週刊ヤングジャンプの人気漫画『キングダム』最新話634話のネタバレと感想、展開考察です!
桓騎の元に、李牧軍とそれを追走して王翦軍が南下して来ている!と急報が届きます。
田里弥と倉央が現れ、精鋭兵で追撃戦に出る!と信達に作戦が伝えられます!
追撃戦に向かう信達の元に、準備は出来たか?と王翦が現れます。
王翦軍は李牧の首を討ち取ることができるのか?
それでは、気になる『キングダム』最新話634話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
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Contents
キングダム634話ネタバレの考察
今回の『キングダム』エピソードでは、先ず鄴城を包囲している桓騎軍の様子が久しぶりに描かれるところから始まりました。ここで李牧軍が向かってきているとの知らせから、摩論が慌て桓騎がこれをいなすような状況が描かれました。
また朱海平原の信らは、全体の2割を選抜した精鋭部隊で李牧軍を追撃することが王翦より命じられました。
これに信や蒙恬、王賁らの若手と合わせ、倉央の軍を中心とした兵を王翦自らが率いる事となりました。
しかし桓騎軍の摩論の慌てようとは一体何なのでしょうか?どんな窮地であっても火兎の笛などで一目散に離散して逃げることもできる桓騎軍にあって今更感が拭えませんでした。
これが李牧の言う桓騎軍の弱点と何か関係があるのか、次回以降の展開に注目したい部分です。
では『キングダム』634話以降の展開がどうなっていくのかを考察していきます!
キングダム634話ネタバレ展開考察
ここからは、『キングダム』最新話634話、そして635話以降で起こりうる展開を考察したものを載せていきます!
キングダム634話ネタバレ展開考察:李牧の戦術
一路鄴城を目指す李牧が、その後の戦術についてカイネらの側近に説明する展開を予想します。
ここでは3年越しの伏線である「桓騎軍の弱点」について言及されることを期待したいところでしょう。
ここで摩論の慌てようの真相も明かされるのではないでしょうか?
キングダム634話ネタバレ展開考察:楊端和と壁
桓騎軍と同じく、別働隊として展開していた楊端和と壁の状況が描かれると予想します。
これもやはり桓騎軍と同様に李牧が鄴城に向かったこと、それを王翦の選抜隊が追っていることが知らされ二人がどう動くべきか打ち合わせると予想します。
結果、守りに楊端和が残り壁は手勢を率いて王翦軍との合流を目指すのではないでしょうか?
史実では楊端和も鄴攻めに参加しているのでありえますよね!
桓騎がこのまま鄴の一般人を皆殺しにしてしまうのかは少し悲しいので、楊端和が鄴を制圧、という方向性が有り難いですが…。
キングダム634話ネタバレ展開考察:桓騎軍のその後
李牧の進撃を知らされた桓騎が、どう動くのかが最大のポイントとなると感じます。
ここで桓騎は摩論らを残し、一部の隊を率いて李牧の迎撃に向かうと予想します。
史実では桓騎は李牧に敗れる事になるため、様子のおかしかった摩論が李牧に内応している可能性もあるのではないでしょうか?
キングダム634話ネタバレ展開考察:王翦は閼与を攻める?
史実では鄴はこのまま桓騎に任せ、王翦は閼与を攻め落とすという流れになっています。
その後に精鋭部隊を鄴へ送り、残りは帰国ということに。
つまり前回『キングダム』633話で描かれた「十の二」という内容は史実から持ってきたということですね。
ということで信が精鋭部隊に選ばれるならこのまま鄴を目指すことになるでしょうが、王翦は信たちに指示を出した後、そこから閼与へと向かうのではないでしょうか?
また桓騎の兵たちは王翦が李牧を追って鄴に向かっていると言っていたので、史実とは違い、王翦が鄴に向かうという流れも考えられます。
そうなった場合は信たち精鋭部隊が閼与を攻略することになると考えます。
王翦の戦略がどちらを示すか、見ものですね!
キングダム634話ネタバレ展開考察:李牧の対応
鄴を解放するために、南下した李牧軍。
李牧を討ち取ることができていない以上、王翦軍が追走してくることを李牧は間違いなく予想しているでしょう。
ここまであまり焦った様子も見せていない李牧なので、何らかの策は確実に講じているはずです。
予想しているとなれば、何の対応もせずに鄴へ向かうとは考えにくいですよね?
そのため、鄴へ南下しつつも追走してくる王翦軍に対して、李牧は何らかの対応をしてくるはずです!
考えられる対応としては、一見全軍で鄴へ南下したように見せて、途中で遊軍をどこかに伏せさせているのではないでしょうか?
そして、追走してくる王翦軍が通過してから、背後を狙って遊軍が現れると予想しています。
遊軍が追走する王翦軍の背後を取れれば、南下した李牧軍とで挟撃することが可能です!
そして、その遊軍を率いるのは馬南慈軍だと考えています。
李牧は鄴へ南下しつつ、追走してくる王翦の首を狙う!という対応をしてくるのではないでしょうか?
キングダム634話ネタバレ展開考察:王翦の作戦
王翦の作戦は、田里弥と倉央から信達に伝えられました。
速さと兵糧の問題から、精鋭兵のみで追撃戦に出るというのはわかります。
ただ、それだけで李牧の首が簡単に取れるでしょうか?
追走してくることがわかっている李牧が、王翦軍に対して何の対応もしてこないとは考えにくいです。
そうなると、単純に精鋭兵で追撃しても、李牧の対応にハマりなかなか追いつくことができないでしょう。
ただ、王翦が李牧の対応に気付かないわけがないですし、追撃する上で李牧が何の対応もしてこないとは考えていないと思います。
おそらく、自分が李牧の立場ならどうするのか考えて追撃戦に向かっているはずです!
そのため、遊軍が伏せていることも王翦は間違いなく読んでいるでしょう。
そこで、信達には全て作戦が伝えられていませんでしたが、遊軍が現れた時の為に王翦は精鋭兵をさらに二つに分けていると考えています!
王翦軍が通過したことを確認した馬南慈軍は、王翦の背後を取るために現れますが、そのさらに背後を第二陣が狙うと予想しています。
キングダム634話ネタバレ展開考察:桓騎の狙い
今回の最新話で一番気になったのは、ゼノウ一家を呼ぶように指示した桓騎の狙いです!
李牧が南下していることを知った後にゼノウ一家を呼んだのなら、李牧軍の迎撃のために呼んだのだと考えられます。
ただ、桓騎がゼノウ一家を呼ぶように指示したのは、急報が来る前でした。
そう考えると、桓騎がゼノウ一家を呼んだのは李牧軍に対してではなく、鄴に対して何かしらの狙いがあってのことだと思われます。
ゼノウ一家といえば、桓騎軍の中でも非常に戦闘能力に長けている一家となります。
それを鄴に向けて解き放つとなると、いよいよ桓騎軍が得意とする一般人の惨殺かと予想できます!
ただ、今回の戦いではあえて一般人には手を出していないという王翦の作戦があります。
それを考えると、ここで桓騎軍が一般人に手を出すことは考えにくいと思います。
今までの桓騎であれば皆殺しにしてしまう可能性はありましたが、王翦の作戦を尊重するとなるとそういうわけにはいきません。
そして秦の領土ともなる土地でもあるので、ここで愚行はしないと田里弥も言っています。
そうなると、ゼノウ一家は鄴に閉じ込められている一般人を助けるという名目で、鄴城内に進入して城内の兵士達を討ち取っていくのだと考えています!
一般人が自由に外に出れるようになれば、南下してきた李牧軍も簡単に桓騎に手を出すことはできないでしょう。
一般人を使って自分達の身を守るというのが桓騎の狙いだと予想しています!
キングダム634話ネタバレ展開考察:鄴の落とし方!?
鄴城内では、中にいる民から不満が溜まっていて怒号が止みません。
そして桓騎の策略もあり、城内では暴動が起きる一歩手前です。
この状況なら鄴が秦の手に落ちるのも、もう少しでしょう!
まず鄴城内にいる民は鄴にいても食力がないので、城外に出る為に趙兵の静止を振り切って無理やり城門を開門。
ここで桓騎はその機を見逃さず、民を無視して鄴を落とす為に、本気で攻撃する素振りを見せます。
すると城主である趙季伯は対抗する手段がないので降伏し、鄴を簡単に明け渡すと予想します!
しかし城外に秦軍がいると分かっているので、民たちが開門しない可能性があると考えるかもしれません。
ですが、秦軍が鄴に辿り着くまで民に攻撃しなかった事を知っているので、その点は安心しきっているので大丈夫でしょう。
キングダム634話ネタバレ展開考察:李牧を打ち取る手段!
秦軍は桓騎と王翦たちで挟撃して、李牧を討ち取ろうとしているのでしょう。
そうなると桓騎軍も王翦軍も、少数の兵で挟撃する事になりますね。
と言うのも、王翦軍は兵糧の関係で少数の兵で攻撃すると明言しています。
それと桓騎軍ですが、鄴を囲んでいる兵の数を少なくした場合、逆に攻撃されるかもしれません。
なので、桓騎軍も敵にバレない少数で李牧に攻撃を仕掛ける事になるでしょう。
そして鄴に到着する前に、李牧との決着をつけたいと考える桓騎軍と王翦軍は必死に攻撃。
対する李牧たちですが、朱海平原の戦いで疲弊していて残る兵力ではこの挟撃の前になす術がなく、鄴に辿り着く前に討ち取られると予想します!
キングダム634話ネタバレ展開考察:信と王賁は戦いに参加可能?
王翦自らが率いることになった、と考えられる追撃隊。
この精鋭部隊に信と蒙恬、王賁もまた参加していると思われます。
この中で唯一元気なのが蒙恬でしょう。
配置が左翼でもあったため、一時期龐煖は来ていて蒙恬ジィを始めやられたにはやられましたが、紀彗や馬呈も特に動きは見せなかったので、激選があったわけではなかったですよね。
ただ、信と王賁がいた右翼はかなり激しい戦闘の連続でした。
王賁は尭雲に一度殺されかけ、信は龐煖との戦いで完全に死んでしまったものの羌瘣によって何とか救われた状態。
本来はまだ体もあまり動ける状態ではないので、信と王賁は本調子とは言えないでしょう。
しかしそこまで顔色が悪いという感じではないですから、意外とこの移動の時間で回復してしまうかも?
信と王賁が超回復を見せてくるかもしれません!
キングダム634話への読者の声
『キングダム』最新話634話に向けて感想や考察を集めました!
倉央と田里弥のコンビ良いなぁ!!!桓騎軍がどう動き、どんな挟撃戦になるのか楽しみですな。#キングダム #信 #元気すぎじゃね
— A.H.@展示会オンライン (@tenjikai_online) February 26, 2020
今週のキングダム!
お頭あああ!
やっぱり桓騎軍も王翦軍もいいキャラしてる。黒羊のときは何だか憎かったのに、いつの間にか桓騎軍凄く好きだわ。摩論のおかげかな。
田里弥と倉央も出てきて、これからが楽しみ。亜花錦はどうなったかな〜#キングダム #YJ— にくだんご (@Nikudango_oniku) February 26, 2020
信おめえもう十二分に武功上げてるよ…ちょっとは休め落ち着け…
食糧不足の軍なら残さず少しくらい帰してやれよ…
— しゅくり(21) (@oita_shukuri2) February 26, 2020
ホウケンって、初期からいろいろ因縁があったりしたのに倒したらもう終わりなのかね?王騎の仇だったり、まとめとしていろいろ語るべき所が多そうだけど。#キングダム
— はぐれメンタル (@tokyonosabaku) February 26, 2020
長かった…やっとストーリーが動き出したキングダム
ここ数ヶ月みんなのコピペした様な驚いた顔しか見てなかった気がする
やっと長いトンネル抜けたかなぁ〜
途中何度も心折れそうになった#キングダム— スカーレット (@J9AhxZwnSV7MU5h) February 26, 2020
キングダム634話ネタバレ
では、『キングダム』最新話634話
「戦略の破綻」のネタバレが下記となります!
キングダム634話ネタバレ:鄴の限界
精鋭部隊で李牧軍を追いかける王翦軍。
信が矛を振り李牧軍の兵士達を蹴散らします!
先頭を走る李牧に、殿の部隊が王翦軍に捕まった!と急報が入ります。
すでに後方に姿が見え、大きく引き離したはずなのになぜこんなに早く・・・と兵士達が驚きます。
続く急報で、王翦軍の数が極端に少ない!と李牧に伝えられます。
それを聞いた李牧は、追いつくために数を絞ったのでしょう!と言います。
どうされますか?と雷伯将軍が尋ねると、しばらくこのまま走ります・・・と答える李牧。
もう十七日目のため、鄴の限界がきてもおかしくない!と。
どうか我々が着くまで何とか持ちこたえて下さい!と願う李牧。
その頃、鄴城内では市民達が外に出せ!と騒いでいます。
それを何とか食い止めようと、門を守る鄴の兵士達。
この城を秦に取られては我が国の存亡に関わるのだぞ!と鄴の兵士が市民に声を荒げます。
そんな兵士に、俺達がどうなったっていいと思っているのだろう!と市民達の怒りは収まりません。
外に出ようとする市民達に対して、突いて分からせろ!と武器で市民を攻撃する兵士達。
各門の前で兵と市民の争いが起こっていることが城主に報告されます。
絶将軍が鎮圧のために武力を用いる!と。
それを聞いた城主は、止むを得ぬ!と言います。
許すから全ての城門を死守せよ!と将軍に伝えろと。
すると、城内のある屋敷から火が上がります!
食いものを探せ!と屋敷を荒らす市民達。
他の屋敷からも火が上がっていることが城主に報告されます。
それを聞いた城主は、邯鄲軍でも李牧軍でも誰でもいいから早く来てくれ!と願う城主。
このままでは鄴は・・・と。
外から鄴を無言で見つめる桓騎。
王翦軍の精鋭部隊は李牧軍に追いつき、鄴では市民の暴動化が止まりませんね~。
さすがの城主も助けを願うしかないですよね!
それにしても、桓騎はいつ見ても余裕な感じです。
キングダム634話ネタバレ:李牧の対応と狙い
李牧軍の殿を蹴散らす糸凌。
李牧軍は十六日目の時点で、走り続ければ鄴までおよそ半日のところまで来ていたが、ここから南下の速度が鈍くなっています。
後ろから食らいついている王翦軍によって・・・。
捨て駒である殿隊で王翦軍の刃を受け止めつつ先を急ぎたい李牧でしたが、王翦軍の主攻である倉央と糸凌の部隊が殿の隙間を抜いて李牧軍を脅かします!
ここで左を抜け!と糸凌に指示を出す倉央。
それを見て、李牧様!と紀彗が声をかけると、分かっている!と苦悶の表情を浮かべる李牧。
倉央と糸凌の主攻部隊に対して、全軍進軍停止させ、広失の陣で王翦軍を包囲し殲滅せよ!と李牧が指示を送ります。
深く入って来た王翦軍の部隊を、反転した軍で殲滅する李牧の作戦に対して、察知した倉央はすぐさま、いったん下がるぞ!と糸凌に指示を出します。
李牧が討ちに出たことに気付いた蒙恬は、左へ向きを変え反転してそのまま後退するぞ!と伝えます。
すでに後退し始めている王賁に対して、さすが!と褒める蒙恬。
遅れている飛信隊に対して、河了貂!と声をかけます。
今反転する!と答えるも、オレの反応がちょっと遅いのか?と考える河了貂。
深くまで突入している信に、いったん戻って脱出する!と河了貂が伝えますが、やっと敵の殿に追いついたのに何言ってるんだ!と信が言い返します。
そんな信に、李牧の戦術が発動したから、逃げないと飛信隊だけやられるぞ!と河了貂が言います。
すると、飛信隊の横から李牧軍が多数現れます!
慌てて脱出する飛信隊。
李牧軍の包囲網にハマった王翦軍の一部は、ひとたまりもなく討ち取られますが、王翦軍にとって大打撃とまでは至りません。
逃げ足の速い奴らめ!と馬呈が悔しがります。
選りすぐりの精鋭隊をなめんなよ!と言う信。
悔しそうな表情を浮かべる李牧。
戦況が王翦将軍に伝えられると、それでいい!と答える王翦将軍。
この戦いは繰り返され、李牧は鄴に着くことなく十七日目の夜を迎えます。
夜だからってこんなに休んでいいのかよ?と言う信に、李牧軍もヘトヘトだし馬も休めないといけないから今晩は動かない!と河了貂が言います。
そのかわり、日の出とともに・・・と。
すると、李牧軍が攻めて来たぞ!と敵襲を知らせる声が届きます。
逆に攻めて来てるじゃないか!と河了貂に文句を言う信。
予想外の大規模な夜襲に王翦軍は一目散に逃走し、その結果大きく後退させられます。
一方で、李牧の主力部隊は夜襲に加わらず、ひそかに鄴を目指して動き出します!
お互い無言で先を見つめる王翦と李牧。
鄴に急ぎたい李牧でしたが、倉央と糸凌を中心とした主力部隊がそうはさせてくれませんでした!
ただ、李牧も負けじと夜襲をしかけ、李牧のいる主力部隊は鄴を目指して動き出していましたからね~。
ですが、ここまで余裕のない表情を見せる李牧は初めてではないでしょうか?
キングダム634話ネタバレ:手駒の差
十八日目の日の出とともに、李牧は鄴に到着します。
鄴を見つめ、門が閉じていることを確認すると、まだ鄴は落ちてないぞ!と兵士達が叫びます。
桓騎軍はまだこちらに気付いてないはずだから、一気に奇襲をかけましょう!と兵士が李牧に進言します。
すると、李牧軍の目の前に突如桓騎軍が現れます!
お頭が言っていた通り、李牧軍はヘトヘトだな!と雷土が言います。
お前らまで呼ぶ必要がなかったな!と隣に立つゼノウに言う雷土。
桓騎軍が現れたことに、読まれていたか・・・と言う李牧軍の兵士達。
本軍を待つ猶予はないため、力技で突破し桓騎を討つ!と李牧が指示し突撃します!
それを見て、バカが!とのんびり椅子に座っている桓騎。
ゼノウが突撃してきた李牧軍を蹴散らします!
李牧が鄴に到着し、桓騎軍と交戦していることが王翦将軍に伝えられます。
すぐに鄴い向かいましょう!という側近に、もう慌てずともよい!と言う王翦。
あれほど疲弊した軍では、李牧でも桓騎馬は倒せない!と王翦が話します。
朱海平原で我らを滅してから南下して鄴を解放する戦略だったが、前半で失敗した時点で破綻しているのだ!と。
なぜ李牧は朱海平原で勝てなかったのか?と言う王翦に、李牧よりも王翦様が勝っていたからです!と側近達が答えます。
すると、李牧と俺の軍略は互角で、何がどう大きく勝ったというものはないと王翦が否定します。
むしろ、先に両腕である亜光と麻鉱を失った戦略を見ると、鋭さは李牧の方が一枚上手だった!と。
では何が・・・?と尋ねる側近達に、手駒の差だ!と答える王翦。
李牧は要であった尭雲と趙峩龍を失い大きく失墜したと。
こちらも亜光と麻鉱が退場したが、そこから若き三人の駒が台頭し、軍の力は失墜するどころか神がかった粘りと強さを見せた!と、蒙恬・王賁・信を思い浮かべる王翦。
あの三人の戦いぶりが、李牧の描いた戦いの絵を大きく狂わせたことは間違いない!と王翦が言います。
王都邯鄲軍が動かず、自国内の戦いの有利を全く活かせなかったことも大きいが、持っていた駒の違いが朱海平原の勝敗を分けた大きな要因だ!と。
この鄴攻略戦そのものが、成否を分ける要因となった!と王翦が説明します。
すると、突然鄴の城門が動き出します!
それを見て、李牧が驚愕します。
城門が完全に開き、鄴城内から市民が溢れ出てきます。
王翦と李牧の差は手駒の差だったのですね!
確かに、李牧軍には信達のような若い世代の台頭はなかったですから。
ちゃんと王賁も認められていたのが嬉しかったです!
キングダム634話ネタバレの感想考察
精鋭隊での李牧軍の追走がどうなるかと思っていましたが、王翦の狙い通りに李牧軍の足を遅らせていましたね。
さすがの李牧でも、王翦軍の追走を嘲笑うかのよな策はなかったようです。
唯一できたのが、広失の陣で対応することと夜襲だけでした。
結果的にはその夜襲で王翦軍の追走を引き離し、李牧のいる主力部隊だけが鄴に到着しましたが、そこにはしっかりと桓騎軍が待ち構えていましたからね!
夜通し移動し続けて来た李牧軍にとっては、鄴が落ちていないことが唯一の救いだったでしょうが・・・。
そして、桓騎軍を目の前にして、李牧がどう攻略するのかも注目していましたが、時間の猶予がないということもあり、力技での突破を選択していました!
ただ、この状況ではさすがの李牧も力技での突破しか策がなかったのではないでしょうか?
また、王翦からは朱海平原の勝敗の要因が語られましたね~。
李牧の方が鋭さでは勝っていたから一枚上手だったと!と認めていたことには驚きましたが、王翦はしっかりと戦況を分析していました。
その結果が、手駒の差!という答えでしたからね!
王翦としては、信・王賁・蒙恬の三人の成長が勝敗を分けたと語っていましたが、その三人の成長を読んでいた王翦もさすがです!
嬉しかったのが、王翦がちゃんと王賁も評価してくれていたことですよね~。
王翦の言葉を直接王賁に聞かせてあげたかったです(笑)。
ついに鄴の城門が開きましたが、これを見て桓騎はどう動くのでしょうか?
いよいよ、この戦いも終わりが近づいて来たと言えそうです!
最後はどんな結果が待ち受けているのか!?
キングダム634話ネタバレまとめ
鄴を包囲する桓騎の元に、李牧軍とそれを追走して王翦軍が南下して来ている!と急報が届きます。
田里弥と倉央が現れ、十の二の精鋭兵で追撃戦に出る!と信達に作戦が伝えられます!
追撃戦に向かう信達の元に、鄴へ行くぞ!と王翦が現れます。
王翦軍は鄴へ南下する李牧の首を討ち取ることができるのか?
>>>羌瘣と幽連の因縁とは?
>>>天地の間は賛否両論!?
>>>羌瘣が完全に死亡!?
>>>羌瘣の決意とは??
次回の『キングダム』第635話を楽しみに待ちましょう!