週刊少年ジャンプの人気漫画『ぼくらの血盟』最新話17話のネタバレと感想、展開考察です!
光狼の登場で窮地に陥ったシンとコウを救ったのは藍月と名乗る男。
大きな力を持つ彼の登場で光狼は退く事となりシンは屋敷で眠りにつく事になるも、何故か藍月は敵である灰賀と廻峰も救っていました。
屋敷から出る事を許されずに力づくで強行突破しようとする廻峰に、藍月は子供を獣化させようとした罰を与えるのでした。
藍月の狙いとは!?
それでは、気になる『ぼくらの血盟』最新話17話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
ぼくらの血盟17話ネタバレ
『ぼくらの血盟』17話
「わがまま」のネタバレが下記となります!
ぼくらの血盟17話ネタバレ:落とされた廻峰が見たものとは!?
屋敷を操作して廻峰を地下へと落としてしまった藍月。
吸血獣になるまで反省していろという言葉に灰賀は激しく動揺します。
廻峰が落とされたのはお仕置き部屋。
そこに落とした力をシンは師匠である藍月の力なのだと語ります。
この屋敷は藍月の血で造られていて、長い時間をかけて木や石材に自分の血を混ぜ合わせ、そうやって造られたこの建物は師匠の思うままに操る事が出来るのだと。
その言葉の通り、指を弾いただけで屋敷からは鋭い刃が生まれて灰賀の周りを囲んでしまいます。
お客を片手間で穴だらけにする事も出来ると語る藍月が、更に自分の血を加えて作ったのが廻峰を落とした空間。
その空間はなにもない空間ではなく、入ったものの記憶や精神に干渉するという特殊な空間。
その目的は消耗させる事なのだとシンは語ります。
その言葉の通り藍月に落とされた廻峰が見たのは、かつて姉を殺した抑止力の男の姿でした。
この空間では幻覚が視える事もあり、もしもひどく憎んでいる相手が視えたりすれば興奮したりで獣化が早まってしまうかもしれない。
藍月は3日保つかどうかだと、灰賀を煽るかのようにつぶやくのでした。
一応主人公達にとっては味方的なポジションの藍月ですが、やってる事がエゲツないんですよね。
しかしだからと言って廻峰がかわいそうとも思えず、まあまあ妥当だよなぁと思ってしまう流れがちょっと残念です。
というか一体この展開で誰に感情移入したら良いんでしょうか??
ぼくらの血盟17話ネタバレ:シンの選択とコウのまさかの選択
どうせなら早めに獣化してしまった方が理性も消えて楽になれる。
そんな風に煽る藍月に対して、強引に地面に穴を開けようと拳を叩きつける灰賀。
しかし当然ながら力でどうにかなるはずもなく、藍月にしか開ける事は出来ない状態。
それだけに灰賀は自分も共犯なのだから中に入れてくれと懇願します。
しかし藍月は笑顔を浮かべたままで駄目だと即答します。
全ては廻峰の計画であり灰賀は特に何もしなかったのだろうと。
引き下がれずに止めなかった自分にも非があると訴えかける灰賀でしたが、そばにいるだけが主にとっての最善なのかと言われれば黙るしかありません。
藍月の言葉に苦しげな表情を浮かべる灰賀でしたが、そこで黙っていたシンが口を開きます。
自分も廻峰を助けたいのだと。
藍月からすればシンが死にかけたのも全て廻峰のせいであり、そもそも知り合いを半獣化させたのも廻峰。
それだけにそんな奴を許して良いのかと藍月は問いかけます。
シンはその罪を許しはしないと語りながらも、やられた事をやり返すのは好きではないのだと言い切ります。
そんなシンの優しさを感じながらも、藍月は弟であるコウにシンと同じ気持ちなのかと問いかける事に。
仲良しの兄弟なだけに聞いても同じ答えが返ってくるだろうと予想する藍月。
しかしコウから返ってきたのは助けないというまさかの答えでした。
予想通りシンは廻峰を助けようとしてしまいましたが、弟であるコウからはまさかの助けない宣言が飛び出しました。
別に助けないという流れになって欲しいという訳ではないのですが、仲直りすれば良い・・・みたいな甘い事を言っていたコウが助けないとか言い出しちゃうともうどうやってもまとまる気がしませんよね。
ってかそもそも廻峰の罪として獣化ばかりに注目してますが、それによって人間の子供が死んだ事に全く触れないのが大問題だと思うんですけど・・・。
ぼくらの血盟17話ネタバレ:タイムリミットの3日で兄弟は何をする!?
自分と兄であるシンを傷つけた廻峰。
シンが3日間も目覚めなかったのも廻峰のせいであり、このまま助けたとしても何にもならないのだと自分の気持ちを吐き出すコウ。
見捨てるつもりなのかとシンはコウに問いかけるも、コウはその質問には答えません。
その代わりにシンの体が大丈夫である事を確認すると、何故か一緒に出掛けようとわがままを言い始めます。
学校もお休みしているからずっと家にいても退屈だから行きたい所に行こうと。
そしてそれから3日経ち、本当にあのままで出かけてしまったシンとコウ。
もしかしてこの状況から逃げてしまったのかと予想していた藍月。
3日が経過して問題の廻峰は本当に限界状態。
何も出来ない灰賀は地面に向かって廻峰に声をかける事しか出来ません。
そんな状況でコウが発した嫌だという言葉を思い出す藍月。
少しは成長していると期待していただけに、まだまだわがままで甘えん坊のお子様だったコウに藍月はがっかりするのでした。
この緊迫感のある状態で全く何もせずに3日経過するってどうなんでしょうか?
灰賀はその間叫ぶ以外のことをやってなさそうですし、そもそもその間の血や睡眠なんかはどうしていたのかも気になってしまいます。
流石に何か意味のある行動を兄弟が取っているという展開なのでしょうが、その間に廻峰が獣化していたらどうにもならない訳で、流石に擁護しようのない展開すぎますよね・・・。
ぼくらの血盟17話ネタバレの感想考察
敵である廻峰をどうするのかを考えるだけだった今回。
正直あまり興味を持てない展開であり、本当にこれで良いのかなぁとしか思えませんでした。
前回の時点で廻峰の事を謎の空間に落としてしまっていた藍月。
そもそもシンが目覚めるまで廻峰の事を放置していた訳ですし、彼をどうするか兄弟に判断をさせたいというのが本音なのでしょう。
しかし過去のキツイ幻覚を見せたりと普通に趣味が悪いですし、どういう立場のキャラなのか不安にしかなりません。
そんな酷い目に遭っている廻峰の事をシンが助けようとするのは予想通りでしょう。
しかし廻峰の悪事が読者目線ではどうやっても許しがたいレベルであり、別にシンに共感も出来ませんし、特別シンが良い奴だとも思えないんですよね。
そもそも藍月は子供を獣化させた事しか罪だと思っていないようで、シン自身も子供が死んだ事に対して言及したりもしていません。
それだけに登場人物みんなが子供が死んだ事を無かった事にしているかのようでちょっと恐ろしいです。
今回一番の問題発言となったのがコウの助けない発言。
彼に至っては一番最初に自分とシンの事を傷つけた事を許せない理由として挙げています。
仲良くしたら良いとは言いながらも、結局は自分とシンが一番大事なのだと言っているようで不快でしかありませんでした。
流石にこの発言が全て本心ではないと信じたい所ですし、きっと出かけている間に何かしら意味のある事をやっているのでしょう。
しかし3日持つかもわからない廻峰をほったらかしにして出かけている訳で、正直あまりにも無責任ですよね。
とはいえ別に廻峰に助かった欲しいとも思えませんし、むしろ罪は受けてくれないと困るのですが。
しかもいわゆる内輪揉めのような展開で次回に続くとなっても全然興味を持てません。
正直な所登場人物全員がヤバいですし、吸血鬼よりの考えで話が進んでいくのがマジで怖いです。
ぼくらの血盟17話ネタバレ展開考察
ここからは、『ぼくらの血盟』最新話17話、そして18話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
廻峰を助けるために動き出す!?
割と取り返しがつかないくらいの悪事を働いておきながら、今回何故か仲間のような雰囲気を出していた廻峰。
犯した罪に対する罰として、吸血獣にさせられてしまうというのはまあ妥当な気がしますよね。
とはいえ灰賀が黙って放置するはずもありませんし、シンとコウとしても流石にこのまま放ってはおけないでしょう。
開けられるのが藍月しかいないという事ですが、お願いしただけで開けてくれる程甘くはないでしょう。
実力行使でどうにかするのは藍月の実力から考えても不可能のはず。
そうなると、屋敷のどこかに落下した廻峰の所へ皆で向かうような展開になるような気がします。
とはいえ許されない罪を犯しているだけに、簡単に許したり仲間になったりという展開だけは止めて欲しいですけどね。
共存への想いを新たにする!?
ここまで自分から全く動いていない本作の主人公であるシンとコウ。
正直二人がいる事でむしろ周りに迷惑をかけているような気さえしますし、いつまでも共存というふわっとした目的のままでは困りますよね。
吸血鬼の生体からしても読者からすれば共存は不可能にしか思えません。
しかしそこを何とかするのが主人公の役割のはずですし、不可能をどう可能に変えていくのかという部分が見たい所です。
それだけに、共存を実現する為にまず何をするべきなのかという部分をハッキリとさせて欲しいです。
実力のある藍月がいる訳ですし、とりあえずの目的のようなものが提示されていく展開を期待したいですね。
ぼくらの血盟17話への読者の声
『ぼくらの血盟』最新話17話へ向けての感想や考察を集めました!
【ぼくらの血盟】先週登場したばかりの抑止力のみなさんが藍月さんを追わずに撤退ってのもどうなんでしょうか。仕事を全うしようよ、そもなんで撤退を判断したのか分からないよ。確かに藍月さんヤバそうだけどさ~。早くも自分の中で抑止力大したことねーなってなっちゃいました。#WJ05
— 空目ハルヒコ Haruhiko Utsume (@el_psy_congroo) January 4, 2021
#wj05 ぼくらの血盟
藍月おじさん登場。「藍月」が家の名前じゃなくて個人名なのバグ起こしそう。やっぱ王家の名前はみんな赤系統なのかしら。人類的には現状ラスボスに位置する人なんだよな・・・。
— 真黒コスモス (@axelmagro) January 3, 2021
ぼくらの血盟、セリフが読みやすくなったし内容も理解できるし話もちゃんと進むし良くなってきたなあ。編集さんが変わったのかな…?
— まふすけ (@mafukeratopusu) January 4, 2021
今週のぼくらの血盟、紅月藍月という面白ネームが出てきちゃったけどちゃんとカイネの所業に突っ込んでくれる人が出てきてくれたのは安心した
— 松田まつ子 (@matsugedaisuki) January 4, 2021
ぼくらの血盟、同胞を獣にした事と人間を喰い殺させた事はせめて同列に語りなよ。人殺したことをついでみたいな扱いする論理感だから共存不可能な薄汚い化け物がよ…みたいに言われんだよ
— 0405 (@shingo1083) January 4, 2021
ぼくらの血盟17話ネタバレまとめ
灰賀と廻峰のコンビとの戦いがようやく終わった今回。
まさか誰も死なずに戦いが終わったという事にもびっくりしますよね。
敵であり子供を殺した廻峰が平然としているのはちょっとキツイです。
ギャグっぽい描写も多く、なんだか彼らが許されそうな雰囲気にさえなっていますからね。
次回はもしかしたら廻峰を救う展開になってしまうのかもしれません。
正直何の為のどういう物語なのかがふわふわのまま進んでいますし、その辺りをハッキリさせて欲しい所ですね。
次回の『ぼくらの血盟』第18話を楽しみに待ちましょう!