週刊少年ジャンプの人気漫画『アンデッドアンラック』最新話82話のネタバレと感想、展開考察です!
風子をスプリングの元に行かせるべくビリーの相手をするアンディ。
二人の不死による能力のぶつけ合いバトルが続く中で、アンディはビリーを仕留めるべく大技を放つ事に。
しかしアンディの攻撃はビリーが隠し持っていた不変の力によって止められてしまい、アンディは窮地に陥るも自らの皮を剥ぐ事で強引に抜け出すのでした。
アンディはビリーに勝利出来るのか!?
それでは、気になる『アンデッドアンラック』最新話82話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
アンデッドアンラック82話ネタバレ
『アンデッドアンラック』82話
「視てくれよ」のネタバレが下記となります!
アンデッドアンラック82話ネタバレ:否定者の可能性を見せつけろ!!!
ビリーがコピーしていた不変の力に対して、自らの皮を剥ぐというやり方で対応したアンディ。
かつてジーナにも言ったようにビリーにも変わろうぜと語りかける事に。
何をだと困惑するビリーに対して、腐ったその目で視た否定者の可能性だとアンディは言い放ちます。
その上で全身から血を撒き散らし、血の膜を作る事でビリーの不動対策を取る事に。
当然そのまま逃がしはしないと、周りの建物を不均衡の能力によって潰していくビリー。
アンディがいるよりも外側の建物から崩していく事で確実に追い込んでいきます。
相手が不変を使えるとわかった以上、アンディとしてももう一手もミスは許されない状態。
不均衡で相手の機動性を奪い、不停止で攻撃し、そのデメリットは不死で帳消し。
不動で拘束して不変で確実に捕らえる。
そんなビリーのやり方を良く考えていると評価し、完璧だと認めるアンディ。
しかしだからこそアンディはビリーを否定するのだとつぶやきます。
否定能力というのは心の成長と共に強くなるもので、最悪な誤ちと共に押しつけられ、その過去と現在に向き合ってこそ強くなる。
それをビリーが理解していないと感じたアンディは、否定者の可能性を見せるべく全身の皮を剥いでビリーに挑むのでした。
全身の皮を剥いだり、全身から出血させたりと相変わらず痛々しい戦い方のアンディ。
いくつもの否定能力を使いこなすビリーの事を認めながらも否定するという流れが熱いですよね。
不死の否定者として成長してきたアンディが言うからこそ余計に意味がありますしね。
アンデッドアンラック82話ネタバレ:能力者だからこそ引き出せる最大限の力
全身の表面に血を纏わせたような姿でビリーの前に現れたアンディ。
血の刃で攻撃を仕掛けるも、不変の空気がある以上攻撃はビリーに届かず。
正面から現れれば不動によって止められるだけ。
勝負あったとビリーが感じるも、動きを止めたはずのアンディは血で出来た抜け殻。
背後から別のアンディが攻撃を仕掛けてきた事で、ビリーも分身かと困惑する事に。
アンディがやったのは、全身の皮膚を剥がして血の膜を作るというやり方。
ビリーの不動の対象となった瞬間にその膜を脱ぎ捨てて裏へと回る。
それによって等身大のかさぶたを作り出しながら移動するのがアンディの新たな技である「死影(デッドシャドー)」でした。
狂人的なアンディの戦い方に困惑しながらも、不変のバリアは突破出来ないだろうと自信を見せるビリー。
しかしアンディは死影さえも目くらましに過ぎないのだと言い切ります。
本命はこっちだとした上でアンディが放ったのは「死道(デッドロード)」
圧倒的な血の噴射は不変のバリアごとビリーを川へと押し込み、バリアの空気穴からは水が。
バリアを張り続ければ窒息するだけに仕方なく不変を解除して地上へと戻る事に。
しかしそんなビリーを待っていたのは部位弾を構えたアンディで、ビリーもアンディの顔面に銃口を突きつけるのでした。
お互いに頭部への攻撃態勢を取った状態で、アンディは不死なのだから不変を解かずに窒息しながら水中で闘うべきだったとビリーに告げます。
その上でビリーは自分よりも再生が遅く、脳へのダメージは致命的な隙を晒すのだと実質的な勝利宣言をするのでした。
全身の皮膚が剥がれた状態で血のかさぶたを作るというやり方はアンディ以外では出来ないやり方でしょうね。
痛みは残っているはずですし、例え出来るとわかっていたとしてもやろうとは思えません。
不死として生きてきたアンディだからこその戦い方で、不死という特性をどこまでも活かしているなぁと感心するバトルでした。
アンデッドアンラック82話ネタバレ:風子ならきっとビリーを変えられる!!!
お互いに頭部に銃口を向けた状態ながらも有利なのは完全にアンディの方。
それだけに何故撃たないのかと問いかけるビリーに対して、アンディは力強く言い放ちます。
否定能力は能力者こそ最大限の力を引き出せるのだと。
向き合った想いや時間こそが解釈を拡げて力になる。
そんなアンディの言葉を受け入れるビリー。
しかしその上で、全ての否定者がアンディの様に強くはないのだと言い返します。
手にした否定能力を前に、くじける者や自ら命を断つ者もいる。
能力の優秀さに比例して能力者への苦痛は増してしまう。
それならばあがく必要などなく、弱い否定者はただ生きて自分に使われていればいいのだと。
神に挑むのは強者だけで良いのだと少し悲しげにつぶやくビリー。
アンディはその言葉で今回の戦いに挑む時を思い出し、その考えには同感だと納得します。
しかしその上で俺達は強いぜと言い放つ事に。
嘘だと思うならその眼で視ればいいとアンディが目を向けたのはスプリングが鎮座するタワーの方。
そこでは桜が頂上へと集まってきていて、それはスプリングの力が集まってきている予兆。
風子がタワーの頂上へと到着したと感じたアンディは、そこであえて自ら自分の首を斬り落とします。
まさかの状況に困惑するビリーに、こうでもしなければ証明出来ないだろうと笑みを浮かべるアンディ。
自分ではビリーを変える事が出来ない。
だったら一緒に風子を視て欲しい。
アイツならきっとビリーを変えられるのだとアンディは言い切るのでした。
ここまでビリーの残酷な部分が描かれる事が多かったですが、今回の発言からは彼の優しさが感じられました。
今回の戦いに臨むまえのアンディと同じ考えを持っていたようですし、やはり彼の性根の部分は優しいんだろうなぁと。
ビリーを仕留めることさえ出来そうなアンディがあえて風子に全てを託すのも良いですし、最高に熱い流れでスプリングとの戦いを迎えましたね。
アンデッドアンラック82話ネタバレの感想考察
アンディとビリーの文字通りの死闘が描かれた今回。
不死という否定能力を最大限に活かした戦闘が楽しめましたね!
アンディのエゲツない戦い方
前回のラストでは不動と不変から逃れる為に自ら皮を剥ぐというとんでもない回避方法を見せてくれたアンディ。
しかし今回はそれにも増して更にエゲツなくて痛々しい戦い方をしていましたね。
体の表面だけではなく全身の皮を剥ぎ、そこから血の膜を作る事で等身大のかさぶたを作る。
不死の再生力があるからこそ出来る無茶苦茶なやり方ですが、アンディに痛覚があると考えると逆に怖いですよね。
とはいえ不動と不変という2つの強力な拘束能力持ちのビリーに対抗する為にはそれしかないという感じでもありましたが。
それでいて血の噴射技である死道(デッドロード)によってビリーを川に追い込むというのも上手い戦い方でした。
無敵に思える不変ですが、空気穴があるのが唯一の弱点とも言えるんですよね。
ジーナとの戦いの際もその空気穴を利用して勝利していましたし。
アンディであれば例え水で窒息したとしてもそのまま戦えたのでしょうが、不死としての練度が足りないビリーではそれは不可能。
不死として自らの否定能力と向き合ってきたからこその強さがあり、単なるコピーでは否定能力を最大限に活かす事は出来ない。
この辺りの対比が非常に良く出来ていましたね。
ビリーの本当の気持ちとは!?
実質的には完全にアンディに敗れた形となったビリー。
これまではユニオンを裏切った悪役という感じが強めに描かれていましたが、アンディに負けた事で本当の気持ちを吐き出していたような気がします。
否定者は自らと向き合っていく事によって否定能力の解釈を拡げて強くなる。
しかし全ての否定者がアンディのように強い訳ではない。
そんなビリーの考え方もまた納得出来るんですよね。
否定能力がもたらす苦痛に対してあがくくらいならば、ただ生きて自分に使われていればいい。
この言い方は少し乱暴ではありますが、戦う必要なんてないんだよ・・・と優しく言ってくれているようでもあります。
辛い運命を背負わされた否定者達の苦しみの全てを自分が背負って戦う。
ビリーはそんな覚悟でこの戦いに臨んでいるのかなぁと感じました。
しかしながらこの場面では、ビリーの腐敗した部分が増えてしまっていました。
おそらくビリー本人の否定能力は相手の自分への好感度が大きな意味を持つ能力のはず。
この場面ではアンディのビリーへの信頼度に変化が起こった事で、ビリーがコピーした不死の能力が弱まっているのかなぁと思えました。
このままだとビリーの気持ちを変える事が出来たとしても、その瞬間にビリーの中から不死が消えてしまうような気がします。
不死がなくなれば当然全身が完全に腐ってしまうのでしょうし、この先ビリーがどうなってしまうのかは注目です。
当然ながら風子がスプリングとどう戦っていくのかも気になる所ですけどね。
アンデッドアンラック82話ネタバレ展開考察
ここからは、『アンデッドアンラック』最新話82話、そして83話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
ビリーは不変を使いこなせない!?
既に亡くなってしまったジーナが持つ不変の力までもコピーしていたビリー。
しかも不動の力と併用する事も可能なようで、相手の動きを止めつつも不変を使えるというのはちょっと強すぎるコンビネーションになっています。
アンディは止められている部分の皮を剥ぐという強引な手段で回避したものの、これは何度も使えるような手段でもなさそうです。
それだけにピンチは続いてしまいそうですが、気になるのはビリーが不変をどれだけ使いこなせるのかという部分。
アンディとの戦いの際には応用力の高さと強さを見せていた不変の力。
しかしあれだけジーナが不変を使いこなせたのは、50年以上に及ぶ修練が必要だったはず。
しかも不変の能力はジーナが歳を重ねる事で規模が大きく強くなっていったようですし、コピーしてそれほど時間が経っていないビリーではジーナと同じ様に使う事は難しそうな気がします。
それだけに今のビリーでは不変を使う事がむしろ弱点となるような局面もあったりするかもしれませんね。
風子とスプリングの運勝負対決!?
アンディとビリーはお互いに不死同士という事で、アンディが捕まらない限りはそう簡単に決着はつかないでしょう。
今回の戦いでの問題はやはりスプリングによる時間制限の部分で、まずはスプリングを倒さないとどうにもなりません。
元々30分以内にスプリングを倒さないと皆桜の木になってしまう訳ですし。
風子は一人でスプリングとの戦いに臨む訳ですが、当然まともな戦いになるというよりは博打での勝負という形になるのでしょう。
スプリングが持っている古代遺物は、丁か半かの出目を当てる事で対象が一番大切にしているものを奪うという運任せながらも必殺とも言えるもの。
当然風子はスプリングに不運を付与させた上でこの博打勝負に挑みたい所ですが、そう簡単に触れさせてくれるとも思えません。
スプリングに風子が触れる事が出来るのかという部分の勝負になってきそうですね。
アンデッドアンラック82話への読者の声
『アンデッドアンラック』最新話82話に向けての感想や考察を集めました!
まさかここでも一度ジーナ出てくるとは思わなかった…!
すごいなぁ…#アンデッドアンラック#wj44— azu( ˙˘˙ ) (@azu616nsli_jump) October 4, 2021
いや、目潰しはどっちも普通に痛そう いきなり目潰しかますやつがあるか!(しかも先にキメたほうが主人公という……) #wj44 #アンデッドアンラック
— Looooonie(しっしも) (@LooonieLuna) October 3, 2021
#wj44#アンデッドアンラック
あまりにも高クオリティで感動
まさかジーナ出した段階からこれを考えていたのだろうか
凄すぎる
アンディがジーナを想うというのも素晴らしい
最後本当に感動した— うえびれ 健全 (@lRqTp5VaQxTyblu) October 3, 2021
#wj44#アンデッドアンラック
地味に「どこ見てんだよ」で目つぶしなのがしゃれてていいですよね。
あと煽り、最高かよ…。「常識を引っぺがせ」、今一番欲しい煽りだよ…— Urlaubemochten (@urlaubemochten) October 3, 2021
最後の「変わろうぜ」はジーナ戦のセルフオマージュか
てか両方死なないとこんなスピードで目潰しが行われていくんだな#wj44 #アンデッドアンラック— ほーく (@hawk000222_hq) October 3, 2021
アンデッドアンラック、マジで経験値の活かし方が天才過ぎて漫画うますぎる
— 久遠幸 (@sachi_kudou) October 4, 2021
今週のアンデッドアンラック面白すぎる。能力の使い方が本当に上手すぎて毎話感動してる。ここでジーナ(不変)はアツすぎる。#アンデッドアンラック#アンデラ
— 猫ぱんち(ねこぱん) (@Syunsuke032000) October 4, 2021
アンデッドアンラック82話ネタバレまとめ
アンディとビリーの不死同士による激しい戦いが描かれた今回。
両者共に死なないだけに他の戦いではないくらいに容赦のない攻撃のオンパレードとなっていましたね。
ビリーが持っている能力はビリーオリジナルのものを含めて全部で6つ。
しかしその中にジーナの不変があったというのは驚きの展開でしたね。
不変の能力は序盤で登場するには強すぎるくらいの能力でしたし、それを敵のボスであるビリーがコピーとはいえ保有しているのは非常に厄介です。
なんとかその力から脱出したアンディがどう立ち向かっていくのか注目ですね!
次回の『アンデッドアンラック』第83話を楽しみに待ちましょう!