週刊少年ジャンプの人気漫画『逃げ上手の若君』最新話27話のネタバレと感想、展開考察です!
季節は移り二毛作を迎えるも、北信濃では二毛作を許さず人々から奪い取る悪党達の姿が。
国司という地位を利用して好き放題暴れる清原という男を前に人々の不満は爆発し、遂には兵を挙げる所まで来てしまっていました。
時行は勝ち目のない戦いを止めさせる為に川中島へと向かうも、兵を挙げた保科弥三郎は完全に死ぬ覚悟を決めていて時行はこれを止めるのかと困惑するのでした。
時行は戦いを止められるのか!?
それでは、気になる『逃げ上手の若君』最新話27話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
逃げ上手の若君27話ネタバレ
『逃げ上手の若君』27話
「死にたがり1334」のネタバレが下記となります!
逃げ上手の若君27話ネタバレ:覚悟が決まった保科弥三郎を止められるのか!?
信濃国の国司としての権力を振りかざす清原信濃守に対して反乱を起こした保科弥三郎。
彼を死なせない為にやって来た時行でしたが、そこで見てしまったのは死ぬ気満々で完全に覚悟が決まりきった保科の姿でした。
あまりの覚悟の決まりっぷりに完全にドン引きしてしまった時行。
もはや保科の部下達もどうやって死のうかという話題で楽しんでいるレベル。
国司から受けた屈辱がよほど彼らの誇りを傷つけたのか、彼らは誇りの為に喜んで死を選ぶような状態になってしまっていました。
完全に決まりまくった人達に囲まれて困惑する時行でしたが、そんな時行に冷静に語りかけてくれたのが諏訪神党の四ノ宮左衛門太郎。
保科の隣領という事で助太刀にやって来た彼は、時行が持ってきた書状で明神様が戦を止めるのを望んでいる事を確認。
冷静に状況を把握しようとしている四ノ宮を見て、時行は話がわかる人がいてくれたと感動して涙を流すのでした。
そんな四ノ宮と保科を逃がす場所の件を話し合う吹雪。
四ノ宮によれば保科領の南を諦めて北に逃せば連携してしっかりと防衛線を築けるとの事。
しかし保科にそう勧めてみても全く聞く耳を持たず、領地を守りたい為ではあるものの頭に血が上ると全く止まらないタイプ。
とはいえ冷静であれば仕事も出来る良い奴で、なんとかして死なせたくはないのだと時行は四ノ宮からお願いされます。
諏訪大社の御使いであれば出来るかもしれず、もしも人手が必要なら自分が出すからと。
しかしそんな四ノ宮の優しさを知ってか知らずか、時行に近づいてきた保科は当たり前のように語りかけます。
是非自分が死ぬ所を見届けて、保科は諏訪神党の名に恥じぬ戦いをして立派に死んだと伝えてくれ・・・と。
前回のラストで完全に覚悟が決まりきった姿を見せてくれていた保科弥三郎。
この時代だったら仕方ない一面もあるのでしょうが、それにしたってこの決まり具合は怖すぎます。
とりあえず話が分かる四ノ宮というまともな人がいてくれて良かったですけどね。
逃げ上手の若君27話ネタバレ:保科を逃がす為の足止め作戦開始!!!
完全に死ぬ為に戦おうとしている保科に完全に困り果ててしまった時行。
吹雪も狐次郎も今の状況では保科を戦わせるしかないと考えていました。
一日で全滅してしまいそうな戦力差ではあるものの、自分達がどうにかして日没まで持ちこたえさせる。
その上で戦い疲れた保科達を夜に説得して朝までに北へと逃がす。
そんな逃げるが勝ちが勝利条件となる時行向けの作戦を考えて時行は準備を進めるのでした。
その一方でわざわざ戦場にまで顔を出していたのが国司である清原。
自らが指揮した上で勝利してこそ国司の威光を示せる。
そうは言っていたものの、実際には清原は自らの軍配一つで賊共の死体が積み上がる光景を楽しもうとしていました。
そんな清原の護衛をする事になっていたのは貞宗の側近でもある市河。
自分に任せた貞宗は清原が面倒で逃げたのだと恨みがましく思っていたのでした。
清原の声で始まった戦いは、国司直属の武士団長である米丸が率いる弓矢部隊の攻撃でスタート。
定石通り大量の矢で戦力を削ってその後で浅瀬を渡って突撃してくるのが国司軍の狙い。
保科はそんな狙いを真っ向から受けて立とうとするも、そのタイミングで弓矢部隊を囲んでいたのは謎の煙。
玄蕃が風上で焚火をする事で煙を発生させ弓矢部隊の視界を奪っていたのでした。
市河はすぐに玄蕃の姿を発見するも、火がついている場所はどれも消しづらい場所ばかり。
それによって人と時間を費やすのが玄蕃の狙いでした。
戦いは避けられないという事で、戦わせた上で逃がす事にするという時行らしい勝利条件となっています。
しかし敵は国司自ら戦場に出てきていたりと性格の悪さが滲み出ていますね。
この際国司の事もけちょんけちょんにやっつけて欲しいと思ってしまいます。
逃げ上手の若君27話ネタバレ:時行の怒りが爆発する!?
煙で矢が見えなくなるのは敵も一緒という事で、強引に川を渡って攻めるよう命じた清原。
しかし今度はそのタイミングで水かさが増えて武士達にスムーズに川を渡らせず。
吹雪が戦況を確認し、上流の貯水池を放流する事で川の水かさをコントロールしていました。
足止め策は見事に成功していたものの、それでもやはり戦力差は圧倒的で日暮れまで耐えられるか微妙な所。
白兵戦で苦戦する味方を今度は馬に乗った狐次郎が救い出していきます。
敵はどんどん来ているのだから雑魚に手こずっている場合ではないだろうと。
そんな狐次郎の活躍は時行からしても非常にありがたいものであり、狐次郎が奮戦してくれれば保科達も自分達を見直すはずであり撤退の話にもきっと耳を傾けてくれるはずだと考えます。
しかしそんな時行とは違い保科は狐次郎の奮闘に感動しながらも、あの子も自分達と共に死んでくれるのかと涙していました。
自分達も狐次郎に負けていられないとますますやる気を出してしまいます。
狐次郎が傷つきながらも戦う中で、喜び勇んで死を選ぶ武士の顔は美しいだろうと叫ぶ保科。
しかしそんな保科に対して時行も顔色を変えて語りかけます。
狐次郎が誰の為に命がけで戦っているのかと。
そんな怒りが爆発し即座に戦を止めるようにと呼びかける時行。
自分は保科の死に様になんて何の興味もないのだと。
顔色を変えた時行に対して保科も怒りの表情を浮かべるのでした。
狐次郎がせっかく頑張ってくれているというのに、あの子も一緒に死んでくれると考えるのは人間としてかなり駄目すぎますよね。
時行にとって狐次郎は大事な郎党であり、何の意味もない死を共にさせるなんて許せるはずもありません。
こんなに激しい怒りを時行が見せる事は珍しいですし、保科をどうやって止めるのか注目ですね。
逃げ上手の若君27話ネタバレの感想考察
時行が保科を逃がす為に奮闘する事になった今回。
予想通り大変な任務となりましたが、物語は予想外の方向へと進んでしまいました。
保科や保科の部下達はあまりにも死ぬ事への覚悟が決まっていて、どんな死に方をするかの話で盛り上がったりと最早サイコパスですよね。
そんな危なすぎる人達の中に四ノ宮というまともな人がいてくれた事が唯一の救いでした。
保科の良さも知った上でなんとか助けたいと思っていたりと、ある意味では保科以上に欲しい人材と言えるのかも。
戦うしかない状況に追い込まれたものの、あくまでも1日を持ちこたえて逃げさせる戦いだったというのは本作らしいです。
逃げるが勝ちという勝利条件という事で実に時行向けのやり方でした。
やはり時行の郎党達は優秀なメンバーが揃っていて、煙を使ったり川の水かさを利用したりと地形を使って戦えるのは流石です。
狐次郎は戦闘員として普通に大人に混じっても十分優秀ですしね。
しかしそれだけ頑張っていたというのに時行の気持ちは保科に全く伝わらず。
むしろ一緒に死んでくれるのかと考えたりと、覚悟が決まっているというよりはどこか壊れてしまっている気がしちゃいます。
そんな保科の態度によって完全にブチギレてしまった時行。
普段は割と落ち着いている時行がここまでブチギレたのは狐次郎の命を軽く見られたからでしょう。
ここまで怒った時行がどんな行動に出るのか期待したいですね。
逃げ上手の若君27話ネタバレ展開考察
ここからは、『逃げ上手の若君』最新話27話、そして28話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
逃げ上手の若君27話ネタバレ展開考察:言葉ではなく行動で!?
完全に死ぬ覚悟で敵に挑もうとしている保科弥三郎とその仲間達。
戦わなければならない状態ならまだしも、戦わなくても良い戦いに死ぬ覚悟を決めているという辺りが恐ろしい所ですよね。
命のためなら死んで当然というぶっ壊れた価値観で動いているだけに、これを説得するのは簡単ではないでしょう。
この分だと例え頼重がやって来たとしても説得は難しいでしょうし、単なる子供でしかない時行の言葉が届くとは思いません。
時行がその名を明かせば何とかなるかもしれませんが、それはそれで別の問題が出てきそうですからね。
言葉で説得が無理となれば、時行は何か別なやり方を考えなければなりません。
時行達が何か行動を起こす事で保科達を誘導するような展開が考えられそうです。
逃げ上手の若君27話ネタバレ展開考察:清原に一泡吹かせる展開に!?
覚悟が決まりすぎている保科達も中々危ない人物ではありますが、元はと言えば悪いのは全て国司の清原。
時行にとっては敵側の人物であるとはいえ、このまま放っておける存在でもないですよね。
とはいえ清原が川中島にやってきているはずもありません。
どうにかちょっかいをかけようと思ったら何とか清原自身を呼び寄せたりしないと厳しそうです。
もしも清原を呼び寄せたり清原のいる場所に行く事が出来たりすれば、玄蕃の力で色々と一泡吹かせる事も出来るでしょう。
時行が怒り狂った保科を何とか説得し、その隙に玄蕃達が何か仕掛ける事で清原が失脚。
貞宗が清原の代わりにまとめ上げて事なきを得る・・・みたいな展開だとスッキリしそうな気がしますね。
逃げ上手の若君27話への読者の声
『逃げ上手の若君』最新話27話へ向けての感想や考察を集めました!
【逃げ上手の若君】保科さんたちメチャクチャキャラ濃すぎる清原絶対殺すマンで、松井先生流石だなあ…もれなくキャラ立ちまくりで一目でおもしれー奴らだと確信させられるんだもん。特にオバQみたいな首のないハゲが気になって仕方がないのですが!どちかというときょうふのキョーちゃんか!#WJ35
— 空目ハルヒコ Haruhiko Utsume (@el_psy_congroo) August 2, 2021
逃げ上手の若君読んだけど、国司は昔から力が弱まっていったけど、更に力が弱まっていくというね。#wj35#逃げ若
— ヤギ魚 (@yagiuo1227) August 1, 2021
逃げ上手の若君に出てくる目玉の人、最初はキモ〜イって思ってたのに、なんだかんだ苦労してる姿見ると今ではちょっと応援してるのだ
— 再ライさん (@Sarai_Inui) August 2, 2021
今週の逃げ上手の若君を読んで、川中島が出てきたので「この作品って武田信玄と上杉謙信が出るっけ?」と思ったのは俺だけじゃないはずだッッッ!
— 南蛇井(なんじゃい) (@nanjai_2011) August 2, 2021
〇逃げ上手の若君26話。(漫画)(週刊少年ジャンプ)
貞宗も驚くような悪政を敷く国司の麻呂(清原信濃守)。
麻呂の中にも凄い人は居るんだろうけど、
今まで読んだ作品で凄い麻呂が出て来た記憶が無い・・・— 処払 (@syohutu) August 2, 2021
二週間待ち焦がれた『逃げ上手の若君』26話読んだ。国司様の登場!また濃い麻呂眉公家が…。南北朝はお公家さんもヒャッハーだなぁ(好き)。今週は川中島に保科、戦国時代でも聞き覚えの有るワードが出て来てワクワク。そして、最後の保科さん達の武士ライクなノリが最高過ぎる🤣
— ナット (@brug25t) August 2, 2021
逃げ上手の若君27話ネタバレまとめ
圧政を強いる国司が原因で起きたトラブルと向き合う事になった今回。
時行にとってはただの戦いよりもずっと難しい任務と言えそうですね。
県知事的な役割とはいえ、当然今の時代とは全く違って好き放題やっている清原という国司。
あの貞宗がこんな奴に気を遣っているのもちょっと悔しいですし、どうにか痛い目にあって欲しいですよね。
しかし今回一番衝撃的だったのは覚悟が決まりすぎて大変な事になっている保科弥三郎とその仲間達。
負ける事も死ぬ事も前提の上で戦う気満々で、これをどうにかするのはめちゃめちゃ大変になってくるでしょう。
この大変過ぎる任務に時行がどう取り組んでいくのか注目ですね!
次回の『逃げ上手の若君』第28話を楽しみに待ちましょう!