週刊ヤングジャンプの人気漫画『キングダム』最新話649話のネタバレと感想、展開考察です!
休載や合併号の関係で間が空きましたが、8月5日(水)『キングダム』649話確定ネタバレが入りました!
『キングダム』649話では、昌文君と肆氏が反対する中で嬴政は既に河南に出向き、呂不韋と3年ぶりの再会を果たします。
嬴政から反抗する人物の取り締まりを命じられた呂不韋は、自分は寧ろしれらの人物を抑えていると主張、自分を処刑しなかった嬴政の優しさが唯一の弱点と指摘し去って行きます。
変化のない河南は呂不韋への同地召し上げと武力討伐が決定るも、紀元前235年に突如呂不韋の死の報が入ります。
その後、ある馬車からは死体は別人で大王はそれを察する筈との呂不韋らの会話が漏れ・・・?
それでは、気になる『キングダム』最新話649話のネタバレ・あらすじ・考察など、是非読んでみてください!
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Contents
キングダム649話ネタバレの考察
今回の『キングダム』エピソードでは、まるまる1話分すべてが、河南の情勢をめぐる嬴政と呂不韋との関係性と一応その最期を描いた内容となっていました。
河南に反嬴政側の人物達が溢れる現状を、呂不韋は嬴政の優しさこそが最大の原因なのだと説き、嬴政もこの指摘に今後はもっと非情であろうと決意しているようにも見えました。
興味深いと感じたのは、呂不韋の生存の可能性を示唆したのではなく、『キングダム』としては完全に生きている設定としたことでしょう。
ちょうど趙国の悪臣・郭開とも呂不韋はかつて賄賂を送るなどしていたので、このことは案外早く呂不韋が描かれることに繋がるものかもしれませんね。
では『キングダム』649話はどのような展開になるのでしょうか?!
キングダム649話ネタバレ
では、『キングダム』の最新話649話
「条件次第」のネタバレです!
扉絵は、次なる一手を狙う昌平君…。
焦る飛信隊
最初に描かれているのは、李信が白目をむきながらも一心不乱に攻めている姿!
大量に敵をなぎ倒し、ようやく敵陣を抜けたと思うのですが、すぐに奥から別の大群が押し寄せてくる現状。
なかなか飛信隊は敵を突破することができていないようです。
元は2万と言われていた軍との戦いを命じられている飛信隊でしたが、その数は増える一方。
更に、左側を攻めている黒飛麃も危ないらしく伝令がやってきます。
そして軍師の河了貂からも、一度下がるように命令が。
岳雷のことを心配した李信は焦りつつ、まず黒飛麃を助け、その後本陣まで下がると決めて動きます。
膠着しているのは1万5千の兵を持つ飛信隊だけではなく、鄴攻略から一年が経過してもどの部隊も動きを変えられずにいました。
左から楊端和軍、楽華隊、飛信隊、倉央軍、田里弥軍、その後ろに王翦軍、そして更に右手には玉鳳隊、亜光軍、桓騎軍と一斉に横並びに攻めていました。
しかし、その全ての戦地において、趙軍大防衛線が張られ、全ての戦地で秦軍は苦戦を強いられていたのです。
いまだに王都邯鄲に迫ることすらできない現状…。
ただ、桓騎、王翦、楊端和共に誰も焦ってはおらず、現状をしっかりと受け止めつつ流れを見極めているようにも見えます。
河了貂の想い
場面は飛信隊本陣へ。
軍議を開き、現状を共有します。
自分たちのところばかりが狙われているのではと考える者も。
しかしそれはありえない、他の秦軍も数で圧倒されているため、扈輒をはじめとして前線を守る趙の将軍たちが皆鋭い感性で邯鄲を守り切っているのを誰もが理解していました。
我呂は数で負けていることが悔しいのか、水をがぶ飲みしながら対抗策を考えます。
李信は昌平君に少し援軍を送ってもらえないか河了貂に聞きました。
しかし河了貂は現状を誰よりも理解しています。
秦国内の兵はもうほとんど、どこかの戦地や要所に出払っているためにそう簡単に兵を送ってもらうことはできません。
渕は、それなら他の拠点配置の兵を回してもらうのはどうかと尋ねます。
河了貂もそれしかないと思ってはいましたが、そうするとその拠点が戦力的に弱くなってしまうため逆に危険が増してしまうと。
対楚の軍を動かすのも危険、さらに対韓についてはもともと兵があまりいない現状。
となると、動かせるのは対「魏」の軍しかない。
ただ、この兵たちも実はギリギリまで既に動かしていたのでした。
その限界点を突破して対魏を疎かにしてしまえば、魏がこの好機を捉えて秦に侵攻するのは間違いない。
魏が船を使って黄河を渡り攻めてきたら、鄴さえ奪われかねない事態になってしまうと。
李信はこの緊急事態に、楽華隊のところへ行って蒙恬と話してくると提案します。
しかし、河了貂は一旦李信の動きを止めるのでした。
実は河了貂もいろいろ考えてはいたのですが、もう一つ気になっていたことが。
それは、咸陽の本営からずっと指示が来ていなかったのです。
河了貂の考えでは、おそらく先生(昌平君)が何か大きな一手を考えているのでは…とにらんでいました。
その頃咸陽では…
昌平君の驚きの一手
嬴政を含め、軍議に参加している全員が驚きます。
その視線は、全員が昌平君の方へと向いていました。
黙っていた昌平君が口を開きます。
趙の王都である邯鄲の攻略をするには、カギを握っているのは他の誰でもない、秦国の真下にある魏だと。
しかし、一手間違えば魏が秦を攻めてくることになりかねない。
魏の脅威を取り除くことができれば、今対魏として当てている兵を対趙の前線に送り込むことができるようになる。
そこで昌平君が考えた大きな一手。
それは、今すぐに秦が魏と同盟を結ぶ、という大胆な作戦でした!
秦としてはこれまで、六国を制覇するために戦ってきたのであって、その流れに逆行するようなことをするのかと、信じられないという表情で昌平君に疑問をぶつける貴族たち。
しかし、嬴政は冷静に昌平君の案を受け止めていました。
逆に質問をする嬴政。
今この時に魏が同盟を受けると思うかと。
確かに魏と同盟を組むことができるなら趙を討ちやすくはなる。
しかし趙を討った後は魏を攻めることになるのは、魏もわかっているはずだと。
昌平君はこの問いに、「条件次第」と考えていました。
その条件とは…。
呉鳳明帰還!
場面変わり、魏の王都である大梁に「火龍」を率いる呉鳳明が帰還しました。
前線にいる呉鳳明が戻ったのは、魏の王である景湣王が呼び戻したためです。
どうしても呉鳳明の意見を聞きたかったのだと。
しかし、軍師である玻璃は、呉鳳明の意見など聞くまでもない。
逆に宰相である月華広は、聞きたいと考えていました。
既に帰還する道中で、話を聞いていた呉鳳明。
秦からの同盟の持ちかけで、その期間は三年間という条件に、考えるまでもなく却下だと強い目で宣言する呉鳳明でした。
死者の首をはねて送り返せばいいと。
しかしこの意見について玻璃は、条件の中身が実は面白いと呉鳳明の興味を引かせます。
この条件のせいで朝廷だけでは判断ができず、呉鳳明の意見を聞く必要が出てきてしまいました。
どんな条件か聞く呉鳳明でしたが、玻璃は黙っていて答えません。
バカにされているのかと感じたかのような表情で玻璃の名を呼ぶ呉鳳明に対し…
昌平君の条件
玻璃が話した「秦からの条件」というのは、『什虎城(じゅうこじょう)』を魏に与えるというものでした。
什虎というのは、魏・楚・韓、そして秦の4つの国の国境地帯にある、最大の不落の要地。
そんな重大な場所を、秦国は今回の同盟が組めるなら魏に与えると言ってきたのです。
その話に呉鳳明は疑問を抱きます。
それは玻璃も同じように考えていました。
何故なら、そもそも什虎城というのは、秦のものでも魏のものでもなく、現在は「楚」のものだからなのです。
つまり、秦(昌平君の考え)は、魏と三年間の同盟を結ぶ、その対価として、秦と魏で共闘して楚から什虎城を奪い取り、その什虎城をそのまま魏に渡すということだったのです!
本来、什虎城もまた魏だけでは落とせる城ではありませんでした。
呉鳳明はこの条件にどう動くのか…??
キングダム649話ネタバレまとめ
昌文君と肆氏は嬴政自らが呂不韋のいる河南に向かう事は無いよう申し合わせるも、会議を延期した嬴政は既にそこに出向き、呂不韋と3年ぶりの再会を果たします。
嬴政は呂不韋の眼が変わらないと述べ、呂不韋が自分を害することはないと読んでいました。
嬴政は自分に反抗する人物が河南に集結しているのを取り締まりを命じるも、呂不韋はこれに従わないそぶりを見せます。
呂不韋はそうした人物達を寧ろ抑えていると主張し、今でこれならば中華統一後には相当の反抗が予期されると答えました。
呂不韋はこの事態は嬴政に問題があるのだと言い、自分を嫪毐反乱のときに処刑しておくべきだったのだと、嬴政の優しさが唯一の弱点となり得ると指摘し去って行きます。
その後変化のない河南は呂不韋への同地召し上げと武力討伐が決定されますが、紀元前235年、突如として呂不韋の死の報がもたらされました。
その後雪の中を進む馬車の中から、死体は別人で大王はその意を察する筈との呂不韋と側女らと思しき人物の会話が聞こえ、・・・?
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次回の『キングダム』第650話を楽しみに待ちましょう!