週刊少年ジャンプの人気漫画『夜桜さんちの大作戦』最新話78話のネタバレと感想、展開考察です!
最深部で皮下を発見するも、皮下はアジトのシステムと繋がっていて攻撃も出来ない状態。
皮下はミズキとアイが追い詰めた七悪の映像を太陽に見せつけるも、七悪の元にはヒナギクの翠と王牙が駆けつけてきていました。
悲しい過去を背負ったミズキやアイに対して、七悪は自らを開花させて立ち向かっていくのでした。
七悪はミズキ達を止められるのか!?
それでは、気になる『夜桜さんちの大作戦』最新話78話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
夜桜さんちの大作戦78話ネタバレ
『夜桜さんちの大作戦』78話
「アイとミズキ」のネタバレが下記となります!
夜桜さんちの大作戦78話ネタバレ:与えるのではなく寄り添ってもらう事で!!
ミズキに攻撃を受けながらも、その状態で開花の力を発動させていた七悪。
それによって七悪の周りには謎の物体が生まれていました。
その物体はミズキの毒を吸収しガスの濃度をも浄化していきます。
七悪の開花は「適応」
ソメイニンと免疫物質の結晶体を生み出し、それによってどんな毒や環境も最適化してしまうという能力でした。
タンポポの研究体のリストは一見正当な志願者ばかり。
しかし実際には皮下の狙いで工作された事例がほとんどだと気づいていた七悪。
適応出来るはずの環境を奪い自分に依存させるのではただの支配だと七悪は考えていました。
誰もが適応する力を持っているはずで、誰かが与えるのではなく寄り添ってもらう事で形になる力がある。
この場所はそんな力を奪う歪んだ場所であり、存在してはいけないのだと七悪は力を上げていきます。
「浄華」という技はミズキの毒を全て解毒し、精製すらも追いつかない状態に。
それによってミズキを行動不能に追い込み、同時にドアの向こうの研究体が苦しめられていたガスまでも吸収していた七悪。
なんとか一安心となったかに思われたものの、そこで翠と王牙と戦っていたアイは突如として動けなくなってしまっていたのでした。
七悪の開花は適応という事で、優しい七悪にピッタリという感じでしたね。
寄り添ってもらう事で形になる力というのは、七悪自身が太陽にもらったものでもあるというのがグッと来ます。
かなり強力そうに見えたミズキを無力化させるのだからやっぱり七悪の力も凄いです。
夜桜さんちの大作戦78話ネタバレ:死んだ娘の面影を重ねて
戦闘中に突如として倒れてしまったアイ。
開花のまま瞳孔も開いていて発光も不安定。
その状態は翠も昔何人も見た事がある、葉桜のショックに耐えきれずに寿命を迎える症状。
こうなってしまえば数分で死ぬという状況で、そうはさせないと自らの力で救おうとする七悪。
自分の血で葉桜を中和して葉桜の毒性さえ消せばと考えるも、それでも容態は回復しません。
焦る七悪に手を貸したのは七悪に敗れたばかりのミズキでした。
葉桜の比率が小さすぎて夜桜の血に負けているのだと気づいていたミズキ。
自らの葉桜を全量注入すれば均衡が取れてアイを救えるのだと考えていました。
しかしミズキやタンポポのメンバーの体は完全に葉桜に依存している状態。
それだけに全て注入してしまったらミズキの体が危ないと七悪は指摘するも、ミズキはそれを無視して語りだします。
アイが死んだ娘に似ていたから魔が差してしまったのだと。
かつてアイを虐待していた親の事を毒の力で殺したミズキ。
子供の虐待がよほど許せなかったのかと皮下は指摘し、娘の面影を重ねちゃったのかと煽られる事に。
助けた時点では怯えるばかりだったアイも、半年ですっかり周りと馴染んで元気な子供に。
ミズキに懐くアイを見て、皮下は自分が殺した奴の子供と仲良くするってどんな感じなのかと問いかけます。
そんな風に話しながらも子供達に手を振る皮下は、アイの隣にいる子を適合率が低いからともうすぐ処分しようとしている状態。
アイは良い経過だからもう少し残しておくかなという言葉に、ミズキは少しだけホッとしてしまっていました。
ミズキとアイの関係がここで明らかになってきましたね。
力で押さえつけるいびつな関係なのかと思っていましたが、実際にはそうでもなかったようです。
ミズキはミズキなりになんとか自分の娘に似たアイを救いたかったのでしょう。
夜桜さんちの大作戦78話ネタバレ:命と引き換えにアイを光の元へ
皮下は誰であれ気まぐれに手をかける危険な存在。
それだけにその矛先をアイに向けさせない為に、ミズキはアイの事を怖がらせてしまっていました。
頭を掴まれる事が何よりもトラウマなのだと知っていながら。
虐待していた母親の頭をアイの目の前で毒によって溶かしたミズキ。
それだけにミズキは自分がアイの事を日陰へと引きずりこんでしまったのだと責任を感じていました。
だからこそ光の元に帰してあげて欲しいとミズキは七悪にお願いする事に。
強い想いを持ちながら力を注いでいくミズキに、目覚めたアイは駄目だと涙ながらに訴えます。
ミズキさんの手はちっとも怖くないからお願いと。
しかしそこで全ての力を注ぎ込んだのか真っ白な灰となって消えていってしまうミズキ。
アイはそんなミズキの最後にただただ涙を流すのでした。
辛すぎる結末にも動じず、太陽に自分の無事と実験体の解放を続ける事を報告した七悪。
その一方で皮下はたった一人の為に死ぬ事になったミズキをバカだと言い放ちます。
そこで四怨の手によって起爆システムと皮下自身との接続を遮断し、攻撃が可能になったという連絡が。
抑えていた怒りをそれと同時に解き放ち、「迅雷」という強烈な射撃技を皮下に放つ太陽。
人の命を笑えるのも今日が最後だと強い怒りをぶつけるのでした。
ミズキの最期は非常に悲しいものとなってしまいましたね。
自分を苦しめた社会へを憎みながらも、娘に似た子供の為に命を使い果たすというミズキは、思っていた以上に複雑なキャラになっていました。
しかし進めば進む程に皮下が最悪のクズキャラとなっていて、彼が何を考えているのか本当に気になりますね。
夜桜さんちの大作戦78話ネタバレの感想考察
七悪とミズキ、そしてアイの戦いに決着がついた今回。
思いの外悲しく美しい結末となっていましたね。
期待されていた七悪の開花ですが、適応というなんとなく七悪らしいものでした。
敵をぶっ倒すのではなく、受け入れるというイメージでミズキに勝利する展開も良かったです。
かつての太陽とのエピソードがあるからこそ七悪の言葉にも説得力が生まれているのも上手いですね。
ミズキとの戦いはあっさりと終わり、続いてアイの問題に移っていきました。
まだ幼いだけに力に耐えきれなくなったアイをミズキが救おうとしていて、ミズキも根っこの部分では良い奴だったんだろうなぁと感じました。
自らも皮下に救われただけに逆らう事も出来ず、せめて自分の娘に似たアイだけでも助けてあげたい。
しかしその為にアイを傷つけていた事も自分で理解していたのでしょう。
最期は少しだけ両者の気持ちが通じ合っていたのがまた切ないですね。
非常に悲しく感動的な結末となりましたが、そんなミズキの事をバカだと言い放った皮下。
どこまでもヘイトを溜めてくれるキャラとなっていますが、当然彼にも種まき計画という危険な計画を実行しようとしている深い理由があるはず。
その部分が明かされていく展開にも期待したいですね。
夜桜さんちの大作戦78話ネタバレ展開考察
ここからは、『夜桜さんちの大作戦』最新話78話、そして79話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
七悪の開花の能力とは!?
今回ラストで開花の力は発動させた七悪。
やはりその開花がどういう能力なのかが気になる所ですよね。
七悪は性格的にも誰かと争うのを嫌うタイプで、今回も直接ミズキやアイを倒そうとはしていませんでした。
それだけに開花で何かの能力が上がったとしてもミズキを倒す為に使われるとは思えません。
今回の敵となったミズキが毒を使うタイプであり、それに対して七悪は毒を無効化出来るタイプ。
それだけにミズキの毒自体を全て受け入れてしまえるような能力だったりするのかもしれませんね。
皮下との戦いも開始!?
太陽や凶一郎にとって弱点かと皮下には思われていた七悪。
しかしそちらはもう大丈夫なようですし、こうなれば後は真っ向勝負となっていきそうです。
とはいえアジトと皮下はリンクしているようですし、このままではまだ戦う事は出来ません。
しかしこちらには四怨がいますし、そのリンクを解除する事も出来るはず。
それさえ出来てしまえば皮下とも直接戦えるようになっていくでしょう。
凶一郎と一緒に戦うのではこちらが有利過ぎますし、凶一郎の事はやはり夜桜百が相手をする感じになるのだと思われます。
太陽が皮下と直接対決するという展開になっていくのでしょう。
夜桜さんちの大作戦78話への読者の声
『夜桜さんちの大作戦』最新話78話へ向けての感想や考察を集めました!
【夜桜さんちの大作戦】
虹花、理不尽な目に遭ったからというのは気の毒だが、それと同等かそれ以上のことを実験体や一般の人間に対してしてる自覚あるのか…?#wj18— 🚮 (@recyclebin5385) April 6, 2021
夜桜さんちの大作戦
ミズキの目にどす黒さを感じ、タンポポの在り方を改めて理解した。
表社会からつまはじきされ、裏社会の深みにはまってますねぇ。次は七悪くんの開花だ。楽しみ。
#wj18— 吹雪 (@MuJmqLGKAFGddV2) April 5, 2021
#WJ18
【夜桜さんちの大作戦】ヒナギクや仏山さんやりんさん等まで出てきてより一層壮大な展開になりそう
七悪くんの開花の能力も気になるがここ最近引きで開花と同じ展開ばかりだけどそれでも飽きさせない構成なの凄いですね— サダール (@Sata4290) April 5, 2021
#wj18 夜桜さんちの大作戦
「また弟が死ぬのを見るか 皆で死ぬか」2択の意味ご存知???「弟が死ぬのを見る」は太陽自身の事故の話…に見せかけて夜桜家に既に任務で死んだ弟がいたみたいな話はありそうな感じがする。しかし冒頭の「挑発に乗るな太陽」と「安い挑発だ」をリンクさせる構成芸好き
— 真黒コスモス (@axelmagro) April 4, 2021
夜桜さんちの大作戦 77話
引きで開花するって毎回同じことやってるのに面白いし、本当に漫画が上手い敵の背景を数ページでわかりやすく説明するのも良い感じ
キャラは正直家族だけで良かったんじゃないかなと思わなくもない#ジャンプ感想#wj18
— シンドー (@densyo_again) April 4, 2021
夜桜さんちの大作戦78話ネタバレまとめ
七悪やミズキ、アイの状況が描かれていた今回。
やはり敵側の勢力のメンバーは基本的に皆悲しい過去を背負っていたんですね。
しかしそんな敵に対してこちらもようやく増援が駆けつけてくれました。
ほとんどは雑魚の相手をするだけにはなりそうですが、それでも心強い感じではありますね。
心優しい七悪も遂に開花の力を発動させる事となりました。
その力でどうやってミズキと戦っていくのか注目ですね!
次回の『夜桜さんちの大作戦』第79話を楽しみに待ちましょう!