『ワンピース』の世界の大海賊時代を作り上げたゴール・D・ロジャー。
四皇と共にロジャーの懸賞金がついに判明し、さすが海賊王という金額となりましたね!
今回はロジャーの強さや、もしロジャーが悪魔の実を食べているならという観点で考察、検証し、更に判明した懸賞金額と照らし合わせてその実力をみていきます!
現時点では未だあまり情報がないので、妄想の多い記事となります!
Contents
ロジャーの強さを考察!
ロジャーは海賊王ながら、その強さや能力については今なお不明の状態です。
戦闘スタイルは剣と銃を使用しているようですが、銃を使うというのはあんまり強そうには見えないですよね…。
しかし海賊王である以上は、その戦闘能力は異常なほど高かったはずです。
何より、ロジャー海賊団副船長のレイリーが、覇王色・武装色・見聞色の覇気いずれも非常に高いレベルで使いこなしていることから、ロジャー自身は更に高いレベルで使用していたと思われます。
また、劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』がパラレルではなく『ワンピース』の正史ならば、あのバレットがロジャーには敵わなかったというので、生きていた頃の強さはとてつもないほどだったのでしょう。
ロジャーの強さを考察!:悪魔の実を食べている可能性大
ロジャーは今尚秘密の多いキャラクターでもありますが、出ている情報から何となく想像できる部分もありますよね。
今回、ロジャーが悪魔の実を食べているのではないかと思ったのは、ロジャーの海賊旗にあります。
ロジャーの海賊旗といえば、長い髭ですよね。
これはロジャーの長い黒髭から来ているのだと思われますが、ただ気になるのは、ロジャー本人の髭は非常にシンプルなものが1本伸びているのに対し、海賊旗の髭は左右それぞれ1本ずつ多く、更にかなりうねった形をしているのです。
まるで波や風がうねるような。
よく「時代のうねり」という表現が『ワンピース』では使われますが、まさにその表現がぴったり合う髭のうねりです。
この海賊旗から、おそらくロジャーは何かしらの悪魔の実を食べているのではと推測できます。
ロジャーの強さを考察!:金獅子のシキとの戦いにて
また、『ワンピース』0話の「STRONG WORLD」にて、ロジャーは金獅子のシキと戦いますが、その時に「突如大きく荒れ狂う天候」という描写がありました。
この『エッド・ウォーの海戦』では、ロジャーを仲間に引き入れようとシキが大艦隊を組織してロジャーに挑んできたため、戦力的には圧倒的に不利だったロジャー。
さらに大艦隊に取り囲まれる形となってしまい、絶体絶命の大ピンチでした。
しかし、天候がロジャーに味方する形となり、結果シキの大艦隊の半分を海に沈めることに成功します。
このときシキに襲い掛かった不慮の事故(舵輪が頭に刺さってしまう)によって、痛み分けとなって戦場を突破することができたロジャーなのでした。
ただ、運がたまたま良くて荒れ狂う天候を引き寄せたとは考えづらいですよね。
おそらく、「突如荒れ狂った天候」はロジャーが自身の能力で引き起こしていたのではないかと考えられます!
ロジャーの強さを考察!:ローグタウンの嵐と酷似
この「突如荒れ狂った天候」は、ローグタウンでルフィが処刑されそうになる大ピンチの時にも似たような現象がありました。
ルフィはバギーに捕まってしまうのですが、処刑される寸前で突然「大嵐」が来て、雷が落ちたおかげでルフィは処刑の危機を逃れることができたのです。
「なははは やっぱ生きてた もうけっ」
こう言いながら笑顔で麦わら帽子をかぶるルフィの姿、当時は非常に衝撃的でしたよね。
おそらくこの「大嵐」については、ルフィの父親であるモンキー・D・ドラゴンが意図的に起こしたものでしょう。
ルフィを導くようにしてスモーカーから救ったのもドラゴンでしたから、ほぼ間違いないですね。
ロジャーの強さを考察!:悪魔の実をドラゴンが弾き継ぐ
では、何故ドラゴンが起こす能力と同じようなことをロジャーも行っているのか?
これはおそらく、ロジャーがもともとその風を操るような能力を持っており、亡くなってからドラゴンが引き継いだと考えるのが妥当でしょう。
ロジャーは『エッド・ウォーの海戦』で天候そのものを操っているとも捉えることができます。
そのため、悪魔の実であれば例えば「ウェザウェザの実」というものだと考えられます。
他には、ロジャーもドラゴンも「風」を操っているのは間違いないので、「カゼカゼの実」とも言えますね。
『ワンピース』0話では、ドラゴンはロジャーの処刑に立ち会っています。
悪魔の実の能力は、能力者が死んだあと、近くにある果実にその能力が宿るとされています。
そのことから、処刑当日にドラゴンは何らかの方法で処刑台の近くに果実をしのばせ、ロジャーの能力を手に入れたのではないでしょうか!
ロジャーの強さを考察!:懸賞金は55億6480万ベリーと判明
『957話』にてロジャーが生きていた頃の懸賞金が55億6480万ベリーと、『ワンピース』史上最高額と判明しました!
6480という端数は、ロジャーの名前から来ているのでしょうか。
648
ロジャー
なのかなと。
ちなみに、懸賞金額を示すのはその人物の「強さ」と「危険度」が必要な要素となっています。
強さに関してはここまでで言及してきましたが、あとは白ひげの「危険度」がどれだけ高いかがこの金額設定につながるということですね。
ロジャーの懸賞金:海賊王という危険度
ロジャーの危険度はやはり、「海賊王」と称される存在そのものであり、また「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を知っている、ということでしょう。
海賊王としての行動一つ一つは時代を動かすほどの影響力があり、また「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を知っているということはおそらく、空白の100年を隠している世界政府にとっては最も邪魔な存在。
世界にとっての危険度というよりも、世界政府にとっての危険度が、ロジャーにとっては特に大きくのしかかってきたのだと思われます。
そのため、『ワンピース』史上過去最高額の懸賞金額である、55億ベリー。
そうすることで一刻も早くロジャーという存在をこの世界から消してしまおうという、世界政府の思惑があったのかもしれませんね…。
ロジャーの懸賞金が55億と判明!ワンピース海賊王の悪魔の実の能力や強さの考察まとめ
ロジャー自身はすでに亡くなった存在ではありますが、こうして判明した懸賞金の額からも、その偉大さが改めて伝わってきますね。
ただ、ロジャー自身は「おれは死なねェぜ…相棒」とレイリーに言い残していることから、今尚その意志を始め、もしかしたらロジャー自身も何かの形で生きているのかもしれません。
これからますます盛り上がる『ワンピース』!
ロジャーの遺志を継ぐような海賊はおそらくルフィでしょうが、ロジャー以上の実力者が出てくることに期待大です!