますが、その混乱の中でゾロ達から逃げ出します。
しかし逃げ出した牛鬼丸は、何故か河松が生きていた事を喜ぶのでした。
牛鬼丸の正体判明
明らかになった牛鬼丸の正体。
それはかつて鈴後の地を治めていた大名の霜月牛マルの相棒だったキツネが変身したものでした。
かつて霜月牛マルの相棒だったキツネの名前はオニ丸。
彼は主なき後の鈴後の地で墓荒らしと一人で戦い続けていました。
鈴後の人々は生まれると刀を贈られ、刀と共に生きて、そして死ぬ時にその刀を墓標とする。
オニ丸はそんな墓を守っていたのでした。
そしてそこで河松と出会ったオニ丸。
ご飯をくれた河松でしたが、墓を荒らして刀を集め始めた事で二人は衝突。
しかし未来へと刀を残そうと必死になる河松の気持ちを感じたオニ丸は、彼と共に墓を荒らして刀を集め始めます。
そして河松と共に本物の墓荒らし達を追い払って武器を奪う際に、河松は自分達をおいはぎ橋の牛鬼丸と名乗るのでした。
コンビとして頑張っていた二人。
しかし河松は捕まってしまいオニ丸は一人に。
それでもオニ丸は一人で武器集めを続けていました。
13年の時が過ぎ、河松と二人で作り上げた地下の部屋には、何千人分もの武器が。
2代目牛鬼丸とでも言うべき僧兵の姿に変身していたオニ丸は、河松をそこに案内すると、役目を果たしたとばかりにキツネの姿に戻るのでした。
牛鬼丸のワノ国編での今後の展開予想
次に、牛鬼丸がこれからワノ国でどんな行動をしていくのか、予想してみました!
下記の上3つは952話までを読んでの予想で、一番下は953話を受けての予想となります。
- 河松との関係は!?
- ゾロを認めて秋水を返すことに!?
- 侍への武器を提供!?
- 河松との再会はある!?(953話を受けて追記)
河松との関係は!?
やはり牛鬼丸で気になる所と言えば、武器を集めている事と河松との関係の2点でしょう。
特に952話での牛鬼丸の動きはとても意味深な感じで、河松との近いような遠いような謎の距離感を感じさせました。
不思議なことに河松の方は牛鬼丸を知っておらず、牛鬼丸だけが河松を知っている状態。
なのでその関係は直接的なものではなかったようです。
20年前はまだ牛鬼丸の見た目がまるで違かった場合や、牛鬼丸自体が河松に会ったことがなく、伝説として聞いたことがあった、というような事が考えられるでしょう。
この感じだと武器を集めている事も牛鬼丸自体の目的ではなく、違う誰かに協力しているような可能性もありそうです。
おいはぎ橋で武器を奪っていたのも、その先にいる誰かの所に行かせないためということもありそうです。
もしかするとまだ登場していない傅ジローとの繋がりなんかもあるのかもしれませんね。
ゾロを認めて秋水を返す事に!?
牛鬼丸はワノ国の歴史に詳しく、特に古の剣豪リューマと秋水についての知識はかなりのものだと感じます。
そして秋水へのこだわりは相当なもので、このままではそう簡単に秋水をゾロに返してはくれなさそうですね。
もしも秋水を返すような事になるのであれば、ゾロが秋水を持つにふさわしい男だという事を牛鬼丸に納得してもらう事でしょうか。
とはいえ単純な剣の腕前などで認めてくれるような感じでもないような気がします。
秋水を黒刀に成らせたリューマのように、ゾロも刀を黒刀へと成らせる事が出来れば認めてもらえる可能性も高そうです。
そしてそのためには、ワノ国の覇気である流桜が必要なのだと思われます。
ゾロはその力をおいはぎ橋にやってきた河松から学ぶ事になるのかもしれません。
侍達への武器を提供する!?
反乱の意志を持つ侍達を集める事はルフィ達の活躍もあって非常に順調に進んでいます。
しかし次の問題はその侍達が手にする武器が足りないという事です。
そしてそれを解決するポイントとなりそうなのが牛鬼丸が集めている武器でしょう。
武器を持つことすら許されていないようなワノ国で、刀や槍を集めている牛鬼丸には元々何らかの目的があるはずです。
おそらく牛鬼丸は20年後の戦いに向けて武器を集めていたはずで、きっと光月家に縁のある侍なのではないでしょうか。
河松が生きている事で迫る決戦の日を知った牛鬼丸は、集めていた武器を侍達に提供してくれる事になるのだと思います。
河松との再会はある!?(953話を受けて追記)
953話で明らかになった牛鬼丸の正体。
役目を果たしたとばかりにキツネのオニ丸へと戻ってしまった彼ですが、河松と再会する時は訪れるのでしょうか?
自分のかつての相棒のために5年以上墓を守り続けて、そして新たな相棒のために13年間戦い続けたオニ丸ですし、やはり会わせてあげたいですよね。
もしも再会するのであればやはり決戦の日となるでしょう。
ここまで戦い続けてきたオニ丸なのだから、この長きに渡る戦いの最後にも参加していて欲しいですし。
とはいえ、流石にキツネの状態でいきなり再会するのも味気ないですし、僧兵の姿で河松と会って共に共闘したりして、その後で正体に気づくような流れだと素敵な展開になりそうです。
僧兵の姿で河松と別れるものの、去り際に僧兵の姿からキツネの尻尾が飛び出ていて、河松が「もしかしたらあれは・・・?」的な感じで気づいたり。
953話のエピソードが日本昔話的な良いエピソードだったので、そのくらいさり気ない感じでも良いのかもしれません。
牛鬼丸(オニ丸)のワノ国編展開まとめ
牛鬼丸のワノ国編でのこれまでとこれからの予想をまとめてみました。
日本の歴史にも登場する弁慶のようなイメージの牛鬼丸。
やっている事も弁慶と同じで、通りかかる人々の武器を奪うというもの。
舞台も橋という事で、尾田先生の武蔵坊弁慶オマージュで生まれたキャラと言えるでしょう。
一見そこまで重要そうにも見えないキャラでしたが、秋水の件や大量の武器を持っている件など、意外にもしっかりと絡んでくる事となりましたね。
そしてその正体はかなり意外なもので、キツネでありながらもこの20年を戦い続けた立派な侍と言っても良いのでしょう。
彼が集めてくれた大量の武器は、今後の戦いに重要な意味をもたらしてくれましたし、最後まで戦いに参加して欲しいものです。
キツネの姿に戻ってしまった彼ですが、河松との再会にも期待したいですね!
これからの『ワンピース』ワノ国編も楽しみにしましょう!