週刊少年ジャンプの人気漫画『夜桜さんちの大作戦』最新話100話のネタバレと感想、展開考察です!
太陽の前に現れたのは何故か幼児化してしまった凶一郎。
薬を飲んで小さくなってしまった凶一郎は、6歳当時の素直さによって姉弟達をメロメロにしてしまいます。
母親が死んでしまっていた事を知った幼児の凶一郎は太陽に弱音を吐き出すも、太陽はそんな凶一郎を慰めてあげるのでした。
太陽の次なる任務とは!?
それでは、気になる『夜桜さんちの大作戦』最新話100話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
Contents
夜桜さんちの大作戦100話ネタバレ
『夜桜さんちの大作戦』100話
「父と子と」のネタバレが下記となります!
夜桜さんちの大作戦100話ネタバレ:宿敵皮下と1対1の面会へ
夜桜兄妹勢揃いでやって来たのは囚われた皮下がいる場所。
スパイ協会や警察の監視下におかれている皮下との面会の申請をすると、太陽は一人で皮下の元へと向かいます。
兄妹は皆太陽が一人で大丈夫かと心配していたものの、1対1でやりたいというのが太陽の希望。
何よりもそのために銀級になった太陽の意志を皆は尊重するのでした。
長いエレベーターで降りた先に待っていた皮下。
その姿は何故か無数の桜の花びらに覆われている状態。
そんな皮下は、再会して早々に太陽の中にアイツを感じるとつぶやきます。
それと同時にここへ太陽がやってきたのは、アイツの差し金だと気づくのでした。
変化した皮下の姿に驚きながらも、太陽は冷静に夜桜つぼみからの伝言を皮下に伝えます。
全てを終わらせる事と、私を殺して下さいというメッセージを。
その言葉で何かを理解した皮下は、桜の花によって弱った自らの左腕が崩れ落ちる中で語りだします。
太陽にもこの花が咲いただろうと問いかけながら。
夜桜つぼみの血のソメイニンは後代のものとは違って非常に凶悪。
宿主に力を与える代わりに確実に吸い尽くすようなもので、かつて実験的に投与した個体も一週間と保たなかったのだそう。
皮下自身もあらゆる治療で誤魔化してきたものの今はそれも叶わず、間もなく自分は死ぬのだと理解していました。
ようやく皮下との面会となりましたが、早速皮下は死にそうになっています。
やはり夜桜つぼみの血が原因だったようで、この血は宿主に力を与えるものの全てを吸い尽くしてしまうようです。
諸刃の剣なんてものじゃないですし、ひたすらに厄介な血としか言いようがありませんね。
夜桜さんちの大作戦100話ネタバレ:開花を超える万花繚乱の力
今の皮下を蝕む血の呪いは、始祖である本人にさえも牙を向いたのだと語る皮下。
かつての夜桜つぼみの体は奇跡的なバランスで成り立っていたものの、ひとたび崩れてしまうとそれはもう地獄。
体を蝕む力と癒やす力という相反する力は拮抗し加速し、彼女を歪めて造り変えてしまったのでした。
自らの血に苦しめられ、だんだんと好きだった花の色も皮下との出会いさえも忘れてしまうつぼみ。
増していくのは苦しみと怒りばかりで、自分が当たり前になる未来なんて見ることも出来ず、かと言って死ぬことも出来ずに自分は自分を失って生き続ける事になる。
そんな風に絶望していたつぼみに対して、皮下は生きたくても生きられない時代であり死にたくても死ねないのも大差ないのだと語ります。
しかしその上で、遠い未来になったとしてもつぼみの体の研究が進めば抜け殻になったつぼみを眠らせる事も出来るかもしれないと皮下はつぼみに語りかけていました。
それから長い時が経ち、ここ十数年でつぼみの性格の基盤になる記憶は消失したと感じていた皮下。
それでもまだ僅かに残っていたという事実に対して、あの女が正しかったかとつぶやくのでした。
太陽がその言葉の意味を理解出来ない中で、皮下はつぼみの願いを叶えるべく夜桜つぼみを滅ぼす方法を教えると皮下は語ります。
自分も太陽も夜桜に魅入られた男でありつぼみの血が自分達の絆なのだと。
つぼみの書を太陽が読むことが出来なかっただろうと知っていた皮下。
夜桜家に保管されていたつぼみの書はつぼみの血から造った無色のインクで書かれていて、読むためにも特別な力がいるのだそう。
そしてその力こそが「万花繚乱」と呼ばれる開花よりも旧く大きな覚醒なのだと皮下は語るのでした。
銀級試験編のラストで太陽が使った能力の名前が再び出てきましたね。
この力は夜桜兄妹さえも会得していない力のようですし、今の所は太陽にしか使えていない力だと思われます。
しかしつぼみと皮下の関係の部分を見ていると、悪役だったもののやはりちょっと切ない気持ちにさせられますね。
夜桜さんちの大作戦100話ネタバレ:現れた夜桜百と立ち向かう兄妹達
「万花繚乱」とは侵食する血の力を征服して利用するものであり、皮下も結局習得出来なかった力。
その力こそがつぼみを葬る上で不可欠ながらも、同時に諸刃の剣にもなっていました。
大きな力を生む一方で共鳴してしまう特徴があり、血を分けた者は想いをも分かつ事になる。
皮下は今自分と太陽がこうしている事に「奴」は気づいてしまうだろうと考えていました。
自分と太陽の他につぼみの血を与えられた者がいる。
それだけではないと続けようとした皮下ですが、僅かな風と共に太陽の背後にやって来た夜桜百が話を遮るのでした。
老い先短い自分をわざわざ口封じにやって来たのかと皮肉る皮下に対して、太陽にはまだ時期尚早だと告げる百。
二人が太陽には分からない話を続ける中で、太陽は突如として現れた百の恐怖に立ち向かっていきます。
必死になって攻撃を仕掛けるも、百は太陽の成長が喜ばしいという反応を示すだけ。
そんな百に太陽は、話したい事は沢山あるものの今は皮下と話しているのだと言い切ります。
どうかお引取り下さい。
そう言い切った太陽の背後には夜桜兄妹が集結していました。
どうやら夜桜百はつぼみの血をその身に取り込んでいるっぽいですね。
それだけに別格な雰囲気を漂わせていますが、皮下と百の間では謎の多い会話が交わされていて、まだまだ物語全体の謎が隠されているようです。
ようやく兄妹と百が再会する事になりましたが、ここでどんな戦いが繰り広げられるのか注目ですね。
夜桜さんちの大作戦100話ネタバレの感想考察
遂に太陽が皮下との面会に臨んだ今回。
宿敵だった皮下を見る目が変わるような回でもありましたね。
当然と言えば当然ながら夜桜つぼみの血を取り込んでいた皮下。
やはりその血は危険すぎるものだったようで、治療が出来なくなった事で死が近い状態となっていました。
しかもその血に苦しめられていたのは夜桜つぼみ本人もだったようで、徐々に自我を無くしていくという辛すぎる人生を送っていたようです。
死ぬことさえも出来ずに苦しみ続けるだけに、死を願ったのも当然と言えそうですね。
ある意味では皮下の意志を継ぐ形でつぼみを消す事になった太陽。
その為に必要になる力というのが試験編のラストで名前が出ていた「万花繚乱」
開花以上の力という事でインフレ気味だなぁと思っていましたが、これはつぼみの血がなければ使えない特殊な覚醒のようです。
そして当然のようにその力を持っているであろう夜桜百と兄妹が遂に対峙する事に。
完全に親子での対決模様となってきましたが、こんな状況でも百は喜んでそうで怖いです。
この場で決着とはならないはずですし今後の展開に注目ですね。
夜桜さんちの大作戦100話ネタバレ展開考察
ここからは、『夜桜さんちの大作戦』最新話100話、そして101話以降で起こりうる展開を考察をしたものを載せていきます!
太陽と皮下との面会へ!?
太陽の試験突破後に日常系のエピソードが続いていました。
しかし流石にそろそろ銀級資格を取った目的である皮下との面会に進んでいくはず。
夜桜つぼみに関する情報を皮下から聞き出したい所ですが、皮下としてもそんなにペラペラとは喋ってくれないでしょう。
皮下は夜桜つぼみとは長い付き合いだった訳ですし、夜桜つぼみを死なせる為に協力なんかしてくれなさそうですしね。
とはいえスパイなんだから話を聞き出すような能力やテクニックなんかも必要になるでしょう。
太陽が強さという点ではなく、心理的な駆け引きなんかを使って情報を引き出していくような姿が見たい気もしますね。
タンポポと夜桜百が動き出す!?
今回のラストで登場してきた夜桜兄妹の父である夜桜百。
今までとは違って感情をストレートに出していて、兄妹と会える事を純粋に喜んでいました。
しかしその様子はちょっと不気味でしたし、正直怖さしか感じません。
百に語りかけていたのが誰なのかも気になる所ですが、演出的には悪い方の夜桜つぼみ辺りでしょうか。
恐らく何かしらの準備が整った事で動き出そうとしているのでしょうし、きっとタンポポと共に夜桜兄妹に接触してくるはず。
皮下を失ったタンポポの新たな戦力なんかも登場してきそうですね。
夜桜さんちの大作戦100話への読者の声
『夜桜さんちの大作戦』最新話100話へ向けての感想や考察を集めました!
#WJ43
【夜桜さんちの大作戦】もう2周年なんだ早いなぁ単行本も100万部突破と結構凄いですね。
太陽の赤ちゃん化の次は凶一郎兄さんのショタ化と来たか意外にも可愛い、幼い頃から賢いからこそ母親の死に気づいてしまうのは切ないな— サダール (@Sata4290) September 27, 2021
【夜桜さんちの大作戦】
表紙爽やか!!
そして凶一郎兄さん可愛いな!!!可愛いしか感想出てこないぞ!!
そして、来週2話?!え?ちょっと働かせすぎじゃない?!無理しないで欲しいよ。
切実にやれる人にまわされるとな…メンタル的にも体力的にもきついのですよ…#WJ43 #夜桜さんちの大作戦— 紫鈴 (@shirinraka) September 26, 2021
「夜桜さんちの大作戦」
やっぱり、それぞれの立場で悩んだり苦しんだりすることはある。
そんな中での「覚悟」というものは、何があっても折れないんだろうな。— 神谷@マンガから人生を学ぶ (@sentouryoku100) September 27, 2021
夜桜さんちの大作戦(週刊少年ジャンプ)
間違って飲んだ薬の副作用で心身が6歳まで退行した凶一郎は尊かったけど、今の凶一郎兄さんも最高の兄さんですよ。
二刃がデレる事に慣れてなくてデレ顔が顔芸に近かった。— 師出 (@sisyutu1) September 27, 2021
『夜桜さんちの大作戦』、今週もいい感じでしたね。凶一郎が謎の薬の影響で一時的に小さくなりましたね。二刃は、普段は絶対見せないようなデレ顔を見せてて面白かった。嫌五も七悪も辛三も四怨も、それ相応の反応見せててよかった。太陽は、最後に痛い目に遭ったようだけどね・・・(笑)。
— アニメの精(?)青春キミ侵ダビデ神緒ロス (@asanshun) September 27, 2021
夜桜さんちの大作戦100話ネタバレまとめ
凶一郎が幼児化してしまうという展開だった今回。
こういう展開は最早ベタではありましたが、普段の凶一郎なら絶対に言わない事を言わせる事が目的だったのでしょう。
幼少期から凶一郎は夜桜家の未来が危ないと予測していて、それ故に強くなりすぎてしまったという部分は悲しくもあります。
歪みまくっている凶一郎の性格の部分がこうやって出来上がったのだと分かったのも良かったです。
完全無欠の頼れる凶一郎の弱さの部分を知れた事で、太陽から凶一郎を見る目も更に変わっていくでしょう。
そろそろ夜桜百も動き出すようですし、新たな戦いが始まりそうですね。
次回の『夜桜さんちの大作戦』第101話を楽しみに待ちましょう!